眼鏡とは、視力を矯正する便利な道具だ。
眼鏡を購入する際は、コンタクトを持っていないと、試着したはいいが試着した状態の顔がボヤけて見えないというジレンマに悩まされる。矯正とはいっても遠くを見るだけでなく、読書など近距離を見る際に眼鏡(遠視の人)や老眼鏡を使用する人もいる。
また、装身具としても利用されており、サングラスがその一例としてイメージしやすい。(単にゴーグルなど眼前保護用の装備品に萌えることもあるとかないとか。)
その過程で、特にメガネが必要ない人が度なしで付けることを伊達メガネという。
男性にとっても女性にとっても、紳士にとっても腐女子にとっても眼鏡は重要な萌えアイテムの一つである。その上で好まれる眼鏡のフレームのタイプもジャンルによってまちまちである。
眼鏡をかけると、額縁効果により目が大きく見える、はず。ただし強度の近視の場合はレンズによる像のゆがみでキャンセルされる。アンダーリムの場合、目と口の見かけの距離が縮まるためやや幼い顔に見えるようになるとか。
※図は上記のとおり、実際はそれに加え、レンズでの歪みによって目の拡大及び縮小が起きる。横顔で見ると、レンズによる顔の輪郭のずれが起きる。
赤いフレームは女性らしさを演出し、銀縁は理屈屋でお堅いイメージを与える。最近のお洒落眼鏡においては、男性は黒のセルフレームを選択することが比較的多いようだ。かつて眼鏡に野暮ったいイメージがつきまとっていたのは、現在ほどレンズやフレームの形状に関心が寄せられておらず、洗練されていなかったため。
コンタクトレンズに比べると矯正される視界に制限がかかるものの、逆に眼球に触れていないことで眼病や角膜を傷つける心配もなく、手入れも簡単で長く使えることからコストパフォーマンスも高いのも特徴である。
眼鏡は人の顔の見え方を大きく変える効果があるものでもあるため、眼鏡をかける・外すことによって人の印象が大きく変わることも少なくないため、眼鏡の有無による可変性も特徴であり大きな魅力となり得る要素である。
例えば「眼鏡を外すと格好良く見える」というのは、普段は眼鏡で隠されているが素顔を、眼鏡を拭く時などの限られた時間しか見ることができないというレア感が、何割り増しかでかっこよく見せているのではないかという説が有力である。逆のパターンとしての「家にいる間だけ眼鏡」などの状態も、レア度が高いことでより良く見えるのかもしれない。
眼鏡が萌えアイテムの一つであることは上述のとおりだが、その他にも眼鏡を押し上げる、キスの直前に眼鏡を外す動作にキュン☆とくるとか、逆にかけたままでフレームが当たってしまうアクシデント、眼鏡をかけたまま寝てしまい、眼鏡がズレた状態の寝顔がたまらんなど、眼鏡の状態や仕草も重要なポイントとなっている。
眼鏡を押し上げる仕草の方法にもいくつかあり、眼鏡の横のフレームをつまんで持ち上げる、中指でブリッジを押し上げる、人差し指と薬指で下部から押し上げるなど、人それぞれである。これらの方法は別に格好つけているというわけではなく、レンズを汚さずに眼鏡の位置を調整するための理に叶った方法である。
ちなみに眼鏡の人に攻撃をする場合、脂ぎった手でレンズを触る、というのが一番効果的である。
アニメや漫画、ゲームなどにも様々な形で眼鏡をかけたキャラクターが登場している。
特に古くは知的・頭脳派キャラ、あるいは野暮ったさや地味さなどを表す記号として用いられていたが、時代とともに眼鏡も発達したこともあってか扱いは変容し、今ではその枠に留まらない例も数多くなっている。詳しくは「眼鏡っ娘」、「眼鏡男子」の項目も参照。
眼鏡という属性についての好みはそれぞれである。実用的には一見視力低下などの結果としてのマイナス要素と見られがちな眼鏡だが、「心も体も眼鏡も汚す」という名言が示すように、むしろ眼鏡をかけたままの状態の方が価値があり、はずすなどとんでもない、という一派も存在している。
しかしそれが更に先鋭化し、いわゆる属性過激派となってしまっている層も少なからずいることには要注意。絶対視するあまりとにかく眼鏡を外すだけで待ってましたとばかりに攻撃したり、あからさまに眼鏡着用の優位を押し付けたりといったことは結局悪印象を広めるだけなので、好きであるのならその対象をもはや愛好家とは言えないような排他と攻撃の道具にしてしまわないように意識しておきたいものである。
特に眼鏡の印象が強い人物においては「メガネが本体」とも呼ばれたり、本人そっちのけで眼鏡の状態や安否にコメントされる場合もある。(ただし特定の作品に限らない)
最近は少ないかもしれないが、眼鏡を外すと(3_3)…俗にいう「目が3」という展開もある。ただしギャグ漫画や冴えない男子・オッサンなどが主で、可愛さを求めた女の子のキャラクターにはあまり用いられない。
前述のような性格や頭脳派といったキャラ付け、記号といった面もあるが、
レンズの透明度や反射が変化して呆れ、傍観、淡々、冷酷、不穏、不気味、企みを示す場合もある。
光源のない暗所やシルエット姿でも眼鏡だけは光って描かれる場合もある。
負傷した状態では眼鏡自体がズレていたり、ヒビが入っているといった演出や
「眼鏡が吹っ飛ぶほどの衝撃」といった動きの演出に使われる場合もある。単純に不器用やいい加減、拍子抜け、アホの子を演出するために眼鏡がズレている場合もある。
逆に激しいバトルで攻撃を受けてもレンズが割れるシーンはあまり描かれない。そう簡単に割れて貰っては困るアイテムゆえに、レンズが割れる=もう眼鏡は必要ない=死や危機的状況…を示唆している場合もある。
ギャグ漫画的な演出ではショックを受けた際・カチンときた際などに「ピシッ」とヒビが入ったり、驚愕した際に飛び出した目玉がレンズを突き破る演出もある。(次のコマでは元に戻っているが)
作品・キャラクターによって瞳の大きさに対して明らかにレンズが小さい、大きい、位置が下にズレている、ずっと頭に乗ったままという事もあるが、本人も含め誰も気にしていないのはご愛敬。(実は伊達メガネなのかもしれない)
濃い顔に奇抜なレンズ色、星形やハート形といったレンズ形状など、人物のインパクトや胡散臭さ、ブッ飛んでる印象にさらに拍車をかけている場合もある。
最初から最後まで瞳が見えず、レンズが不透明なまま描かれるキャラクターもいる。
感情を読みづらくするためか、もしかしたら作業量の軽減かもしれない。
・装飾具としては アクセサリー
・要素としては 萌え要素・属性の一覧 の百科項目も参照。
眼鏡自体は構造が単純であるものの、細い金属のフレームに薄いガラスがついた物のため非常に破損・変形しやすい。無償交換の保証期間内だとしても、交換までの合間は不自由を強いられる点は要注意。
形状記憶素材のものも販売されているが、可動部は弱点となりレンズまでは形状記憶してくれない。「形状記憶だから」と派手にグニャグニャ曲げて遊ぶのも推奨できない。あれはあくまでCMの演出である。
またレンズ自体のコーティングも熱や温度差に弱いため、曇るからとお風呂のお湯に浸したり、高温のサウナに持ち込む、真夏の高温の車内に常備するといった行為は推奨できない。レンズがひび割れる訳ではないがコーティングがひび割れのようにハゲて非常に見づらい。あとサウナの場合フレームが歪んで使用出来なくなる。フレームが高温になり火傷する可能性がある。(偶に眼鏡属性のキャラがメガネを掛けたままサウナに入っているイラストがあるがマネしないように)
汚れた場合は身近な布やティッシュではなく、クリーニングクロスの使用が推奨される。(よく眼鏡ケースに一緒に入っているあの柔らかい布である)また砂塵が付着した場合は水洗いから始めないと一緒に擦られてレンズが傷つく。眼鏡屋さんに持っていくと無償でクリーニングして貰えるので助かる。
不慮の破損や事故・災害等、万一の破損に備えてひとつ予備を持っておくと安心。(過去に使用していた眼鏡をそのまま流用することも可能)
サングラスは、妙に安価だったり粗悪品の場合は要注意。紫外線に対する遮蔽性能が弱いため、強力な紫外線がレンズを素通りし続けることで目に重大なダメージを与え続ける。(サングラス使用下においては薄暗い=光を多く取り入れる為に瞳孔が大きく開くため)単に値段や見た目だけでなく十分な遮蔽性能を備えた製品を選ぶ必要がある。
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掲示板
174 ななしのよっしん
2024/11/21(木) 00:51:55 ID: U8xiScuLbG
>>171
眼鏡外した状態だと風呂場で困る家族は外さないけど
自分は眼鏡外した状態でも風呂場で困らないから外す
個人的には風呂上りの眼鏡を思うと単純に眼鏡したままの風呂とか曇って大変なんじゃないかという気はするんだけども
175 ななしのよっしん
2024/12/14(土) 15:35:50 ID: XDdSn8i13+
偏光レンズは物の鏡反射をカットするので、水中を見たりする際に有効
空の色とかも偏光レンズだと色味が変化する
176 ななしのよっしん
2024/12/14(土) 15:42:35 ID: MMreP72m+Q
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最終更新:2024/12/23(月) 00:00
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