駒形由美とは (コマガタユミとは) [単語記事]

概要

志々雄真実の愛人。通称“夜伽”の由美。1850年1月生まれ。東京府出身。
妖艶な美女であり、性格は気丈で姉御肌。

常に志々雄の側に仕えている立ち位置から、同じく側近である瀬田宗次郎や佐渡島方治との会話も比較的多い。特に十本刀のなかでも志々雄からもっとも信頼されている宗次郎とは仲が良く、「坊や」と呼んでいる。また、沢下条張からは「由美姐さん」と呼ばれている。

その通称通りの役目を担っており、志々雄の寵愛を一身に受けている立場から、本条鎌足からはライバル視されている。一方、彼女自身も志々雄の為に戦えない自分を歯痒く思っており、宗次郎や鎌足に内心嫉妬していた。

かつては吉原一の花魁であり、花魁であることにプライドを持っていたが、マリア・ルーズ号事件で自分たち遊女を家畜扱いしたを機に明治政府を憎んでおり、後述する外伝作品を機に志々雄真実と行動を共にするようになった。

本拠地に赴いた剣心たちの案内役を務めた際は、左之助とはコミカルなやり取りも見せる。

志々雄を最も愛していた人物であり、最終決戦では志々雄の役に立ちたいがため自らを犠牲にして命を落とした。このとき、「初めて志々雄様の戦いの場で役に立てた」と喜び、志々雄に看取られながら息を引き取り、その亡骸は人体発火を起こした志々雄と共に焼失する。

モデルは女優の由美かおる。作者によると元々は名前が無く、大物の悪党が侍らせる美女という志々雄のオプションに過ぎなかったが、後にキャラクターに昇格させたとのこと。

外伝「炎を統べる」にて志々雄真実との馴れ初めが描かれた。志々雄真実を主役とする同短編においては、当然、彼女が名実共にヒロインも務めている。

ニコニコ動画では検証シリーズにて度々登場し、佐渡島方治と並んで立っている姿がちらほら見ることができる。

どの国のバージョンでも個性的な御声と空耳を披露してくれる。

因みにネタバレが大の嫌いであるので、由美姐さんの近くでは迂闊に物語の結末を言ったりしないよう気をつけよう。
でないと「ネタバレ死ねよ！」と怒られちゃうよ！

由美姉さんが瀬田宗次郎のことを「糞次郎」と呼ぶこともある

トドレモン（AOCのホモレモンに対抗して作ったもの）という商品も作った