志々雄一派の十本刀の「“明王”の安慈」こと悠久山安慈より、斬馬刀を失った相楽左之助が命がけで修行して習得した必殺技である。一見するとただのパンチだが、巨岩や大木を粉微塵にするほどの破壊力がある。
習得してから日の浅い左之助は右の正拳でしか使用出来ないが、
本来は両腕両足、頭突き、あるいは手持ち武器で使うことも可能で、遠距離攻撃にも応用可能な、修練次第で様々に派生する技である。
開眼者である安慈は「破壊の極意」と形容しており、一個の必殺技というよりもっと広い意味があるようだ。
その破壊力は1発目の拳第2関節の打撃で物体の抵抗力を殺し、刹那に拳を丸めて第3関節の2発目を打ち込むことで完全に破壊するという原理により生じるものと説明されている。
ウソ科学なのだがインフレバトル漫画としては多少のリアリティがあるため、るろうに剣心全盛の時期に練習した子どもたちも相当数いると思われる。
天性の打たれ強さだけが取り得だった左之助にとっては京都編・人誅編の強敵と戦うための生命線となる。ただし拳にかかる負担が大きく、後述の安慈戦で三重の極みを放ち痛めた状態で志々雄真実に向けて繰り出した際には拳が砕けてしまった。
以降の本編では使うとこちらの拳も裂けてしまうハイリスクハイリターンな技となっている。終盤ではこれに対し一発目と二発目を両拳で分担することで、威力は本流より劣るものの負担を軽減させることに成功している。
パラレルワールドであるキネマ版では右手だけでなく左手の正拳でも使え、そのまま二重の極みでオラオラのラッシュを繰り出す「二重の極み 連ね撃ち」を繰り出せる。
北海道編ではコークスクリューをしながら放つ「旋拳 二重の極み」を披露し、劍客兵器於野の裂斧掌を腕ごと破壊した。
悠久山安慈との戦いにおいて一度だけ見せた、左之助思いつきの派生技。三重は「みえ」ではなくシンプルに「さんじゅう」と読む。その内容は、二重の極みの二発目を叩き込んだ刹那に、五指を弾くように開くことでさらにもう一撃を重ねるというもの。
安慈戦において二重の極みの真っ向からのぶつかり合いとなった際に安慈の二重の極みを打ち破った。が、二重の極み以上に拳を酷使する技であり、使用後は以前のように何度も二重の極みを繰り出せる状態ではなくなってしまった。
「るろうに剣心」の英語吹き替え版にて、左之助の声優(Lex Lang氏)が「フタエノキワミ、アッー!」と叫ぶ場面、及びそれを素材にしたMAD動画がRC時代に流行した。
空耳セリフ自体やMADジャンルとしての詳細は「フタエノキワミ、アッー!」を参照。
掲示板
213 ななしのよっしん
2024/11/16(土) 11:27:26 ID: AZHJi1ooE4
左之助「できらぁ!1ヶ月なんて待たずに1週間で二重の極みを習得できるって言ったんだよ!」
安慈「ならば、言葉通り1週間で二重の極み習得できなければここで死んでもらう」
左之助「えっ?1週間で二重の極みを?」
214 ななしのよっしん
2024/11/17(日) 02:18:08 ID: lea3nWNJCG
和尚新アニメでは修行中に色々譲歩してくれてるけど、大前提の「一ヶ月で会得出来なければ◯す」は原理説明後にいきなり押し付けてくるから中々理不尽だよね
215 ななしのよっしん
2024/11/18(月) 16:35:45 ID: OzKE6bqPgH
>>214
まあ和尚はそれ聞いて怖気付いてやっぱ辞めますと言われれば普通に見逃してくれるだろう
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最終更新:2025/01/09(木) 08:00
最終更新:2025/01/09(木) 07:00
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