ユダヤ人について疑問に思う事 ユダヤ人はほぼユダヤ教徒ですが、なぜユダヤ「教徒」と呼ばれずにユダヤ「人」と呼ばれるのでしょうか?

世界史 | 宗教287閲覧

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ThanksImg質問者からのお礼コメント

皆様、回答ありがとうございます。思った以上に複雑な背景があるの ですね。

お礼日時:10/1 22:42

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他の方が凄く詳しく、詳細に解説されているので、それが『正確な事実』です。 ですが、詳しくない大多数にとって、 『ユダヤ人であるための唯一のアイデンティティはユダヤ教徒であること』 という認識で、実際これがほぼ事実でもあります。 遺伝的人類分類学を強硬に 『ヘイトの元凶となる』として国際的に妨害している団体はユダヤ人が多いですが、理由が他と逆で 現代のユダヤ人に遺伝学的アイデンティティが無いから、文化人類学まで止めようとしています。 欧州でユダヤ人が迫害の対象になった理由も、様々で簡単に言ってはいけない事ですが、 根は他の移民問題と同じで、 『現在居住している地域に帰属意識を持たず、ユダヤ人であることに誇りを持ち続けたから』 アイデンティティをどこに求め誇りにするかは自由とは言え、 異邦人であることを止めない人はどうしても迫害されやすい。 ただその全ては、 欧州からアメリカを経由した入植者が 元々住んでいたアラブ人を『ユダヤ宗教の聖典に従い』虐殺して良い理由にはならないんですが。

非常に複雑な問題です。 ☆ユダヤ教徒と呼ばずにユダヤ人と呼ぶ理由 日本語の不備、イエスキリストの存在が関係しています。 確かにユダヤ人がユダヤ教徒でない場合もありますが、この思想はイエスキリストの存在が大きいです。イエスキリストはユダヤ人でありユダヤ教徒ですが、キリスト教はそれを認めたくないのが要因です。 あとは、 ユダヤ教徒=ユダヤ人 キリスト教徒=クリスチャン イスラム教徒=ムスリム と全て言葉は存在し、日本語の不備のようなものもあります。

古代あの地域をユダヤと呼んだ。ユダヤ国の人たちだからでしょう。 アメリカもユダヤ教徒が安息日に職場休んだりすると重い罰金払わされる。罰金払うのが嫌でユダヤ教棄教してしまうユダヤ人だらけという。ヒトラー時代もどかっと棄教したですからね。棄教しても血統的にユダヤ人なんでしょう。 ソビエト時代はユダヤ教も禁じられユダヤ教って何か知らないユダヤ人だらけだそうです。だけどイスラエルに帰還してイスラエルを今日のハイテク大国にまで押し上げたのはソビエトユダヤ人たちです。ああいうIT科学の才能があるのはユダヤ民族だからでしょう。 最近は混血がすすんで一見してわかる人は減ってるんでしょうが。 カーク・ダグラスが書いてたけど。イタリー行くとけらけら笑えるくらいユダヤっぽい顔が多いんだそうです。 「あの顔はユダヤだ!この顔もユダヤだ!けけけー」と笑ってたら「あなたどうしてそんなによくわかるの?」俺がユダヤだからさー。ローマ時代どかっとユダヤ人技術者をローマに連れてきたからユダヤ人多いんだそうです。 イタリアユダヤ人がアウシュビッツで「イタリアユダヤ人ときたらどいつもこいつもイタリー人と同じ顔してヘブライ語も知らんしイエデッシュ語も知らん。本当にユダヤ人なんか?」とうたがわれた。 ヘブライ語イエデッシュ語がしゃべれないとユダヤ人か疑われる。 ユダヤ人同士どうやってわかるかというと。 旧約聖書の解釈の仕方聞くとその人がユダヤ教とかキリスト教徒かわかるらしい。タルムードの知識が豊富なんでわかるという。家が株式仲買人とか香辛料商人とか宝石商ミュージシャン、工芸家とかユダヤ人に多い職業がある。 顔がスカンジナビアみたいなんで最後までナチスから逃げ延びたユダヤ人もいます。 私が子供のころはテレビ見てても一見してユダヤ人とわかる人いっぱいいたですよ。オリンピック選手でもソ連、ポーランドとかの選手旧約聖書から飛び出してきたみたいな人多かったです。 19世紀生まれのユダヤ人の写真見てるとわかってきます。 以前独からアメリカに逃げた人の写真見てたらアメリカ人が「この顔はユダヤだよ」って言うんです。私にはわかりませんでした。やっぱりカリフォルニア辺りの人はよく知ってますね。 ボヘミアのユダヤ人フランツ・カフカは。ある日プラハでロシアのポグロム逃れてきたユダヤ人と出会った。しゃべってたら恐ろしく賢い人ばかりで 自分は血統だけのユダヤ人にすぎなかったと気づいた。この人みたいにユダヤ学学んだ本格的なユダヤ人になりたいと思い死ぬまでタルムード読んでイエデッシュ劇場に通って過ごした。 相手がユダヤ人だと配偶者は比較的ユダヤ教徒に改宗しやすいのですが 今日、ユダヤ人同士結婚するカップルは半分もいなくて 配偶者がユダヤ教徒になる例は5%だそうです。 ユダヤ人は自分たちはヤコブの腰より生まれし者という連帯意識で結ばれてます。ヤコブの腰より生まれてきた人たちです。 イエス時代のユダヤ人口は1千万人だったがあれからたいして増えてません。 沢山殺されてきたし、棄教してしまったユダヤ人だらけです。 ユダヤ教はユダヤ人の民族宗教です。ユダヤ人限定なので異民族に布教しません。ユダヤ教徒の試験にパスすると世界中のシナゴーグへ行って「ユダヤ人」と言うだけで入れてくれるそうです。 BC3000年くらいチグリスユーフラテス沿いに住んでた昔から同族意識で医学の民文書の民で聞こえてたという。 アブラハムが太祖と書いてあるけど。 アブラハムの庶子イシマエルはアラブ人になってるしアブラハムの甥ロトの孫はモアブ人アンモン人の祖になってるし エソウの子孫もエドム人になって皆はなれてゆき今はイスラムです。 モーゼの教えを守ってきた12氏族がユダヤ人。 レビ族、アーロンの直系コーエンさん、アーロンの子孫エズラさん。 ダビデ王直系ルリヤさん、エフライムの子孫ヨシュアさんとか今も健在で活躍してますよね。

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tak********さんの回答が詳しいですが、 簡単にいうとユダヤというのは宗教、人種(遺伝子的に分類された民族という意味)、文化、等々… 色々な面から特徴づけられる民族なわけです。 その内、文化や人種は現代のユダヤ教が、現代に「近い」(主観的な言葉ですが…)形で形を整えたよりずっと歴史が古い訳です。 イスラエルが建国され、ユダヤの文化が形作られたのは、日本がまだ縄文時代後期の頃ですが、 ユダヤ教の正典が確立したのは弥生時代中期と考えられているくらいですから… ユダヤ人の驚くべき所は、そんな縄文時代後期から連綿と続く文化を… まちろん一部であり、多くの部分は失われたり 元とは形や意味が変わってしまったりした部分があったりはするでしょうが… 未だに保ち続けているという事です。 中には、ユダヤ人の子孫で、ユダヤの文化は大事に継承しようとしているが、 ユダヤ教という信仰は信じていないし シナゴーグ(ユダヤの礼拝所)には行ったこともない なんて人も大勢いるわけですよ。 一般相対論で有名なアルバート・アインシュタインや哲学車のバーナード・ラッセルなんか良い例です。 そういう人達の事を何と呼ぶか? ユダヤ系だからといってユダヤ教徒とは呼べない訳ですよ。 ちなみに「ユダヤ教徒」と言わない訳ではなく そう言う場合もありますよ。 使い分けとしては、遺伝血統的にユダヤ民族の子孫であるとか、ユダヤ文化の継承者であるという事を強調する場合は「ユダヤ人」、 ユダヤ教という宗教を信仰しているという事を強調する場合は「ユダヤ教徒」 と言います。

ユダヤ教徒をユダヤ人と呼んでいるだけです 迫害を受けて世界中を転々としてましたから、混血が進んで純粋な民族として残っていないわけです そのため、ユダヤ教を信じている人間をユダヤ人と呼んでいるわけです