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そういうの、話にはよくあるんですが、実際にはほとんどない、とも言われるんですよね。 何故かと言えば「メリットが無い」からです。 戦場、それも乱戦の中で最悪なことは「味方が減る」ことなんです。 だからですねえ、例え「恨みのある上官」でも「乱戦の中で射殺する」というのは、よっぽど余裕のある軍隊でも危険を伴う、特に日本軍みたいに「勝っている時でも敵より少数」みたいなところではまあ有り得ない話になる訳です。 だからですねえ、日本軍では例えば、「終戦後、引揚船の甲板から海に落とした」な~んて話は聞きますが、「乱戦中に」というのはほぼ無いでしょう。 アメリカ軍なんかでも、「無能な上官をなんとかクビにする、異動させる」みたいな話はあるし、基地の中で殺してしまう、みたいな例もあったみたいですが、戦場では「貴重な味方の一人」なんです。 こういうイメージ、理解しやすいのは、本格的な歩兵戦のシミュレーションゲームでもしてみるといいかもしれません、歩兵分隊(10名前後の基本的部隊)で、一人でも戦死するとガクっと戦力が落ちるんですよ。 一般に「ランチェスターの法則」という理論上の計算式があるんですが、近代射撃戦での戦力は、「数の二乗に比例」するんで、例えば「10人の分隊」だと、一人減るごとに戦力は「100」から「81」「64」「49」と減ってしまう、なんと3人減れば半分以下になる訳です。

水木しげるさんの漫画で ジャングルでの小隊のパトロール中に 敵襲を受けたという状況になり発砲したが、 実際は敵はいなくて上官が撃たれ手榴弾で自爆した というシーンが描写されてますね …………