情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

-生きのびるために「狂気」に逃げ込むしかなかった男-橋本勝の政治漫画再生計画第37回

2006-09-20 17:27:31 | æ©‹æœ¬å‹ã®æ”¿æ²»æ¼«ç”»å†ç”Ÿè¨ˆç”»
【橋本さんのコメント】
 多くの信者をマインドコントロールし、大量殺人をくわだてたカルト教団、オウム真理教の教祖松本被告の死刑が確定した。
 宗教者にしては強烈なエゴの持ち主にして、臆病者の彼は死を極度に恐れている。彼が死刑から逃れる道が3つある。
 1.日本で死刑制度が廃止されること。だが残念ながらその可能性はほとんどない。
 2.自ら命を絶つこと。でも生に執着し、他者の死には鈍感でも、自分の死については怖くてたまらない彼が自殺をするとは思えない。
 3.彼の精神の病が重くなり、死刑執行ができなくなる。彼は自らをマインドコントロールし「自分は気が狂った」暗示をかける。この作戦は見事に成功。本人さえ狂気を演じているのか本当なのか分からなくなってしまう。だが国家は非情である。そんな彼の思惑も、糞尿をたれ流すといった努力も無視し、彼の首を吊るすことに躊躇をしないのである。






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法テラス問題で国賠提訴へ~新国選弁護制度反対弁護士ら(週刊法律新聞)

2006-09-20 04:08:14 | é©æ­£æ‰‹ç¶šï¼ˆè£åˆ¤å“¡ãƒ»å¯è¦–化など)
週刊法律新聞9月15日号によると,【検察庁と一体の法務省が実行支配している日本司法支援センター(金平輝子理事長)が運営する新国選弁護制度について,この「国営弁護制度」に反対する弁護士らが,支援センターを経由しなければ国選弁護を受任できないという制度は違憲として,国を相手取った国家賠償請求訴訟を提起する方針であることが12日,分かった】という。

同紙によると,提訴は,支援センター(法テラス)が業務を開始する10月2日に合わせる予定だといい,【今回の国賠訴訟は,憲法と被疑者・被告人の権利保障を大事にする思いが強く,何よりも国選をやりたいという気持ちがある弁護士らを国選から排除する新国選制の不当性を浮き彫りにするものとなりそう】と評価している。

なお,支援センターとの契約を取りまとめる役をしている各弁護士会が,さまざまな手段を用いて契約を強いる活動をしていることで,「精神的な苦痛を受けた」として,弁護士会と日弁連への損害賠償請求を希望する声もあると伝えている。契約強制例としては,契約締結の総会決議を可決し,契約拒否は懲戒にすると迫るケースがあったという。





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政治家の批判はOK~BRCがメディアの責務を認めた判断

2006-09-20 02:51:58 | ãƒ¡ãƒ‡ã‚£ã‚¢ï¼ˆçŸ¥ã‚‹ãŸã‚ã®æ‰‹æ®µã®ã‚り方)
報道ステーションが民主党代表選挙に関して報道した党内事情について,民主党の仙石・枝野両議員がBRCへ申立をしていたが,BRCは,放送倫理に違反するものではないという決定を下した(ここ←クリック)。

結論から紹介すると,
【申立人らは、いずれも政治家として、著名な存在であり、その政治的言動についてメディアが報道、論評をすることは、国民の知る権利との関係でも、また開かれた民主的な政治体制を維持する上で重要なことである。このような立場にある政治家は、その政治的動向、時にはそのプライバシーを報道、論評されることにおいて、公共性、公益目的があるとされる場合が多く、公務員、あるいは公職選挙によって選ばれた者として、一般私人よりも受忍すべき限度は高く、寛容でなければならない立場にある。
  本件は、そもそも本件放送によって社会的評価を低下させたものとは認められず、名誉毀損をもって論じるケースではないし、申立人らが民主党の有力な政治家であり、自らも、メディアを通じて、その批判について反論する機会を有するだけの政治的な力量をもつ以上、むしろこのような自由な論評は甘受すべきであり、本件放送を論難することについては、報道の自由を堅持し、政治的干渉からの自由を擁護することを通じ、民主主義を維持発展させるという観点から疑問なしとしない。】
と手厳しい。

正直,仙石・枝野両議員は,このような申立をするにあたって,十分な検討をしたのだろうか? 正直,言論の自由を訴えていくべき野党側が,言論の自由を抑え込もうとすることには違和感がある。もちろん,政治評論には誤報もあるだろうが,逐一,それを敵視し封殺しようとすることは,抑止効果を招きかねず,許されない。

民主党まで自民党と同じようなことをすると絶望的な感じに襲われる…。





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