軍用型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/21 05:30 UTC 版)
エクアドル - ベル 214Bを導入。 フィンランド イラン - 陸軍および空軍で使用。 ベネズエラ アラブ首長国連邦 - ベル 214Bを導入。
※この「軍用型」の解説は、「ベル 214」の解説の一部です。
「軍用型」を含む「ベル 214」の記事については、「ベル 214」の概要を参照ください。
軍用型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 08:39 UTC 版)
「ノースアメリカン セイバーライナー」の記事における「軍用型」の解説
T-39A アメリカ空軍向けのパイロットの慣熟訓練機と多用途輸送機。セイバーライナーの試作機を基にしているが、エンジンは3,000 lbf (13 kN)のプラット・アンド・ホイットニー J60-P3に変更。143機製造。 CT-39A 貨物と人員輸送用に改造したT-39A。P&W J60-P-3/-3A エンジンを搭載。 NT-39A 電子機器の試験用に改造されたT-39A。1機のみ。 T-39B アメリカ空軍向けのレーダー・システム訓練機。リパブリック F-105D戦闘爆撃機のアビオニクス(R-14 NASARR 主レーダーとAPN-131 ドップラー・レーダーを含む)と訓練生3名分の席を装備。6機製造。 T-39C ノースアメリカン F-101B ヴードゥー全天候戦闘機のアビオニクスを搭載したレーダー・システム訓練機。製造されず。 T-39D (NA265-20 or NA277) レーダー迎撃士官訓練用のAN/APQ-94レーダーと爆撃手/航法士訓練用のAN/APQ-126を搭載したレーダー・システム訓練機(1962年の機体名称変更以前はT3J-1)。42機製造。 CT-39E アメリカ海軍向けのJT12A-8エンジンを搭載した貨物/人員輸送機。元々の名称はVT-39E。7機の中古機。 T-39F アメリカ空軍向けのF-105G "ワイルド・ウィーゼル"の搭乗員のためのT-39Aの電子兵器要員訓練機。 CT-39G アメリカ海軍向けのスラストリバーサー付きJT12エンジンを搭載し、胴体を延長したシリーズ60を基にした貨物/人員輸送機。13機購入。 T-39G 航空士官訓練プログラム(Undergraduate Flight Officer Training program)用のCT-39Gの改造型。 T-39N 航空士官訓練プログラム(Undergraduate Flight Officer Training program)用のアメリカ海軍の練習機。 T3J 1962年にT-39Dとなったアメリカ海軍での元々の名称。
※この「軍用型」の解説は、「ノースアメリカン セイバーライナー」の解説の一部です。
「軍用型」を含む「ノースアメリカン セイバーライナー」の記事については、「ノースアメリカン セイバーライナー」の概要を参照ください。
軍用型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 12:30 UTC 版)
「An-2 (航空機)」の記事における「軍用型」の解説
東側諸国をはじめとする各国の軍隊でも、1970年代頃までは小型輸送機として運用していた。ベトナム戦争では、ベトナム人民軍機が実戦に投入され、本来の輸送任務の他、少量の爆弾を搭載して爆撃任務も行った。爆撃を行った同機が、エア・アメリカのUH-1Bによって「撃墜」された事例もある。クロアチア紛争においても、航空戦力が劣勢だったクロアチア共和国軍が爆撃機や簡易電子戦機として、時には夜間作戦にも使用していたとされる。 北朝鮮では、An-2の中国生産型であるY-5を特殊部隊が運用しているという。同国では、この機体は木製のプロペラとレーダーに映りにくい断面、キャンバス生地張りの主翼後半部と合板張りの水平尾翼など、ある程度の「ステルス性」が自然と備わっており(実際にはほとんどの部分が金属製のモノコック構造であり、機体そのものにはステルス性は無く(グレグソン米国防次官補(アジア・太平洋安全保障問題担当)が2010年9月16日の上院軍事委員会に提出した書面証言での「ほとんどが布と木でできている」という記述は誤情報である)、前線に破壊活動のための特殊部隊をパラシュートで降下させようというものである。また、ヘリコプターよりも低速で巡航できるためレーダーにトラックが動いているようにしか映らないのではないだろうかという指摘もある。ただし、低速のため乗り心地は悪くないが、機内のエンジン音が著しいため、機内でのコミュニケーションは全て手信号で行われている。しかし、その前年の2009年5月4日午後2時30分に、忠北、永同郡、黄澗面、黄澗IC近隣に、韓国空軍の訓練用航空機「L-2」1機が不時着し炎上大破した。この事故により、「L-2」が実はAn-2の偽装名であることが、中央日報の記事やミリタリーサイトを通じて明らかになった。実は韓国空軍も長らくAn-2を特殊戦訓練用に運用していたが、韓国国防部や韓国空軍は、その事実をマスメディアが記事にすることを許さず、隠蔽していたのである。2009年5月8日の情報消息筋によれば、韓国空軍が保有するAn-2は全20機余りに達し、大部分は1970-80年代にポーランドなど東ヨーロッパ圏国家から導入した物とのことである。保有目的は、北朝鮮軍の空中浸透に対応する戦略・戦術を開発するためである。当然韓国側はAn-2にステルス性が無いことを知っていたはずである。 また、韓国の聯合ニュースが伝えたところによれば、2008年10月9日に黄海上で行った軍事訓練で、旧式の地対艦ミサイルである「シルクワーム」を改造した空対艦ミサイルをAn-2の機上から発射したとされる。しかしながら、同ミサイルの重量は3トンであるため、燃料を含めた最大搭載量が2トンしかない同機への搭載は不可能であるはずだが、それでも韓国の軍当局は「同機を新たな脅威」として対処していく方針で、対空用の機関砲などを増強している。 2014年に入り、韓国の中央日報は、北朝鮮軍の特殊部隊が最近、韓国に侵入する特殊作戦用の航空機を投入し、韓国の民間空港への攻撃、占拠を想定した訓練を実施したと報じ、An-2をその形状や低速によるレーダー捕捉性の低さなどの理由で使用し、北朝鮮の特殊部隊が韓国進攻作戦に踏み切った場合、同機が主力兵器になるとみられていると報道したと言う。 2020年ナゴルノ・カラバフ紛争において、アゼルバイジャン軍は無人機化された機体を囮として使用することで、アルメニア軍の防空システムの位置を露見させこれを破壊するのに大きな役割を果たした。 An-2自体は機密性の低い汎用機であるが、上記のように空挺作戦や特殊作戦に使用される事が多いため、アメリカ陸軍も研究用として限定数のAn-2を保有している。
※この「軍用型」の解説は、「An-2 (航空機)」の解説の一部です。
「軍用型」を含む「An-2 (航空機)」の記事については、「An-2 (航空機)」の概要を参照ください。
軍用型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 03:55 UTC 版)
コンベア240は将官や戦傷者輸送のためにアメリカ空軍で輸送機として運用され、「C-131サマリタン(C-131 Samaritan)」と称されていた。この後継機が「C-9ナイチンゲール(DC-9)」である。また機上作業練習機型が「T-29」として採用された。
※この「軍用型」の解説は、「コンベア240」の解説の一部です。
「軍用型」を含む「コンベア240」の記事については、「コンベア240」の概要を参照ください。
軍用型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/16 01:24 UTC 版)
W-3Tソクウ 非武装の輸送型で、ポーランド以外にもチェコ、ミャンマーで使用されている。 W-3Pソクウ ポーランド海軍の軍用人員輸送型 W-3Sソクウ ポーランド空軍のVIP輸送機型 W-3Wソクウ ポーランド陸軍仕様の攻撃型。機体に2連装23 mm GSz-23Ł機関砲を固定装備し、4つのパイロンを有する。 W-3WAソクウ W-3Wと基本的には変わらないが、W-3Aの機体を使用している。ポーランド陸軍で運用されている。 W-3Rソクウ ポーランド空軍及びチェコ空軍で運用されている、救急ヘリコプター仕様 W-3RLソクウ ポーランド空軍の地上用捜索救難型 W-3RMアナコンダ(Anakonda) ポーランド海軍の洋上捜索救難型 W-3WARMアナコンダ(Anakonda) W-3A仕様の機体を使用する、ポーランド海軍向け洋上捜索救難型 W-3PSOT / W-3PPDギプスフカ(Gipsówka) W-3PPDは空中指揮機仕様(PPDは" Powietrzny Punkt Dowodzenia" - "Airborne Command Post"の略称)であり、2006年に、新型のデジタル戦場指揮統制システム(砲兵隊への目標指示が可能なトパス火器管制装置を装備したW-3PSOT(Powietrzne Stanowisko Obserwacji Terenu:Airborne Observation Postの略称)これらの派生型は、W-3Wと同様に4つのパイロンを有しているが、固定式機関砲は撤去されている。ポーランド陸軍にのみ配備。 W-3RRプロツィヨン(Procjon) ポーランド陸軍の電子偵察機仕様。
※この「軍用型」の解説は、「W-3 (航空機)」の解説の一部です。
「軍用型」を含む「W-3 (航空機)」の記事については、「W-3 (航空機)」の概要を参照ください。
軍用型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/08 08:19 UTC 版)
「ボンバルディア チャレンジャー 600」の記事における「軍用型」の解説
CL-605 MSA (Boeing Maritime Surveillance Aircraft) ボーイングが605を改造した洋上監視機。ボーイングが販売するP-8は高価であるため、より低コストな機体を望むユーザー向けに提案されている。MSAは洋上監視機(Maritime Surveillance Aircraft)の略。 監視機材としてターレット式のカメラ、磁気探知機を搭載するほか、P-8と同じAN/APY-10レーダーを機首下部に追加している。 洋上監視が主目的であるためソノブイや武装の運用能力は無く、P-8のようなMQ-4C トライトンとの連携機能もない。エンジンなど機体構造は605とほぼ同等である。 販売からサポートまでボーイングが担当する。予定価格は5500万から6000万ドルとP-8(2億ドル以上)に比べ安価に抑えられている。
※この「軍用型」の解説は、「ボンバルディア チャレンジャー 600」の解説の一部です。
「軍用型」を含む「ボンバルディア チャレンジャー 600」の記事については、「ボンバルディア チャレンジャー 600」の概要を参照ください。
軍用型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 22:16 UTC 版)
「カスタムロボのロボ、パーツ一覧」の記事における「軍用型」の解説
A.I.R.S(エアーズ)(GX, 激闘!) [6/6/3/10] 激闘!:[3/3/5/9] 主人公から一時回収したレイスカイヤーのデータをもとに、軍事用に改造されたレイスカイヤー。「A.I.R.S」と書いて「エアーズ」と読む。対ダークキメラ戦の切り札として、ポリス隊が極秘に開発していた。外見はレイスカイヤーの色違いで、全身が金色を基調とした配色に変更されている。『GX』では全能力が強化されており、レイスカイヤーの純粋な上位互換機に相当する。 『激闘!』ではストーリーには一切関わらず、激闘編にて条件を満たすと、ムソウが使用ロボを本来のロボからA.I.R.Sに変更する。スカイヤーダッシュが2回まで可能な上、装備した武器の攻撃力が全ロボ中最も大きく増加するが、その代償として防御面が大きく低下している。 A.I.R.Sという名前ではあるが、何らかの言葉の略語なのかどうかなどは、ゲーム中では語られず不明。 アタックは回避タイプで、逆立ち状態で高速突進を仕掛けた後、真上へ大ジャンプする。動作後は遥か上空にいる状態となる。ヒットした相手は前方へ大きく吹き飛ぶ。 ダークキメラ(GX) [10/10/10/10] 『GX』における最終ボスに相当する。ニカイドウグループが最終兵器的なものとして開発していたロボで、薬を飲んで身体能力を3倍に強化したニカイドウが操作する。銀色を基調とした規格外の巨体と極限まで高められた圧倒的な性能を誇るが、ヤナイによると戦う時点では未完成の段階であったらしい。そのためか移動速度はパラメータに反して遅く、ダッシュも使用してこない(ジェイムスンと同様挙動自体は存在しており、改造でプレイヤーが使用することで、後述するライジングキメラと同じダッシュを行うことが確認できる)。バトル中は常にプレイヤーに近付くように移動する。 専用パーツであるダークプラズマ、ダークボム、ダークガンナー、ダークスライドを装備している。なお、いずれのパーツも説明は「Unknown」と表記されており、詳細は不明となっている。劇中では入手不可。 ライジングキメラ(GX) [10/10/10/10] かつてトイザらスで開催されていたチャレンジイベントで戦うことができた隠しボス。現在では『BR』との連動により、挑戦出来るようになる。外見はダークキメラの色違いで、金色を基調としている。また未完成のダークキメラにはなかった足が追加されている。ダークキメラとは攻撃力や攻撃パターンに違いが見られる。ダッシュが使用できるようになっており、移動能力が高められているが、通常の移動速度は相変わらず遅い。 専用パーツであるライジングプラズマ、ライジングボム、ライジングガンナー、ライジングスライドを装備している。なお、いずれのパーツも説明は「Unknown」と表記されており、詳細は不明となっている。劇中では入手不可。
※この「軍用型」の解説は、「カスタムロボのロボ、パーツ一覧」の解説の一部です。
「軍用型」を含む「カスタムロボのロボ、パーツ一覧」の記事については、「カスタムロボのロボ、パーツ一覧」の概要を参照ください。
軍用型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 02:28 UTC 版)
「Il-76 (航空機)」の記事における「軍用型」の解説
アルジェリア アンゴラ アルメニア ベラルーシ 中国 インド イラン イラク 湾岸戦争でアメリカ空軍のF-15によって1機が撃墜されている。 リビア 北朝鮮 ロシア ソビエト連邦 ウクライナ イエメン
※この「軍用型」の解説は、「Il-76 (航空機)」の解説の一部です。
「軍用型」を含む「Il-76 (航空機)」の記事については、「Il-76 (航空機)」の概要を参照ください。
軍用型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 07:56 UTC 版)
「ユーロコプター EC 145」の記事における「軍用型」の解説
軍用版はH145M(改称前の名称はEC 645)またはUH-72 ラコタとして訓練・兵站・救急搬送・偵察・兵員輸送などの用途に使用される。H145Mはドイツ空軍がKSKの支援用に導入するなど、近年ヨーロッパ諸国を中心に採用が増えている。また、モジュール式兵装システム「HForce」を搭載した武装型も2017年9月8日に初飛行し、セルビア空軍やハンガリー空軍が採用を決定している。 UH-72A ラコタ ドイツ空軍のH145M 採用国 アルバニア ボリビア フランス ドイツ ハンガリー カザフスタン ルクセンブルク セルビア タイ イギリス
※この「軍用型」の解説は、「ユーロコプター EC 145」の解説の一部です。
「軍用型」を含む「ユーロコプター EC 145」の記事については、「ユーロコプター EC 145」の概要を参照ください。
軍用型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 13:56 UTC 版)
「ボーイング737 ネクストジェネレーション」の記事における「軍用型」の解説
P-8 -800ERX型を基に、アメリカ海軍がロッキードP-3の後継として導入した哨戒機。インド海軍やオーストラリア空軍でも採用されている。ボーイング社では737-800Aという名称も使用している。 737 AEW&C -700型を基にした早期警戒管制機。オーストラリア空軍・トルコ空軍・大韓民国空軍・イギリス空軍が採用した。 C-40 C-40AはC-9Bの後継としてアメリカ海軍に導入された輸送機。C-40BおよびC-40Cはアメリカ空軍の高官輸送機。C-40Aは主に海軍機として運用されており、陸軍高官輸送機としてはC-12(キング・エア200型改修機)が用いられている。
※この「軍用型」の解説は、「ボーイング737 ネクストジェネレーション」の解説の一部です。
「軍用型」を含む「ボーイング737 ネクストジェネレーション」の記事については、「ボーイング737 ネクストジェネレーション」の概要を参照ください。
軍用型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 08:07 UTC 版)
アメリカ空軍のKC-Xにおいて空中給油機型のKC-777が提案されたが、KC-767(後にKC-46Aとして採用)に敗れている。 日本の航空自衛隊が運用する日本国政府専用機として使用している747-400の後継機として777-300ERを導入し、2019年4月に運用を開始した。これが777初の軍用機となる。 2015年5月にはインド政府および空軍が運用するインド共和国政府専用機についても、日本と同様の777-300ER型機に決定したと報じられた。インドはエア・インディアのクラシック747型機を活用して要人輸送を実施してきたが、経年化やミサイル警報装置が装備されていないことなどの問題などから新しく777-300ERを2機導入し、大統領および首相専用機としてインド空軍が運航することになるという。2018年3月、NSSFは2機の改装のために資金を提供した。777-300ERがエア・インディアに2月に供給され、その後近代的なコミュニケーションおよびセキュリティシステムを備えるため米国に送られるという。2機は2020年に準備が整う予定で、完了すれば現在VIP機として用いられている747-400型機は段階的に廃止される。
※この「軍用型」の解説は、「ボーイング777」の解説の一部です。
「軍用型」を含む「ボーイング777」の記事については、「ボーイング777」の概要を参照ください。
軍用型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 07:51 UTC 版)
「A-26 (航空機)」の記事における「軍用型」の解説
XA-26 試作昼間爆撃機型。透明な機首の設計で、最初はダミーの武装を搭載して飛行試験を行った。番号は41-19504。1機製造。 XA-26A 試作夜間戦闘機型。操縦員とレーダー操作員兼銃手が搭乗する複座設計である。番号は41-19505。1機製造。 XA-26B 試作対地攻撃機型。操縦員と銃手兼航法士、尾部銃手が搭乗する三座設計で機首は「solid-nose」(ガラスでない機首)となっていた。75 mm(2.75インチ)機銃を前方に搭載した。番号は41-19588。1機製造。 A-26B / B-26B 12.7 mm(6インチまたは8インチ)の機関銃を6門ないし8門搭載した強固な機首を持つ対地攻撃機型。1948年にB-26Bへ改称された。オクラホマ州タルサでA-26B-5-DTからA-26B-25-DTの計205機、カリフォルニア州ロングビーチでA-26B-1-DLからA-26B-66-DLの計1,150機が製造された。ロングビーチではさらに421機が計画されたが、23機の製造に留まった。この23機はUSAAF納入後配備や指定(B-??-??をつけること)されずすぐに復興金融公社へ移管され、うち一部はさらに民間や他国の軍へ売却された。1,378機製造。 TA-26B / TB-26B A-26Bから武装を外した練習機型。 VB-26B 要人輸送機型。軍の将校などの移動に用いられた。B-26Bの非武装化されたもので、米軍で最後まで運用されたA-26B-61-DL・44-34610もこの型に改造された。 A-26C / B-26C 軽爆撃機型。ガラス張りの尖った透明な機首の設計となり、ノルデン爆撃照準器を搭載して精密な爆撃がより可能となるように開発された。1948年にB-26Cへ改称された。オクラホマ州タルサでA-26C-16-DTからA-26B-55-DTの計1,086機、カリフォルニア州ロングビーチでA-26C-1-DLおよびA-26C-2-DLの計5機が製造された。タルサではさらに53機の機体が製造されたが、USAAFには納入されなかった。1,091機製造。 DB-26C 無人標的機母機型。Q-2A無人標的機を搭載可能なように、懸吊架が頑丈に作られた。 FA-26C / RB-26C 写真偵察機型。A-26Cを非武装化し、夜間撮影用のカメラと発光器を搭載する改造が行われた。1962年にRB-26Cへ改称された。 TB-26C B-26Cから武装を外した練習機型。 XA-26D 試作攻撃機型。機首に8門の0.50インチ(12.7 mm)機銃、翼内に6門0.50インチ(12.7 mm)機銃というA-26B後期の武装となっているが、発動機はシヴォレー製のR-2800-83へと換装されている。750機がA-26D-DTとして計画されたが、V-Jデイ後にキャンセルされた。番号は44-34776。1機製造。 XA-26E 試作攻撃機型。XA-26Dと同様の機体だが、機首のみ機銃を装備せずA-26Cに用いられた透明な機首になっていた。2,150機がA-26E-DTとして計画されたが、V-Jデイ後にキャンセルされた。番号は44-25563。1機製造。 XA-26F 高速化試作機型。4翅プロペラを駆動し2,100馬力(1,600 kW)を発する2基のR-2800-83レシプロエンジンの他に、後部胴体に取り付けられた1,600 lbf(7.1 kN)を発するJ31ターボジェットエンジンを搭載した。700 km / h(435 mph)の最高速度に達したものの、当初想定されたほどの高速性やその他の性能の向上が見込めず開発は中止された。番号は44-34586。1機製造。 A-26Z 戦後生産型の仮称。従来より強力な新型のR-2800へ換装し、風防を視界改善のため上部へ拡張する設計で、翼端には落下式増槽が追加される計画となっていた。製造された場合には武装機首型はA-26G、ガラス張り機首型はA-26Hに指定されると決められていたが、USAAFは1945年10月に戦後の国防には未だ充分なA-26が配備されているとして開発は中止となった。 TB-26H 練習機・飛行特性試験機型。安定性補強システムによって各所が可変な設計となっている。これによって異なる航空機の飛行特性を幅広く静的および動的特性において安全に試験することができた。最初はプロペラピッチ軸のみが可変となっていたが、改良され可変安定システムが導入された。1963年には可変安定縦横転性能が追加された。 XJD-1 第二次世界大戦中に米海軍へ移管され、多用途任務の試験機となった機体。A-26B-45-DL・44-34217とA-26C-40-DT・44-35467の2機が改造され、57990・57991の海軍航空局番号が与えられた。 JD-1 / UB-26J 陸上多用途機。戦後、余剰となったA-26Cを海軍が貰い受け、多用途任務飛行隊(VU-1、VU-2、VU-3、VU-4、VU-5、VU-7、VU-10)に配備し標的曳航機として運用した。一部はJD-1Dとなった。1962年、JD-1は米軍における命名法の統一によりUB-26Jに改称された。JD-1Dを含め航空局番号は77139 - 77224・80621・80622・89072 - 89081・140326 - 140377。150機が改造された。 JD-1D / DB-26J 陸上標的操作機。KD2R無人標的機などの遠隔操作を行った。1962年、JD-1Dは米軍における命名法の統一によりDB-26Jに改称された。 YB-26K 軽攻撃機型。B-26Kの最終設計のために、オン・マーク・エンジニアリング社で改修された機体。翼が再設計により強化され、後部胴体の拡大、リバーシブルプロペラ/プロペラスピナーのついたR-2800-103Wエンジン、翼端増槽の付加、アヴィオニクスの更新、爆弾架や武装の強化といった改修が行われた。1963年1月28日に初飛行。RB-26C・44-35634をB-26Bの機首に変えた上で改造された。 B-26K / A-26A 軽攻撃機型。オン・マーク・エンジニアリング社で改修が行われ、各2,500馬力(1,900 kW)のR-2800-52Wエンジンへの換装のほかにはプロペラスピナーなしのプロペラ、6門の機銃の撤去といったYB-26Kと異なる点がある。1964年5月26日に初飛行。ベトナム戦争中の1966年5月にA-26Aに改称された。再設計前の期間も含め、設計上の限界飛行時間に達した機体が1969年に現れたため、同年に全機が退役した。40機が改造されたが、ほとんどがB-26BないしTB-26Bで、2機のB-26Cと1機のJB-26Cが含まれる。 RB-26L 夜間写真偵察機型。2つのRB-26C(44-34718および44-35782)が改造された。 B-26N フランス空軍(Armee de l'air)がアルジェリアで夜間戦闘機として運用したB-26の仮称。実際は改造されたB-26Cで、導入時に退役していたミーティアNF.11夜間戦闘機から、2門の12.7 mm(0.50インチ)のM2機銃が移植された。AI Mk.Xレーダーが搭載され、翼下にガンポッドが装着された。
※この「軍用型」の解説は、「A-26 (航空機)」の解説の一部です。
「軍用型」を含む「A-26 (航空機)」の記事については、「A-26 (航空機)」の概要を参照ください。
- 軍用型のページへのリンク