【練習機】(れんしゅうき)
Trainer.
- パイロットを養成するための航空機。
大抵は飛行性能に優れ、操作に対して素直に反応するようにできている。
軍用機では、単発のレシプロ・ターボプロップ機(訓練プログラムの初期に用いられる)、戦闘機・攻撃機(マルチロールファイター)と同様の機体を持つジェット機と、民間で使われているビジネス機に所要の改造を施したものがあり、習熟度や搭乗予定の機体に合わせて使い分けられている。
また、パイロットの養成だけではなく、基地間の連絡、演習・訓練の支援(監視・空中標的の曳航・標的機の遠隔操作など)、飛行資格を持つ上級部隊指揮官(主として佐官級の将校)の操縦技量維持、アクロバットチームによる展示飛行(曲技機)等の支援任務にも使われている。
- 飛行搭乗員を養成するための航空機。
例としては早期警戒管制機・哨戒機などの機内で機材を操作する人員に、操作法を教育・操作に慣熟させる為の機材を搭載した大型機などが挙げられる。
主な機体
第二次世界大戦終戦まで
第二次世界大戦後
- アメリカ
- カナダ
- CL-41「チューター」
- CT-142
- 日本
- イギリス
- フランス
- ドイツ
- スイス
- ピラタス PC-7「ターボトレイナー」
- ピラタス PC-9
- ピラタス PC-21
- イタリア
- スウェーデン
- スペイン
- ユーゴスラヴィア
- チェコスロヴァキア/チェコ
練習機
練習機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 08:42 UTC 版)
「朝鮮人民軍の兵器一覧」の記事における「練習機」の解説
Su-7UMK MiG-15UTI FT-5 - 中国製。詳細は「MiG-17 (航空機)」を参照 FT-6 - 中国製。詳細は「MiG-19 (航空機)」を参照 MiG-21U/US/UM、FT-7 MiG-23UB MiG-29UB Su-25UBK FB-5 - 中国製。詳細は「Il-28 (航空機)」を参照 L-39 - 飛行訓練型L-39Cと兵装訓練型L-39ZAを計12機以上保有とされるが、衛星写真や記録映像などで確認されていないため現在も保有しているかは不明。 CJ-6 - 中国製レシプロ練習機。 Yak-18 - ソ連製レシプロ練習機だが、朝鮮戦争時は夜間爆撃に用いられた。中国製CJ-5も使用している可能性有。1955年6月21日に、北朝鮮から韓国に帰順したリ・ウンヨン大尉とリ・インソン少尉の機体がソウルの戦争博物館で展示されている。 Po-2 - Yak-18と共に、朝鮮戦争時には夜間爆撃に使用された。
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