週2!世界日本ハムファイターズ! 10月7日号
【10月4日】対東北楽天 札幌ドーム
日 2‐0 楽
勝:武田勝
負:塩見
S:武田久
【10月5日】対東北楽天 札幌ドーム
日 1‐3 楽
勝:井坂
負:ダルビッシュ
S:ラズナー
【10月6日】対東北楽天 札幌ドーム
日 2‐0 楽
勝:斎藤佑
負:戸村
S:武田久
日 2‐0 楽
勝:武田勝
負:塩見
S:武田久
【10月5日】対東北楽天 札幌ドーム
日 1‐3 楽
勝:井坂
負:ダルビッシュ
S:ラズナー
【10月6日】対東北楽天 札幌ドーム
日 2‐0 楽
勝:斎藤佑
負:戸村
S:武田久
【10月4日】対東北楽天 札幌ドーム
44日ぶりですか、本拠地札幌ドームでの勝利は。1ヶ月以上勝ててなかった訳ですね。そら9月のあの日程とあの勝率ではしゃーないわな。まぁ、此処から札幌ドームが多いんで、1つでも多く勝って"諦めず"に見に来てくれるファンの声援に応えたいですね。
此の試合のポイントは7回。2死の処で好投の先発武田勝投手から、榊原投手へ継投。此には場内も哄き・・・ブーイングは聞こえませんでしたが、大きな"エーイング"の波は確認できました。そんなにダメな事しましたかね?梨田監督は。あ、投手起用に関しては投手コーチも関わってますから、継投を責めるなら吉井コーチも忘れちゃ行けませんね。梨田監督ばかりを責めるのは、吉井コーチに責任能力がないとdisってるようなものでもあります。
さて継投策。判断としては武田勝投手の球が浮き始めた、制球が命の軟投派投手が制球を乱しつつあるという事は、やがて痛打される可能性もあるという事。そして牧田選手との相性や牧田選手自身の最近の調子など、そういう事を総合的に判断して、「牧田選手まで回ったら交代」という事だったんじゃないでしょうか?当然榊原投手の準備もありますから、ある程度前に決めてあった筈です。武田勝投手が7回を投げきる為には、牧田選手まで回さずに7回の3アウト目をとる必要があった訳です。
確かに好投はしてました。ただ、投手でも野手でも選手の事はファンより遥かに近い場所で、遥かに長い時間見ている監督やコーチの判断が、観客席から、或いはお茶の間やクルマの中でテレビやラジオ越しに試合のみを確認しているファンの判断に劣っているとは思いません。少なくとも、結果が出る以前に「此の継投は間違いに決まってる!」と言うのは、単に自分の望む選手起用をしてくれないベンチに対する"駄々捏ね"ですよ。まぁ、それでも駄々を捏ねる権利もあるんだろうけどさ。
武田勝投手はダルビッシュ投手などのように完投能力は高くありません。寧ろ先発投手としては致命的な程に低いと言わざるを得ません。なので、安全圏までいかない範囲でのリードという状況で、終盤は安全策として継投にいってもおかしくないと思うんですがね?
こんな状況でまで「ケイトウガー」「ナシダガー」と言われる方々を満足させるなら、どんなに打たれても負けても、完投能力の決して高くない武田勝投手に毎度完投を要求しなければいけませんね。「ケッペルは引っ張るくせに」ってのも、ケッペル投手は完投能力がある投手ですから。ただ、打たれたりしてそこまでいかない事も多いですが。
まぁ榊原投手、そして増井投手と久投手が確り抑えてくれたからこそ、此の継投も成功となった訳で。逆に言えば、成功させられる救援投手陣がいたからこそ、武田勝投手を早めに降ろすこともできた訳で。何がなんでも「ケイトウガー」と言うのは、彼らに対する不信・・・侮辱と言っても良いですね。
攻撃では初回2回と1点ずつ取ってそのまま先行逃げ切り。ただ、あと2点は取れたかな?1点は初回の1点に続いて、もう1点はその後に逸した得点機に。あと2点があれば、終盤の投手起用・・・武田勝投手をもう少し投げさせる判断もあったかもしれません。打者1人くらいね。
そんな中で光ったのは陽選手。初回、先頭打者で四球で出塁、杉谷選手の犠打で二塁に進んだ後、小谷野選手の一邪飛でタッチアップ!三塁を陥れ、その後の稲葉選手の適時打、先制点に結び付いてます。更に2回には2点目を奪う適時打と、全ての得点に絡む活躍は見事。打てる、走れる、決められる、理想的な打者に近づきつつあります。守備も冴えてましたね。
そういえば杉谷選手の出囃子がAKB48の歌になってました。日本ハムの選手では、読売に移籍した高橋信二選手がジャニーズなんかを使ってましたが(村田選手や斎藤佑投手もか)、女性アイドルは初めてですかね?ただ、AKBはありふれてるんで、ももクロとかにした方が・・・って、流石に理解されないか。
個人的にはゲッターロボがマッチしてたんで、そっち路線でいってくれると嬉しかったんですがね。つーかなんでゲッターロボやねん、生まれてへんやろ!
【10月5日】対東北楽天 札幌ドーム
波に乗れないなあ。なんつーか各駅停車でさぁ。ま、苦しい時期だし、あと少しをなんとしても走りきらなきゃな。
ダルビッシュ投手が最悪でした。いや、最悪でも8回3失点は立派なものですが、それでもダルビッシュ投手にはもっと上を求めちゃうんですよね。
ダルビッシュ投手が9月以降思うように勝てないというのは、ちゃんとした理由がありますよ。此の試合でも同じ。前半戦なら踏ん張れてた場面で踏ん張りが聞かない、失点覚悟の場面で余計に失点してしまう。無失点で乗りきれてたところも、軽く失点してしまう。
勿論これは、ダルビッシュ投手だけが悪いんじゃなく、敵も半年間ダルビッシュ投手を研究してきて、傾向と対策を確りとやって来た、その結果でもあるんですけどね。ただ、ダルビッシュ投手も工夫はしてるわけですし、後半戦の工夫では敵に負けてるな、と。
一寸ショッキングなダルビッシュ投手でしたね。3失点ながら被安打は二桁、先頭打者は簡単に出す、四球を出さなかったようなところで出す。大凡ダルビッシュ投手とは思えない内容でした。正直なところ、糸数投手や吉川投手にも内容では劣るのではないでしょうか?今夜のダルビッシュ投手は。
一寸此処等で気分転換というか、次回は捕手を大野捕手に変えてみたらどうかと思いますね。前半戦はそれで勝ててましたし、悪くはないと思うんですがね。それくらいしか思い付かねえな。
だけどさ、3失点でこうも糞味噌に言われるのはダルビッシュ投手位だぜ?幾ら内容がアレでも、普通は「悪いなりに試合を作った」なんて言われるもんさ。で、「3点なら打線が追い付いてやらんと駄目だ」ってな。それだけダルビッシュ投手は高い次元の投球を求められてる訳ですが、だからっつって打線は誉められねえ罠。
得点は僅か1点、中田選手の一発のみ。まぁ、ああいう場面で中田選手が打てたってのは大きいけど、それに続けなきゃイカン罠。「繋ぐ」じゃなくて「続く」ですよ。続かなきゃ中田選手の一発が無駄になってしまいます。なりましたが。
中田選手は立派ですよ?こういう展開で・・・エースが思うような展開に持ち込めず、打線も抑えられてる、そんな苛つく空気を一気に換気出きるのは、やはり防御力を無視したクリティカルヒットですよ。「打線は水物だからアテには出来ない」「やはり繋ぐ意識で、守備走塁重視の野球を」なんて言いますが、それでもおかわり君(西武・中村選手)は怖いですよね?
ああいう可能性があるとないとでは、相手の攻め方も全然違ってきます。そういう意識を相手にさせる選手は、残念ながら今の日本ハム打線にはいない訳です。いずれは中田選手にそうなって欲しいですが、まだ時間はかかりますし、中田選手以外にも長打力をあと少し欲しいところです。
1番から9番まで大砲を並べる必要はありませんが、せめてクリーンアップの3・4・5番あたりは、敵にそういう意識をさせて欲しいな、と。それでこそ下位の嫌らしさも意味を持つんですよ。忍者だけで戦は勝てません。騎馬隊に鉄砲隊、足軽もいなけりゃ戦はできません。そういうバランスが悪くて状況を打開出来ないなぁ、と。
中田選手の一発の後に出塁したホフパワー選手。そこに何故代走を送らなかったか?此は未だ回も残っていて、ホフパワー選手に打順が回ってくるからでしょう。
ホフパワー選手に代走を出せば、此の試合のラインナップですと小谷野選手が三塁から一塁に回り、三塁に飯山選手が入る事になるでしょう。そうなると打線もホフパワー選手と飯山選手の差の分だけ攻撃力が下がります。そうなると飯山選手に打順が回ったところでまた代打という事になるでしょうし、そうなると場合によっては守備の変更も生じるでしょうし。
今浪選手は恐らく、先発出場している金子誠選手の控えということなのでしょう。また、最近の出場は遊撃ばかりとあって、違う守備位置のイメージで乱したくないという考えもあったんじゃないかと。
こういうのを考えれば、金子誠選手に一塁に回ってもらえねえかな、とか。アテネで守ったっしょ?時間稼ぎの為ではあったけどね。金子誠選手がより長くグラウンドに居続けるという事を考えるなら、一塁も守るようになるしかねえんじゃねえかな?とは。だからって楽ではないし、それ以上に金子誠選手の足腰の爆弾は怖いんだけどね。
稲葉選手にしろ、要介護の選手にばかり頼るのはなんとかしねえと。とりあえず、今浪選手はさっさと金子誠選手を隠居させろと。
【10月6日】対東北楽天 札幌ドーム
はい、久方ぶりのカード勝ち越し、東京ドーム以来ですかね?まさかダルビッシュ投手で負けた翌日に斎藤佑投手で勝つとは・・・思ってましたw
さて、今日もどうやら「ケイトウガー」対象試合のようでして。そんなにいけませんかね?斎藤佑投手を7回終了で降ろすのって。そりゃ先発投手にはなるべく長いイニングスを投って欲しいですよ。だけど、そりゃ試合展開によりけりじゃござんせんかね?
例えば、リードが2点じゃなくて4点程あれば、間違いなく続投だったと思いますよ。間違って1失点2失点しても、まだ勝ち越してますからね。或いは逆に3点程のビハインドなら、やはり続投だったかと。1点2点で試合が動く、そういう可能性があったからこそ、彼処は今季最大の信頼をおいてきた増井投手と久投手に任せたわけです。
それから、斎藤佑投手の球数もありますね。7回終わった時点で95球程。恐らく完投の目安は9回120球程でしょう。順調にいけば若干増えても9回で125~130球のペースだったと思いますが、相手に粘られたり、それこそ塁に出られたりしたら球数は跳ね上がります。"初めての完投"をさすには、球数にあと5球程の余裕が欲しかったんじゃないですかね?もしくは、この球数でも行かせられる程に信頼されるだけの実績を積むか。
とはいえ斎藤佑投手は、プロ入り以降最高の投球を見せてくれました。こういう投球を見せてくれれば、ベンチの信頼も獲得できましょうが、リーグ公式戦ではあと1試合しか投れないんですよね、梨田監督の下では。是非とも次回は今回以上の投球で、梨田監督にお土産を持たせてあげましょう。
初回の危機を乗り越えたところで、此の試合は斎藤佑投手が支配しましたね。もう打たれる、失点する気配はありませんでした。「それなら完投させろよ!」って声もあるんでしょうが、"まさか"はありますからね。それこそ敵と同様に守備が乱れて失点とかね。そう考えると斎藤佑投手の暴投?鶴岡捕手の後逸?あれがそういう可能性を匂わせたのも、継投策を選ぶ要因にはなったかな?と。
後ろ2人には言うこと御座いません。当たり前でしょう!?彼らを信じずして誰を信じるか。エース・ダルビッシュ投手ですら不安な現状、完全な信頼をおけるのは抑えの武田久投手、セットアッパーの増井投手でしょう。2人も不安定な時期や痛い失敗もありました。ですが、そこを乗り越えて役目を果たしているのです。だからこそ、信頼される。傷がないから信頼されるんじゃない、傷を負ってなお立ち続けるから信頼されるのだ。
打線はアレですね、もらった2点だけじゃあね。その後の好機はモノにして欲しかった。代打で二岡選手を送るなどベンチからは「なんとしても点をとるぞ!」という意思は伝わりましたが、その想いは実りませんでした。なんとかああいう場面で一押し二押しできなきゃね。ただ、其処までいかないよりは断然マシさね。やはり「決める」力が足らんのかな・・・
【(CS行っちゃ)いかんのか?】
何て言うかね、此処最近各方面から「今の日本ハムがCS(クライマックスシリーズ)に進出して良いのか」とか、或いはもっと突っ込んで「今の日本ハムのチーム状況ではCSに出るべきではない」「CSに出る資格などない」なんて声が聞こえてまいりまして。
馬鹿を言っちゃいけません。ペナントレースで3位までに入ったならCSに進出できる、そういうルールなのですから、胸を張って出りゃ良いんですよ。
終盤戦の状態・・・勢いとかそんな長丁場のごく一部分を以てCS進出の可否を決めるのならば、何もペナントレースは6ヶ月もやる必要はないんですよ。3ヶ月・・・いや、1ヶ月もやれば十分でしょう。そうじゃなく、6ヶ月以上戦って、良い時も悪い時も総合して順位を決定するから、CSもペナントレースも、そして日本選手権シリーズも意味があるんじゃないかとね。
大体がだ、選手達は監督人事もあるけれど、肉体的にも技術的にも苦しみながら、より上を目指しながらもより深みにはまってもなお諦めずに、言わばファンの為に苦しんでいるというのに、そのファンが選手達の苦労を踏み躙ってどうするよ?と。
誰の為にやってると思ってるんだ!お前らファンの為に、ファンの代わりに戦ってるんじゃねえか?そのチームに対して「お前ら不適格だからCS出るな」とかね、よく言えたものですよ。
まぁ、「Bクラスに落ちるかも」とかね、そんなこという暇があるんなら、少しでも選手達が発奮するような声をかけてやれと。あと少しだけ信じてやれと。それで駄目だったらその時どうにかすれば良い。駄目になると仮定して、駄目になる前から駄目になる責任をとうなんてね、(法が制定されるより)過去の罪を問うのもアホくさいが、現実に起きていない未来の罪を予測で問うというのも非常にアホくさい話ですよ。
そうそう、選手の苦労を知ってか知らずか、「後は呆気なく落ちるだけ。それが日本ハムの伝統」とかね。それも確かに過去にあった事かも知れない。現状もそうなりつつあるのも事実。だが、それを乗り越えるべく、抜け出すべく選手達は苦しんでいる。それを無駄だと笑いか?愚弄するか?選手達の苦労を踏み躙るような輩は、例え何十年来の如何程に訓練されたファンであろうと、敬意を持つに値しない。
【"デーブ"大久保氏復権へ】
遅かれ早かれ現場に戻るとは思ってましたけどね。問題のない方じゃないですが、それ以上に結果を出せる人ですから。去年だって結局二軍とはいえコーチをやってる時期はチームも好調で、例の件で解任されて以降チームの勢いもなくなりましたし。渡辺監督になってから、チームのいい時期には大久保さんがどこかにいたんですよね。
さて、本人が既に「楽天さんは有難い」などと、交渉中と思われる球団の名前を出しちゃってるのは如何なものかと。未だ決まった訳ではないだろうし、決まっていても相手の発表に合わせるのが筋。此は折角のお話が駄目になってしまう可能性もありますね。こういうところは慎重になって欲しいもんです。
楽天さん以外にも複数の球団から打診があったとか、その中に日本ハムも入っていないものかな?とは。劇薬ですが、日本ハム打線を活気づける事が出きるかもしれません。
【「サブローとか戻したい」とか】
今更戻してどうするものかと。それなりに出番を作れるんですかね?出番はやれないけど支配下にいて欲しいって、それは飼い殺しでしょう?外野も指名打者も満員ですよ?そして読売だって必要だから獲得したんだろうし、それを「要るから返せ」なんて言われてもねぇ。
トレードで読売からロッテに移籍した工藤選手の事も考えてくださいよ?また、大村(サブロー)選手の代わりにポジションを掴んだ若い外野手とか、そういう選手は信用ならんと?
百億歩譲って、大村選手は出したくなかったくらいなら構わないですが、「戻したい」となると、他の選手にも大きく影響する訳で。せっかく掴んだ出番を奪われる選手だっている。でもそうしなければ、せっかく戻した"功労者"を飼い殺す羽目になる。後悔は仕方ないにしても、戻すのはやめた方がいいんじゃないかな?とは。
まぁ、引退後にコーチとして呼び戻す、それくらいがちょうどいいんじゃないかとね。
【世界日本ハムなう】
時間ねえ!んで1つ2つ。ウルフ投手の代わりの先発としては、どうやら中村投手が上がるようで。先日の道新夕刊のファーム情報では、五十嵐二軍監督が「もう少し強くなって欲しい」と今一の成長を匂わせていましたが、はてさて一軍登板が吉と出るか凶と出るか。どっちにせぇ、良い経験をしてくれると良いのですが。
そういや糸数投手が肘のクリーニング手術を行ったとかで。それで抹消後はあまり名前を聞かなかったのか。そういや結局中村投手が登る事になったっぽい谷間のマウンドですが、そこに「糸数を出したらもう諦めた証拠」だとか。アホか。確かに結果は今一つでしたが、内容ではローテの末席を狙う投手の中では一番ですよ。此の状況では元々あり得なかったでしょうが、怪我さえなければ真っ先に機会を与えたい投手だったと思うんですが。
ま、なんだな。ダルビッシュ投手で負けて斎藤佑投手で勝つ、これも野球ですよ、勝負ですよ。だから、まだやってない試合の敗北を憂いてもしょうがないんだ、ってね。「明日も負けるに決まってるぜ!」とか、選手はそれを回避する為にやってんだ。其処は尊重してやろうや。
↓以下TB用リンク
44日ぶりですか、本拠地札幌ドームでの勝利は。1ヶ月以上勝ててなかった訳ですね。そら9月のあの日程とあの勝率ではしゃーないわな。まぁ、此処から札幌ドームが多いんで、1つでも多く勝って"諦めず"に見に来てくれるファンの声援に応えたいですね。
此の試合のポイントは7回。2死の処で好投の先発武田勝投手から、榊原投手へ継投。此には場内も哄き・・・ブーイングは聞こえませんでしたが、大きな"エーイング"の波は確認できました。そんなにダメな事しましたかね?梨田監督は。あ、投手起用に関しては投手コーチも関わってますから、継投を責めるなら吉井コーチも忘れちゃ行けませんね。梨田監督ばかりを責めるのは、吉井コーチに責任能力がないとdisってるようなものでもあります。
さて継投策。判断としては武田勝投手の球が浮き始めた、制球が命の軟投派投手が制球を乱しつつあるという事は、やがて痛打される可能性もあるという事。そして牧田選手との相性や牧田選手自身の最近の調子など、そういう事を総合的に判断して、「牧田選手まで回ったら交代」という事だったんじゃないでしょうか?当然榊原投手の準備もありますから、ある程度前に決めてあった筈です。武田勝投手が7回を投げきる為には、牧田選手まで回さずに7回の3アウト目をとる必要があった訳です。
確かに好投はしてました。ただ、投手でも野手でも選手の事はファンより遥かに近い場所で、遥かに長い時間見ている監督やコーチの判断が、観客席から、或いはお茶の間やクルマの中でテレビやラジオ越しに試合のみを確認しているファンの判断に劣っているとは思いません。少なくとも、結果が出る以前に「此の継投は間違いに決まってる!」と言うのは、単に自分の望む選手起用をしてくれないベンチに対する"駄々捏ね"ですよ。まぁ、それでも駄々を捏ねる権利もあるんだろうけどさ。
武田勝投手はダルビッシュ投手などのように完投能力は高くありません。寧ろ先発投手としては致命的な程に低いと言わざるを得ません。なので、安全圏までいかない範囲でのリードという状況で、終盤は安全策として継投にいってもおかしくないと思うんですがね?
こんな状況でまで「ケイトウガー」「ナシダガー」と言われる方々を満足させるなら、どんなに打たれても負けても、完投能力の決して高くない武田勝投手に毎度完投を要求しなければいけませんね。「ケッペルは引っ張るくせに」ってのも、ケッペル投手は完投能力がある投手ですから。ただ、打たれたりしてそこまでいかない事も多いですが。
まぁ榊原投手、そして増井投手と久投手が確り抑えてくれたからこそ、此の継投も成功となった訳で。逆に言えば、成功させられる救援投手陣がいたからこそ、武田勝投手を早めに降ろすこともできた訳で。何がなんでも「ケイトウガー」と言うのは、彼らに対する不信・・・侮辱と言っても良いですね。
攻撃では初回2回と1点ずつ取ってそのまま先行逃げ切り。ただ、あと2点は取れたかな?1点は初回の1点に続いて、もう1点はその後に逸した得点機に。あと2点があれば、終盤の投手起用・・・武田勝投手をもう少し投げさせる判断もあったかもしれません。打者1人くらいね。
そんな中で光ったのは陽選手。初回、先頭打者で四球で出塁、杉谷選手の犠打で二塁に進んだ後、小谷野選手の一邪飛でタッチアップ!三塁を陥れ、その後の稲葉選手の適時打、先制点に結び付いてます。更に2回には2点目を奪う適時打と、全ての得点に絡む活躍は見事。打てる、走れる、決められる、理想的な打者に近づきつつあります。守備も冴えてましたね。
そういえば杉谷選手の出囃子がAKB48の歌になってました。日本ハムの選手では、読売に移籍した高橋信二選手がジャニーズなんかを使ってましたが(村田選手や斎藤佑投手もか)、女性アイドルは初めてですかね?ただ、AKBはありふれてるんで、ももクロとかにした方が・・・って、流石に理解されないか。
個人的にはゲッターロボがマッチしてたんで、そっち路線でいってくれると嬉しかったんですがね。つーかなんでゲッターロボやねん、生まれてへんやろ!
【10月5日】対東北楽天 札幌ドーム
波に乗れないなあ。なんつーか各駅停車でさぁ。ま、苦しい時期だし、あと少しをなんとしても走りきらなきゃな。
ダルビッシュ投手が最悪でした。いや、最悪でも8回3失点は立派なものですが、それでもダルビッシュ投手にはもっと上を求めちゃうんですよね。
ダルビッシュ投手が9月以降思うように勝てないというのは、ちゃんとした理由がありますよ。此の試合でも同じ。前半戦なら踏ん張れてた場面で踏ん張りが聞かない、失点覚悟の場面で余計に失点してしまう。無失点で乗りきれてたところも、軽く失点してしまう。
勿論これは、ダルビッシュ投手だけが悪いんじゃなく、敵も半年間ダルビッシュ投手を研究してきて、傾向と対策を確りとやって来た、その結果でもあるんですけどね。ただ、ダルビッシュ投手も工夫はしてるわけですし、後半戦の工夫では敵に負けてるな、と。
一寸ショッキングなダルビッシュ投手でしたね。3失点ながら被安打は二桁、先頭打者は簡単に出す、四球を出さなかったようなところで出す。大凡ダルビッシュ投手とは思えない内容でした。正直なところ、糸数投手や吉川投手にも内容では劣るのではないでしょうか?今夜のダルビッシュ投手は。
一寸此処等で気分転換というか、次回は捕手を大野捕手に変えてみたらどうかと思いますね。前半戦はそれで勝ててましたし、悪くはないと思うんですがね。それくらいしか思い付かねえな。
だけどさ、3失点でこうも糞味噌に言われるのはダルビッシュ投手位だぜ?幾ら内容がアレでも、普通は「悪いなりに試合を作った」なんて言われるもんさ。で、「3点なら打線が追い付いてやらんと駄目だ」ってな。それだけダルビッシュ投手は高い次元の投球を求められてる訳ですが、だからっつって打線は誉められねえ罠。
得点は僅か1点、中田選手の一発のみ。まぁ、ああいう場面で中田選手が打てたってのは大きいけど、それに続けなきゃイカン罠。「繋ぐ」じゃなくて「続く」ですよ。続かなきゃ中田選手の一発が無駄になってしまいます。なりましたが。
中田選手は立派ですよ?こういう展開で・・・エースが思うような展開に持ち込めず、打線も抑えられてる、そんな苛つく空気を一気に換気出きるのは、やはり防御力を無視したクリティカルヒットですよ。「打線は水物だからアテには出来ない」「やはり繋ぐ意識で、守備走塁重視の野球を」なんて言いますが、それでもおかわり君(西武・中村選手)は怖いですよね?
ああいう可能性があるとないとでは、相手の攻め方も全然違ってきます。そういう意識を相手にさせる選手は、残念ながら今の日本ハム打線にはいない訳です。いずれは中田選手にそうなって欲しいですが、まだ時間はかかりますし、中田選手以外にも長打力をあと少し欲しいところです。
1番から9番まで大砲を並べる必要はありませんが、せめてクリーンアップの3・4・5番あたりは、敵にそういう意識をさせて欲しいな、と。それでこそ下位の嫌らしさも意味を持つんですよ。忍者だけで戦は勝てません。騎馬隊に鉄砲隊、足軽もいなけりゃ戦はできません。そういうバランスが悪くて状況を打開出来ないなぁ、と。
中田選手の一発の後に出塁したホフパワー選手。そこに何故代走を送らなかったか?此は未だ回も残っていて、ホフパワー選手に打順が回ってくるからでしょう。
ホフパワー選手に代走を出せば、此の試合のラインナップですと小谷野選手が三塁から一塁に回り、三塁に飯山選手が入る事になるでしょう。そうなると打線もホフパワー選手と飯山選手の差の分だけ攻撃力が下がります。そうなると飯山選手に打順が回ったところでまた代打という事になるでしょうし、そうなると場合によっては守備の変更も生じるでしょうし。
今浪選手は恐らく、先発出場している金子誠選手の控えということなのでしょう。また、最近の出場は遊撃ばかりとあって、違う守備位置のイメージで乱したくないという考えもあったんじゃないかと。
こういうのを考えれば、金子誠選手に一塁に回ってもらえねえかな、とか。アテネで守ったっしょ?時間稼ぎの為ではあったけどね。金子誠選手がより長くグラウンドに居続けるという事を考えるなら、一塁も守るようになるしかねえんじゃねえかな?とは。だからって楽ではないし、それ以上に金子誠選手の足腰の爆弾は怖いんだけどね。
稲葉選手にしろ、要介護の選手にばかり頼るのはなんとかしねえと。とりあえず、今浪選手はさっさと金子誠選手を隠居させろと。
【10月6日】対東北楽天 札幌ドーム
はい、久方ぶりのカード勝ち越し、東京ドーム以来ですかね?まさかダルビッシュ投手で負けた翌日に斎藤佑投手で勝つとは・・・思ってましたw
さて、今日もどうやら「ケイトウガー」対象試合のようでして。そんなにいけませんかね?斎藤佑投手を7回終了で降ろすのって。そりゃ先発投手にはなるべく長いイニングスを投って欲しいですよ。だけど、そりゃ試合展開によりけりじゃござんせんかね?
例えば、リードが2点じゃなくて4点程あれば、間違いなく続投だったと思いますよ。間違って1失点2失点しても、まだ勝ち越してますからね。或いは逆に3点程のビハインドなら、やはり続投だったかと。1点2点で試合が動く、そういう可能性があったからこそ、彼処は今季最大の信頼をおいてきた増井投手と久投手に任せたわけです。
それから、斎藤佑投手の球数もありますね。7回終わった時点で95球程。恐らく完投の目安は9回120球程でしょう。順調にいけば若干増えても9回で125~130球のペースだったと思いますが、相手に粘られたり、それこそ塁に出られたりしたら球数は跳ね上がります。"初めての完投"をさすには、球数にあと5球程の余裕が欲しかったんじゃないですかね?もしくは、この球数でも行かせられる程に信頼されるだけの実績を積むか。
とはいえ斎藤佑投手は、プロ入り以降最高の投球を見せてくれました。こういう投球を見せてくれれば、ベンチの信頼も獲得できましょうが、リーグ公式戦ではあと1試合しか投れないんですよね、梨田監督の下では。是非とも次回は今回以上の投球で、梨田監督にお土産を持たせてあげましょう。
初回の危機を乗り越えたところで、此の試合は斎藤佑投手が支配しましたね。もう打たれる、失点する気配はありませんでした。「それなら完投させろよ!」って声もあるんでしょうが、"まさか"はありますからね。それこそ敵と同様に守備が乱れて失点とかね。そう考えると斎藤佑投手の暴投?鶴岡捕手の後逸?あれがそういう可能性を匂わせたのも、継投策を選ぶ要因にはなったかな?と。
後ろ2人には言うこと御座いません。当たり前でしょう!?彼らを信じずして誰を信じるか。エース・ダルビッシュ投手ですら不安な現状、完全な信頼をおけるのは抑えの武田久投手、セットアッパーの増井投手でしょう。2人も不安定な時期や痛い失敗もありました。ですが、そこを乗り越えて役目を果たしているのです。だからこそ、信頼される。傷がないから信頼されるんじゃない、傷を負ってなお立ち続けるから信頼されるのだ。
打線はアレですね、もらった2点だけじゃあね。その後の好機はモノにして欲しかった。代打で二岡選手を送るなどベンチからは「なんとしても点をとるぞ!」という意思は伝わりましたが、その想いは実りませんでした。なんとかああいう場面で一押し二押しできなきゃね。ただ、其処までいかないよりは断然マシさね。やはり「決める」力が足らんのかな・・・
【(CS行っちゃ)いかんのか?】
何て言うかね、此処最近各方面から「今の日本ハムがCS(クライマックスシリーズ)に進出して良いのか」とか、或いはもっと突っ込んで「今の日本ハムのチーム状況ではCSに出るべきではない」「CSに出る資格などない」なんて声が聞こえてまいりまして。
馬鹿を言っちゃいけません。ペナントレースで3位までに入ったならCSに進出できる、そういうルールなのですから、胸を張って出りゃ良いんですよ。
終盤戦の状態・・・勢いとかそんな長丁場のごく一部分を以てCS進出の可否を決めるのならば、何もペナントレースは6ヶ月もやる必要はないんですよ。3ヶ月・・・いや、1ヶ月もやれば十分でしょう。そうじゃなく、6ヶ月以上戦って、良い時も悪い時も総合して順位を決定するから、CSもペナントレースも、そして日本選手権シリーズも意味があるんじゃないかとね。
大体がだ、選手達は監督人事もあるけれど、肉体的にも技術的にも苦しみながら、より上を目指しながらもより深みにはまってもなお諦めずに、言わばファンの為に苦しんでいるというのに、そのファンが選手達の苦労を踏み躙ってどうするよ?と。
誰の為にやってると思ってるんだ!お前らファンの為に、ファンの代わりに戦ってるんじゃねえか?そのチームに対して「お前ら不適格だからCS出るな」とかね、よく言えたものですよ。
まぁ、「Bクラスに落ちるかも」とかね、そんなこという暇があるんなら、少しでも選手達が発奮するような声をかけてやれと。あと少しだけ信じてやれと。それで駄目だったらその時どうにかすれば良い。駄目になると仮定して、駄目になる前から駄目になる責任をとうなんてね、(法が制定されるより)過去の罪を問うのもアホくさいが、現実に起きていない未来の罪を予測で問うというのも非常にアホくさい話ですよ。
そうそう、選手の苦労を知ってか知らずか、「後は呆気なく落ちるだけ。それが日本ハムの伝統」とかね。それも確かに過去にあった事かも知れない。現状もそうなりつつあるのも事実。だが、それを乗り越えるべく、抜け出すべく選手達は苦しんでいる。それを無駄だと笑いか?愚弄するか?選手達の苦労を踏み躙るような輩は、例え何十年来の如何程に訓練されたファンであろうと、敬意を持つに値しない。
【"デーブ"大久保氏復権へ】
遅かれ早かれ現場に戻るとは思ってましたけどね。問題のない方じゃないですが、それ以上に結果を出せる人ですから。去年だって結局二軍とはいえコーチをやってる時期はチームも好調で、例の件で解任されて以降チームの勢いもなくなりましたし。渡辺監督になってから、チームのいい時期には大久保さんがどこかにいたんですよね。
さて、本人が既に「楽天さんは有難い」などと、交渉中と思われる球団の名前を出しちゃってるのは如何なものかと。未だ決まった訳ではないだろうし、決まっていても相手の発表に合わせるのが筋。此は折角のお話が駄目になってしまう可能性もありますね。こういうところは慎重になって欲しいもんです。
楽天さん以外にも複数の球団から打診があったとか、その中に日本ハムも入っていないものかな?とは。劇薬ですが、日本ハム打線を活気づける事が出きるかもしれません。
【「サブローとか戻したい」とか】
今更戻してどうするものかと。それなりに出番を作れるんですかね?出番はやれないけど支配下にいて欲しいって、それは飼い殺しでしょう?外野も指名打者も満員ですよ?そして読売だって必要だから獲得したんだろうし、それを「要るから返せ」なんて言われてもねぇ。
トレードで読売からロッテに移籍した工藤選手の事も考えてくださいよ?また、大村(サブロー)選手の代わりにポジションを掴んだ若い外野手とか、そういう選手は信用ならんと?
百億歩譲って、大村選手は出したくなかったくらいなら構わないですが、「戻したい」となると、他の選手にも大きく影響する訳で。せっかく掴んだ出番を奪われる選手だっている。でもそうしなければ、せっかく戻した"功労者"を飼い殺す羽目になる。後悔は仕方ないにしても、戻すのはやめた方がいいんじゃないかな?とは。
まぁ、引退後にコーチとして呼び戻す、それくらいがちょうどいいんじゃないかとね。
【世界日本ハムなう】
時間ねえ!んで1つ2つ。ウルフ投手の代わりの先発としては、どうやら中村投手が上がるようで。先日の道新夕刊のファーム情報では、五十嵐二軍監督が「もう少し強くなって欲しい」と今一の成長を匂わせていましたが、はてさて一軍登板が吉と出るか凶と出るか。どっちにせぇ、良い経験をしてくれると良いのですが。
そういや糸数投手が肘のクリーニング手術を行ったとかで。それで抹消後はあまり名前を聞かなかったのか。そういや結局中村投手が登る事になったっぽい谷間のマウンドですが、そこに「糸数を出したらもう諦めた証拠」だとか。アホか。確かに結果は今一つでしたが、内容ではローテの末席を狙う投手の中では一番ですよ。此の状況では元々あり得なかったでしょうが、怪我さえなければ真っ先に機会を与えたい投手だったと思うんですが。
ま、なんだな。ダルビッシュ投手で負けて斎藤佑投手で勝つ、これも野球ですよ、勝負ですよ。だから、まだやってない試合の敗北を憂いてもしょうがないんだ、ってね。「明日も負けるに決まってるぜ!」とか、選手はそれを回避する為にやってんだ。其処は尊重してやろうや。
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