なんだったんだ?2DAYS【5月20日 対読売2回戦】
交流戦が減ったら読売主催の北海道シリーズ復活?いや、そう言う話は何処からも出てないですけど、元々読売主催の北海道開催でやってた読売新聞販売店サービスとか北海道支社?の関係者とかスポンサー様のサービスなんか?読売の北海道開催撤退と共に交流戦での日本ハム主催試合に押っつけられたんですよね。それがもしも交流戦が減りまして、話に出てるようにホーム&ビジターを2年で片付けるって事になれば、読売(だけじゃないですが)は2年に一度しか北海道にお呼ばれしなくなる訳で。そうなると販売店やスポンサー向けのサービスはどうなるんでしょうかね?とかね。
まぁ復活させても良いんじゃねえの?とは思いますけどね。ただ、出来ればナイター設備の完成する旭川を活用とかしてくれれば、日本ハムだけが使うよりは球場にもお金が落ちるでしょうし。お客が入るかどうかってアレはありますが、悪くない話だと思いますけどね。
◆5月20日 読売ジャイアンツ2回戦
日本ハム 2‐1 読売
勝:木佐貫8試合4勝2敗
S:武田久10試合1勝6S
負:杉内8試合3勝2敗
本[日本ハム]大引1号ソロ(杉内)
まぁ復活させても良いんじゃねえの?とは思いますけどね。ただ、出来ればナイター設備の完成する旭川を活用とかしてくれれば、日本ハムだけが使うよりは球場にもお金が落ちるでしょうし。お客が入るかどうかってアレはありますが、悪くない話だと思いますけどね。
◆5月20日 読売ジャイアンツ2回戦
日本ハム 2‐1 読売
勝:木佐貫8試合4勝2敗
S:武田久10試合1勝6S
負:杉内8試合3勝2敗
本[日本ハム]大引1号ソロ(杉内)
【負けるもんか】
木佐貫投手、対12球団勝利達成です。史上12人目だそうですね、12人目の12球団勝利で記念品とか出ないもんですかね?634米の東京スカイツリーの入場者634万人目で記念品みたいな?
それはそうと木佐貫投手と読売先発の杉内投手は高校時代、同じ鹿児島県下でライバル関係だったそうで。それで杉内投手はテンションが上がっていたようですが、木佐貫投手は平常心・・・って事にしておきましょう。でも高校時代に甲子園への道を塞いだ杉内投手に対して、闘志は燃やしてたと思いますね。そんな杉内投手に投げ勝った形の木佐貫投手、最高の登板でしたね。
1失点は・・・彼処だけおかしかったんだよなぁ。でもまぁそれで引き締まった部分もあるだろうし、あの打線に7回1失点は立派なんてもんじゃないです。立ち上がりが良かったのが後々も良くしたね。
敗れた杉内投手もソフトバンク時代よりもタフになった印象があるね。ソフトバンク時代はいい投手なんだけど儚いと言うか、血行障害もあったのかな?ちょっと病弱と言うかそう言う印象でしたが、読売では鋼の左腕になったような。環境の変化かな?
【でも!?しょうがない】
前述の通り読売の先発は左腕の杉内投手、前日の内海投手とならんで・・・いや内海投手以上とも言いたくなる杉内投手でしたが、この試合もやはり先発二塁手は西川選手。金子誠選手の二塁手先発ってのはたまに空気を入れ換えるような?或いは合間合間にキャベツを摘まむような?そんな感じなんですかねえ?
で、8回表の守備の場面。松本選手・・・俊足自慢の松本選手の打球は高く弾んで二塁手西川選手のもとへ。ここで西川選手は捕球に失敗してそらすと言うか腰の後ろに落とすような感じになってしまいますが、俺はこのプレーは全然アリだと思いますよ。
この打球、恐らく捕れて投ってても一塁はセーフだったでしょう。落ち着いて捕球してたら当たり前に一塁をくれていた訳です。なのでここは一か八かの勝負を仕掛ける、ギリギリでもアウトに取れる確率を高めようとするのは無いプレーでは無いですし、その結果であの程度の失敗は付き物ですよ。それを恐れて消極的になっていたらどんなプレーも出来ないと思いますし、そう言う積極性・・・自分の技術レベルを超えた積極性が西川選手の良さでもあると思うんですがね。
まぁ俺が「アメリカガー」とか「アメリカデハー」なんて言うのはアレですが、海の向こうでは「緊急性が高いとき程ギリギリのプレーで勝負する」「基本に忠実なのは余程の余裕がある時」と言う事らしいんですよね。それに当て嵌めれば西川選手のこれまでのプレーは納得が行くんですよ。「落ち着いてやれば・・・」とか「もっと確実に心掛けていれば・・・」な感じの失策が度々見られますが、それも少しでも早く1つでも多くのアウトを取ろうとしたが故の失敗だったと思えばね。
体の向きであったりグラブでの打球の迎え方であったり、そう言うのを指して「意識から間違っている」「気持ちの問題」として技術以前で一軍レベルでない事を強調する方も居ますが、そもそもが前提条件が違えば「間違い」「問題」に思えても仕方がありません。恐らくですが西川選手はそう言う意識ではやってないんじゃないかと思います。
・・・とここまで考えて一つ思い出した事が。昨年までの正二塁手であった田中賢選手、今年は米マイナーリーグでプレーしてますがね、彼もゴールデングラブ賞を獲得する程の名手でありながら、去年までの2~3年は落球等の細かい失敗が多かったように思います。今考えてみるとそれは、その時から渡米を意識して米国で通用するプレーを模索していたのではないか?などと考えてしまいますね。
勿論、田中賢選手と西川選手ではレベルが違います、違いすぎます。ただ、後継者として同じ方向を向いていると言う事は充分に有り得ますし、そこに西川選手持ち前の積極性も加わってあのようなプレースタイルになってるんじゃないかとね。
先程「米国では緊急時ほどギリギリのプレー、基本に忠実は余裕のある時」とアレしましたが、日本では逆なんですよね。冒険的なプレーをやるのは失敗しても大丈夫な余裕のある時で、緊急性の高い場面ほど基本に忠実に確り動作を心掛けると。その辺の違いが日本人内野手が米国で大きく成功しにくい要因の一つとも言われます。まぁ、向こうで成功しようが失敗しようがどうでもいい事ですが、だとすれば田中賢選手は守備では向こうに適応できる可能性を秘めてるのでしょうかね?同様に読売の坂本選手も向こうのスカウトさんの評価が高いとも聞きます。
どうしても日本的に「アウトに出来なくても確り捕球を」と考えちゃうのは仕方ないですが、そうではない路線を進んでいるんであれば仕方の無い事ですし、ああいう方向性で勝負を仕掛けるってのもあるんだとは認識して欲しいかなぁ・・・とか。きっとあのプレーが実ってチームを救う日が来ると、俺は思うよ、信じてるよ。
【その他の大引1号ソロとか試合のアレとか】
試合を決めたのは大引選手の移籍後第1号、そして今季第1号のソロ本塁打!栗山監督がキャンプから「大引はスラッガーだ」といい続けてきて、本人もその言葉と自分のこれまで課せられてきた役目とのギャップに戸惑いがあったようですが、そう言うのを吹っ切るような一発でしたね。俺も大引選手はスラッガーって言う言葉が日本で認識されてる程の長距離砲とは思いませんが、短砲身のⅢ突やⅣ号戦車のような支援砲撃は得意そうな?そう言う中短距離砲のようには思ってました。少なくとも迫撃砲とか手榴弾の類いでは無いなぁ、と。
開幕当初好調だった打撃がかなり落ち込んでファンから起用に不満の声も出て来はじめた頃、この2試合を切っ掛けに再び打撃を持ち直して、チームの攻撃力を支えて欲しいと思いますね。左右の違いはありますが、今浪選手の打撃も同室のモノだと思いますね、うん。
打撃で言えば陽選手、前日まで9試合連続複数安打でプロ野球記録にあと「1」と迫ってましたが、記録に並ぶ事は叶いませんでした。まぁこう言うのは得てして周りが意識し出すと途切れる、失敗する訳でね、まぁそうなっちゃったなぁ・・・と。でもまぁ1安打でも貴重な同点適時打ですし、連続試合安打は継続中なので、今後も試合のいい場面で打ち続けて欲しいもんですよ。
で、この試合はテレビ東京系列で中継されまして、解説に北海道ローカルでも出演歴がある中日OBの立浪さんと、「営業力のある豊田泰光」と言った感のある野村克也氏が就きましたが、はっきり言って野村克也氏は過去の人ですね。まぁ言ってる事が間違いって訳じゃないんだろうけど、正解が複数ある、或いは全てが正解であり同時に間違いでもあるような場面でも「俺の考えが正しい、俺と違うのは間違い」と言うような感じはどうなのかなぁ?とかね。
あと「監督の腕の見せ処ですよ」っての?何も選手に勝手にやらせとけって訳ではないですがね、実際にプレーするのは選手であって監督は指示を与えるに過ぎないと言う事、テレビゲームのようにコントローラー握って操作する訳でもないんですから、監督が幾ら気張って顔を赤くも青くもしたところで、どうにもならんもんはならんと思うんですけどね。それにベンチの指導者は監督だけではありませんし、監督やコーチの性格は見えても腕と言うのはちょっと違うんじゃねえのかな?とかね。
なんつーか、監督やコーチの戦術だとか戦況の把握とかそう言うのはあると思うけどね、それが前面に出てファンに見せつけられるようなの?そしてそれがファンへのアピールポイントと言うのはね。だからって豊田泰光みたいに「監督は選手に任せて黙ってろ」とは思いませんよ?ただ、グラウンドの主役は選手なんだと、監督やコーチが主役になっちゃそら違うだろう?とね。主役たる選手達が今出せる最高のプレーを出きるように頭痛も滝汗も惜しまない、そう言うもんなんじゃねえかな?と。
まぁそれでも監督に注目する人はいると思いますよ。でもそれはそれ。ドラマとかアニメとかでも脇役に注目する人はいるでしょう?その人にとっての主役はその人が注目したその役の人であったりキャラであったりする訳だけど、だからって物語の主役になる訳ではないしね。それを「監督が主役なんだ」ってのが野村克也氏なんじゃねえかとね。
監督が野球をやると言うか監督で野球をやると言うか、そう言う人が野球界隈に何人か居ても面白いとは思うし、需要もあるでしょう。何処かの監督を務めるってのも面白いかも知れません。だけど、俺は自分が応援するチームの監督になって欲しいとは思わないなぁ。ま、野村克也氏の考え的に日本ハムとはマッチしないでしょうけど。
俺は、野球をやんのは選手だと思ってるからなぁ、うん。
はい、連勝です。連敗中から「あと少し」とか「ここが」ってのは感じてましたし、そう言うのがちょっと良い方に傾けば面白いようにも不思議なようにも勝てるんですよ。勝ちに不思議の勝ちありとは言いますが、不思議の勝ちでも勝ちは勝ちです。前にも言ったように、勝ち方が気に入らないと勝ちを無かったかのようにするとか、好んで絶望に首まで浸かるとか、そう言うのは○カかマゾですよ、ええ。まぁ、この2試合は不思議でもなんでもない、先発が試合を作る理想的な試合進行でしたけど。
調子が悪い時には先発が中々試合を作れない、或いはそう言う期待をしても信頼感のまだ少ない投手を出さざるを得ない、そう言うのが目だったように感じます。それに吉川投手に武田勝投手、木佐貫投手と言った計算出来た筈の投手まで乗っかってしまっては苦しくて当然です。当然、救援投手の遣り繰りも厳しくなりますし、結果として優勢だった試合を落とすなんてのも起こる訳でね。全ては繋がってるんですよ。例えばそう言う流れでも打撃陣が奮起してひっくり返すとか、そんな試合でもあれば助かるんですが。
「先発が試合を作れない」なんて言うと「今まで中継ぎに頼りすぎて先発を早く降ろしすぎて来たからだ」なんて訳知り顔で言う人も出てくるのでしょうけど、過去にはそうしないと優勝を逃す、優勝戦線から脱落する、Aクラス争いからも脱落すると言うシーズンばかりで、とてもじゃないですが先発投手に任せて試合を落とせる余裕が無かった訳で。例えば去年、先発を育てる為と長く引っ張って、結果として終盤に逆転されて試合を落とした、そう言うのの積み重ねが響いて優勝を逃した、Bクラスに終わったとなってたら、それはそれで納得出来ましたか?「優勝よりも育成だ!」って言えましたか?
俺は別に構わんと思うよ、優勝よりも育成が優先されたとしても。そらその時はそれが必要だって事なんだろうし、やらなきゃ後でもっと困る訳だろうし。だけどな、今年の野手の若手起用で「下手くそは二軍に沈めろ」とか「勝ち方(笑)を知ってるベテランを使え」とか言うような方々が、優勝を目前にした状況で・・・優勝の可能性がある段階で優勝よりも育成を優先されて黙ってるとは思えないんですけどねぇ。
まぁ、今年は今のところ気楽な位置に居ますし、この際野手も投手も次世代の戦力整備に思いっきり傾いても良いんじゃないかと思うけどね、目先の勝った負けたじゃなくってさ。まぁ営業を考えたらそうもいかんのだろうけどね。思えば日本一の前の年の平成17年もボロボロだった訳だし、そこから希望が芽吹いた訳ですし。来季以降数年間に備えて思いきったオーバーホールってのも悪くないと思うし必要だと思うけどね。ダルビッシュ投手も言ってたじゃん?「飛び上がる前にはしゃがまなきゃいけない」とかなんとかね。今年はそのしゃがむ前の準備運動からやろうよってね。
でもまぁそう言う呑気が言えない位置まで上がったら上がったでそれは楽しむんだろうけどな、俺も人並みにアレだしね。
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木佐貫投手、対12球団勝利達成です。史上12人目だそうですね、12人目の12球団勝利で記念品とか出ないもんですかね?634米の東京スカイツリーの入場者634万人目で記念品みたいな?
それはそうと木佐貫投手と読売先発の杉内投手は高校時代、同じ鹿児島県下でライバル関係だったそうで。それで杉内投手はテンションが上がっていたようですが、木佐貫投手は平常心・・・って事にしておきましょう。でも高校時代に甲子園への道を塞いだ杉内投手に対して、闘志は燃やしてたと思いますね。そんな杉内投手に投げ勝った形の木佐貫投手、最高の登板でしたね。
1失点は・・・彼処だけおかしかったんだよなぁ。でもまぁそれで引き締まった部分もあるだろうし、あの打線に7回1失点は立派なんてもんじゃないです。立ち上がりが良かったのが後々も良くしたね。
敗れた杉内投手もソフトバンク時代よりもタフになった印象があるね。ソフトバンク時代はいい投手なんだけど儚いと言うか、血行障害もあったのかな?ちょっと病弱と言うかそう言う印象でしたが、読売では鋼の左腕になったような。環境の変化かな?
【でも!?しょうがない】
前述の通り読売の先発は左腕の杉内投手、前日の内海投手とならんで・・・いや内海投手以上とも言いたくなる杉内投手でしたが、この試合もやはり先発二塁手は西川選手。金子誠選手の二塁手先発ってのはたまに空気を入れ換えるような?或いは合間合間にキャベツを摘まむような?そんな感じなんですかねえ?
で、8回表の守備の場面。松本選手・・・俊足自慢の松本選手の打球は高く弾んで二塁手西川選手のもとへ。ここで西川選手は捕球に失敗してそらすと言うか腰の後ろに落とすような感じになってしまいますが、俺はこのプレーは全然アリだと思いますよ。
この打球、恐らく捕れて投ってても一塁はセーフだったでしょう。落ち着いて捕球してたら当たり前に一塁をくれていた訳です。なのでここは一か八かの勝負を仕掛ける、ギリギリでもアウトに取れる確率を高めようとするのは無いプレーでは無いですし、その結果であの程度の失敗は付き物ですよ。それを恐れて消極的になっていたらどんなプレーも出来ないと思いますし、そう言う積極性・・・自分の技術レベルを超えた積極性が西川選手の良さでもあると思うんですがね。
まぁ俺が「アメリカガー」とか「アメリカデハー」なんて言うのはアレですが、海の向こうでは「緊急性が高いとき程ギリギリのプレーで勝負する」「基本に忠実なのは余程の余裕がある時」と言う事らしいんですよね。それに当て嵌めれば西川選手のこれまでのプレーは納得が行くんですよ。「落ち着いてやれば・・・」とか「もっと確実に心掛けていれば・・・」な感じの失策が度々見られますが、それも少しでも早く1つでも多くのアウトを取ろうとしたが故の失敗だったと思えばね。
体の向きであったりグラブでの打球の迎え方であったり、そう言うのを指して「意識から間違っている」「気持ちの問題」として技術以前で一軍レベルでない事を強調する方も居ますが、そもそもが前提条件が違えば「間違い」「問題」に思えても仕方がありません。恐らくですが西川選手はそう言う意識ではやってないんじゃないかと思います。
・・・とここまで考えて一つ思い出した事が。昨年までの正二塁手であった田中賢選手、今年は米マイナーリーグでプレーしてますがね、彼もゴールデングラブ賞を獲得する程の名手でありながら、去年までの2~3年は落球等の細かい失敗が多かったように思います。今考えてみるとそれは、その時から渡米を意識して米国で通用するプレーを模索していたのではないか?などと考えてしまいますね。
勿論、田中賢選手と西川選手ではレベルが違います、違いすぎます。ただ、後継者として同じ方向を向いていると言う事は充分に有り得ますし、そこに西川選手持ち前の積極性も加わってあのようなプレースタイルになってるんじゃないかとね。
先程「米国では緊急時ほどギリギリのプレー、基本に忠実は余裕のある時」とアレしましたが、日本では逆なんですよね。冒険的なプレーをやるのは失敗しても大丈夫な余裕のある時で、緊急性の高い場面ほど基本に忠実に確り動作を心掛けると。その辺の違いが日本人内野手が米国で大きく成功しにくい要因の一つとも言われます。まぁ、向こうで成功しようが失敗しようがどうでもいい事ですが、だとすれば田中賢選手は守備では向こうに適応できる可能性を秘めてるのでしょうかね?同様に読売の坂本選手も向こうのスカウトさんの評価が高いとも聞きます。
どうしても日本的に「アウトに出来なくても確り捕球を」と考えちゃうのは仕方ないですが、そうではない路線を進んでいるんであれば仕方の無い事ですし、ああいう方向性で勝負を仕掛けるってのもあるんだとは認識して欲しいかなぁ・・・とか。きっとあのプレーが実ってチームを救う日が来ると、俺は思うよ、信じてるよ。
【その他の大引1号ソロとか試合のアレとか】
試合を決めたのは大引選手の移籍後第1号、そして今季第1号のソロ本塁打!栗山監督がキャンプから「大引はスラッガーだ」といい続けてきて、本人もその言葉と自分のこれまで課せられてきた役目とのギャップに戸惑いがあったようですが、そう言うのを吹っ切るような一発でしたね。俺も大引選手はスラッガーって言う言葉が日本で認識されてる程の長距離砲とは思いませんが、短砲身のⅢ突やⅣ号戦車のような支援砲撃は得意そうな?そう言う中短距離砲のようには思ってました。少なくとも迫撃砲とか手榴弾の類いでは無いなぁ、と。
開幕当初好調だった打撃がかなり落ち込んでファンから起用に不満の声も出て来はじめた頃、この2試合を切っ掛けに再び打撃を持ち直して、チームの攻撃力を支えて欲しいと思いますね。左右の違いはありますが、今浪選手の打撃も同室のモノだと思いますね、うん。
打撃で言えば陽選手、前日まで9試合連続複数安打でプロ野球記録にあと「1」と迫ってましたが、記録に並ぶ事は叶いませんでした。まぁこう言うのは得てして周りが意識し出すと途切れる、失敗する訳でね、まぁそうなっちゃったなぁ・・・と。でもまぁ1安打でも貴重な同点適時打ですし、連続試合安打は継続中なので、今後も試合のいい場面で打ち続けて欲しいもんですよ。
で、この試合はテレビ東京系列で中継されまして、解説に北海道ローカルでも出演歴がある中日OBの立浪さんと、「営業力のある豊田泰光」と言った感のある野村克也氏が就きましたが、はっきり言って野村克也氏は過去の人ですね。まぁ言ってる事が間違いって訳じゃないんだろうけど、正解が複数ある、或いは全てが正解であり同時に間違いでもあるような場面でも「俺の考えが正しい、俺と違うのは間違い」と言うような感じはどうなのかなぁ?とかね。
あと「監督の腕の見せ処ですよ」っての?何も選手に勝手にやらせとけって訳ではないですがね、実際にプレーするのは選手であって監督は指示を与えるに過ぎないと言う事、テレビゲームのようにコントローラー握って操作する訳でもないんですから、監督が幾ら気張って顔を赤くも青くもしたところで、どうにもならんもんはならんと思うんですけどね。それにベンチの指導者は監督だけではありませんし、監督やコーチの性格は見えても腕と言うのはちょっと違うんじゃねえのかな?とかね。
なんつーか、監督やコーチの戦術だとか戦況の把握とかそう言うのはあると思うけどね、それが前面に出てファンに見せつけられるようなの?そしてそれがファンへのアピールポイントと言うのはね。だからって豊田泰光みたいに「監督は選手に任せて黙ってろ」とは思いませんよ?ただ、グラウンドの主役は選手なんだと、監督やコーチが主役になっちゃそら違うだろう?とね。主役たる選手達が今出せる最高のプレーを出きるように頭痛も滝汗も惜しまない、そう言うもんなんじゃねえかな?と。
まぁそれでも監督に注目する人はいると思いますよ。でもそれはそれ。ドラマとかアニメとかでも脇役に注目する人はいるでしょう?その人にとっての主役はその人が注目したその役の人であったりキャラであったりする訳だけど、だからって物語の主役になる訳ではないしね。それを「監督が主役なんだ」ってのが野村克也氏なんじゃねえかとね。
監督が野球をやると言うか監督で野球をやると言うか、そう言う人が野球界隈に何人か居ても面白いとは思うし、需要もあるでしょう。何処かの監督を務めるってのも面白いかも知れません。だけど、俺は自分が応援するチームの監督になって欲しいとは思わないなぁ。ま、野村克也氏の考え的に日本ハムとはマッチしないでしょうけど。
俺は、野球をやんのは選手だと思ってるからなぁ、うん。
はい、連勝です。連敗中から「あと少し」とか「ここが」ってのは感じてましたし、そう言うのがちょっと良い方に傾けば面白いようにも不思議なようにも勝てるんですよ。勝ちに不思議の勝ちありとは言いますが、不思議の勝ちでも勝ちは勝ちです。前にも言ったように、勝ち方が気に入らないと勝ちを無かったかのようにするとか、好んで絶望に首まで浸かるとか、そう言うのは○カかマゾですよ、ええ。まぁ、この2試合は不思議でもなんでもない、先発が試合を作る理想的な試合進行でしたけど。
調子が悪い時には先発が中々試合を作れない、或いはそう言う期待をしても信頼感のまだ少ない投手を出さざるを得ない、そう言うのが目だったように感じます。それに吉川投手に武田勝投手、木佐貫投手と言った計算出来た筈の投手まで乗っかってしまっては苦しくて当然です。当然、救援投手の遣り繰りも厳しくなりますし、結果として優勢だった試合を落とすなんてのも起こる訳でね。全ては繋がってるんですよ。例えばそう言う流れでも打撃陣が奮起してひっくり返すとか、そんな試合でもあれば助かるんですが。
「先発が試合を作れない」なんて言うと「今まで中継ぎに頼りすぎて先発を早く降ろしすぎて来たからだ」なんて訳知り顔で言う人も出てくるのでしょうけど、過去にはそうしないと優勝を逃す、優勝戦線から脱落する、Aクラス争いからも脱落すると言うシーズンばかりで、とてもじゃないですが先発投手に任せて試合を落とせる余裕が無かった訳で。例えば去年、先発を育てる為と長く引っ張って、結果として終盤に逆転されて試合を落とした、そう言うのの積み重ねが響いて優勝を逃した、Bクラスに終わったとなってたら、それはそれで納得出来ましたか?「優勝よりも育成だ!」って言えましたか?
俺は別に構わんと思うよ、優勝よりも育成が優先されたとしても。そらその時はそれが必要だって事なんだろうし、やらなきゃ後でもっと困る訳だろうし。だけどな、今年の野手の若手起用で「下手くそは二軍に沈めろ」とか「勝ち方(笑)を知ってるベテランを使え」とか言うような方々が、優勝を目前にした状況で・・・優勝の可能性がある段階で優勝よりも育成を優先されて黙ってるとは思えないんですけどねぇ。
まぁ、今年は今のところ気楽な位置に居ますし、この際野手も投手も次世代の戦力整備に思いっきり傾いても良いんじゃないかと思うけどね、目先の勝った負けたじゃなくってさ。まぁ営業を考えたらそうもいかんのだろうけどね。思えば日本一の前の年の平成17年もボロボロだった訳だし、そこから希望が芽吹いた訳ですし。来季以降数年間に備えて思いきったオーバーホールってのも悪くないと思うし必要だと思うけどね。ダルビッシュ投手も言ってたじゃん?「飛び上がる前にはしゃがまなきゃいけない」とかなんとかね。今年はそのしゃがむ前の準備運動からやろうよってね。
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テーマ : 北海道日本ハムファイターズ
ジャンル : スポーツ