[非公式] 人生ペロペロ / ８月２０日の楽天戦 / ８月２１日の楽天戦 / ８月１９日は雨野普通の世界日本ハムが【ブログ】やってみた

TWITTER

人生ペロペロ / ８月２０日の楽天戦 / ８月２１日の楽天戦 / ８月１９日は雨野

【人生ペロペロ】
　残念ながら１６強には届きませんでしたが、南北海道代表の東海大四高校はよく戦ってくれました。延長戦でのあのミスが痛すぎますけどね、それは野球部員の皆様がよく噛み締めていると思います。

　その東海大四のエース、西嶋投手が投った"超遅球"・・・多田野投手が投るイーファスのようなのが話題となりまして。中でも元フジテレビアナウンサー氏が「意地でも投球術と呼びたくない。世の中をなめた人間になる」
とツイッターで発したのは大きな騒動となり、またしても"高校野球オタク"で知られる米プロ野球テキサスのダルビッシュ投手が参戦するという事に。

　その元フジテレビアナウンサー氏の気持ちもわからなくもないですね。恐らく彼が想定する高校野球・・・甲子園と言うものは脳味噌まで筋肉化した球児が馬鹿正直に正面からがっぷり四つに組み合うようなモノなのでしょう。故に意表を突いたり相手の気を逸らしたり、球場の雰囲気に対するプレーと言うのは邪道で外道なモノに見えて仕方がないのかと。相撲で言えば立ち会いからの変化や引き相撲、張り差し、猫だまし、八艘跳びは気に入らない・・・みたいな？
　そういうのを好くとか好かないってのは個人の自由ですし、好かないもので甲子園を汚されたような気分だったのでしょう。それでどうにも我慢が利かなくなり、あらんかぎりの罵倒をしてしまったと。嫌いなものは嫌いなんだからしょうがない。

　嫌いな人に「これだって立派な戦術だ！」とか言ったって無駄だと思いますし、問題はそこじゃないんですよね。「世の中をなめた人間になる」なんて言ってしまった事の方がね。確かにその時の感情を落ち着けるためには必要だったのかもですが、言ってしまえばたかだか野球のプレースタイルを批難するのに相手の野球以外も含めた人生・・・人格攻撃をしてどうなるのか？とね。
　仮にあの一投が彼の人生を狂わせたとしましょう。だとして批難の矛先を向けるべきは西嶋投手本人か？あの一投が犯罪行為だったとして、糾弾されるべきは西嶋投手本人ではなく監督や周囲の大人たちではないか？まぁあんなのが人生を狂わすことはないでしょうし、犯罪でもなんでもありゃせんけどね。

　まぁそういうのをすっ飛ばして西嶋投手本人を罵倒しちゃうあたり、その元フジテレビアナウンサー氏は批判したんじゃなくて感情を吐き出して気持ちを落ち着けたってだけなんでしょう。そう考えると大きな問題にすべきことじゃあ無かったのかもしれませんね。

　それよりもその後のダルビッシュ投手にも噛みついていた方。俺はヤフーニュースで見てアレが遂にダルビッシュ投手にまで噛みついたかと思ったよ。まぁ違ったけどね。

８月１９日　北海道日本ハムファイターズ‐東北楽天ゴールデンイーグルス
結果：恵みの雨か？上沢投手の登板は雨に流れる・・・

８月２０日　北海道日本ハムファイターズ‐東北楽天ゴールデンイーグルス
結果：中村投手中盤ＫＯも味方の逆転劇で負けつかず！日本ハム先週木曜以来の勝利で５割復帰！
（楽天松井裕樹投手試練の７回、逆転許し白星を逃す・・・）

８月２１日　北海道日本ハムファイターズ‐東北楽天ゴールデンイーグルス
結果：浦野投手序盤２失点も崩れず快投！打線も爆発１２安打９点で連夜の逆転勝利！
（辛島投手背信、先制点を守れず楽天連敗・・・）

※仮に雨で全試合が中止でも速報サイトは休みにならないんだもんね

【８月２０日の楽天戦】
　「松井裕樹にプロの厳しさを教えられる」「松井裕樹にも『今季一番』の投球をさせる」と宴の支度をしていた方々も少なくないんでしょうが、残念ながらそうは問屋がお盆休みでした。
　でもまぁ松井裕投手を６回で終わらせてれば・・・はあったかもですが、そうなると継投も変わってたでしょうしねえ。そうしなかったってのは松井裕投手に経験を積ます為なんだろうけどね、楽天さんは来季を見据えた戦い方に切り替えているのかもね。ひょっとしたらｇｄｇｄなまま今季を終えるかもしれませんし、選手が出てくれば最終盤には怖いチームになってるかもですし。

　日本ハムは順位的にそこまで割りきった戦い方はできないよね。と言うかできる位置にいてもやったら批難轟々ですから、どうあったって周囲が許さないんだよね。そういう試合がこの１０年間で圧倒的に少なかった事が今になってチームの足腰に響いていると言うか。ちょっとでもプレーが雑な選手がいると「二軍行け」「監督更迭」「編成権を持つフロントの責任ガー」だもん。ちょっとは選手層眺めて考えてくれって。感情的に言いたくなるってのはわからなくもないけどサ。

　中村投手はらしくないのもあったけど、最後は踏ん張りが利かなかったね。ここ暫く勝敗関係なしに試合を作れていただけに残念な登板でした。市川捕手も少し配球に苦しんでいたのかな？それくらいの異変は中村投手にあったんでしょう。

　打線は中田選手と陽選手の活躍もさることながら、西川選手が歩けたのがね。中島卓選手のような粘りとは違いますが、本来西川選手は球を見れる選手でして。今回は歩く方向に作用しましたが、そういうので投手に圧をかけられれば打てる球も増えてくると思うんですよね。

【８月２１日の楽天戦】
　市川捕手がプロ初の本塁打。まぁ苦労人と言って差し支えのない市川捕手、ここに来てプロ野球選手として始まった感じですね。
　獲得当初は「鶴ちゃんを追い出す事が決まってたよう、鶴ちゃんに失礼すぎる」とか「巨人でも出番が無かった選手に鶴ちゃんの代わりが務まる訳がない」なんて言われましたが、実際当初は実戦経験の浅さが目立ったりもしましたが、徐々に下積みで培った捕手としての能力を発揮するようになってきました。

　勿論鶴岡捕手の流出に備えてと言うのはあるでしょう。でも、それに留まらない期待が市川捕手にはあったでしょう。順調であれば来季にも大野捕手が国内ＦＡ権を取得します。一部で今季取得の宮西投手に対して「複数年契約で引き留め」と言う報道がありましたが、それが事実であれば大野捕手にも同様の引き留めがあるでしょう。鶴岡捕手の時とは事情が違いますし。
　ただ万に一つ大野捕手の引き留めに失敗して流出となった際、大野捕手の次の世代と言うのはまだ心許ない訳で。そういった部分の「もしも」への備えと言うのも市川捕手の獲得にはあったのではないでしょうか？

・・・などと考えていたんですが、もしかしてもしかすると・・・順調に活躍を重ねていった場合、大野捕手に大きな契約を用意して引き留めを図る必要自体が消えてなくなるかもしれません。それはそれで寂しいですが、その分を他の補強箇所に回せますし、そうした戦略の大幅変更も可能としてしまうかもしれないのではないか？などと市川捕手を見ています。俺は大野捕手を贔屓してるから残ってほしいけどさ。

　浦野投手、立ち上がりはやはり課題ですね。でもそこに足をとられて後ろもｇｄｇｄになるような事が無かったのは良い事ですし、安定して試合を作れる投手になるのでしょう。来季は大谷投手、上沢投手、中村投手と共に先発ローテを支えてほしいモノです。今季柱がなくて苦しんだ先発投手陣ですが、苦しんだお陰で当初期待していた柱より強い柱が出来上がりつつあるように思います。

↓よろしければポチっとお願いします。多分痛くないんでｗ