はじめは誰もヒーローじゃない【6月1日 対中日4回戦】
大谷が出場すれば日本ハムは負ける・・・なんだか大谷投手が疫病神であるかのようなアレが囁かれているね。最初に言い出したのって東スポだっけ?ゲンダイだっけ?ぶっちゃけそう言う処で真面目に考えちゃダメなネタって感じなんですがね。
大谷投手の負傷からの復帰が偶々チームが上手くいかない時期に重なった、或いはそう言う試合に重なったって事でしょう?先発投手が試合を作れないのとか、マウンドに上がっていない大谷投手とどう関係するんでしょう?まさか「大谷はチーム内でも浮いていて・・・」なんて過去にも別の投手で聞いたようなアレをアレして、「ヤな奴が出てるから集中力ガー」とでも言いますかね?アボカド。ハワード。
負けた試合、よく考えてみて下さい。大谷投手のプレーが敗因に直結してるなら別ですよ?そうじゃなくて大谷投手が勝敗をどうこうする立場に無かった試合なのに、適当な言い回しで「大谷のせいで勝てない」なんてのは、質の悪い選手イジメですよ。
◆6月1日 中日ドラゴンズ4回戦
日本ハム 7‐3 中日
勝:大谷2試合1勝
負:山内8試合2勝4敗
本[日本ハム]鶴岡1号2ラン(山内)、アブレイユ13号3ラン(山内)、陽7号2ラン(山内)
大谷投手の負傷からの復帰が偶々チームが上手くいかない時期に重なった、或いはそう言う試合に重なったって事でしょう?先発投手が試合を作れないのとか、マウンドに上がっていない大谷投手とどう関係するんでしょう?まさか「大谷はチーム内でも浮いていて・・・」なんて過去にも別の投手で聞いたようなアレをアレして、「ヤな奴が出てるから集中力ガー」とでも言いますかね?アボカド。ハワード。
負けた試合、よく考えてみて下さい。大谷投手のプレーが敗因に直結してるなら別ですよ?そうじゃなくて大谷投手が勝敗をどうこうする立場に無かった試合なのに、適当な言い回しで「大谷のせいで勝てない」なんてのは、質の悪い選手イジメですよ。
◆6月1日 中日ドラゴンズ4回戦
日本ハム 7‐3 中日
勝:大谷2試合1勝
負:山内8試合2勝4敗
本[日本ハム]鶴岡1号2ラン(山内)、アブレイユ13号3ラン(山内)、陽7号2ラン(山内)
【微笑みを繋ぐ世界、夢を諦めたくない】
大谷投手の2度目の先発登板、プロ初勝利を飾りました。決して格好の良い勝ち方じゃ無かったですが、先ずは1勝。次はもう少し楽に投れるのではないでしょうかね?
投球内容は前回登板の方が良かったように思いますね。前回は長く投る事を考えず・・・と言うか長く投れないだろうとでも見透かしたように最初から飛ばし気味の投球で、案の定と言うか予定通りと言うかオーバーヒートした辺りでギアチェンジ。その先にちょっと課題はありましたがまずまずと言った内容でした。今回は最初から長く投る事を考えたのか抑え気味に投ってましたが、それがかえって上手くなかったようで中途半端に見えたかも知れません。
実際、栗山監督から試合中に「長く投げる事を考えずに行け」と注意されたようですが、そう言うところのギアと言うか変速機がまだまだですね。エンジンはダルビッシュ投手と比較してもっと凄い潜在能力がありそうですが、変速機がダルビッシュ投手が最新の9速ATだとしたら、大谷投手は熟成しきった4速ATって感じですかね?ワイドレンジで細かい制御が出来ないような。
今、大谷投手に「まだまだ」と言いましたが、まだまだで当然なんです。恐らく今回の登板を見て「まだまだ」「レベルが低い」、果ては「投手としては難しい」「二軍で調整してこい」なんて声も出るでしょう。ですがね、高卒1年目の18歳ですよ?それがよっこらでもなんでもコレだけ出来るのは大したものですし、ここから始める訳だから未熟なのは当たり前です。小学1年生に「今のお前に大学受験は無理だ!」って言いますか?真顔で。大谷投手に「まだまだだよ」なんて言ってしまうのは、そう言うもんのように思うんですが如何ですかね?
二刀流にしたってね、将来的にどちらかに絞る事も考えられるだろうけどね、それでも今は両立を目指している訳ですよ。それに大谷投手本人と監督・コーチと言ったベンチ、そして球団フロントまで合意の上で行ってる事です。何も大谷投手を騙して無理矢理やらせてる訳じゃぁ無いんですよ。なんだかね、週ベ辺りで許さないお爺ちゃんなんかは「大谷君は球団に文句が言えず二刀流やらされてる。『投手をやりたいです』って言って二刀流やめさせてもらいなさい!」なんて物語をアレしてますがね、そんなんじゃ無いんですよ。
そりゃ確かに遠回りかもしれないけどね、近道が全て良いって訳でもなかろう。もしも二刀流・・・投打を両立させられればプロ野球において衝撃的な一例になるし、何時か断念してどちらかに絞ったとしても、これまではプロに入る時にどちらかを選択していたものが、プロに入ってからプロの指導者の下で考える事が出来るようになる。そうなると・・・それだけでプロ野球を目指す若者には希望が出ますよ。
ソフトボールから選手を獲得もしました。そして大谷投手は二刀流挑戦。今日本ハムが取り組んでいる事は、日本プロ野球においても実に革命的と言うか常識を覆す、これまで切り捨てていた可能性をもっと追求できる環境を作ろうとしているのかもしれませんよ、ええ。その取り組みには諸手を挙げて賛成です。
【今すぐ出来ることは何だろう?】
で、7得点。大谷投手に初勝利をプレゼントする、先輩たちの素晴らしい援護でしたね。ただ、得点を決めた一打が全て本塁打と言う事に不満の方も居るようです。贅沢病だなぁ、これも。
確かに適時打での打点は誰にも一つもついておりません。鶴岡捕手の2点弾に始まり、アブレイユ選手の3点弾、ダメ押しは陽選手の2点弾です。確かに「繋いで相手のミスも見逃さないのがふぁいたあずやきう」って人らには馴染まないと言うか、なにか本塁打を悪いモノのように捉えてる人が多いですからね。
でもね、3本の本塁打は全て走者がいる場面で出てるんですよね。考えようによっちゃ適時打や進塁打が偶々本塁打になってしまったと、走者を進めるつもりで還してしまっただけなんじゃないかとね。別に悲観するようなモノでもない・・・って言うか、本塁打3発で「コンナコウゲキジャヨクナイ」なんてアレするのは正直どうかと思うんですけどね。それが楽しいってんなら仕方がないけど、本塁打でああ言われちゃ打った選手は堪ったもんじゃねえな。
まぁ見る人それぞれに理想とか願望があって然るべきだけどね、それとは別に選手達は出来る事を出来る限りやろうとしてるんだ。それは偶々ファンの思いとは違うものかも知れないけど、それでもその先は同じ夢に繋がってる筈なんだから・・・だから今は、だから今を信じてあげようぜ?
そうそうそうそうそう、鶴岡捕手は10号本塁打です。2年間待ち続けた、プロ通算10号本塁打です。鶴岡捕手だってアレぐらいは飛ばしますからね。そりゃ本塁打量産って程じゃないですけど、それなりにはね。次は目指せプロ通算20号、なるべく早く達成して欲しいものですよ、ええ。
【まとめたいのは、みんなで描く夢なんだ】
2番手には鍵谷投手、この試合でも素晴らしい投球を見せてくれました。ラジオの解説の新谷さんが大谷投手と比較して「素晴らしい」的に誉めてましたが、現時点では鍵谷投手の完成度が高くて当然ですよ。そりゃ大卒ですからね、それなりの差は絶対ありますよ、今の内はね。でも大谷投手だってこのままって事は絶対に無いですし、そうなると立場が逆転なんて事だってあるかもですよ?勿論鍵谷投手が逃げ切る事だってあるかもですが、それらは全て選手それぞれの鍛練ですよ、ええ。
確かに今を言うなら「大谷は鍵谷より弱い」も当然です。ですが大谷投手は今の選手でしょうかね?近くても来年以降、その先数年間を背負うべき選手です。確かに試合は今の試合で今年のチーム順位に直結するでしょうけど、それとは別口で来季以降の戦力の育成ってのは必要でしょうし、そうなると大谷投手は今の未熟で躊躇してはいけない選手だと思うんですがね。
大谷投手の他にもね、西川選手だってそう。中々定着できないけど杉谷選手も、控えとして欠かせなくなった中島選手なんかもそうです。二軍で経験を積んでる近藤捕手だってね。それぞれがそれぞれに見あった場所で経験値を積んでる訳ですよ。それで試合を落とす事も、今季の成績を悪くする事もあるでしょう。でも、それらは次代の選手を育てるのに必要な出費なんですよ、ええ。
そうこう纏まらないと言うか纏める気もなくアレしてると武田久投手が離脱との事。肘に違和感ですか・・・武田久投手も長いからなぁ、こう言う事も今後は増えるでしょうね。ヒルマン政権時から完投能力の高い投手を育てられなかった・・・ダルビッシュ投手は居ましたがアレは別格ですし、数えても1人ではね。故に救援投手陣への依存度も高く損耗も激しい、そういう中を生きてきたのが武田久投手ですから。
完投能力の高い投手を育てられなかったってのは今考えるとね、ヒルマン政権の時の米国流100球制限が大きかったのかなぁ?とか。そうだとするとそれもまた"ヒルマンの遺産"なんですが、100球制限のあった頃の投手は数年後には入れ替わりましたし微妙ですね。
野手の方で稲葉選手・二岡選手・金子誠選手の後継者育成が課題となってますが、投手でも武田久投手の後継者を見つけなければいけません。実績で言えば増井投手の配置転換でしょうが、そうすると増井投手が守ってた場所を誰に任せるか?また、増井投手も数年先にはFAと言う問題も出てくるでしょうし。どうあれ、救援投手陣に新しい顔触れが必要な時期になってきてます。今回の武田久投手の離脱がなかったとしてもね。
それとやはり先発投手、完投能力の高い先発投手の獲得と育成ですね。実績で言えば武田勝投手が現在のエース格なんですが、完投能力が決して高くない投手を中心にローテーションを回すと言うのはそれだけで厳しいものです。やはり先発ローテの軸に据える投手は完投までいかなくとも8回は投って欲しい処ですし、そう言うのは吉川投手が挑戦しているところなんでしょう。木佐貫投手の獲得もその辺の補強の意味合いもあるのでしょう。
こう言う事を考えるとこの先もドラ1で良い投手を獲りに行くのかな?と。恐らく今年は桐光学園の松井君でしょうし、来年は済美高の安楽君でしょう。救援投手陣と先発投手陣、双方を増強すべく上位で先発完投型候補、中位下位で救援投手候補を獲っていくんじゃないか?とね。
そう言うの全て引っ括めて、ヒルマン政権から続いてきたものを見直す、次の10年を戦うべくチームをリニューアルする、そういう時期に来てるんだなぁ・・・と、武田久投手離脱に改めて思った次第。
武田久投手の代わりにモルケン投手が登録されるようです。モルケン投手が武田久投手の代理と言うわけでは無いでしょうが、恐らく増井投手を武田久投手の務めていた抑えの位置に移る事で矢貫投手や鍵谷投手の起用法にも変化が出るでしょうし、それで生じる穴を埋めるってのもあるんでしょう。まぁ、モルケン投手だって良いときの内容であれば後ろを任せられるくらいのモノはあるんですけどね。
モルケン投手は「海外版増井投手」とでも言うような、制球よりも球威で押すタイプですよね?増井投手よりも極端かもしれません。思いきって投れればまず打たれない筈なんですが、それをさせないのがプロの打者であり指示を出すベンチである訳でね。それにどう打ち克つか、それが今後のモルケン投手を左右するんじゃないかと思いますよ。仮に米球界に戻るとしても、負けて帰りたくはないでしょうし。ま、必要とされて残るのが一番ですが。
そうそうそうそうそう、自分の好きじゃない選手に「期待しない」「二軍に落とせ」「解雇が妥当」等と簡単に吐いちゃう人も居ますがね、それを止めるような事はしませんが、そういう選手が出る度にそう言う事を吐き続けるってのは楽しいモンなんでしょうかねぇ?この事はいずれ機会があれば。俺は使われる選手にはそれだけの理由があるんだと思うよ、うん。
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大谷投手の2度目の先発登板、プロ初勝利を飾りました。決して格好の良い勝ち方じゃ無かったですが、先ずは1勝。次はもう少し楽に投れるのではないでしょうかね?
投球内容は前回登板の方が良かったように思いますね。前回は長く投る事を考えず・・・と言うか長く投れないだろうとでも見透かしたように最初から飛ばし気味の投球で、案の定と言うか予定通りと言うかオーバーヒートした辺りでギアチェンジ。その先にちょっと課題はありましたがまずまずと言った内容でした。今回は最初から長く投る事を考えたのか抑え気味に投ってましたが、それがかえって上手くなかったようで中途半端に見えたかも知れません。
実際、栗山監督から試合中に「長く投げる事を考えずに行け」と注意されたようですが、そう言うところのギアと言うか変速機がまだまだですね。エンジンはダルビッシュ投手と比較してもっと凄い潜在能力がありそうですが、変速機がダルビッシュ投手が最新の9速ATだとしたら、大谷投手は熟成しきった4速ATって感じですかね?ワイドレンジで細かい制御が出来ないような。
今、大谷投手に「まだまだ」と言いましたが、まだまだで当然なんです。恐らく今回の登板を見て「まだまだ」「レベルが低い」、果ては「投手としては難しい」「二軍で調整してこい」なんて声も出るでしょう。ですがね、高卒1年目の18歳ですよ?それがよっこらでもなんでもコレだけ出来るのは大したものですし、ここから始める訳だから未熟なのは当たり前です。小学1年生に「今のお前に大学受験は無理だ!」って言いますか?真顔で。大谷投手に「まだまだだよ」なんて言ってしまうのは、そう言うもんのように思うんですが如何ですかね?
二刀流にしたってね、将来的にどちらかに絞る事も考えられるだろうけどね、それでも今は両立を目指している訳ですよ。それに大谷投手本人と監督・コーチと言ったベンチ、そして球団フロントまで合意の上で行ってる事です。何も大谷投手を騙して無理矢理やらせてる訳じゃぁ無いんですよ。なんだかね、週ベ辺りで許さないお爺ちゃんなんかは「大谷君は球団に文句が言えず二刀流やらされてる。『投手をやりたいです』って言って二刀流やめさせてもらいなさい!」なんて物語をアレしてますがね、そんなんじゃ無いんですよ。
そりゃ確かに遠回りかもしれないけどね、近道が全て良いって訳でもなかろう。もしも二刀流・・・投打を両立させられればプロ野球において衝撃的な一例になるし、何時か断念してどちらかに絞ったとしても、これまではプロに入る時にどちらかを選択していたものが、プロに入ってからプロの指導者の下で考える事が出来るようになる。そうなると・・・それだけでプロ野球を目指す若者には希望が出ますよ。
ソフトボールから選手を獲得もしました。そして大谷投手は二刀流挑戦。今日本ハムが取り組んでいる事は、日本プロ野球においても実に革命的と言うか常識を覆す、これまで切り捨てていた可能性をもっと追求できる環境を作ろうとしているのかもしれませんよ、ええ。その取り組みには諸手を挙げて賛成です。
【今すぐ出来ることは何だろう?】
で、7得点。大谷投手に初勝利をプレゼントする、先輩たちの素晴らしい援護でしたね。ただ、得点を決めた一打が全て本塁打と言う事に不満の方も居るようです。贅沢病だなぁ、これも。
確かに適時打での打点は誰にも一つもついておりません。鶴岡捕手の2点弾に始まり、アブレイユ選手の3点弾、ダメ押しは陽選手の2点弾です。確かに「繋いで相手のミスも見逃さないのがふぁいたあずやきう」って人らには馴染まないと言うか、なにか本塁打を悪いモノのように捉えてる人が多いですからね。
でもね、3本の本塁打は全て走者がいる場面で出てるんですよね。考えようによっちゃ適時打や進塁打が偶々本塁打になってしまったと、走者を進めるつもりで還してしまっただけなんじゃないかとね。別に悲観するようなモノでもない・・・って言うか、本塁打3発で「コンナコウゲキジャヨクナイ」なんてアレするのは正直どうかと思うんですけどね。それが楽しいってんなら仕方がないけど、本塁打でああ言われちゃ打った選手は堪ったもんじゃねえな。
まぁ見る人それぞれに理想とか願望があって然るべきだけどね、それとは別に選手達は出来る事を出来る限りやろうとしてるんだ。それは偶々ファンの思いとは違うものかも知れないけど、それでもその先は同じ夢に繋がってる筈なんだから・・・だから今は、だから今を信じてあげようぜ?
そうそうそうそうそう、鶴岡捕手は10号本塁打です。2年間待ち続けた、プロ通算10号本塁打です。鶴岡捕手だってアレぐらいは飛ばしますからね。そりゃ本塁打量産って程じゃないですけど、それなりにはね。次は目指せプロ通算20号、なるべく早く達成して欲しいものですよ、ええ。
【まとめたいのは、みんなで描く夢なんだ】
2番手には鍵谷投手、この試合でも素晴らしい投球を見せてくれました。ラジオの解説の新谷さんが大谷投手と比較して「素晴らしい」的に誉めてましたが、現時点では鍵谷投手の完成度が高くて当然ですよ。そりゃ大卒ですからね、それなりの差は絶対ありますよ、今の内はね。でも大谷投手だってこのままって事は絶対に無いですし、そうなると立場が逆転なんて事だってあるかもですよ?勿論鍵谷投手が逃げ切る事だってあるかもですが、それらは全て選手それぞれの鍛練ですよ、ええ。
確かに今を言うなら「大谷は鍵谷より弱い」も当然です。ですが大谷投手は今の選手でしょうかね?近くても来年以降、その先数年間を背負うべき選手です。確かに試合は今の試合で今年のチーム順位に直結するでしょうけど、それとは別口で来季以降の戦力の育成ってのは必要でしょうし、そうなると大谷投手は今の未熟で躊躇してはいけない選手だと思うんですがね。
大谷投手の他にもね、西川選手だってそう。中々定着できないけど杉谷選手も、控えとして欠かせなくなった中島選手なんかもそうです。二軍で経験を積んでる近藤捕手だってね。それぞれがそれぞれに見あった場所で経験値を積んでる訳ですよ。それで試合を落とす事も、今季の成績を悪くする事もあるでしょう。でも、それらは次代の選手を育てるのに必要な出費なんですよ、ええ。
そうこう纏まらないと言うか纏める気もなくアレしてると武田久投手が離脱との事。肘に違和感ですか・・・武田久投手も長いからなぁ、こう言う事も今後は増えるでしょうね。ヒルマン政権時から完投能力の高い投手を育てられなかった・・・ダルビッシュ投手は居ましたがアレは別格ですし、数えても1人ではね。故に救援投手陣への依存度も高く損耗も激しい、そういう中を生きてきたのが武田久投手ですから。
完投能力の高い投手を育てられなかったってのは今考えるとね、ヒルマン政権の時の米国流100球制限が大きかったのかなぁ?とか。そうだとするとそれもまた"ヒルマンの遺産"なんですが、100球制限のあった頃の投手は数年後には入れ替わりましたし微妙ですね。
野手の方で稲葉選手・二岡選手・金子誠選手の後継者育成が課題となってますが、投手でも武田久投手の後継者を見つけなければいけません。実績で言えば増井投手の配置転換でしょうが、そうすると増井投手が守ってた場所を誰に任せるか?また、増井投手も数年先にはFAと言う問題も出てくるでしょうし。どうあれ、救援投手陣に新しい顔触れが必要な時期になってきてます。今回の武田久投手の離脱がなかったとしてもね。
それとやはり先発投手、完投能力の高い先発投手の獲得と育成ですね。実績で言えば武田勝投手が現在のエース格なんですが、完投能力が決して高くない投手を中心にローテーションを回すと言うのはそれだけで厳しいものです。やはり先発ローテの軸に据える投手は完投までいかなくとも8回は投って欲しい処ですし、そう言うのは吉川投手が挑戦しているところなんでしょう。木佐貫投手の獲得もその辺の補強の意味合いもあるのでしょう。
こう言う事を考えるとこの先もドラ1で良い投手を獲りに行くのかな?と。恐らく今年は桐光学園の松井君でしょうし、来年は済美高の安楽君でしょう。救援投手陣と先発投手陣、双方を増強すべく上位で先発完投型候補、中位下位で救援投手候補を獲っていくんじゃないか?とね。
そう言うの全て引っ括めて、ヒルマン政権から続いてきたものを見直す、次の10年を戦うべくチームをリニューアルする、そういう時期に来てるんだなぁ・・・と、武田久投手離脱に改めて思った次第。
武田久投手の代わりにモルケン投手が登録されるようです。モルケン投手が武田久投手の代理と言うわけでは無いでしょうが、恐らく増井投手を武田久投手の務めていた抑えの位置に移る事で矢貫投手や鍵谷投手の起用法にも変化が出るでしょうし、それで生じる穴を埋めるってのもあるんでしょう。まぁ、モルケン投手だって良いときの内容であれば後ろを任せられるくらいのモノはあるんですけどね。
モルケン投手は「海外版増井投手」とでも言うような、制球よりも球威で押すタイプですよね?増井投手よりも極端かもしれません。思いきって投れればまず打たれない筈なんですが、それをさせないのがプロの打者であり指示を出すベンチである訳でね。それにどう打ち克つか、それが今後のモルケン投手を左右するんじゃないかと思いますよ。仮に米球界に戻るとしても、負けて帰りたくはないでしょうし。ま、必要とされて残るのが一番ですが。
そうそうそうそうそう、自分の好きじゃない選手に「期待しない」「二軍に落とせ」「解雇が妥当」等と簡単に吐いちゃう人も居ますがね、それを止めるような事はしませんが、そういう選手が出る度にそう言う事を吐き続けるってのは楽しいモンなんでしょうかねぇ?この事はいずれ機会があれば。俺は使われる選手にはそれだけの理由があるんだと思うよ、うん。
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テーマ : 北海道日本ハムファイターズ
ジャンル : スポーツ