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2023年3月24日 (金)

ヤシカ オートフォーカス

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ちょっと前にmixiの参加歴を調べようという企画があったのだが、拙僧のmixi歴は24年だった。こういうのはちょっと恥ずかしい歴史かもしれないな。

当時はまだ、mixiは紹介制で汚い言葉が飛び交う物騒なネットフロンティアの中では、ある程度秩序が保たれていた。この頃に熱心にmixiで発言していたジェーン・スーさんとかライムスターの宇多丸さんにとっては黒歴史なのだろうが、オワコンなどと言われてもmixiは続いている。実際、拙僧などはTwitterのようなSNSサービスは速すぎて情報のリンクも混沌としており、ついていけないな。Instagramもやっているのだがギリギリ置いてけぼりを喰わずに済んでいる。それに比べてレイトマジョリティのmixiのスピードというのは癒されるなあ。

mixiの前にはニフティサーブがあった。今でもニフティはあるけど、かつてはフォーラムというテキストベースの趣味サイトがあったのだ。これは熱心な方から妄信する方まで様々な方がいらっしゃった。情報的には古いが、それでも当時の情報ソースとしては当てになったものである。しかし、テキストベースの趣味サイトというのは、熊さん・八っつぁんも35万画素級デジカメでHPを作るようになると存在の妥当性が怪しくなり、ついには消滅してしまう。
Img239それはそれとして、ニフティそのものは現在もネットサービスとして(多分)健全だ。拙僧もニフティの安くない有料サービスを利用してHPを作りコンテンツを発信している。我ながら巨大になってしまい、今更安いHPサービスに引っ越しもできない。このブログも同様だ。それはそれでいいのだけど、こまったのはアドレスが「http:」から始まるのだ。つまり「https:」ではない。これはセキュリティとして危険と判断してグーグル辺りの検索エンジンだと引っかからないらしい。これは非常に困るのだが、ニフティとしては改善するつもりはないようだ。自分のコンテンツは「https:」で始まっているのに。それでも、今更引っ越しもできないし、悩みどころだなあ。

本カメラはAFカメラとしては最も初期のカメラであり、言ってみればニフティサービスのようなモノだ。自動でピントを合わせるカメラというだけで魔法のようなカメラだった。しかし、人間の欲求はとどまらない。

コンテンツもご落札頂きたい。

 

 

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2023年3月18日 (土)

ソニー α100

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なんと「タモリ俱楽部」が終わるという。終わらないと思っていたものが終わるというのは、令和ではちょくちょくあって、昭和世代は寂しい限りである。

今となっては石器時代の話だが、かつては「ペンタックス」とか「ミノルタ」という伝統的カメラメーカーがあった。ドイツに西と東があったことを説明するのも困難で「キエフ」も「キーウ」と言わなければ覇権主義者として糾弾されそうな世の中だ。なので、消えたカメラメーカーを語るというのは第二次世界大戦でアメリカ軍が日本の都市を絨毯爆撃で灰にしたという話をするがごとしなのだが、本ブログはそういう話をするものなので話を続けることにする。

「ペンタックス」は紆余曲折がありながらもリコーに拾われて、リコーの1ブランドとなった。しかし、「ペンタックス」というブランドは、それなりにリスペクトがあるように思える。「ペンタックス」がリコーに拾われたのは幸いだったと思う。一方で「ミノルタ」はコニカと合併して「コニカミノルタ」となったが力尽きてソニーに吸収された。いや、吸収されたのは一眼レフカメラのαシリーズだけだ。その他のコンパクトデジカメなどはケンコーが拾ったような気がするのだが、曖昧な記憶だ。いずれにしろ「ディマージュ」というブランドは消滅している。ソニーがαシリーズを吸収して最も熱心だったのは「コニカミノルタ」色の排斥だった。今でもαシリーズはミラーレス一眼のブランドとして残っているが、「コニカミノルタ」などは無かったことになっているようだな。

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驚いたことに、拙僧は本カメラを保証付き中古で買ったようだ。そんなことはまるで覚えていない。その後、2台目をジャンク籠で拾ったのだが、それは相応な価格帯だった。

手元には本カメラの個体は1台しかないから、もう1台は金策で手放したのだろう。それは一応「ソニー」の一眼レフデジカメだから、それなりに現金預金を潤したはずだ。

ソニーはとっくに一眼レフデジカメには見切りをつけ、NEXで始まったミラーレス一眼をαブランドとして展開している。拙僧もNEXシリーズ初期のNEX-5を今後熱心に使おうかなと思っているのだが本カメラもいまだ現役だ。

1000万画素級の撮像素子といっても600万画素級のD70や*istDLと使い分けてもいないのだが、ポートレイト撮影で女性の肌の好ましくないモノをぼんやり写すというのは都合が良いんじゃないかな。

コンテンツもご覧いただきたい。

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2023年3月16日 (木)

ガンガールズ:29(クラウンモデル)

Dscn0119久しぶりの「ガンガールズシリーズ」の更新である。

割と定期的に友人の主催するポートレート撮影会に参加していたのだが、コロナになって開催が激減した。基本的にモデルさんからのリクエストで撮影会は開催となるのでモデルさんのリクエストが無いと開催できない。どうも、コロナ禍でモデルさんのモチベーションが下がってしまったようなのだ。

やっとマスクも外して歩けるようになり、モデルさんのリクエストもボチボチ増えているようなので、ポートレート撮影会も再開しつつある。

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モデルさんに持っていただくガンは、拙僧が熱心にエアガンを集めていた時のモノだ。

撮影に使ったガンは速やかに処分している。なので、本ガンは既に手元にない。なかなか可愛いハンドガンだったが、プラモデルやカメラ・レンズと同様に、慢性的な粛清の嵐なのだ。

本ガンは実銃に比べてダウンサイジングされているが、モデルさんに持っていただくにはキュートで、なかなか好ましい。

コンテンツもご覧いただきたい。

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2023年3月 2日 (木)

ミノルタ SR505

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「日本カメラ」や「アサヒカメラ」といった伝統的なカメラ雑誌が無くなって久しい。今でもカメラ雑誌というのは存在するようだが、ずっとカジュアルで軽快なもののようだ。拙僧個人も、伝統的なカメラ雑誌のカビ臭くてxx先生をあがめるような記事というのは閉口していたから、時代のムーブメントがそういう風に移行するのは良いことなのだろう。しかし、そういう雑誌は写真を撮るという楽しみは同じようで、今更フィルムカメラを大事に使うようなオールドタイマーとは別のベクトルで進んでいるようだ。それはそれで健全だろうが、いまだにモノクロネガで自家現像をし、フィルムカメラの歴史などを語ろうというような拙僧には寂しいものだ。フィルムカメラを取り上げた雑誌やムックはあるが、どうも「ロモグラフィー」的なムーブメントがあって、その気にならない。写真が変に写っていたり、撮れていなかったら普通に不愉快だからな。「撮れているかわからないのが楽しい」というカルチャーには、どうも迎合できない。

要するに、拙僧は既にかつて忌み嫌っていたオールドタイマーのクラシックカメラ爺なのであろう。悲しいよ。

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それはそれで仕方がないことだ。歳をとらない人間なんていないからな。2003年ごろに、手のひらを返したように「全てのフィルムカメラは数年で使い物にならなくなる」という連中というのは、当時、まだまだ高価だった一眼レフデジカメを買う方便だったのかもしれない。そういう意味では、当時悲観されていたよりもフィルム事情は楽観的である。カラーポジフィルムなど、到底手が届かなくなったが、モノクロネガを自家現像する分には何とか趣味の範囲で出費できる価格帯だ。思うに、0円プリントの前に戻っただけじゃないかな。

老いるというのは悲しいことで、一方で老いないカメラ・レンズというのは憧れるものである。勿論、メンテナンス代をかけるのはライカやニコンであって、ミノルタなんか使い捨てだという考え方もあるだろう。拙僧の個体は自分の老いをカメラに刻んだ形跡がある、老いてもカメラを変えず、共に老いていくというのも理想ではないだろうか。

コンテンツもご覧いただきたい。

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