ソニー α100
なんと「タモリ俱楽部」が終わるという。終わらないと思っていたものが終わるというのは、令和ではちょくちょくあって、昭和世代は寂しい限りである。
今となっては石器時代の話だが、かつては「ペンタックス」とか「ミノルタ」という伝統的カメラメーカーがあった。ドイツに西と東があったことを説明するのも困難で「キエフ」も「キーウ」と言わなければ覇権主義者として糾弾されそうな世の中だ。なので、消えたカメラメーカーを語るというのは第二次世界大戦でアメリカ軍が日本の都市を絨毯爆撃で灰にしたという話をするがごとしなのだが、本ブログはそういう話をするものなので話を続けることにする。
「ペンタックス」は紆余曲折がありながらもリコーに拾われて、リコーの1ブランドとなった。しかし、「ペンタックス」というブランドは、それなりにリスペクトがあるように思える。「ペンタックス」がリコーに拾われたのは幸いだったと思う。一方で「ミノルタ」はコニカと合併して「コニカミノルタ」となったが力尽きてソニーに吸収された。いや、吸収されたのは一眼レフカメラのαシリーズだけだ。その他のコンパクトデジカメなどはケンコーが拾ったような気がするのだが、曖昧な記憶だ。いずれにしろ「ディマージュ」というブランドは消滅している。ソニーがαシリーズを吸収して最も熱心だったのは「コニカミノルタ」色の排斥だった。今でもαシリーズはミラーレス一眼のブランドとして残っているが、「コニカミノルタ」などは無かったことになっているようだな。
驚いたことに、拙僧は本カメラを保証付き中古で買ったようだ。そんなことはまるで覚えていない。その後、2台目をジャンク籠で拾ったのだが、それは相応な価格帯だった。
手元には本カメラの個体は1台しかないから、もう1台は金策で手放したのだろう。それは一応「ソニー」の一眼レフデジカメだから、それなりに現金預金を潤したはずだ。
ソニーはとっくに一眼レフデジカメには見切りをつけ、NEXで始まったミラーレス一眼をαブランドとして展開している。拙僧もNEXシリーズ初期のNEX-5を今後熱心に使おうかなと思っているのだが本カメラもいまだ現役だ。
1000万画素級の撮像素子といっても600万画素級のD70や*istDLと使い分けてもいないのだが、ポートレイト撮影で女性の肌の好ましくないモノをぼんやり写すというのは都合が良いんじゃないかな。
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