2023年1月 1日 (日)

コダック ポニー135モデルB

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最近になってブログを再開したのだが、世の方々に読んでいただいているのかは心配になる。と、いうのもニフティのココログはセキュリティを保証しない「http」なのだ。多分。グーグル検索だと「https」じゃないとヒットしないんじゃないかなあ。

これは本当にニフティは何とかしてほしい。ニフティとしてはココログの重要度は低いのだろうか。どうも、ブログという文化はツイッターやインスタグラムに負けているモノの、まだまだ需要があるとおもうのだが。

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本カメラのコンテンツを書こうとネット検索をしたら、結局引っかかったのは拙僧が過去に描いたコンテンツだった。そういうのはよくあるのだが。

最近、ブログを再開した理由の一つに会話の語彙力の衰えを感じたのだ。普段、あまり人と接しないのと脳の衰えなのだが、そのまま放っておいたら、本当に衰えそうだ。

なのでブログを再開したのだが、やっぱり読んでいただきたいよね。

コンテンツもご覧いただきたい。

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2022年12月30日 (金)

冬季大名古屋中古カメラ市戦争報告

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名古屋の中古カメラ市に行ってきた。とは言えジャンク拾いのあっしの出る幕ではないようだ。ミノルタP’sが8800円じゃジャンクコーナーは成り立たない。
綺麗なFD300mmF4が5000円で転がっていて興味があったが、最近はポートレート撮影の機会も減ってスルー。韓国製の14mmF2.8(Eマウント)というのも惹かれたけど、デジカメでMFするのは面倒なので考えた末に手放した。

確保したのは本の他は下記の通り

キングのフィルムローダー ・・・ 2800円
テフノン28mmF2.8(Fマウント) ・・・ 3000円
コダック ポニーII ・・・ 3000円
テレコン(Fマウント) ・・・ 100円

Dscn2724 フィルムローダーは本気で使うというよりは、手持ちのと比べてボロな方をネットオークションで放出するつもり。
テフノンは同じ値段のペンタックスA28mmF2.8と大いに迷ったが、若干ペンタックスのコンディションに難がありテフノンにする。両方買えばという悪魔と闘ったな。
ポニーIIは裏蓋が開かず、何人もの方々が挑戦した後がったのだが、爪を割ってあけることができたので確保。同じブースに120判ボックスカメラが2000円であって気になっていたのだがタッチの差でご老体に奪われる。水ものだしな。ああいうボックスカメラは持っていて行方不明なので増やさないのは良かったのかも。
テレコンはテレコンとして使うつもりはなく、ボディキャップとリアキャップが欲しかっただけ。

帰宅後、バックを開けようとしたら妻が帰ってきて大いに焦ったな。

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2020年10月17日 (土)

フジフィルム ファインピクス2600Z


Dscn4279既に死に体のコンパクトデジカメである。本カメラを取り上げるにあたって当時、つまり旧世紀末から新世紀初頭のデジカメ戦史を掘り起こしたのだが、伝統的光学機器メーカーからトイデジカメの怪しげな輸入商社まで凄まじく砲火を交えている。その中でもフジフィルムの覇権を狙うラインナップは凄まじい。ファインピクスS2プロのようなデジタル一眼レフカメラからeyeplateのようなトイデジカメまで、隙間ない完ぺきな布陣だ。フジフィルムのファインピクスシリーズは、今はコンパクトデジカメの最後の領域であるタフネスカメラ、要するに工事カメラにも使えるカメラとして辛うじて残っている。今のフジフィルムのデジカメといえばXシリーズが主力で、そもそも主力はコンシューマ用カメラなどではなく、産業用レンズとかメディカル・コスメだろう。

 

Dscf0052かつて、デジカメの電源に相応しいのは単三型電池か専用電池かという論争があった。単三型電池は入手が容易だというのが単三型電池派の言い分だったのだが、当時のデジカメの燃費は悲観的に悪く、100円ショップの電池どころかコンビニの電池でも満足に動かなかった。結局、充電式の単三型電池を探しに秋葉原に強い者が勝手なことを言っていたことを思い出す。単三型電池仕様のデジカメが満足に運用できるのには、今は亡き三洋電機のエネループの登場を待たなければならなかった。もっとも、その頃には電池論争も専用電池に軍配が上がっており、単三型電池仕様のデジカメはベーシックモデル向けとなった。

拙僧はいい歳なのだが、いまだに10代20代の友人たちとサバイバルゲームで走っている。もちろん、彼らの風塵にも及ばないのだが遊んでくれるというのは嬉しいものだ。本カメラは彼らが生まれたか幼稚園時代に登場したカメラである。当然、単車や四輪を含む被写体の方々はそれぞれの人生を送ったのだろう。拙僧のカメラは家庭内ヤードで転がっているばかりだ。

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2020年9月12日 (土)

ヤシカ ダイヤリー

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ダイヤリーといえばH2Oの「僕たちのダイアリー」だ。確か拙僧が小中学生の頃のドラマ「飛んだカップル」のエンディングに起用されていた。ぼちぼち思春期という厄介な人生のタームに突入しようとする年頃だったから、その歌詞は響くものがあったな。

「やたら僕を刺激する。ドンマイドンマイ、今に見てろよ」

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ヤシカもエレクトロ35シリーズが時代に合わなくなって難しい時期になった。何しろ、ぼちぼち一眼レフが庶民化するというのに、ヤシカの一眼レフの評価はさっぱりだった。実際によく壊れた。

本カメラの登場直前にヤシカから「コンタックスブランド」の一眼レフRTSが登場する。ヤシカとしては天下のカールツアイスとの提携で一発逆転を狙ったのであろう。

「今に見てろよ」

という感じだったのだろうな。

そんなヤシカが最後の輝きを放っていたころのコンパクトカメラである。ほぼ同時期に登場した3兄弟の中ではもっとも高機能なポジションである。

本カメラの登場後にすぐにコニカC3AF(ジャスピンコニカ)が出て、ヤシカとしても忙しくなるのだが、まずは本カメラに注目していただきたい。

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2020年3月27日 (金)

フジフィルム フジペットEE

Dscn0231コロナ熱で3月のイベントはほぼ全滅になってしまった。拙僧の駐屯地界隈の桜はあと1~1.5週間後が見ごろといった感じなのだが呑気に桜祭りを撮影するというわけにはいかないかな。なにせ東京の桜名所は軒並み「停止した鑑賞も禁止」だそうで桜通りは往来禁止にするようだ。拙僧の駐屯地のような田舎は、そこまでシリアスではないだろうが、このまま4月の方々の春祭りも中止となりそうでスナップシューターとしては寂しい限りである。

Img772白状すると拙僧は寿命をまっとうするまで「世界戦争」なんてのは起きないと思っていた。いや、地域的には大きな紛争になったりするだろうけど日本の首都に戒厳令が出るような事態にはならないと高をくくっていたのだ。ところが、どうやら北米も欧州も準戦時体制のようだ。菊花の御門の我が国も首都の移動が極めて制限されるらしい。もっとも、パリやロンドンが厳格な外出禁止令を出せるのも戦時下を想定してのことだ。我が国も真剣に考えた方がイイだろうな。

上を向いて歩いていればよかった本カメラの時代は、ある意味幸せだったのかもしれないなあ。それでも拙僧は今の時代が嫌いではないけど。

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2019年5月17日 (金)

アグファマチック4000ポケットセンサー その2

Img847 実は先週末からイルクーツクに帰省していた。東京に帰ることはちょいちょいあったのだがイルクーツクまで足を延ばすのは3年ぶりくらいになるな。割とイルクーツク時代は黒歴史で無かったことにしているのだが、どうも頻繁に振り込め詐欺の電話が実家にかかっているようなのでリアル拙僧を久しぶりに見てもらった方がいいかなとも思ったのだ。拙僧に精神疾患を与えるほどイジメてくれたDV男は死んだしな。

ところが東京で2泊し美術館鑑賞とスナップ撮影を楽しみ、旧友と親交を深めたまではよかったのだが、ちょっと行程に無理があったのか高熱が出て実質3日間寝込んでしまったのだ。本来は西武イルクーツク線を活用して東京の美術館巡りをするつもりだったのだが、全てパーだ。

それでも、回復後の1.5日で巡りたかったほぼほぼの美術館とガンショップ、中古カメラ屋に寄れたのは幸いだった。

しかし、工程が大幅に遅れてしまったのでコンテンツを書く余力が無くなってしまった。なので、発掘したロモグラフィーのモノクロネガを現像したら写っていた蘇州をアグファマチック4000ポケットセンサーコンテンツに加えたのでご覧いただきたい。

大した写真ではないのだが、暖かい目で見ていただければ幸いだ。

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2019年5月11日 (土)

ペンタックス エフィーナ(初代)

Dscn2673令和になって最初のブログである。連休中は師団長兼妻が師団在住だったので思うように部隊を動かすことができなかった。もっぱら西暦を採用している拙僧だが、令和への遷移というのはそれなりに興味深いものだったな。

さかのぼって考えるに昭和の終わりというのは手塚治虫さんの御逝去とソビエトの崩壊だった気がする。平成の終わりはモンキーパンチさんの御逝去となるのだろうが、世界情勢の大きな変化となると共産中国の台頭だろうか。平成の時代を意味する世界情勢や社会風俗の変化を考えるのには、もう少し時間が必要のようだ。

09090031平成の時代に勝手に表れて勝手に消えていったフィルムフォーマットといえばAPS判になるだろうか。実際には「APS」というのは供給からカメラによる撮影、現像、プリントの全ての工程を表す新システムの総称なのだが拙僧のブログやコンテンツではあくまでもフィルムフォーマットとする。APS判はフィルムメーカーやカメラメーカーの長年の課題だった「フィルム装填時のミス」を解決するアイデアだったのだが、一方でインデックスプリントを失くすと何が写っているの変わらない使い勝手の悪い代物だった。モノクロ派の方々は自家現像できないし、ポジ派の方はマウントに乗らなかった。ポジのAPS判フィルムも有ったが、フォーマットは小さいし積極的に使いたいと思った方々は少数だろう。

現在でもフジフィルムの現像機はAPS判フィルムの現像にも対応している。しかし、西欧終了からかなり経過しているので残っているAPS判フィルムが健全である可能性は低い。比較的、良好なコンディションの物件も稀に見るが劣化は避けられない。拙僧が本カメラで撮影した結果も残念であった。久しぶりに戦闘的なスナップシューティングだったのだが。

拙僧のコンテンツは「カメラのディテール画像+与太話」で構成しているのだが、今回は不明瞭な小さい画像しか用意できなかった。つまり大粛清で外観画像を撮るのを忘れてジャンクセットで処分してしまったのだ。今更、APS判コンパクトカメラが入っていて嬉しいとは思わないだろう、数合わせになる。

令和早々、寂しい話だがコンテンツもご覧いただきたい。

   

 

 

 

 

 

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2019年3月 9日 (土)

アグファマチック4000ポケットセンサー

Dscn4638フジフィルムの感材サービス撤退以降、その影響は思ったほど悲観的なものではなかった。もっとも、今はライカ判にしろ120判にしろアクロスが残っているので安心しているが、これが底をついたら代替フィルムの確保は難しいだろう。

取り立てて油断していたわけではないのだが、気づけばミノックス判フィルムの供給は完全に消滅、110判フィルムの確保は風前の灯火となっていた。ロモグラフィーがそれとなく供給してくれると楽観視していたのだが、既にモノクロネガの供給は終了したようである。拙僧は慌ててアマゾン先生の最後の3本を確保した。カラーネガは複数の手段で手に入るようだが、先は見えているだろう。

Image22110判フィルムの自作化は過去に成功しているのだが、あまり積極的に自作することは無いだろう。16mmフィルムと異なり、110判フィルムは自分で装填することを想定していないからカートリッジの分解と組み付けは楽ではないのだ。それに、気づくと110判カメラは本カメラとローライA110キヤノン110EDとミノルタ110SLRマークII、それにポケットフジカ350ズームとミラックスの簡易カメラくらいだ。意外とあるなあ。使っていないのはポケットフジカとミラックスくらいだから、ひとまずコンテンツを作って処分するしかないな。

それも、辛うじて110判フィルムをロモグラフィーが供給している現在の話であって、フィルムが無くなったら確実に不良債権になるだろう。さっさと撮影して売りさばきたい。

なんだかネガティブなブログとなったが、コンテンツもご覧いただきたい。

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2015年3月28日 (土)

ロモグラフィー ダイアナF+

Dscn7996ロモグラフィーを頂点(?)とするフィルムトイカメラムーブメントはフィルム供給の限界点を遅らせるのに貢献したと言える。実際、今でも110判フィルムが手に入るのはロモグラフィーのお蔭だ。フィルムトイカメラのフォロワーの方々というのは一定はいらっしゃって、去る方も多いが参戦なさる方もいる。とはいえ、数は去っていく方が多い。

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我々のようなオールドタイマー(老月交巻相照机愛好家)にとって、ロモグラフィーは遠くて近い微妙な存在だった。しかし、前述の通りフィルムインフラを支える仲間でもあった。

彼らの弱体化は我々にとっても不幸なことである。

コンテンツもご覧頂きたい。

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2013年12月17日 (火)

2013年菊花名古屋中古カメラ市決戦前章

Dscn6422 ああ、「菊花」なんて面倒な文言を加えてしまったよ。

 依然、我師団の資本的なバックボーンは脆弱であり、継続は困難である。それは、師団長兼妻の収入とは無関係に、拙僧が戦略的に無価値な戦闘に貴重な戦力を消耗してしまうからだな。既に、立派な病気なのではという自覚も無いわけではないのだが、 某国の防空識別圏と同様に、本当のところは嘘なのだが、一度、風呂敷を広げた以上収束は不可能なのだ。亡国だって「防空識別圏」と「領空」が異なることは某国の佐官以上の将校は知っているだろうが、ウィグル内戦に発展するくらいなら勘違いをごり押しする方が楽なのだろう。中期長期的には悲観的な結果だと知っていてもだ。

Dscn6786 12月19日から名古屋中古カメラ市戦争が勃発する。これは前段階から予測できた事態であり、予備戦力の温存も可能なはずだ。しかし、師団長は本業で忙しいから、資産参謀の拙僧が本来であれば貴重な戦力を温存し、割り振って決戦に挑むべきである。いや、実のところ、拙僧も10月末から12月初頭までは忙しかった。それはアイデンティティの維持が困難になるほどだった。しかし、日常的に妻が執行する業務に比べたら軽いボリュームだろうな。要するに10年もヒモの安泰におもねっている拙僧にはハードだった、ということなのだが、気休めの為の消耗は隠せないよな。なので、戦略的には無意味な消耗戦を隠すことができない。

Dscn6788 サブコンテンツでも展開したのだが、ジャンクカメラからジャンク工具への転戦は悲観的な未来しか算出できない。それは旧軍の感度の高い将校と同様であるが、首脳陣がトーヘンボクであれば佐官級将校の努力も無意味だ。なので、捨て値の互換プリンタ用インクを大量確保したりする。拙僧の安物プリンタのインクも本来なら供給の継続だってありがたい程だ。しかし、我師団には純正インクですら届かない。なので、4本カラーパックの互換モノを680円で確保していたのだが、三河民族系リサイクルショップも兵站に誤算が生じたのであろう。最初は680円だった互換インクが期限切迫で300円になり、期限が切れたら100円になった。恥ずかしながら、拙僧は680円期にも確保し、300円期にも確保したのだが、100円期に至って半ダース以上のロット確保をした。多分、トータルで1.5ダースは確保したんじゃないかな。最も消耗が激しいのは黒インクなのだが、4色セットで100円だったらセットで確保だよな。100円ショップの単色互換モノより安い。あれは大抵210円だし。なので、我師団の安プリンタが寿命が尽きるまで、インクは確保した。インクの賞味期限なんて論理的には問題にもならないからな。

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 繰り返すが、名古屋というフィールドで2013年を締めくくる戦闘は予測できた。本来、戦力が限定的ならば、集中投入して敵の戦線を突破し、敵の戦闘継続力を打撃して有利な条件下で終戦協定を計画するのも可能だったのだ。しかし、拙僧はいたずらに戦力を消耗した。それは拙僧の戦略的な思考能力の限界といえばそれまでだ。確かに拙僧にとって、数年ぶりのシリアスな状況下に置かれてはいた。その鬱憤晴らしにはネットオークションはスイートな誘惑であり、完全に断ち切るのは困難であろう。しかし、その標的が無数に師団内のヤードに転がっているブツなら、やっぱり非論理的な選択肢だろうな。ひとまず動くペンタックスSPなんて、ヤードにいくらでも転がっているのだ。16mmのミノルタだってかなりのシリーズを揃えてしまったな。ミノルタの16mmカメラの写り具合は見事な物だ。しかし、暗室で120判フィルムを16mmにカットしてカートリッジにつめるのは結構なボリュームの作業だし、今や120判モノクロフィルムそのものも高価だから、実際に稼働するのは難しいよな。

Dscn6948 今年は不本意な事情で帰郷の機会が多く、その為に師団の経済状況も悪化した。しかし、本来ならば1年に1~2回の帰京は常識的なシーケンスである。ハッキリ言ってスマートな中古カメラ闘争ならば、名古屋のリサイクルショップやネットオークションを相手にした消耗は意義が薄く、年に数回の東京帰郷に戦力を集中するのがスマートだ。なんたって、素晴らしいコンディションのコンタックス LEKやアグファビレンジッテが。新宿ならば5000円前後で確保可能なのだ。東京最高って感じだ。逆に東京を離れていなければ、財政面でも拙僧は買いが止まらず、崩壊していただろうな。そうは言っても、目の前の手で触れるジャンク物件はスイートなのだ。もっとも、1000円のミノルタ16(初代)やタムロンのFマウント24~70mmは相応の価格帯であり、それなりにスイートだろう。それらを確保するのは妥当だと思うが、問題は頻度であり、名古屋に越境する機会が毎週だと、師団の消耗としては難しいボリュームなのだ。それなりに認知をしていない訳ではないのだが、防げないのは拙僧の不足である。

Dscn7233 不足である、などと戯れているのはまだ余裕があるのだ。

 名古屋にはコメ兵という名古屋民族系脅威 が存在し、拙僧の師団はいたずらに戦力を消耗している。もっとも、リサイクルショップというリアルコンタクトはまだましであって、悲観的に戦力を消耗するのはネットオークションだな。気づけば、半ダースのペンタックスが次々と届くんだけど、これは魔女の婆さんの呪いなのだろうか。

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 とか、言っているうちに、次のブツが届いたよ。既に、拙僧はビットの攻撃も把握していないから、何が届いているのかもよくわからいない。そういうのは敗北への道筋だと分かっているのだが、ヤーリュー江の南の方々のように、自分個人の判断ではどうにもならないのだ。

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 それでも、勝ち戦の方が多いくらいだ。しかし、負け戦だって確実に存在する。例えば、こいつは確実に潜没ものだな。川に落としてフィルムも詰めっぱなしで放棄したのだろう。ペンタックスSVの時代であれば、一眼レフカメラは高級貴重品だと思うのだが、前オーナーはあっさり諦めたようだ。それを2013年に受け取るのは快楽なのだが、心理学的には厄介な症候群を割り当てるだろうな。

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 そのペンタックスSVはペトリ2台とセット物だった。無論、ペンタックスSVは水没ものだから救いようがないな。ペトリV4の一台は後幕が不成立。この程度なら素人分解と組み直しで動きそうだが、拙僧のようなスキルの低い将校では無理そうだなあ。

 それで「ネットオークションはこりごり」と正確に認知すればまだましなのだが、もう一台のペトリV4は、アルコール系パーツクリーナーで動いているように見えるんだなあ。それで、実際にフィルムを通すと、きっと1/500はダメとか制約があるんだが、空シャッターを切っている分には動いているように見える。

 それで、オートペトリ55mmF1.8とオートペトリ55mmF2が送料込みで2000円弱で手に入ったと思えば妥当な気がするんだなあ。勿論、最も兌換性があるのは55mmF2なのだが。

 そういう机上の勝利感で肝心な勝機を逃すのを先人から学んでいるようで学んでいないのが、拙僧の限界だなあ。

 

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