南方軍編成
本記事は1/20に執筆している。明日からのバリ島上陸作戦に備えて、武器の最終検査を行ったところである。過日、大本営によって南方軍の編成が宣言された。今回は現地滞在期間が約3.5日と短期決戦が望まれるため、家庭内政治局からは装備を身軽にせよとの指令がなされたのである。そこで中判戦略爆撃機は欠とし、8mm空挺師団を主軸にデジカメ艦隊とライカ判フィルム海軍歩兵による機動戦の展開を示したのである。
当初、主力部隊の編成をフジカZX-300としたのだが、ライカ判フィルム海軍歩兵の主軸としては外した一眼レフカメラを加えたため、輜重に難ありとされた。そこで急遽、編成をエルモ8S-40Tに変更した。エルモ8S-40Tはやたらと暗いファインダーが難点であったが、フジカZX-300の半分の電池2本で稼働し、軽くコンパクトなのが長所である。シングル8のフィルム供給は本年の3月まで、現像サービスの終了は来年の9月と宣言されているので、有終の美となろう。
南方軍のうち、フィルム海軍歩兵の編成は下記の通りである。
・リコー XR-7MII + ペンタックスM50mmF1.4 + ペンタックスM135mmF3.5
・リコー GR10
・ローライ35SE
・フジフィルム エピオンRVX
・ビビターウルトラワイド
当初は一眼レフカメラは編成から外す方針であったが、一眼レフ世代の拙僧だから外地ではさびしくなるだろう。そういう意味では簡易防水のベクティスS-1も候補で、フィルムも詰めたのだが、APSカメラではモノクロが使えないのが難点である。フジフィルムエピオンRVXは防水耐衝撃を備えたAPSカメラである。フジフィルムのワークレコードのAPS判である。ワークレコードを御存じない方はコニカの現場監督を思い浮かべていただきたい。このカメラはカメラの出来よりも、素晴らしい外付けファインダーが知られている。拙僧が三河に移り住んで初めって拾ったカメラである。デットストックの元箱一式が3000円だった。高いと思われるかもしれないが、10年も前の話である。適切なシーンが無かったので数回しか稼働してないが頑張ってほしい物である。
ビビターウルトラワイドも当初は想定していなかったのだが、羽のように軽いカメラなので加えた。恐らく、想像通りの成果をあげるだろう。
進軍は安パッケージなのでシンガポールを経由する。しかし、結婚10周年を記念いした開戦なのでホテルのグレードは奢った。勿論、JTBのパッケージなのでたかがしれているが、旅行ガイド本に登場するホテルに駐屯するなんて初めてである。
そもそも、我軍の過去の作戦域の南方は海南島までだから、初めての経験である。大抵の外地は家庭内政治局員の日本語・北京語・朝鮮語・英語で対応できたが、バリ島はいずれの言語圏も対応いていない。今回は政治局員の横でにこにこしている以上の対応が求められるかもしれないな。
いずれにしろ、本稿が公開する日に拙僧はバリ島に上陸している筈である。元気にシングル8を回していると祈って頂きたい。あるいはホテルで都こんぶを齧りながら泣いているか。
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