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第三の書庫

 マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの簡易感想を書いていこうと思っています。

遊戯王ARC-V スケール13 「アダムの因子」 感想


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 ユーゴと蓮のライディングデュエルも佳境に。

 コースも遊矢の心の奥まで進み、一気に霧が増す。


 突然にことに減速せざるを得ない蓮。
 一方、遊矢の記憶を消すため何度も走っているユーゴはここぞとばかりに前に出る。

 そのタイミングで回ってくるユーゴのターン。
 そしてそのままAカードもゲット。

 とはいえ、場にはシンクロ召喚を封じる『シンクロ・パニック』。
 そしてシンクロモンスター以外の攻撃を無効にする『シンクロ・ゾーン』がある。

 シンクロ召喚を封じられたまま、このターンで決着をつけなければユーゴの負けという厳しい状況。

「やってやるさ! 俺には…、遊矢と共に進化させたカードがある!!」

 墓地から復活させたモンスターをチューナーに変える輪廻シンクロ。

「だがモンスターの特性を変化させるのは、お前だけの専売特許じゃないぜ!! 俺は手札から魔法カード『ペンデュラム・シフト』を発動!」


「この効果で自分の場のモンスターをペンデュラムゾーンに置く!」

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 SRパッシングライダーはPS3。
 そしてSRドミノバタフライはPS8。

 これでペンデュラム召喚が可能に。
 しかし、ペンデュラム召喚をしても、シンクロモンスターでなければ、この盤面を突破できない。


「それはどうかな!? お前は大きな俺のカードの秘密を見落としてるぜ! 神速の翼で過去と未来を貫け! ペンデュラム召喚!!」

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 クリアウリング・ファスト・ドラゴン!!!


「クリアウリングはシンクロモンスターとペンデュラムモンスターの二つの能力を持つ。お前のシンクロ・ゾーンの効果は効かない!」

 そしてクリアウリングの効果で、白闘気白鯨の攻撃力を0に。

 しかし、そこで蓮はトラップ『白の防衛線』を発動。
 相手モンスター一体を守備表示にし、このターン効果ダメージを受けない。

 が、ここでユーゴは先ほど手にしたAカード『フォローウィング』を発動。
 これで守備表示にされたクリアウリングを攻撃表示にして、さらにATK500アップ。


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 そしてクリアウリングで白闘気白鯨を撃破。
 これで蓮のLPは0に。



「見事だユーゴ…。最後のアクション・マジックに救われたとはいえ、この私に黒星をつけるとは」


 決着がついたということでユーゴはDホイールから降り、蓮の仮面を取り、その正体を確認しようと近づく。

「勝負には負けたが、私の目的は果たすことができたようだ」

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「耳を澄ませ。聞こえないか? この鼓動が? この鼓動こそ、榊遊矢が『アダムの因子』を持つ証拠だ」

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「今度会った時には、手加減しない。さらばだユーゴ」


 それだけ言い残して、去っていく蓮。

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 蓮が去ったところで、ユーゴの所に現れたユートとユーリ。
 そんな時、遊矢の記憶が活性化される。

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 それは幼少期の遊矢とユーゴの記憶。
 ユーゴが遊矢の脳内で暴れたせ、その刺激で、記憶が呼びさまされようとしている。


 それにユーゴは思わず、膝を付き涙。

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「遊矢…。お前はこんな事を思い出しちゃいけない…。この思い出はお前を苦しめ…、悲しませるだけなんだ…」

 そんなユーゴの達の目前で活性化された記憶。
 これを遊矢に思い出させてはいけないという意見は3人とも一致。

 そこでユーゴは活性化した記憶をクリアウリングに吹き飛ばさせる。


「いいんだこれで…。これで俺たちの思い出は遊矢の記憶から消える。遊矢を悲しませる奴は俺が許さねぇ…」


 しかし、アダムの因子と呼ばれた鼓動は消えない。
 ユーゴは蓮は再び現れるという確信を持ち、その時は絶対に逃がさないという強い意志を固める。


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 一方、その頃。
 MAIAMI市、郊外の発掘現場。

 その地下通路を進む零児。
 その先でたどり着いた一室。


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 そこで幼少期の自分と父の写真を見て、父との過去を思い出す零児。


 飛び級で大学に通っていた零児。
 そこでの成績が下がったと連絡が入り、帰宅した零王。

 しかし、心配したわけでも、説教をしに戻ったわけでもない。
 というのも、零児の成績が下がったのは、わざとテストを白紙で提出したためのもの。

「間違えた回答を書くのはプライドが許さなかったか? それでも罠を張るときはその罠にリアリティを持たせるべきだ。それらしく間違った回答を書くとか…」

 と零王には零児の行動は完全に見抜かれている。

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「だが少し驚いたよ。わざと成績を下げて、私の興味を引こうなど…。お前にもまだ子供らしいところが残っていたのだな」

「もう研究室に帰れば?」


 とはいえ、もう休みを取ってきた零王。
 というわけで一緒に食事を。


 そんな中、零王は意味深な言葉を。

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「零児、神の血も赤いと思うか?」


 ソリッド・ヴィジョンの研究は一段落した零王。
 その上で、旧友に協力してデュエルモンスターズとソリッド・ヴィジョンの融合化への研究を始めているのだと。


「面白い研究だよ。もしかするとデュエルモンスターズは神の領域への入り口かもしれない…。神への挑戦だよ――零児」



 そうまで言っていた零王。

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 そしてもし、自分に何かあった時は頼むと零児に託した一枚のPカード。
 そのカードとは――というところで次回につづく。




 さてさて、いよいよユーゴと蓮とのデュエルも決着。

 今回の最大の見どころは、ユーゴのP召喚。

 いや、前回シンクロ・パニックで墓地から素材を蘇生させていたはずですが……。

 単行本で修正されるのでしょうか?
 最悪、墓地と書かずに、あやふやにしてしまえばいいわけですし。


 あるいは墓地から蘇生するとチューナーになる白闘気みたく、墓地から蘇生するとPモンスターになる的な?



 しかし、涅槃につづくシンクロPモンスターだったクリアウリング・ファスト・ドラゴン。

 しかもレベル7ですから、普通にP召喚ができるという。
 ヤバい、これがコミック2巻のオマケですからね。

 OCG化でどんな調整――あるいは魔改造がされているのか。


 しかし、これで遊矢シリーズ全員がP召喚をする可能性がでてきましたね。

 ですが、ユート。
 既にダベリオンが出てきたうえに、Pエクシーズがあったとしても、P召喚できないじゃん。

 Pゾーンのカードを素材にエクシーズ召喚できる効果とか?
 何かメンドクサイことになりそうですが。

 難しいところですね。



 しかし、物語的にも更に謎が謎を呼ぶ展開。

 アダムの因子って何ぞ。

 そして遊矢達の幼少期の記憶云々が。
 普通に仲のいい兄弟、あるいは幼なじみって雰囲気が更に増したわけですが。


 思い出してはいけない記憶はユート、ユーゴ、ユーリの最後の瞬間とかだったりするのでしょうか?

 で、その引き金を引いたのは、暴走した遊矢だったり。


 まぁ、予想というよりも妄想の類ですが。





 そして赤羽親子の方にも色々ありそうで……。

 というかショタ零児とパパンの関係が普通に良好でむしろ変な笑いが。

 誰ですか、あの零王さん。
 あの頭の装置がないとあんな感じなのですか?


 そして零児が手にしたPカード。
 あれが零王が最後に残したものだったりするのでしょうか?
 
 
 いや、コミック次元のパパンズは健在なのかどうなのかも不明ですが。


 
 Vジャンプ 2016年 10 月号 [雑誌]
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[ 2016/08/23 21:29 ] コミック感想 | TB(0) | CM(4)
プロフィール

ココノイ

Author:ココノイ
サブPCが逝くまでサブブログとして継続中。
たまに一気に更新することがあったり、なかったり。

気まぐれでコピペと見せかけて……。

最近購入しているコミック誌とか
まぁ、買っているからといって、その雑誌の感想を書いているとも限らないわけですが……。
一応その雑誌に載っている漫画の感想はある程度書きたいなぁと思っていたりするのです。
週刊少年ジャンプ
週刊少年マガジン
週刊少年サンデー
月刊コミック電撃大王
月刊ヤングエース
月刊タイムきらら
月刊ヒーローズ

この辺に連載されているものは時々何かの話のネタにしたり、しなかったり。
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