さあ、最後の魔法の話をしよう―――。
壮絶な結果をもたらした大魔術決闘から二年。いくらかの変容を余儀なくされた魔術界は、ようやく落ち着きを取り戻しつつあった。“アストラル”もまた、新たな魔法使いを仲間に迎え、忙しく日々を過ごしていた。そこに舞い込んだ呪波汚染洗浄の依頼。ごく小さな、難易度の低い依頼のはずが、予想外の波紋を呼び―!?世界各地に散らばる登場人物たちのエピソードを交えて描かれる、ファン必携の後日譚にして、シリーズ完結巻。
前巻から2年ということで、今回の話の視点はアストラルの新人セリム・レフティがメイン。
あとがきでも触れられているように、今回はバトンタッチの話。
うん。
いつきから、馳郎にバトンが渡されたと。
いや、ちょっと待て、それは違う気が……。
いや、まぁ、違わないけど。
ちょっとしたゲスト出演もしていますし。
今巻は読んでも読んでもイラストが出てこないなぁと思ったら、エピローグでまとめて大放出って感じ。
しかもpakoさんの案だったとか。
これは面白い演出でした。
ちゃんとした感想は後日加筆予定。
まだ、ちょっと読後の余韻に浸っている感がありますので。
しかし、これで完全に終わりとなると寂しいなぁ。
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