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知っておきたい写真のこと100

ギズモードの人気記事に『プロカメラマンが教える!知っておきたい写真のこと100』というのがあります。
元ネタは、エリック・キムというカメラマンのtipsだそうですが、なかなか含蓄のあるお言葉たちだと思うので、適宜ツッコミを入れつつ(笑)、ご紹介しましょう。
(もちろん100全部は取り上げられませんので、詳しくは元記事参照、ということで……)

1)高価な機材を使っているからと言って、腕のいいカメラマンとは限らない。


はい、のっけからまったくその通りで耳が痛い(笑)。

2)常にRAWで撮影すること。


写真というものは、撮影して、現像して、プリントしてはじめて完成、という昔ながらの考え方に則れば、現像にあたるRAW編集は面倒でもやっぱりやってみるべきですよね。
RAW現像でいろいろいじることが、自分の撮影の検証にもつながります。検証しつつ、反省しつつ、色味や露出、ホワイトバランスや果ては構図まで、気づかされることは多いですからぜひやってみましょう。

5)三分割法は99%の場合において効果的である。


カメラのファインダーも、画面を三分の一づつ9分割する補助枠が出るようになってるものが多いですが、三分割法(英語では”The Rule of Third”といいます)は確かに便利。日の丸構図だって決して悪くはないと思いますが、なんとなく構図がつまんないな、と思ったら三分割法に則って画面を構成してみれば、まず間違いないですね。

10)フィルムがデジタルより良いというわけではない。
11)デジタルがフィルムより良いというわけでもない。


デジタルカメラが日々進歩する今日、デジタルが無条件でフィルムに劣っているとは既に言えなくなってますよね。どちらも優れたところがあり、優劣ではなく好みでセレクトする時代、ということで……。

14)他の人の作品を見続けるよりも、自分の写真を撮りに行くこと。


まったくその通りです。逆に俺はもっと他人の作品を観て勉強もしないといけないなとは思いますが……。

21)ネックストラップはやめて、ハンドストラップを使うこと。


これはどうなんだろう?フルサイズ一眼に70-200mmレンズを付けてハンドストラップで振り回してると、俺みたいに肘をやられたりしますから気をつけた方がいいと思います(笑)。

24)かがむ等して目線を下げて写真を撮ること。大抵の場合、その方がより面白い写真が撮れる。


棒立ちの姿勢で写真を撮るよりは、少し目線を下げるほうが絶対いいですね。特に女性を撮るときは、上から撮ると短足になっちゃいますので注意(笑)。犬や猫を撮る時はもちろん、被写体の目線までしゃがんで撮るのは基本です。

25)技術的な心配をするよりも、フレーミングや写真の構成に注視すること。


被写体を目の前にして、カメラをあれこれいじって時間を無駄にするのは愚の骨頂。少しぐらい露出がおかしくても、RAW現像でどうにかなったりします。
また、その場その場であらかじめ適正な値にカメラの設定を変えておくクセをつける、ってのもありですね。

26)機材にあるロゴを黒いテープ等で隠してしまうこと。これによって自分があまり目立たなくなる。


これ、俺もやってます。気休めですが(笑)。

30)ベストの1枚だけを人に見せること。


逆に言うと、ベストの1枚の裏には100枚の失敗写真があるってことですよ。

39)カメラ用バッグは捨てて、メッセンジャーバッグを使うこと。レンズやカメラが取り出しやすくなる。


メッセンジャーバッグ型カメラバッグも増えてますが、それはそれで万能ではないですしねえ……。

40)シンプルさが鍵。


主題をはっきり。よけいなものは画面内に入れない。はい、わかってますって。

47)カメラを過保護に扱ってはいけない。使い倒すこと。


ああ、俺のカメラはいつも傷だらけ……(笑)。

60)自然体>ポーズとる。


人物を撮るときに、黙ってシャッターを切るのは失礼なので、声をかけて撮らせてもらうんですが、そうすると誰でも構えちゃうんですよね。もしくはVサインで記念撮影モードになっちゃうか。自然体の人物撮影ってのはなかなか難しいです。

61)自然光は最高の照明。
63)必要があれば、ISOを上げるのを恐れないこと。


ほとんどの場合、ストロボを焚くよりは自然光のまま撮ったほうがいい結果になります。そのためには、ISOを上げるしかない場合も多いわけで、大事なのは自分のカメラの使えるISO値の上限をちゃんと把握しておくこと、ってことですね。

64)どこにでも三脚を持って行く必要はない。


逆に言うと、基本的にはなるべく三脚を使うべき、ってことです。海外の写真学校とかだとそう教えるみたいですね。

79)黒以外のカメラは、人目を惹きすぎる。


確かに。26番と共通するんですが、カメラはなるべく真っ黒で目立たない存在でいてほしいですね。

80)機材を多く持ち歩けば持ち歩く程、写真を楽しむ余裕がなくなる。


妥協なく写真を楽しみたいと思ったら、なるべく多くの機材を持ち歩きたくなるのは人情ってもので、ジレンマですねえ……。

83)撮影中に怪しい人と思われないように。周りの環境に馴染むこと。


怪しいです。思いっきり怪しいです(笑)。

87)人や場所を撮影する時は、敬意を表すること。


コレ、大事ですね〜。常に腰を低くして、失礼のないように気を使うこと。入ってはいけないところには入らないこと。これを忘れたがためにトラブルになってる事例を最近多く聞きますね……。

91)ノイズのある写真は、ボケ写真よりもマシである。


確かに。ピンボケは罪です。

99)決定的な瞬間を切り取ること。


そりゃそーしたいですって!(笑)

100)自分自身の写真ティップスリストを書くこと。


この記事を書いてる理由だったりします。

というわけで、たまに見返して初心に戻るのは大事ですね。興味のある方は元記事をぜひ参照してみてください。

テーマ: ひとりごとのようなもの | ジャンル: 写真

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