書評のコーナーをこちらで復活させることにした。
最初に取り上げるのは、『翼のある子供たち/ジェイムズ・パタースン 古賀弥生・訳/ランダムハウス講談社』だ。
コロラド山中にある軍事施設から、美しい少女が逃げ出した。追手は目撃者まで容赦なく殺しながら、少女を追いつめて行く。翼を持つその少女は、巨大な陰謀の秘密を握っているのだ。ひょんなことから少女を助けることになる女性獣医とFBI捜査官。彼らは逃げ切る事ができるのか!?そして翼のある少女の秘密とは…
白い羽が生えた金髪の少女とくれば、それはもう「天使」のイメージ。少女マックス他、数人の「翼のある子供たち」が登場するが、どれも美しくて愛らしい、欧米人の「天使」そのままのイメージだ。そして追いつめる悪役はあくまで極悪非道。子供たちを助ける獣医のフラニーとFBI捜査官のキットも善男善女ってことで、構図はあくまで分りやすいけど、それも追いかけっこサスペンスと謎解きに焦点を絞るという意図があるのかも。一歩間違うと陳腐なストーリーになりそうなところを、分りやすいハリウッド的エンターテインメントに仕上がっている。ラストのカタルシスも印象的で、ついほろりとなってしまいそうに…
小難しい事はさておき、時間を忘れて読書に熱中したい人にはおすすめ。続編の『Maximum Ride』とあわせて映画化も決定してるそうで、これも楽しみだ。その前にぜひ、続編の訳出を!
まずは12月3日、Plastic Soul Band今年最後のライブです。
横浜BAY JUNGLE
横浜市中区長者町3-7-1 YSビルB1
TEL/FAX 243-3442 (office)
1500円+ドリンク
OPEN 17:00
ぷらそるは5バンド中4番目、20:00ごろスタートです。
そしてその翌日、12月4日は新バンド『GK産業』(笑)のライブです。
新宿CRAWDADDY CLUB
東京都新宿区歌舞伎町2-28-15 Kビル B1F
03-5155-5253
1500円+ドリンク(キャッシュオン)
OPEN 19:00
RED LIST BLC.9 19:30
GK産業 20:30
4日の対バン『RED LIST BLC.9』は、ドラマー的にはあの『子供バンド』のやまとゆうさんがタイコを叩くということで、今からビビってますが(笑)
俺も負けないように頑張ります。
んで、出しものはというと…TOTOやります
しかも有名なシングルヒットは一切なし。ハードロックなTOTOです。
1時間近くのステージ、体力が保つかいまから心配ですが…まあぼちぼちやりますんで。
実に久しぶりに真剣にTOTOのコピーをやってるわけなんですが、今にして気がついた勘違いが多いこと!怖いですねえ。ポーカロ先生ごめんなさい、です。
まあしかし、メンツは強者ばかりなんで、面白いもん見せられると思います。
そんなカンジで連チャンのライブですが、もしよろしければご来場くださいませ!
原稿を書く、と言っても、単にキーボードでテキストを打ってるだけではありません。WEBで資料をあたったり、取材で撮影して来た写真を選んで加工したり、と様々な作業が派生するわけです。
当然、マウスだってたくさん使います。マウスがちゃんと機能してくれないと、ストレス増大です。肩も凝ります、腰も痛くなります。大事です、マウス。
そんなわけで、PowerBookにして以来、いくつかマウスを試行錯誤してきました。
その変遷は…
Apple Bluetooth Mouse
(いいんだけど、やっぱり右クリックとホイールがあった方が便利)
↓
マイクロソフト インテリマウス Bluetooth
(Pantherは偶然認識してくれたけど、Tigerにしてから無視され続け。あと電源のオンオフスイッチがないと不便)
↓
Apple Bluetooth Mouse
(に逆戻り。慣れてしまうとワンボタンでも大丈夫だけど、やっぱりホイールは欲しい)
↓
BLUETAKE BT510W
(最近ではほぼ唯一のBluetoothマウス。でもフンゴロガシみたいでかっちょ悪い。
しかも安っぽい。ポインターの動きが変で気持ち悪い。単4電池2本で2週間くらいしか保たないので、結局USBパスパワーで繋いで使った。そしたら無線マウスの意味ないじゃん!)
↓
と、いうわけで…結局Bluetoothはあきあらめ…こいつ買っちゃいました。
徹夜で原稿書いてて、朝方に発作的にAppleストアで注文したんですが、その日の夜7時には福山通運が運んできた!これにはびっくり。
さっそくサッカーを見ながらセットアップ。松井の決勝ゴールが決まるころには、すっかり扱いにも慣れてしまったのでした。
形状的には使い慣れたAppleマウスなんで、持ったカンジは全く問題なし。ヘソみたいなスクロールボールのタッチが微妙なんで最初は戸惑ったけど、慣れてしまえばその繊細な動きが気持ちいい!両サイドのサイドボタンが誤操作しないか心配だったんですが、かなり「ぐっ」と力をいれて掴まないと動作しないので、これも杞憂でした。
そんなわけで、俺のマウス問題もすっかり解決!なのでした。
いやあ、徹夜で原稿書いてるといろんなことが起こるものです。あ、言い訳じゃないですよ?決して衝動買いじゃないってことを説明したかっただけで…言い訳じゃないですってば。
例によって『DRUMMERWORLD』ネタなんですが、RUSHのニール・パートのムービーがあったんで見てみたんですよ。ん?今更『YYZ』?とか思いながら。
こんなオープニングでした。なかなかかっこいいじゃん、とか思いながら…
ところが…曲が始まってすぐ「んん!?」となるわけです。
なぜならこのニール・パート、フルCGアニメなんです!
いやもう、参りましたってなもんです。
なんせちゃんとしてるんですよ、手順も全部。ニール・パート本人のドラミングの完全再現なんです。
しかもセッティングがキャンディアップルレッドのTAMAセットってとこが泣かせる!(笑)
作者はBobby StandridgeというCGアーティストらしいんですが、「私がエア・ドラミングしてたものをCGで再現した」とコメントがありますから、間違いなくドラマーですね。
しかもあの時代のYYZを必死でコピーした、となればたぶん俺と同年代!(笑)
バカだね~とことん。
ニールの顔までそっくりに再現してるとこに、愛を感じます(笑)
BobbyのGreat Jobに感謝!
さあ、あなたもいますぐ見に行って、大笑いして、あきれてください。
まだコピーしてないひとは、これ見てコピーだ!(笑)
http://drummerworld.com/Videos/NeilpeartYYZ.html
どらまぁ的には、HD簡易レコーディングながら、せっかくなんでマイドラム(除くバスドラ)持ち込み。たぶん今年最後のお勤めです。
10タム、12タム、14フロア、16フロア。いつものカノウプスの緑ラメメイプルです。
スネアもいつものラディック70's400。今回始めてエバンスのコーテッドとパールの新しいスナッピーを張ってみました。
シンバルはパイステ2002の18と19のMedium(確か)と、22のフォーミュラ602ライド、15のザ・パイステハイハット。スプラッシュは2002の8だったかな?
サックスのはんばあが録音の準備をしてる間、Kyokoはヒマそうですな。
以上、今年最後(たぶん)のドラム自慢でした…
しかしセット持ち込みは疲れるわ。メンバーの皆さんも運搬ご協力感謝(笑)
あ、今回録音した新曲は、ぷらそるポッドキャスティング(PSBPC)/でオンエア予定です。
頭を『心霊恐怖通信』モードにするために、先日取材で行って来た京都の写真などを…
これは「化野念仏寺」の竹林の道。念仏寺は高校の修学旅行以来だったんだけど、改めて行ってみると、あれ、こんなに狭かったっけ?
高校生を京都なんぞに連れて行ったところで、何も見ちゃいないのが相場と決まってるけど、この念仏寺だけはアホな高校生だった俺にも何か迫るものがあって、また行きたい場所だった。
今回念願かなって23年(かな?)ぶりに訪れてみたけど、何か妙に狭く感じられて…あんなに広大に感じられたお地蔵さんの群れも、どこかこぢんまりと感じられた。
でもだからと言って拍子抜けだったというわけではなく、やはり念仏寺の空気はこの世ならぬ気配に満ちていたというか、おどろな雰囲気は恐山に負けずとも劣らない感じ。
少なくとも上品さはこちらの方が数段上だけど。
それにしても先月から、福島→岡山→山梨→京都と隔週で旅行づめで、少々食傷ぎみ。今月はもう東京を離れないで済むように、日程を調整しようと思っております。
今回は初めて単行本の本文の執筆に携われて、俺としても新しい仕事のジャンルだったんでとても有意義だった。ロイ氏との連携作業も楽しかったし、充実感があった。
問題があるとすれば…もう数日早く手をつけていれば、こんなに徹夜の連続にならずに済んだのに…ってことで、これはもう悪い癖なのは分ってるんだけどね。
次は教訓を生かしたいと思ってます。次があれば…だけど(笑)
何はともあれ、ロイ氏に感謝。
そんなワケで、安心して心霊の原稿にとりかかれる…え、締め切り今日だっけ?