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ツァイス50mm

ここのところ、50mmの”撒き餌レンズ”を愛用していた俺ですが、とうとうカールツァイスのプラナーT1.4/50を購入してしまいました。
というのも、先日、某サイト主催の「ポートレートワークショップ」に参加しまして……そこで自分の技術のなさを痛感させられまして、ぺしゃんこになって帰ってきたわけです(笑)。
まあ、それはそれでとても有意義なことだったんですが、そのワークショップの協賛として、コシナレンズの無料貸し出しをやっておりまして。そこで前から気になっていたカールツァイスの単焦点レンズを試用してみたんです。そんなもの、一度試してしまったら沼に引き込まれることは分かり切っていたんですが(笑)、やっぱりどうにも買わずにはいられなくなりました。思うつぼです。
まあ、前々から「買うならこれかも」と思っていたシグマの50mmF1.4と、値段的にも変わりませんしね。うんうん。

唯一不安だったのは、カールツァイスを始めとしたコシナのレンズは、マニュアルフォーカスだということです。いまどきのレンズはほとんどが、シャッターを半押しすると「ピッ」っとレンズがフォーカスを合わせてくれるものなんですが、ツァイスを使うなら昔ながらのピント合わせを自分でする必要があるわけです。
果たして自分にそんなことができるのか?と大変疑問だったんですが、レンズ本体に刻んである距離目盛りがけっこう目安になりますし、ピントが合えばカメラのフォーカスポイントが「ピッ」と光って教えてくれます。
加えて、そのポートレートワークショップでプロの方がやっていた、ライブビューで素早くフォーカスを合わせるやり方をマスターしたかったので、そのための修業の一環として購入に踏み切ったというわけです。

というわけで、修業ですから、今回の写真も全てマニュアルフォーカス、しかもカメラの設定もフルマニュアルで挑んでます。修業です、修業。

その前に、問題のツァイスレンズをお披露目。ドイツのブランドですが、作っているのはコシナなのでMade in Japanです。完全に金属製で、コンパクトですがずっしりと重みがあります。レンズの質感なんて割とどうでもいいと思ってましたが、確かに高級感があって、アガるものはありますね(笑)。

機種: GR DIGITAL 3
ISO: 872
露出: 1/32 秒
絞り: 8.0
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ

送信者 11/06/30 ZEISS50mm


 
何とフードまで金属製。何かのタイミングで手などが軽く当たると「キン」と金属音がします。アガります。フードをレンズに装着するときも、カチャッと気持よくハマります。銃のパーツをいじってるみたいな感じで、確かにアガります。

機種: Canon EOS 7D
ISO: 3200
露出: 1/4 秒
絞り: 8.0
焦点距離: 18mm
フラッシュを使用: いいえ
EFS 10-22mm F3.3-4.5 USM

送信者 11/06/30 ZEISS50mm



というわけで、雨上がりの井の頭公園に行ってきました。雨で洗われた空気のなか、強い日差しがいい感じの夕暮れの風景を作っていましたです。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 400
露出: 1/100 秒
絞り: 9.0
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
Carl Zeiss PlanarT* 1.4/50 ZE

送信者 11/06/30 ZEISS50mm



機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 400
露出: 1/1000 秒
絞り: 9.0
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
Carl Zeiss PlanarT* 1.4/50 ZE

送信者 11/06/30 ZEISS50mm



機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 400
露出: 1/1000 秒
絞り: 2.5
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
Carl Zeiss PlanarT* 1.4/50 ZE

送信者 11/06/30 ZEISS50mm



機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 400
露出: 1/160 秒
絞り: 2.2
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
Carl Zeiss PlanarT* 1.4/50 ZE

送信者 11/06/30 ZEISS50mm



機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 400
露出: 1/320 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
Carl Zeiss PlanarT* 1.4/50 ZE

送信者 11/06/30 ZEISS50mm



機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 400
露出: 1/50 秒
絞り: 2.2
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
Carl Zeiss PlanarT* 1.4/50 ZE

送信者 11/06/30 ZEISS50mm



機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 400
露出: 1/50 秒
絞り: 2.2
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
Carl Zeiss PlanarT* 1.4/50 ZE

送信者 11/06/30 ZEISS50mm



今回はライブビューは使わず、全てファインダー内でフォーカスを合わせてみたんですが、さすがカールツァイス。薄皮を1枚はがしたようなクッキリ感があるような気がします。ビシッとフォーカスが合ったときのシャープさは格別で、それだけにシビアにピントを合わせていかないと台無しになりかねない厳しさがありますね。
最後のボーダーコリー君の1枚は、顔にビシッとフォーカスが合って、アイライトも入って成功したショットだと思います。課題はこれくらいのショットが撮れる率を高めていくということですね(笑)。でも、これで数をこなしていけば、確実に腕は上がるような気がします。修業です。

テーマ: Canon Photo | ジャンル: 写真

横浜-羽田夜景クルーズ(その3)

さて、羽田沖で引き返したサンタバルカ号です。
走りはじめたらまた船長がフルスロットル(なのかわからないですが容赦ないスピード)にするもんですから、ダメージから回復しきれない俺の胃袋はふたたびヤバい状態になってきました。
こうなってくるともう写真どころじゃない、というのがホントのところですが、船尾方向に見える夕焼けがあんまり凄かったもので、気力を振り絞ってカメラを取り出しました。
いやもう、かなりいっぱいいっぱいでしたよ(笑)。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 200
露出: 1/25 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 30mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



実際、羽田沖で船長がサービス精神を発揮してくれたおかげで、スケジュール的にはかなり押していたらしいです。それにしても、「ナイトクルーズ」のイメージからはかけ離れた航跡だとは思いませんか?(笑)

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 160
露出: 1/20 秒
絞り: 5.0
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



それから間もなく、船長が予言した通り、行きよりさらに激しくサンタバルカ号は揺すられ始めました。
もちろん座ってなんていられないので、俺はキャビンの天井に備え付けられた手すり(そもそも天井に手すりがある時点でおかしいよね!)に両手でつかまって、下半身はトランポリンしてるみたいにボンボン弾んでいました。
大きな波が前方に見えるたびに、船長が「来るぞぉ~」と予告し、乗客たちは「おりゃ~!」「うお~!」と雄叫びで迎え撃ちます。そしてどっか~ん!衝撃と共に体が浮き上がり、次の瞬間にストーンと落ちるわけです。スキーのモーグルのように、俺の膝が柔軟に衝撃を吸収する様子はちょっと見せたいくらいでしたね(笑)。
「来るぞぉ~」「うおーっす!」ドッカーン!
「今度はでかいぞぉ~」「うわーっ!」ドッカーン!
暗闇の中で、悲鳴とも歓声ともつかない阿鼻叫喚が、果てしなく続くような気がしました。いや、マジでキツかったです。あれがあと10分続いてたら、俺の胃袋は限界を迎えていたでしょう(笑)。

そんな地獄もやがて落ち着き、サンタバルカ号は川崎の工場地帯に戻ってきました。夜の工場地帯、まさにこれが見たかった風景だったんですが……ダメージから立ち直るまでの時間がしばらく必要でしたね。
レジャーに来て、なんでこんな自分との戦いがあるんだと、とても疑問でした(笑)。


機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 6400
露出: 1/40 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 59mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



ライトアップされてるとはいえ、海から見る工場はさすがに暗くて、5D2の増感モードでISOを6400まで上げないとシャッターが切れませんでした。
ここでは船長が船を止めてくれたので撮れましたが、船が動いてる状態ではブレブレ。だからせっかくの横浜の夜景でしたが全く使える写真がありませんでした……。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 6400
露出: 1/60 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 6400
露出: 1/40 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



そりゃあこんな状態で走ってたらムリってもんです。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 6400
露出: 1/10 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



というわけで、写真はここでおしまいです。横浜港の夜景はまたいつか、別の機会にリベンジすることにします。

サンタバルカ号の永井船長は、意外なことにブログを書いています。船長のブログはこちら
ブログで船長はこんなふうに書いてます。


そして今日はもう一つすごい事が有りました。それは夕方の6時出発の羽田と
工場夜景のツアー(はとバス主催)25人。荒天の中のクルージングでしたが船酔いの方は誰一人も居ませんでした。大きな波が来るたびに皆で掛け声をかけ(ソーレ・もう一丁なんて)おおさわぎでした。私自身も驚きでした。素晴らしいお客様に出会えた事
感謝いたします。


いや、船長、俺はほとんど船酔いでしたよ(笑)。そしてあれは、大騒ぎというより必死な声で、酔わないように半泣きで声を出していたんです(笑)。ほとんどヤケで。ツアーの最中にリバースなんて最悪、ですもんね。

ちなみにこの日は、俺たちのツアーの前にサンタバルカ号はテレビの取材を受けたそうです。なんでも、今度公開になるジブリのアニメに出てくる船のモデルが、このサンタバルカ号なんだそうで、それにちなんだ取材だったみたいです。放送は7月9日の朝10時半からだそうですよ。

ともあれ、なんとも凄いツアーでした。俺は海をなめてました。いやいや、こんな目にあうなんて聞いてないから!
みなさんもぜひどうぞ、とお勧めしたいところですが、もうツアーが終わっちゃったからそれもできません。でも、はとバスとは関係なく横浜のサンタバルカ号はこれからも営業しますから、よろしかったら永井船長に会いに行かれたらよろしいかと。
俺は天気のいいときだったら考えてみてもいいかな、と思っております(笑)。

家に帰った俺が、何はともあれカメラをよーく拭いたことは言うまでもありません。胃袋のむかつきはしばらく治りませんでした。
以上、ハードコアな横浜-羽田クルーズはとバスツアーのお話でした。

※追記……レンズ情報修正しました

テーマ: 夜景・夕景 | ジャンル: 写真

横浜-羽田夜景クルーズ(その2)

さて、平和に進行していた横浜-羽田クルーズですが、あるとき急にしぶきが高く上がりはじめました。
「ヤバい!」と思った俺はすかさずカメラ機材をキャビンの中に運び入れたんですが、間一髪でした。
その直後、突然激しく船が上下に揺れはじめ、デッキのお客さんは ”スプラッシュマウンテン” 状態で波しぶきをかぶりはじめたのです。


より大きな地図で 横浜-羽田クルーズ航路 を表示

上の地図を見てください。赤いピンを差してあるのがスタート地点「象の鼻」埠頭です。そこから右へ、ずーっと運河の中を通ってきた時点では海は静かでした。しかし、首都高湾岸線を超えて東京湾に入ったとたん(黄色いピンの地点からです)、強風にあおられた高波がサンタバルカ号を直撃したわけです。
まさに紙一重で俺の機材は波をかぶらずに済んだのですが、一歩遅れてキャビンに逃げ込むつもりだった相方は、そのまましばらく立つこともできずにずぶ濡れになりました。波はどんどん激しくなり、サンタバルカ号をシェイクします。隙をみてキャビンに逃げ込んだ乗客たちは、そのままどこかにつかまったまま、立っているしかありません。
そんな状態がしばらく続いて、「こりゃあひどい、こんなハードなはとバスツアーってあり?」とか言っていたら、船長からアナウンスが。

「ここからちょっと波が高くなるよ~」

えー、さらにひどくなるわけ!?
そこから羽田空港沖にたどり着くまで、つごう15分から20分くらいだったと思うんですが(正直時間の感覚がないです)、ぐわんぐわん上下に揺すられながら、両手で手すりにつかまって、足を踏ん張ってただひたすら耐えていました。
「声出してな~!黙ってると酔っぱらうかんな~」
船長の言葉に、乗客の老若男女全員で波が襲い来るたびに「うお~!」「わあ~!」「よいしょ~!」とかワケの分からない雄叫びを上げ続けました(笑)。ジェットコースターでハイになって叫ぶ人がいますが、サンタバルカ号の中は全員がそんな状態(笑)。妙な一体感に包まれるなか、俺の胃袋は確実にでんぐり返りそうになっていました(笑)。

やがて羽田沖に到着し、波も少しは静かになって、俺はゲロを吐く寸前で踏みとどまりました。そんなとき、船長が笑いながら言いました。

「こりゃーひどい、こんなのは俺もめったにないよ。こりゃあ帰りが心配だな!

なんですと……?


そんな陽気な船長、永井さんです。

機種: Canon EOS 7D
ISO: 2500
露出: 1/125 秒
絞り: 8.0
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



息を整えていると、ふたたび船長からのアナウンスが。

「はい、飛行機が来てるよ! 1時の方向!」

いやいや、まだ写真を撮る気力なんてありません、とぐったりしていた俺ですが、上空を見てみると

「飛行機近っ!」

あわてて7Dを抱えてデッキに出ました。


機種: Canon EOS 7D
ISO: 800
露出: 1/320 秒
絞り: 8.0
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



この写真もそうですが、以下も全部ノートリミングでお送りいたします。



機種: Canon EOS 7D
ISO: 1600
露出: 1/200 秒
絞り: 8.0
焦点距離: 142mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



200mmでここまでアップで飛行機が撮れるところなんて、めったにないと思います。
ここはちょうど、羽田空港の新しいD滑走路(上の地図の青いピン)に着陸する飛行機の真下に位置するところなんです。


機種: Canon EOS 7D
ISO: 1600
露出: 1/125 秒
絞り: 8.0
焦点距離: 75mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ


ほとんどズームしない、75mmでこのど迫力です。みんなさっきまでの吐き気も忘れて、ただ上を見上げて飛行機の腹に見入っていました。


機種: Canon EOS 7D
ISO: 800
露出: 1/250 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ


飛行機はほぼ途切れなくどんどん降りてきます。船長はそのたびにたくみに船の向きを変えて、飛行機がこちらに向かって真っすぐ降りてくるように見せてくれました。
低空から真っすぐこちらに向かってくる巨大な旅客機に、まるで機銃掃射でも受けるんじゃないか、と恐怖感すら覚えるほど。


機種: Canon EOS 7D
ISO: 1000
露出: 1/100 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



羽田空港は、滑走路のすぐ外が海なため、誘導灯が海に突き出ています。これがその誘導灯の突端。遠くで見ると単なる線ですが、巨大な建造物です。


機種: Canon EOS 7D
ISO: 800
露出: 1/200 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 115mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ


飛行機はこちらへ向けて真っすぐ下降してきて……


機種: Canon EOS 7D
ISO: 800
露出: 1/100 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ


まさに手が届きそうな高さで腹を見せて、羽田空港に着陸していきます。


機種: Canon EOS 7D
ISO: 2500
露出: 1/250 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ


望遠で覗けば、たぶんこれはA滑走路だと思いますが、タキシングしている飛行機もばっちり見えます。
このへんはもう、7Dの素早いフォーカスと連写、70-200mmF2.8Lの解像力の独壇場です。


機種: Canon EOS 7D
ISO: 2000
露出: 1/125 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 95mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ


色とりどりの飛行機の尾翼がたくさん!


機種: Canon EOS 7D
ISO: 1000
露出: 1/125 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ


「あと1機で最後にするかな~」

船長の声に、最後は降りていく飛行機の後ろ姿を捉えて、大飛行機撮影会は終了、となりました。

「いや~凄かったね~」「来てよかったね~」みんな口々に興奮を語っていますが……帰りの海は、さらに激しさを増してサンタバルカ号を待受けていたのでした(笑)。

さらに続きます。

テーマ: 夜景・夕景 | ジャンル: 写真

横浜-羽田夜景クルーズ(その1)

昨日のことですが、相方とふたりで、生まれて初めて「はとバス」ツアーに参加してきました。
きっかけは先日、東京駅から有楽町方面へ歩いたときに、はとバスの発着所を見つけたことでした。あら、こんなところからスタートするのね、と。それでちょっと調べてみたら、なかなかユニークなツアーがたくさんあるじゃないですか。ほとんどが日帰りで、料金もリーズナブルなので気楽に参加できそうです。
そこで、休日に相方とちょっと出かけるにはちょうどいいツアーを見つけて、参加してみたというわけです。
俺が参加したのが、「羽田・工場夜景クルーズ」というツアー。夕方の15時半くらいからスタートして、夜21時半までのお気楽なツアーじゃん!と思ったわけです。いい写真も撮れそうですしね。
ところが、これがお気楽とはほど遠いものだったわけです(笑)。

とまあ本題に入る前に、その日の朝焼けを。なにせ深夜に”U-22日本代表オリンピック2次予選”などを観戦していたものですから……。最近は4時ごろにはもう夜が明けてしまうんです。
それにしても、まるでトワイライトフィルターをかけたような空の色ですが、この写真ほとんど無加工です。ちょっと見たことがないくらいの凄い空でしたね。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 250
露出: 1/30 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 40mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



そんなわけで、ツアーの話です。まずは東京駅からおなじみの黄色いはとバスに乗ってツアーはスタートしました。お客さんは20名ちょっとくらいでしょうか。思ったより多かったですね。この「羽田・工場夜景クルーズ」コースの最終日ということもあったのかもしれません。年齢層も若いカップルからシルバー世代まで、いろいろでした。
バスは東京駅から首都高に乗って、まずは川崎へ。東扇島の「川崎マリエン」の展望台へ上って、高いところから風景を見ましょう、ということでしたが、川崎マリエン自体が「ふーん」って感じの寂れた公共施設で、特にコメントも写真もありません(笑)。なんだよ、このツアーちょっとしょぼいな、というのが最初の素直な感想でした。

そこから再び高速に乗って、横浜の大桟橋へ。そこからはバスを降りて、船のクルーズになります。
ガイドさんいわく、俺たちが乗ることになる船は、数カ月前までは羽田空港D滑走路工事のための、作業員の運搬をしていた船だそうで、滑走路が完成したのでその後観光船に改造されたんだそうです。
どうやらクルーズ、という単語から想像するオシャレな船ではなさそうな感じですが……。

そうそう、言い忘れましたが、この日は朝からけっこうな風が吹いていたんです。そこでガイドさんいわく「今日は風が強いので、羽田空港沖までは行けないかもしれません。海が荒れると危険ですから。そこは船長さんの判断ひとつです」ということでした。
ふーん、まあ行っても行かなくてもどっちでもいいや、とその時は聞き流していたんですが、これが後の重要な伏線となります(笑)。

大桟橋の待合所では、簡単な説明とともに、全員に黄色いライフジャケットが渡されました。えっ、ライフジャケット!? ちょっと大げさだけど、安全のために万全を期してるんでしょう、とその場では納得。

ライフジャケットに身を固めた我々を待っていたのは、この ”Santa Barca号” でした。印象としては、梅宮&松方がカジキを釣るのに使うトローリング船、くらいの感じでした。モーターボートよりふたまわりくらい大きいかな、くらいで、漁船よりは小さいくらいです。
お、思ったより船が小さいな、と若干ビビりました(笑)。
操舵室を含むキャビンは、ちょうどマイクロバスくらいの広さ。後部のデッキにはベンチが並べてありました。俺たちはデッキのベンチに陣取って、いよいよクルーズがスタートです。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 100
露出: 1/320 秒
絞り: 5.0
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



「象の鼻桟橋」から出港したサンタバルカ号。まずは平和に、すれ違う豪華客船と手を振りあったりしながら進んでいきました。日が陰りはじめた海の上は、なかなかにロマンチックです。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 100
露出: 1/1600 秒
絞り: 5.0
焦点距離: 51mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



大黒大橋の下をくぐります。下から見る橋はなかなかの迫力。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 100
露出: 1/250 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



左右は川崎の工場地帯です。この時点では、三脚などを立てて撮影する余裕がありました。
そうそう、この日の俺はドンケのF-1xに7Dと5D2、レンズはEF24-70mmF2.8L、EF70-200mmF2.8Lに28mmと50mmの単焦点、EFS10-22mm広角を詰め込んで、ジッツォの三脚まで持ち出してほぼフル装備状態です(笑)。カメラ2台体制で撮影するのは考えてみたら初めてです。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 100
露出: 1/800 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 40mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



後部キャビンの様子。ライフジャケットに身を固めた乗客の皆さんです。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 100
露出: 1/320 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



けっこうな白波が立っていますが、船の速度はかなり出ていました。帰り道で船長が「いま18ノットです」と言っていたので、終始そんな感じだったんでしょう。18ノットといえば時速約33キロ、水の上ではかなりな速度です。ちょっとした波でもかなり揺れるので、船の上では最初から中腰移動、デッキでは何かにつかまっていないと立つのがちょっと怖いくらいの感じでした。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 100
露出: 1/250 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



右舷には西日に照らされた工場地帯。たぶん石油関係の設備です(笑)。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 100
露出: 1/400 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



反対側の左舷のコンビナートを7D+望遠で。なにせ見るもの全てが目新しくて、このあたりでは夢中で写真ばかり撮っていました(笑)。

機種: Canon EOS 7D
ISO: 250
露出: 1/200 秒
絞り: 10.0
焦点距離: 135mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



横浜港へ向かう漁船とすれ違っても、当然至近距離なので思わずカメラを向けてしまいます(笑)。
これも7D+白い大砲です。

機種: Canon EOS 7D
ISO: 1000
露出: 1/320 秒
絞り: 8.0
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



そんな感じで、まずまず順調にクルーズはスタートしました。船のスピードはけっこう速かったですが(笑)。
しかし、左右両岸に工場があることで分かる通り、ここまではまだ「海」ではなく「運河」を進んでいるだけだったのです。
そしてこの後いよいよ「海」へ出るわけですが……続きます(笑)。

テーマ: 夜景・夕景 | ジャンル: 写真

猫とカラスとシャボン玉

昨日ですが、夕方近くに井の頭公園に行ってきました。
そろそろ薄暗くなってきた、くらいの時間帯だったんですが、それでも暑かった!座ってタバコを吸っているだけでも、こめかみのあたりからダラダラ汗が流れました。
まだ6月だっつーのに、今年の夏はどうなるんでしょう。たぶん10月くらいまで暑いでしょうから、つごう5ヶ月夏が続くわけですか? 恐ろしい熱帯っぷりですね。

それはそうと、写真です(笑)。まずは樹上のカラス。割と近くに寄れたので、これはトリミングしてません。逆光だけど、木漏れ日のボケがキレイだと思います。さすが白い大砲。カラスの体表のテクスチャーもつぶれてませんね。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 3200
露出: 1/30 秒
絞り: 6.3
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/22



ベンチに座って仲良くシャボン玉で遊んでる女子大生に声をかけて、撮影に協力してもらいました。
しかし、動きの予測できないシャボン玉を撮るには、5D2は向きませんね。こういうシーンは7Dの方が断然向いてると思い知りました。
ピントを人物に合わせるのか、シャボン玉に合わせるのか……撮影者としてはシャボン玉に合わせたい気持なんですが、カメラは迷いまくってました(笑)。
最終的には、マニュアルフォーカスでピントを合わせました。3枚目とかは完全にマニュアルです。だからちょっとピンが甘い(笑)。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 2000
露出: 1/80 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/22



機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 3200
露出: 1/50 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 80mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/22



機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 2500
露出: 1/60 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 75mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/22



夕食後、近所の日本料理屋の軒先にいつもいる茶トラ君を撮ってみました。
お店の人も可愛がってるみたいで追い払いませんし、猫の方も分をわきまえてちゃんと軒先で待っています。吉祥寺の猫たちは上手い具合に商店街と折りあって生きているみたいです。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 3200
露出: 1/30 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/22

テーマ: Canon Photo | ジャンル: 写真

夜景実験

昨日の夜中ですが、品川の埠頭のあたりまで車で行ったついでに、夜景撮影の実験をしてきました。
機材はEOS 5DMarkIIにEF24-70mmF2.8L USM。三脚はハスキー3段です。

高速羽田線が水面に映ってキレイだったんですが、目の前に目の高さくらいのフェンスが……ハスキー3段を目一杯伸ばして、カメラが頭より高くなるくらいの位置にセット。ライブビューモードで長時間露光の実験です。

まずは絞りを11、ISOを400にして、シャッターを13秒開いて撮影してみました。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 400
露出: 13.0 秒
絞り: 11.0
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ

送信者 11/06/21


まあ、こんなモンかな?という写真にはなりますが、せっかくの長時間露光なんですから、もっとこう街灯の光とか強調したいですよね。
というわけで、同じ設定でもうちょっと長時間シャッターを開けてみました。


機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 400
露出: 30.0 秒
絞り: 11.0
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ

送信者 11/06/21


街灯の光がかなりピカッと光っていい感じですね。空の色もちょっと明るくなりました。水面の光の帯も長くなって、これでほぼイメージ通りって感じですが、もうちょっと絞ってみたらどうだろう、とやってみたのが次の1枚です。


機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 400
露出: 30.0 秒
絞り: 16.0
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ

送信者 11/06/21


これはこれでいい感じではありますが、やっぱり2枚目くらいの写真がちょうどいいのかもしれません。ともあれ、なかなか楽しい実験でした。長時間露光は、待っている間にちょっとドキドキする感じがいいですよね(笑)。
ちなみにこの後、同じ場所から手持ち撮影にトライしましたが、当然のごとくブレブレになってしまったのでこれは公開しません(笑)。

テーマ: 夜景・夕景 | ジャンル: 写真

吉祥寺ストリートスナップ

今日もまた、夕方からカメラを持ちだして近所をぶらぶらいたしました。
ホントは午後から新宿バルト9で『スカイライン』を見てきたんですが、これがどうにも……特撮クオリティの高い大作映画だったんだけど、どーしてこうもつまらないんだろう、という残念作で。
なぜつまらなかったのか、についてはいろいろ考えてみたので、もしかしたら文章にするかもしれません。しないかもしれません(笑)。

そんなこんなで、夕方から近所のスナップを撮ってきました。今日はあえて井の頭公園には行かず、吉祥寺の街中をぶらぶら歩きながら写真を撮ってみました。
俗に「東急裏」と呼ばれる街の西側のエリアから。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 1250
露出: 1/60 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 62mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/20 近所の散歩



機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 200
露出: 1/50 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 54mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/20 近所の散歩



機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 800
露出: 1/60 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/20 近所の散歩



機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 1600
露出: 1/50 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 42mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/20 近所の散歩



機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 2500
露出: 1/40 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 32mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/20 近所の散歩



機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 1000
露出: 1/60 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 64mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/20 近所の散歩



機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 320
露出: 1/50 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 62mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/20 近所の散歩



機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 400
露出: 1/50 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 59mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/20 近所の散歩



こうして見てみると、だいたいの写真が50mm前後の焦点距離だってことがよくわかりますねえ。
気合い入れて24-70mmのLレンズをつけていきましたが、ぶらぶらスナップにはやっぱり50mm単焦点で充分なんですね。
50mmF1.8だけつけていった方が軽くてよかったなあ。そーいえばシグマの50mmF1.4って評判いいよなあ……さすがにキヤノンの50mmF1.2は高いしなあ、なんて別に無駄遣いの前振りじゃないですから!(笑)

テーマ: 街の風景 | ジャンル: 写真

雨上がりの井の頭

実に梅雨らしく前日からじとじとと降り続いた雨の中、レガシィ君を車検から引き取ってきた本日。夕方近くになってようやく雨もやんだので、井の頭公園に行ってきました。
今日のテーマは”雨上がり”。雨上がり直後らしいシーンが撮れたらいいな、ということで……。


これはたぶん紫陽花ですよね?(笑)。(萩でしょ?と友人から指摘されました(汗))
葉っぱや花びらに残った水滴が、取り残された雨の名残です。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 640
露出: 1/50 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 63mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/17 雨上がりの井の頭



梅雨時とあって、木の幹にもびっしりとコケむして、全体が緑色に染まっています。
根本に残るツツジの花の赤がいいアクセントだな、と。
逆光ながら、部分測光モードで木の幹に露出を合わせて成功しました。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 800
露出: 1/20 秒
絞り: 9.0
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/17 雨上がりの井の頭



水たまりに反射する雨上がりの空。これが青空だとキレイだったんですけどね。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 3200
露出: 1/25 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 68mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/17 雨上がりの井の頭



池の中の動物たちは心なしかいつもより活発です。
カメの行く手をさえぎるコイ。「邪魔だよ、どけ!」

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 3200
露出: 1/80 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/17 雨上がりの井の頭



ありました、水たまりにいい感じで映ってる被写体が。
紫陽花が見えてるなんて実に梅雨らしい(笑)。地面がボケてるのもちょっと幻想的でいい感じです、と自画自賛。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 3200
露出: 1/30 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/17 雨上がりの井の頭



橋の下に気を取られているご主人様を守るように立ちはだかる柴犬君。忠実な日本犬らしい姿でいいですね。
「ボクが守ります!」と言っているのかいないのか。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 3200
露出: 1/125 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 150mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/17 雨上がりの井の頭



雨が上がったとみて、早速橋の上でギターを弾きはじめたミュージシャン。
通り過ぎるカップルは聴いてくれないようです。がんばれ。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 2000
露出: 1/160 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/17 雨上がりの井の頭



そんなわけで、雨上がりの井の頭公園。それにしても俺は今年に入って何度ここに通っているんでしょう?(笑)

テーマ: 公園散歩 | ジャンル: 写真

新宿ぶらぶら

これは昨日のことですが、5D2と28mmと50mmの単焦点レンズをふたつだけ持って、電車に乗ってふらりと新宿に行ってきました。
軽くて小さくて写りのいい単焦点レンズが最近大好きで。このふたつを入れてもドンケのF-3Xはスカスカ。ホントにコンパクトで最高です。それでいて写りはクリアですから。でっかいレンズもいいですが、この気楽さは換えがたいものがあります。



新宿ピカデリーの脇あたりのところで、すごくキレイな子が警備員さんに何かを質問していました。あっ、と思ってすかさず撮影(笑)。こういうときに、肉眼で見たものをそのままの画角で切り取れるところが50mmの良さです。
下の写真は少しだけトリミングしてありますが。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 100
露出: 1/50 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
EF50mmF1.8II

送信者 11/06/14 新宿




開店前の「東京ホルモン」さんの店先にて。何とも味のある「東京ホルモン号」です。看板の縁のサビがまた、いい具合のグラデーションになってますねえ。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 100
露出: 1/100 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
EF50mmF1.8II

送信者 11/06/14 新宿




新宿三丁目の末広通りにあるのは、有名な「末広亭」です。こういった建築物の全景を納めるには、広角の28mmが必要です。小さくて軽いから、路上でレンズ交換するのも楽々ですねえ。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 100
露出: 1/30 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 28mm
フラッシュを使用: いいえ
EF28mmF1.8

送信者 11/06/14 新宿



明治通りを北上して、花園神社へ。鳥居の中でふたりの世界を作ってやがるカップル(笑)をパチリ。これもトリミングしてあります。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 1250
露出: 1/40 秒
絞り: 6.3
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
EF50mmF1.8II

送信者 11/06/14 新宿



花園神社の裏口から出ると、そこには有名な「新宿ゴールデン街」があります。まだ早い時間なので全く目覚めていない感じですが、路地裏全体に「味」がありすぎです。原液そのまんま、の味の濃さが、昼の光の下でほどよく薄まってなんともいい感じ。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 200
露出: 1/25 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 28mm
フラッシュを使用: いいえ
EF28mmF1.8

送信者 11/06/14 新宿



ゴールデン街のヌシ、でしょうか。貫録ありまくりの茶トラくん。近寄っても逃げやしません。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 250
露出: 1/50 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
EF50mmF1.8II

送信者 11/06/14 新宿



機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 125
露出: 1/25 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 28mm
フラッシュを使用: いいえ
EF28mmF1.8

送信者 11/06/14 新宿



機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 125
露出: 1/50 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
EF50mmF1.8II

送信者 11/06/14 新宿


そんなわけで、まだ目覚めてないゴールデン街をひとりじめで堪能して、吉祥寺に帰ってきたのでした。
思いの他面白かった新宿散歩。カメラを持って出かけてみることが大事ですね。よく知っているつもりの東京も、まだまだ面白いところがたくさんありそうです。

テーマ: Canon Photo | ジャンル: 写真

50mmで散歩

5D2にEF50mmF1.8IIだけをつけて、吉祥寺の街を散歩してきました。
標準レンズと呼ばれるだけあって、50mmレンズはほとんどの場面で必要充分な画角だということがわかります。F1.8は明るいし、やっぱりこの「撒き餌」レンズはいいなあ。
夕方から夜にかけての散歩でしたが、いろんな出会いや場面に遭遇して楽しかったな。カメラを持って歩けば何かしら被写体があるもんです。



三線のおじさんたちとセッションしていた若いミュージシャンは、『黒猫財閥』というバンドのMIKEちゃんというシンガーだそうです。よく井の頭公園に来ているそうなので、また会えるのが楽しみです。

テーマ: 写真日記 | ジャンル: 写真

5D MarkII 購入!

いつかいくなら今いってしまえ!とポチりました。
念願のフルサイズ機、EOS5D MarkIIです。
この半年間7Dを半端なく使い倒してきたなかで、フルサイズってものを一度体験したい気持がどんどんふくらんできました。白い大砲や24-70mmなどの「L」レンズの真の実力を見てみたくなりまして。
そんななか、震災後の品不足状態から落ち着きつつある状況で、価格もほぼ震災前のレベルまで下ってきました。もちろん、7Dの機能を取り入れてくるであろう新しい「5D MarkIII」まで待つという手もありましたが、まだ何の確かな情報もない状況で、待っていられなかったというのも正直なところです(笑)。
新型が出たら出たで、それはまたそのときです。5D MarkIIはリセールバリューも高いですしね。


というわけで、仲良く並んだ7Dと5D2の兄弟です(笑)。

機種: GR DIGITAL 3
ISO: 1600
露出: 1/5 秒
絞り: 9.0
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ

送信者 11/06/10 EOS5D MarkII


こうして見るとほとんど違いがわからないくらいよく似た兄弟なんですが、レンズを取りつけるマウント部分の内側に見えるミラーの大きさを見ると、歴然とした違いがありますね。右の5D2の方がぜんぜん大きい。
7DはAPS-C(22.3mm)という小さいサイズの画像記録素子なのに比べて、5D2はフィルム時代と同じ35mmセンサーです。いわゆる『フルサイズセンサー』というヤツで、すごく大雑把に言うと記録素子が大きい分画像もキレイ、というわけです。
ちなみに7Dの記録画素数が1800万画素なのに対し、5D2は2110万画素だそうです。まあ、一眼レフの画質は画素数だけで語られるほど単純ではないそうですが……。


機種: GR DIGITAL 3
ISO: 1600
露出: 1/8 秒
絞り: 9.0
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ

送信者 11/06/10 EOS5D MarkII


裏から見ても、実によく似てます。モデルとしては5D2の方が2年ほど古いのですが、一貫した設計思想が貫かれてるのがわかりますね。7Dの操作を覚えてれば、ほぼ取説ナシで使いはじめることが可能です。
違いと言えば、電源スイッチの位置と、7Dに新設されているライブビュースイッチと『Q』ボタンが5D2にはないことですね。このふたつはとても便利だったんですが、逆に言うと5D2から改良されたのが7Dだということがよくわかります。


機種: GR DIGITAL 3
ISO: 1345
露出: 1/32 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ

送信者 11/06/10 EOS5D MarkII


パッと見で大きく違うのがここです。7Dは内臓ストロボが付いているため、ペンタプリズム部が前に出っ張っているんですが……。


機種: GR DIGITAL 3
ISO: 1600
露出: 1/24 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ

送信者 11/06/10 EOS5D MarkII


5D2には内臓ストロボが付いてないので、ペンタプリズム部がのぺっと丸くなっています。融通の効かない内臓ストロボは俺もほとんど使いませんから、これはぜんぜんおっけい。かえってスッキリしてますし、1D系のプロモデルと共通のデザインなのでちょっと気分アガります(笑)。
いや、正直言うと最初はちょっと間抜けに見えましたが、慣れてくると可愛らしく見えてくるもんです。


機種: GR DIGITAL 3
ISO: 1600
露出: 1/12 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ

送信者 11/06/10 EOS5D MarkII


そんなわけで我が家にやってきた5D2ですが、軽く井の頭公園で試し撮りをしてきた感想としては、やっぱり画質はキレイ!です。詳しくはまた後日自慢しますが、明らかに7Dよりワンランク上の画質に思えます。重さも7Dと同等(実は7Dの方がほんのちょっと重い)、操作系もほぼ同じですから、まごつくこともありません。
ネガティブな点としては……よく言われるように、動作はちょっぴりのろいです(笑)。7Dが俊敏すぎるんですが、フォーカスのスピードが若干「どっこらしょ」な雰囲気で。それはもう、古い機種なんで仕方がないです。
あとは、これもレビュー記事などで散々言われてることですが、シャッター音はひどいです(笑)。「バコチョン!」といった感じで、でかいミラーが盛大に動いてる音とともに、バネっぽい音までします。ミラーショックも大きくて、最初はちょっとひるみました。シャッターを切る右手だけじゃなく、レンズを支える左手にまで確かに振動が伝わってきます。まあでも、実際にでかいミラーがまばたきしてるわけですから、ある程度は仕方ない……というか、愛嬌としておきましょうか(笑)。


機種: GR DIGITAL 3
ISO: 1600
露出: 1/6 秒
絞り: 9.0
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ

送信者 11/06/10 EOS5D MarkII


というわけで、今後は7Dとの2台体制とういことで、ますますカメラバッグが重くなるというわけなのでした。
でもホントいうと、来月早々に新型が発表とかされたら嫌だなあ……(笑)。

テーマ: ★カメラ&レンズ・機材 | ジャンル: 写真

東武動物公園

相方とふたりで、東武動物公園に行ってきました。
初めてだったんですが、なかなかいい感じで”昭和”な雰囲気を残した園内、といった感じでしたね(笑)。でも動物たちの展示方法はなかなか工夫されてました。どの動物も、極力近くから観察できるようになっていて、写真を撮るにはいい環境でした。
撮影は全てEOS7Dと「白い大砲」EF70-200mmF2.8L IS II USMです。

テーマ: 動物の写真 | ジャンル: 写真

今朝も井の頭公園

昨日までの雨模様から、今日は一転して青空が広がりました。
早起きしたこともあり(泥酔して早寝したのです)張りきって井の頭公園へ。
今日は三脚をかついで、「じっくり風景写真」にも挑戦してみようと思います。ジッツォのマウンテニアだったら、ちょいと散歩、くらいだったら携行するのはまったく苦になりませんね。軽いって素晴らしい(笑)。


「朝日がキレイですよね~」なんてお話しながら、フリーマーケット出店の準備を始めた女性をパチリ。ISOを100に固定して、絞りはF11まで絞ってスローシャッターで。さすがに画質はビシッとキレイですね。

機種: Canon EOS 7D
ISO: 100
露出: 1/3 秒
絞り: 11.0
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/04 井の頭公園



PLフィルターを装着して、水面に写りこんだ緑を狙いました。誰もいないベンチ、も好きな被写体です。
この他にもたくさん池の写真を撮ったんですが、いまいち納得がいきませんでした。ひとにお見せできる風景写真、って難しいです。

機種: Canon EOS 7D
ISO: 100
露出: 1/2 秒
絞り: 11.0
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/04 井の頭公園



やっぱり大型犬が来るとカメラを向けずにはいられません(笑)。コイツはジャーマンシェパードなんですが、なんせでかかった!大人の腰の高さよりも体高があったと思います。シェパードとしては規格外のでかさです。
でも、とてもフレンドリーなヤツで、こちらにも近づいてきて挨拶してくれました。
カメラを三脚から外して慌ててセットしたので、コイツのでかさをうまく表した写真が撮れなかったのが残念!

機種: Canon EOS 7D
ISO: 3200
露出: 1/30 秒
絞り: 9.0
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/04 井の頭公園



次に現れたのが、こんどは白いシェパードくん。こいつは”ホワイトシェパード”という種類なんだそうです。白いシェパードなんて犬種があるなんて知りませんでした。
しっかりと体型もシェイプされていて、大事にされてる様子がわかりますね。

機種: Canon EOS 7D
ISO: 200
露出: 1/50 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 30mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/04 井の頭公園



精悍な外見に似合わず、憶病者なんだそうです(笑)。この後も、他の犬に吠えられてぶんちゃんみたいに大回りで逃げていました。

機種: Canon EOS 7D
ISO: 500
露出: 1/100 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/04 井の頭公園



この後はほ乳類から離れます。まずは亀。朝日を浴びて、みんなして甲羅干しをしていました。ちゃんと甲羅を東に向けて整列してるのが面白い。とはいえ、狭いスペースなのでこんな迷惑なことにも(笑)。

機種: Canon EOS 7D
ISO: 320
露出: 1/250 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/04 井の頭公園



お次は昆虫。初夏ですから、井の頭公園にもチョウチョが飛びはじめました。これはモンシロチョウなのかな?トリミングしてますが、望遠レンズでもしっかりマクロっぽい撮影ができました。

機種: Canon EOS 7D
ISO: 100
露出: 1/400 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/04 井の頭公園



絞り解放で、うまいことバックをぼかして、ちょっと幻想的な雰囲気にすることができました。これもトリミングはしてあります。

機種: Canon EOS 7D
ISO: 100
露出: 1/2000 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/04 井の頭公園



この蛾は、よく見るヤツなんですけどなんでしたっけ?(笑)子供のころは名前を覚えていたんですが、忘れちゃいますねえ。

機種: Canon EOS 7D
ISO: 125
露出: 1/320 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM

送信者 11/06/04 井の頭公園



そんなわけで、ビッグバンドの練習前の1時間ちょい、公園を散歩してきましたが、けっこういろいろ写せるもんです。毎日のように通ってもネタが尽きない井の頭公園って、やっぱりいいところなんですね。

テーマ: 公園散歩 | ジャンル: 写真

ジッツォ&梅本

実は普段、あまり三脚を使いません。
持ち歩くのが面倒、というのもあるんですが、あまりがっつりした風景写真とかは撮らないですし、スナップ写真くらいなら三脚は必要ないですよね。
ただ、じっくり三脚を立てて腰を落ち着けて……という撮影方法も、もちろんやってみたい気持もあります。ここぞ、という撮影シーンがあったら、三脚を立ててビシッと気合いの入った写真を撮ってみたいものですよね。

というわけで、あまり三脚とは縁がなかった俺なんですが、だからと言って三脚を持ってないというわけではありません。というより結構持ってたんですよね(笑)。昔、コンデジだけの時代に買ったスリックの細い三脚があって、一眼を始めた時にマンフロットの安いアルミのモデルを購入しました。
しかしこれがぜんぜんダメで、(マンフロットファンの方ごめんなさい。俺が物知らずに安物買いをしたのが悪いんです)70-200mmを乗っけるのなんてハナっからムリがありましたし、その割にゴツくて重いし、クイックシューはきちんと固定されてるかが分かりにくくて不安でした。だから、2,3度使っただけで物置に放りこんでいました。


どうせなら、とその後に購入したのが、ハスキー3段です。どうせ普段は使わないなら、使う時には何の不安もない最強の安定感の三脚をひとつ持っていた方がいい、という考え方で(笑)。これは、千葉の夜景や東京湾の夜景を撮影するときに活躍してくれました。噂にたがわぬ盤石の安定感で、何を載せても小揺るぎもしない安心感はさすが、です。
ただし、当たり前ですがハスキーは重いです。(ちなみにハスキーはアルミじゃなくてジュラルミン製だそうですよ。ジュラルミン……ちょっと萌えます)重いからこそ安定してるわけですが、さすがに徒歩の撮影にこれを持ち歩くのはしんどいものがありました。一生モンの機材として所有しておくにはいいですが、コイツはクルマの中に積んでおいて、ここぞって時に活躍してもらいましょう、ということになりました。

問題は、山です(笑)。山に撮影に行くとして、ハスキーを持って登るのはちょっと厳しい。かといってマンフロットは役に立たない……というわけで、リサーチした結果、ここは清水の舞台から身を投げて、ジッツォのトラベラー”1”シリーズでも買うかな、という結論になりかけたんですが……。

マンフロットを買い取ってもらおう、と出かけた中野のフジヤカメラで、こいつを見つけました。
ジッツォのマウンテニアGT2540の中古品です。


機種: Canon EOS 7D
ISO: 3200
露出: 1/25 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 28mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/05/31 三脚&雲台



ちょいキズの”良品”クラスでしたが、使用するには全く問題ありません。脚のロックもかっちりしてます。何より新品の半額以下! 軽量でも安定感に不安のある”1”シリーズにしようか悩んでいたんですが、半額で”2”シリーズが手に入るなら、断然こっちです。


雲台はコレにしました。ずっと使ってみたいと思っていた、下町の心意気(笑)。梅本製作所の自由雲台です。3種類あるなかで、俺はまん中のSL-50ZSCを選びました。


機種: Canon EOS 7D
ISO: 3200
露出: 1/8 秒
絞り: 5.0
焦点距離: 40mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/05/31 三脚&雲台



カメラを載せてみると、ノブを固定するときの手応えが、金属なのに”じわっ”としているんですよね。カッチリとした工作精度の高さが伝わってくるようで、これぞ日本の町工場の誇り、です(笑)。
詳しく説明しますと……固定するのはひとつのノブなんですが、これの締め具合ひとつで、上部のボール部の動きと、土台部分の回転運動を調整することができるようになっています。完全に締め込んだ状態から、微妙に緩めていくと土台が回転し、さらに半締め状態でボール部の微調整、そして解放となります。微妙な指の調整ですが、感覚ですぐ覚えられるように調整されてるわけです。道具としてとても好ましい感じを俺は受けました。

(興味のある方、ぜひ梅本製作所WEBサイトの「梅本製作所の歴史」を読んでみてください。一読の価値のある日本のモノづくりの歴史です)

雲台と三脚を合体させるとこうなります。


機種: Canon EOS 7D
ISO: 400
露出: 1/13 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 27mm
フラッシュを使用: はい
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/05/31 三脚&雲台



カメラを乗っけるとこんな感じです。


機種: GR DIGITAL 3
ISO: 800
露出: 1/32 秒
絞り: 1.9
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ

送信者 11/05/31 三脚&雲台



この組み合わせなら、70-200mmにバッテリーグリップ、スピードライトでフル装備しても何の不安もありません。しかも軽い!さすがカーボン、雲台と三脚を合わせても1.9kgといったところです。これなら、山に担いで行っても大丈夫……なはず(笑)。
せっかくなので、これからちょっと三脚を使った撮影にももっとトライしてみたいと思っております。まずは、満足、なのでした(笑)。

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