Facebookで公募しておりました富士フイルムさんの写真展『Xシリーズ写真展2015秋』に作品を応募しておりましたが、今回めでたく1枚採用されました。プロアマ問わず、日本全国から60名60作品です。
今回展示されておりますワタシの作品はこちらです。
機種: X-T1
ISO: 800
露出: 1/1000 秒
絞り: 1.0
焦点距離: 800mm
フラッシュを使用: いいえ
EF400mmF2.8L IS II USM + EXTENDERx2 III
去年の12月に善福寺公園で撮ったカシラダカですね。
実はこれ、カメラボディはX-T1なんですが、レンズはCanonのEF400mmF2.8L2にx2エクステンダーを着けたものを、マウントアダプター経由で装着してます。
(EXIFの絞り値がおかしいのはそのため)
本日、写真展会場に行ってきたんですが、他社製レンズで撮影した写真は俺のものだけでした(笑)
どうもすいません……。
実はオリジナルは上の写真です。
ここからRAW現像したわけですが、いじってるとき背景の色合いが水墨画みたいで面白いなと思ったのがきっかけで、ススキの色合いが完全に抜けちゃうくらいのところまで全体の彩度をいじってみました。カシラダカの体色の茶色が抜けないくらいのギリギリのところまで。
Ricoh GRの”かすか”エフェクトに影響を受けたともいえますね。
展示全体を見ても、かなり異色な作品になってます。富士フイルムらしい色合いを全く無視してますからね(笑)。
でもそんな作品を選んでくれた富士フイルムの太っ腹に感謝です。(XFレンズですらないんですからね!)
そして富士フイルムのプリント職人さんが仕上げてくれた生プリントはさすらに素晴らしい出来でした。
他の応募者のみなさんの作品もさすがにみんな素晴らしい作品ばかりで、いい作品展だと思います。観てると写真を撮りに行きたくなりますよ。
そんな富士フイルムXシリーズ写真展は昨日から始まっています。まずは新宿、その後福岡、名古屋、大阪、札幌、仙台と全国を回るそうです。
もしよければ足を運んでみてください。
まずは新しいところで昨日の写真です。いつもの善福寺公園ですが、今年の夏は例年にも増して近所の野鳥たちは全く姿を消してしまっていますね。善福寺でも見かけたのはカラスたちとアオサギくらいです。
まあ、カラスはたぶん今年巣立ちした若鳥たちだと思うんですが、しぐさがどこか幼くてあどけない。群れて遊んでる様子もどこか無邪気な小学生か中学生ってカンジで、それはそれでけっこう面白いんですが。
Pentax K-3 II
HD PENTAX-D FA 150-450mm F4.5-5.6ED DC AW
ƒ/5.6 450.0 mm 1/400 ISO3200 Flash (off, did not fire)
アオサギはまあ、マイペースといったところでしょうか。でも池にいたのは1羽だけ。他のサギたちはどこへ行っちゃったんですかねえ。
ひとり羽根を広げてアピールするようなしぐさ。求愛行動の練習でしょうか。
Pentax K-3 II
HD PENTAX-D FA 150-450mm F4.5-5.6ED DC AW
ƒ/5.6 250.0 mm 1/2000 ISO800 Flash (off, did not fire)
これもちょっと見たことのないしぐさ。羽根を下の方に下げて、首を伸ばしてのどを鳴らすようなポーズをしばらく続けてました。いったい何をやってたんでしょうねえ。
Pentax K-3 II
HD PENTAX-D FA 150-450mm F4.5-5.6ED DC AW
ƒ/5.6 450.0 mm 1/2000 ISO640 Flash (off, did not fire)
もうひとつ変なポーズを。何をやってるんだかまったくわかりません(笑)。
Pentax K-3 II
HD PENTAX-D FA 150-450mm F4.5-5.6ED DC AW
ƒ/7.1 250.0 mm 1/2000 ISO1250 Flash (off, did not fire)
もちろんお食事はちゃんと。これはブルーギルなんでしょうか。がんばって外来魚を食べてください。
Pentax K-3 II
HD PENTAX-D FA 150-450mm F4.5-5.6ED DC AW
ƒ/5.6 450.0 mm 1/2000 ISO800 Flash (off, did not fire)
全てペンタK-3II + DFA150-450mmの望遠セットでした。
いつものようにTAvモードで、ISO値の許す限り(上限3200にしてます)SSを上げて撮影してたわけですが、日なたとちょっと日陰になったときの落差が大きいですね。ちょっと日陰になっちゃうと開放F値5.6だと厳しいものがあります。最初にあげたカラスくんの写真がそんなカンジで、ISO3200まで上がっちゃってますね。
それでもペンタの画像はRAW現像でもほとんど数値をいじる必要がなくて、現像が楽です。画質的な弱点が唯一あるとすれば、緑かぶりでしょうか。たまに緑の中の小鳥の写真などの場合、色合いが緑かぶりしちゃってそこは修正する必要があったりします。不満としてはそれくらいかな。