新しい武器、1DXのシェイクダウンです。
当然ながらヨンニッパも持参です。5D3には70-200mmF2.8L2を付けて、万全の2台体制というわけです。
しかし、この時期はやっぱり鳥たちもあまり姿を見せませんね。こんなカンジで日陰の水面をゆっくり泳ぐカルガモとか…
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 200
露出: 1/400 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF400mmF2.8L IS II USM
マイペースなハトたちか…
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 160
露出: 1/320 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF400mmF2.8L IS II USM
やっぱりカルガモたちか…
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 100
露出: 1/500 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF400mmF2.8L IS II USM
そんな顔ぶれでした。
ヨンニッパを据えた三脚を前に、俺はじりじりと日焼けしていくばかり…(笑)
そのかわり、朝の散歩のワンコたちはたくさん現れました。こちらは収穫あり、です。
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 200
露出: 1/320 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF400mmF2.8L IS II USM
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/320 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 70mm
EF70-200mmF2.8L IS II USM
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 160
露出: 1/200 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/500 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 155mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 640
露出: 1/200 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 250
露出: 1/160 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 145mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
そのうち、ちょっと離れた場所でいつものアオサギくんを見つけました。2羽でしたがしっかり日陰で休んでいました。まったく飛ぶ気なし。
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 100
露出: 1/1000 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF400mmF2.8L IS II USM
そんななか、果敢に飛んでくれるヤツがいました。これはおそらく、ヨシゴイでしょうか。小さなサギの仲間ですが、偉いヤツですね。
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 640
露出: 1/320 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF400mmF2.8L IS II USM
このときが、1DXの連写性能を発揮する唯一の瞬間でした。目の前の木の枝に飛び移っただけでしたが、偶然連写で捉えられたわけです。
こんなカンジです。
秒間12コマの連写性能のはずですから、9コマだと1秒に満たない瞬間です。ひとコマ目から手前に葉っぱがある悪条件ですが、なんとか翼を広げるヨシゴイを捉え続けてくれています。9コマ目など完全に葉っぱの向こう側にいますが、AFはキャッチし続けてますね。これは凄いです。
というわけで、なんとかテストっぽい画像も撮れたので、これにて退散、となりました。3時間ほどいましたが、Tシャツはもうずぶ濡れです。残暑もいい加減にしてほしいものです。
機種: SIGMA DP2 Merrill
ISO: 400
露出: 1/3 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 30mm
フラッシュを使用: いいえ
ロンドンオリンピックも終ったことだし…ってわけでもないですが、1DX、買いました。現行キヤノンのまさにフラッグシップ。これ以上の一眼レフは(とりあえずEFマウントでは)ない、という究極です。
動物写真をやっていくと決めた時点で、カメラに求めるものは「速写性(レリーズラグ、連写速度、バッファ速度を含む)」「望遠」「防塵防滴」だと思ってました。動きの速い、そして近づけない動物を野外で撮るためにカメラに求める性能ということですね。こういった条件を満たすのは当然ながらプロ向け上位機種ということになってしまうのですが、野鳥などを撮るには、なかでも「望遠」に有利な1D MarkⅣで決まりだな、と思っていました。
機種: SIGMA DP2 Merrill
ISO: 400
露出: 1/3 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 30mm
フラッシュを使用: いいえ
ところが、いろいろ経験していくうえでわかったことがあります。それは、野生動物がいるようなフィールドってけっこう暗い、ということなんですね。うっそうとした森の中など、晴れた日中でもかなり暗いんです。ただでさえうす暗い森の中の、さらに遠くの葉影にいるような野鳥などを狙うときは、かなりな高感度性能が必要です。さらに動きのあるシーンを狙おうとすると、どうしてもシャッタースピードを上げたくなりますから、なおさらISO値は限界まで上るわけですね。そうなると、さすがの1D MarkⅣでも厳しいものがあるんです。
先日、群馬馬事公苑の馬房の中で巣作りをしているツバメを撮影したんですが、日中の馬房、肉眼では充分に明るい室内でも、絞り開放でSS1/1000くらいにすると、ISOは6400くらいまで簡単に上ります。結果として、ノイズが乗りまくった写真は作品としては成り立ちませんでした。この悔しい経験が決定打となったわけです。
フルサイズの1DXだと「望遠」の部分で不利なわけですが、ノイズの乗ったノートリミングAPS-Hより、遠くてもシャープな画像をトリミングしたほうがマシです。
機種: SIGMA DP2 Merrill
ISO: 400
露出: 1/13 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 30mm
フラッシュを使用: いいえ
というわけなので、動物撮影に必要な条件は「速写性」「防塵防滴」「高感度耐性」となりました。そうなると、キヤノンが1DXに求めた方向性そのまんま、ということで、なるほど、それは必然なんだなあと納得した次第です。
そうなるとどうしてもシステムは大きく、重くなります。それがイヤでOLYMPUSのフォーサースシステムを試したりしてみましたが、ZUIKO DIGITALの”松”レンズって、キヤノンの”L”レンズなみに高価なんですよね。確かにちょっと軽くて、レンズ性能はとても魅力的なんですが(F2通し望遠システム…)、将来性の見えないフォーサースシステムにいまから投資していく勇気はやっぱりありませんでした。
しかし、OLYMPUSのE-5はとても好きでした。モノとして愛着がわく何かがあるんですよね。「カタン」というシャッター音もマヌケで(笑)憎めませんでした。
ただやはり、本気の撮影で使うには”俊敏さ”の部分で決定的にアウトでした。そこが残念。
機種: GR DIGITAL 3
ISO: 100
露出: 2.0 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
とまあそんなワケでして(笑)、”きっと当分先だなあ”と思っていた1DXを、サクッと導入することに相成りました。まだ品薄ということなので、1ヶ月くらい待つかなあ、と某地図カメラで予約を入れたところ、2日後には入荷のお知らせが来てビビりましたが。
結果として、1D4とE-5、ZUIKO DIGITAL50−200レンズは涙をのんでドナドナとなりました。まあ、彼らが思いの他高値で売れたので、懐のダメージは最小で済みましたが。
しかしこれで、1DXと5D3の最新モデルコンビ、という超贅沢な体制となったわけです。典型的な「機材で腕をカバーする」状態ですが、機材でカバーできるもんならいくらでもカバーしますとも(笑)。
しかしそろそろ資金も底を突いてきたし、新しいカメラ購入はたぶん次のオリンピックが終るまでないなあ……。
テーマ: ★カメラ&レンズ・機材 | ジャンル: 写真
昼間は「違う世界の人を見かけた」カンジで撮りましたが、夜は面と向かってがっつりと「女の情念」を表現してもらいました。
浅草は夜でも商店街の光が色を投げかけているので、それをうまいこと生かして撮ってみようと。白熱灯系の明かりのあるところを探して歩いてもらいました。
勢い、ISO値は上りまくります(笑)。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 4000
露出: 1/160 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
浴衣も着替えてもらって、襟もぐっと抜いてもらいました。髪形もわざと乱れ気味に、彼女がいいカンジでアレンジしてくれました。
望遠レンズの開放で、商店街の明かりを玉ボケにするのは常套手段ですね。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 6400
露出: 1/125 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 190mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
これはちょっと前からやってみたかったんですが、モデルさんには静止してもらって、スローシャッターで群衆を流す方法です。群衆の中の孤独、みたいなものを表現するにはよく使われる手法です。
場所は雷門から入ってすぐのところだったんですが、ここは夜ながらけっこう明るかったので、スローで撮るためにISOを拡張低感度にしてみました。
結果としてちょっとモデルさんがブレちゃいました。2型の三脚じゃやっぱり役不足だったかも。がんばって静止してくれてたんですけどね。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 50
露出: 2.5 秒
絞り: 16.0
焦点距離: 145mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
ぐっと抜いた襟元を強調で。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 6400
露出: 1/125 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 168mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
髪を下ろしてエロくなってもらいました(笑)。背景のいいところを探して撮影してたら、結果として歩道のまん中になってしまいましたが、彼女は臆せずしっかり表情を作ってくれました。さすが。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 640
露出: 1/50 秒
絞り: 1.4
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
Carl Zeiss PlanarT* 1.4/50 ZE
ラストはキリッとかっこよく。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 6400
露出: 1/80 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 123mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
夜の撮影はやっぱり安心感のある70-200mmばかりになってしまいました。なんせストロボを使わない夜間撮影ですから、カメラの性能に負うところ大です。ISO6400でも問題なく撮影できる5D3はその点やっぱり安心ですね。70-200mmもしっかりフォーカスしてくれるので、やっぱりこの組み合わせは鉄板です。
というわけで、かなり充実した撮影となりました。長時間に及ぶ撮影につきあってくれたモデルのmaicoさんにも感謝、感謝。
今度はもうちょっと浴衣にふさわしいロケーションで撮ろう、ということで浅草に行ってまいりました。イメージとしては、吉原の遊女の休日、といったカンジです。
吉原の遊女なので、一般ピープルの俺としては近寄り難い存在なはずです。だから昼間はあえて距離をおいて、散歩する彼女の姿を盗み見るような撮り方をしてみました。
使用機材は縦グリ付き5D3に、レンズは85mmF1.8、70-200mmF2.8L2、ツァイスプラナー50mmです。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/1000 秒
絞り: 2.0
焦点距離: 85mm
フラッシュを使用: いいえ
EF85mmF1.8 USM
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/1250 秒
絞り: 2.0
焦点距離: 85mm
フラッシュを使用: いいえ
EF85mmF1.8 USM
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/640 秒
絞り: 2.0
焦点距離: 85mm
フラッシュを使用: いいえ
EF85mmF1.8 USM
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/400 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 102mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 160
露出: 1/50 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
Carl Zeiss PlanarT* 1.4/50 ZE
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/200 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 85mm
フラッシュを使用: いいえ
EF85mmF1.8 USM
この日も猛暑で、日差しが強烈で撮影には気を使いました。モデルさんの顔に光を直接当ててしまうと白飛びするか肌がテカってしまうし、顔だけ日差しをよけても日なたとのコントラストが強すぎて暗くなりすぎます。
結果として、なるべく日陰を選ぶか、日傘を上手く使って、RAW現像でシャドウを持ち上げるしかありませんでした。結果として日なた部分は白飛びしがちな傾向になりますが、それはそれとして、猛暑な感じが出るのでいいのではないかと。
先日新たに購入した(というかほとんどこのために買った)85mmF1.8ですが、なるほどこの3本の中ではもっともポートレートらしい自然な柔らかさが出るような気がします。70-200mmだとシャープすぎかも。ツァイスプラナー50mmもいい感じなんですが、こういった動きながらの撮影だとさすがにジャスピンを外しがちで難しいですね。
というわけで、猛暑の中の昼の撮影はこんなカンジで終了です。この後ちょっと休憩して、夜の撮影に向いました。そちらはまた次の記事にて。
お仕事の撮影などもだいたい人物のポートレートが多いですし、わんこにゃんこを撮るにも、85mmの明るい単焦点があるとちょうどいいなあと思い、例によって地図カメラで中古のレンズをあさってみました。
まあ、ホント言うなら「EF85mmF1.2L」が欲しいのはヤマヤマですが、さすがにここのところ浪費しておりますので自粛しまして……(笑)、手にしたのはぐっとお安い「EF85mmF1.8 USM」でした。これだと中古なら3諭吉くらいで買えます。安いでしょ?(金銭感覚狂ってる?)
機種: SIGMA DP2 Merrill
ISO: 200
露出: 2.0 秒
絞り: 9.0
焦点距離: 30mm
フラッシュを使用: いいえ
というわけで、EF85mmF1.8 USMでございます。さすがに古くから生き残っているレンズだけあって(もう20年近く造られ続けてるそうな)ちょっとクラッシックな趣さえあります。もちろん手ブレ補正などはついてませんし、フードは左右から挟み込む方式でガタガタします。
機種: SIGMA DP2 Merrill
ISO: 200
露出: 5.0 秒
絞り: 9.0
焦点距離: 30mm
フラッシュを使用: いいえ
5D3に装着するとこんなカンジです。中古とはいえ、ほとんど仕様感もない美品です。レンズのフィルター径は58mmとコンパクトで、5D3とちょうどいいバランスです。
というわけで、さっそく雨上がりの井の頭公園に出かけて試し撮りしてみました。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/100 秒
絞り: 1.8
焦点距離: 85mm
フラッシュを使用: いいえ
EF85mmF1.8 USM
バスケットに入ったクロネコくんを、絞り開放で撮ってみました。背景は池なんですが見事にボケきってます。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 2000
露出: 1/80 秒
絞り: 1.8
焦点距離: 85mm
フラッシュを使用: いいえ
EF85mmF1.8 USM
こちらは同じクロネコでも野良くん。近寄りたくても近寄れない距離感を表わしてみました(笑)。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/250 秒
絞り: 2.2
焦点距離: 85mm
フラッシュを使用: いいえ
EF85mmF1.8 USM
ちょっとだけ絞って女性の後ろ姿を。なかなか侮り難い空気感なんじゃないでしょうか。20年前のレンズとは思えないですよね。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/100 秒
絞り: 1.8
焦点距離: 85mm
フラッシュを使用: いいえ
EF85mmF1.8 USM
絞り開放でわんこを。フォーカスを合わせた顔だけが浮き出ちゃってますね。全体に宙に浮いてるみたいな雰囲気になってしまいました。犬の場合だと開放はやりすぎかもなあ。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 125
露出: 1/100 秒
絞り: 6.3
焦点距離: 85mm
フラッシュを使用: いいえ
EF85mmF1.8 USM
F6.3まで絞って風景を。ぐっと解像感が増していい感じです。雨上がりの湿っぽい公園の雰囲気が伝わりますよね。
機種: SIGMA DP2 Merrill
ISO: 200
露出: 1/320 秒
絞り: 8.0
焦点距離: 30mm
フラッシュを使用: いいえ
最後はおまけでDP2Merrillの風景を。DP2はいつもバッグに入ってるので、つい風景を撮ってしまいますね。普段は絶対こういうの撮らないのに……カメラに撮らされてるというか(笑)。
ちなみにホントはこんなに空は青くありません。現像時に被い焼きエフェクトをかけてます。
というわけで、最後は蛇足でしたが85mmで試し撮りでございました。さすがに感動はないですが(笑)、軽くてコンパクトなレンズですし、常に持ち歩いても邪魔にならない、しかもコスパ抜群のいいレンズなんではないでしょうか。
ただし、70-200mmF2.8L IS II USMを85mmにしたときとどっちがいいか、と考えると微妙かなあ……。
テーマ: ★カメラ&レンズ・機材 | ジャンル: 写真
かねてから一度は行ってみたかった動物園だったので、ホワイトライオンの赤ちゃんとナイトサファリの両方を楽しむべく、伊豆まで行ってまいりました。
吉祥寺を出たのが15時くらい。3時間もあれば到着するだろうと踏んでのスケジューリングでした。お盆休み直前の金曜日だったんですが、交通情報のお盆渋滞速報でもほとんど渋滞はみられず、これは予想よりちょっと早くつくかも、くらいのスムースさ、でしたが……。
熱海の手前から一般道になるんですが、そこからがまさかの渋滞……海と崖にはさまれた一本道ゆえの自然渋滞もあったようですが、一番の原因は伊東港の花火大会が行われる直前だったから、のようです。伊東の海が近づくにつれて、沿道に人があふれていて凄いことになってました。まさか花火大会の当日に突入してしまうとは……(笑)。
結局、ホテルにチェックインできたのは19時半を過ぎていました。
そのまま夕食もとらずにアニマルキングダムへ。ナイトサファリの入園時間ギリギリの到着になりました。
入園してすぐ、ホワイトライオンのための建物がありました。アクリルの保育箱に入れられたホワイトライオンの赤ちゃんは、お乳を飲んだ直後ということで爆睡中でした。まったく目を覚ます気配もなく、撮影できたのは寝顔のみ、となりました……。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 6400
露出: 1/160 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
ちなみに、赤ちゃんが枕にしている赤いものは生肉だそうです。もちろんまだ肉を食べることはできないんですが、おしゃぶり代わりに肉をしゃぶるんだそうです。赤ちゃんでも、そこはさすが肉食獣です。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 6400
露出: 1/125 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 185mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
ホワイトライオンの赤ちゃんに別れを告げると、そこからはナイトサファリゾーン。草食動物たちが放し飼いになっている間を遊歩道が敷かれています。
伊豆アニマルキングダムでは、草食動物にはお客さんが自由にエサをあげられるようになっていて、そこかしこに1個100円の草食動物のエサが売っています。だから、草食動物たちはお客さんがエサをくれることを知っているんですね。みんな積極的に近寄ってくるのが凄いです(笑)。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 25600
露出: 1/30 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
もうここからはオレンジ色の補助照明しかない環境なので、撮影的にはかなり厳しいものがあります。結局5D3の拡張高感度のISO25600目一杯まで上げての撮影となりました。それでも、AFはほとんど不可能な光の状態なので、MFで撮るしかありません。結果として歩留まりはかなり悪いということになりました。
肉食動物舎はもちろんアクリル越しの撮影となりますが、光の状態は相変わらず。それでもライオンたちは寝ていたのでまだ撮影できましたが……。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 25600
露出: 1/125 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
元気に歩き回っていたホワイトタイガーは、だいぶフォーカスがヤバいことになってます(笑)。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 25600
露出: 1/500 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
ちなみに、これでもRAW現像の際にかなりホワイトバランスをいじっているので、実際の画像はさらに「まっ黄色」なことになってます。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 25600
露出: 1/250 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 25600
露出: 1/320 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
肉食動物舎を抜けるともう一度ナイトサファリゾーンを通ります。そこからはサイやダチョウなどが見られるんですが、撮影したデータは全てボツ、でございます(笑)。
その後に、小動物たちに触ることができる「ふれあいゾーン」に入ってみました。夜ですから、チビッコたちの姿はほとんどありませんからね。大人でも気兼ねなく入ることができます。
小さなハリネズミにも触ることができました。想像したより体の針は柔らかかったですね。もちろん、なでるときは頭からお尻方向になでないと針が刺さりますが。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 25600
露出: 1/40 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 180mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
写真はボツになりましたが、ここではカピバラにも触ることができました。生まれて初めて触ったカピバラは、やっぱりゴワゴワでしたね。
キリンにもエサをやることができます。まだ若いキリンくんは積極的にエサをねだってこっちに来ます。さすがに迫力あります。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 25600
露出: 1/40 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 125mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
ライトアップされたフラミンゴ。ちょっとコントラストが飛んでしまってます。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 25600
露出: 1/125 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 145mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
というわけで、長時間ドライブの後でくたくたになりながら、ナイトサファリの撮影をしてきました。伊豆アニマルキングダム、思ったより楽しめる動物園でしたね。次回は時間に余裕を持ってじっくり撮影に行きたいと思っております。
試合後、宮間について、スポニチではこう報じています。
試合終了と同時にMFアビリの元に駆け寄った。09年に所属した米女子プロサッカーのロサンゼルス・ソルでトップ下のポジション争いをして一緒に暮らしたこともあるライバルだ。「いい友人として心が痛かった」。敗者になった仲間の胸の内を思いやった。
このシーンについて、NBC NEWSは "A moment of true sportsmanship, as Japan consoles a defeated France" と讃えています。
ワールドカップの決勝のあとも、宮間は真っ先に対戦相手であるアメリカ選手のもとに握手を求めに行きましたね。スポーツマンとして、人として、宮間あやという人物の素晴らしい人間性を物語るエピソードです。
ちょうどオリンピック観戦で昼夜逆転していた(笑)ところだったので、夜のうちに出発し、夜明け前には赤城山に到着。そのまま狭い林道や登山道路を車で走り回り、野生動物との遭遇を期待したんですが、見かけたのは道路を横切るキツネ1匹だけでした。(もちろん撮影する余裕などなし)
明るくなってから、赤城山の「ふれあいの森」という公共施設のあたりを大砲をかついで歩き回ったんですが、施設の警備員さんとの雑談で、つい先日ここらへんに熊が出た、なんて話を聞きまして。警備員さんに真顔で「鈴とか持ち歩いた方がいいですよ」なんて言われて、慌ててふもとまで戻ったりしました。
そんなこんなで、朝一番の馬事公苑で撮影となったわけです。夏休みシーズンとあって、乗馬体験のお客さんもたくさんいて、なかなか賑わっていました。
まずは駐車場にいた猫くん。首輪をつけていたのでどこかの飼い猫ですね。70-200mmで背景を大きくぼかしてポートレートです。キレイな猫くんですね。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/200 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
馬事公苑の営業は朝9時半から。撮影したのは10時過ぎくらいだったんですが、既にかなり強烈な日差しが照りつけていました。ひと仕事終えた馬たちも暑さで参っている様子。気持ちよさそうに水をかけてもらっていました。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/200 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 160mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
この馬はお尻のあたりに湿疹ができてるそうで、わざわざ湿疹に効く温泉のお湯を湿布してもらっていました。気持ちよさそうに目を細めていました。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/160 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
この女性は(お名前を聞くのを失念…)国体にも出場している選手なんだそうですが、相棒のこの馬も有名人(有名馬?)。「トレジャースマイル」という元競走馬で、額のハートマークが人気を集めたんだそうです。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/250 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
ほら、額の流星がはっきりとハートマークになってるでしょ?
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/250 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
乗馬体験のお客さんも、ギャロップできるくらいになるとだいぶ気分がアガってくるんでしょうね。楽しそうな表情がとてもいいです。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/1000 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 190mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
小さな女の子も乗馬体験。乗馬へルメットとブーツがオシャレですね。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/800 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
夏休みのドキドキ体験ってカンジですね。でもこの子だって、将来オリンピック選手になったりするかもしれません。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/640 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 160mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
朝の日差しに照らされて、馬房に吊るされた馬具もいい感じの写真になります。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 3200
露出: 1/125 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 102mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
勝手にお邪魔して写真を撮らせてもらってる俺ですが、みなさんと一緒にスイカをご馳走になったりました。食べ終わったスイカはちょっと赤い部分を残してやって、馬にあげます。馬は皮ごとバリバリ喰っちゃいます(笑)。
群馬県馬事公苑のみなさん、ありがとうございました。またお邪魔しますね。
E-5のシェイクダウン、画質テストというわけです。果たしてどんな画を見せてくれるか?
機種: E-5
ISO: 1600
露出: 1/60 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
ZUIKO DIGITAL ED50-200mmF2.8-3.5 SWD
近所のブチネコ。警戒心が強くて普段は近寄らせてくれないんですが、換算400mmだと遠くから狙えるので撮りやすいですね。
機種: E-5
ISO: 1600
露出: 1/80 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
ZUIKO DIGITAL ED50-200mmF2.8-3.5 SWD
なんという満面の笑みの柴くん。ハンサムくんですね。
機種: E-5
ISO: 500
露出: 1/250 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
ZUIKO DIGITAL ED50-200mmF2.8-3.5 SWD
けっこう高いところにいたスズメですが、換算400mmはここまで寄れます。ちょっとだけトリミングして縦横比変更してますが、そこそこいけるんじゃないでしょうか。
機種: E-5
ISO: 800
露出: 1/125 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 59mm
フラッシュを使用: いいえ
ZUIKO DIGITAL ED50-200mmF2.8-3.5 SWD
とっさに声をかけて、歩いているところを撮ったチビチワワ。フォーカス速度はまあまあ、といったところでしょうか。もちろん2年前の機種ですから1D4や5D3にはかないませんが、充分実用の範囲、と思われます。
機種: E-5
ISO: 1600
露出: 1/160 秒
絞り: 6.3
焦点距離: 69mm
フラッシュを使用: いいえ
ZUIKO DIGITAL ED50-200mmF2.8-3.5 SWD
夜明けの公園を散歩する人々。強烈に朝日が当たっている部分と、影の部分のコントラストが強い構図ですが、影の部分もつぶれず、なかなかのレンジの広さをみせてくれました。
機種: E-5
ISO: 200
露出: 1/100 秒
絞り: 6.3
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
ZUIKO DIGITAL ED50-200mmF2.8-3.5 SWD
仲良くご褒美をまっているラブくんと、左はコリーかな?
機種: E-5
ISO: 640
露出: 1/200 秒
絞り: 6.3
焦点距離: 88mm
フラッシュを使用: いいえ
ZUIKO DIGITAL ED50-200mmF2.8-3.5 SWD
コリーくんのアップ。なかなかの解像感ですね。
機種: E-5
ISO: 250
露出: 1/100 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 55mm
フラッシュを使用: いいえ
ZUIKO DIGITAL ED50-200mmF2.8-3.5 SWD
これもとっさに声をかけたダルメシアン。E-5はマルチコントローラーがないので、フォーカスポイントの変更は前後ダイヤルで行うんですが、慣れれば素早くチェンジできそうです。
機種: E-5
ISO: 1000
露出: 1/320 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
ZUIKO DIGITAL ED50-200mmF2.8-3.5 SWD
これも近所の猫ですが、ノラネコ撮影には400mmはやっぱり威力を発揮しますね。
機種: SIGMA DP2 Merrill
ISO: 800
露出: 1/40 秒
絞り: 13.0
焦点距離: 30mm
フラッシュを使用: いいえ
これはオマケで、DP2Merrillで撮影した公園の風景。さすがの解像感です。
というわけで、E-5のシェイクダウンでした。慣れない新しいカメラですが、撮っていてストレスも感じませんでした。さすがOLYMPUSのフラッグシップ。よくできたカメラだなあ、という第一印象です。
もうちょっと使い込んでみて、今後の方針を決めようかな。
そりゃ、勢いでポチる金額の買い物じゃないことは重々承知ですが、どうせヨンニッパを手放すんだったららくしょーじゃん!と思ってしまうのが酔ったアタマの恐ろしいところ(笑)。
まあでも、それもよしとしました。だってE-5のレンタルをしてるところなんて見つからなかったんですから。だったら自分で購入して確かめるしかないですもんね。
というわけで、早速翌日の夕方にはやってきました。E-5とZUIKO DIGITAL ED50-200mmF2.8-3.5 SWDです。
機種: SIGMA DP2 Merrill
ISO: 200
露出: 6.0 秒
絞り: 13.0
焦点距離: 30mm
フラッシュを使用: いいえ
50-200mmということは、フルサイズ換算で100-400mmF2.8-3.5ということになります。Canonでいうと、EF100-400mm F4.5-5.6L IS USMあたりがこれにあたるでしょうか。
機種: SIGMA DP2 Merrill
ISO: 200
露出: 2.0 秒
絞り: 13.0
焦点距離: 30mm
フラッシュを使用: いいえ
5D3に70-200を付けた姿を比較してみるとこんなカンジです。70-200はレンズ径77mm、50-200は67mmですから、やはりひとまわり以上OLYMPUSのシステムが小さいですね。
機種: SIGMA DP2 Merrill
ISO: 200
露出: 2.0 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 30mm
フラッシュを使用: いいえ
このペンタ部あたりのゴツゴツと直線的なデザインがOLYMPUSですね。Canonの丸っこいデザインも悪くないですが、ガンダムちっくなOLYMPUSも嫌いじゃないです。
それよりなにより、ボディ全体をみたときに、各種フタ部もそれぞれしっかりとゴムでシーリングされており、防塵防滴が徹底されているのがよくわかります。そのへんは5D3に比べて、よりアウトドア向けな設計思想であることがわかりますね。ボディを持った感触もがっしりしていて、ガタつきミシつきは皆無です。
細かいところでは、例えばレンズキャップひとつをとってみても、Canonのものよりしっかりと作られている印象です。Canonのレンズキャップは薄くて、カメラバッグの中でちょっとしたはずみで外れちゃうことがよくあるんですよね。なにより外しにくいのが大問題。
もうひとつOLYMPUSで感心したのが、レンズフードの根本に開閉式の窓がついていて、PLフィルターを回転させやすいようにできているんですね。こういうちょっとした心配りは感心させられます。ずっとCanonを使ってきて、カメラとしての性能は素晴らしいんですが、こういったユーザーに優しい気配りを感じたことはなかったですから。
とうわけで、どうしてもCanonとの比較になってしまいますが、まずは外観を中心にファーストインプレッションでした。肝心の写りの方はどうか?それは次のエントリーにします。
テーマ: ★カメラ&レンズ・機材 | ジャンル: 写真