吉祥寺のライブハウス”Planet K”にて。レンズは70-200mmF2.8LIIのみです。
ライブ撮影というのは基本暗がりなのに加えて、色が変わったり逆光になったりと刻々と変化するライティング、激しく動き回る演者、限られた撮影アングルとカメラマンにとってはかなり厳しい条件が重なります。カメラにとっても、高感度耐性、暗所のAF精度、特殊なライティングに負けない色再現性とホワイトバランスなど、試される性能は多岐にわたるわけです。
そんななか、キヤノンの最新技術を詰め込んだフラッグシップたる1DXはどんな性能を見せてくれたのか?
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 12800
露出: 1/250 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 182mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 3200
露出: 1/250 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 6400
露出: 1/500 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 75mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 6400
露出: 1/400 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 165mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 12800
露出: 1/250 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 12800
露出: 1/250 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 6400
露出: 1/500 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
いかがでしょう?1DXだと、ライブ撮影がいとも簡単なものになってしまいます。いや、これは誇張でもなく、ホントに簡単、カメラが撮ってくれるカンジです。ISOオートにしておけば、絞りもSSも好きな数値に設定できるわけですから。ISO6400だろうと12800だろうと、何の問題もありません。
AF性能も驚きです。カスタマイズメニューの『被写体追従性』を『粘る』方向に設定しておけば、いったんフォーカスしたメンバーの前を他のメンバーが横切ろうと、AFはロックオンしたままです。特にドラマーを撮る場合、うっかりするとフォーカスがドラムセットやマイクなどの、ドラマーの前にある光るモノに引っ張られたりするものなんですが、しっかりドラムセットの後のドラマーの顔を捉え続けてくれてます。
全く凄い、全く簡単でございます。しかも爆速連写ですから。ますます「カメラにお任せ」な感じで撮れます。
ここまで簡単になってしまうと、カメラマンの存在意義に疑問を感じてしまうほどなんですが、失敗が少ないということはいいことですから。
ライブカメラマンは女房彼女を質に入れてでも(笑)手に入れるべき武器かもしれません。
ブラッグシップ、恐るべしです。
テーマ: Canon Photo | ジャンル: 写真
コメント
はじめてコメントさせていただきます。
今や携帯のカメラしかない私にとっては、羨ましいかぎりの機材郡ですね。
恐るべしフラッグシップ!
でも、撮影者の感覚や技術があってこそだと思います。
すばらしいお写真の数々。
お見事です。
それにしてもほんと羨ましいぃ。。。(笑)
>oogieさん
コメントありがとうございます。
設備投資、の名のもとさんざん機材に金を使ってまいりましたが、さすがにもう限界なような…
1DXに手を出してしまうと、他のカメラに興味が沸かなくなるという弊害もありますねw
雑念を廃して、写真を撮ることに集中することにします!