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半分、青い。 (第106回・8/2) 感想

連続テレビ小説「半分、青い。」

NHK総合・連続テレビ小説『半分、青い。』公式
第18週『帰りたい!』の 『第106回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


鈴愛(永野芽郁)と花野(山崎莉里那)を残して家を出て行った涼次(間宮祥太朗)。やがて帰ってくるだろうという鈴愛の淡い期待もむなしく、連絡が途絶えたまま数日が経った。そのころ藤村家では、涼次の3人のおば、光江(キムラ緑子)、麦(麻生祐未)、めあり(須藤理彩)が、なかなか戻らない涼次を連れ戻そうと画策。祥平(斎藤工)のもとに転がり込んだに違いないとみた光江と麦は、祥平の家に踏み込み、涼次を発見する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

前回が『半分、青い。』の第1回だと想像してみた…

昨日、あるコメントを頂いて、前回が『半分、青い。』の第1回だと思って、録画を見てみた。すると、結構 "斬新" な朝ドラに思えた。何せ、ヒロインが第1回の中盤で夫に「死んでくれ…」と言うのだから。そこで考えた。第2回は、どう始まるかって。

そりゃあ当然、泣きわめく花野、呆然と立ち尽くす鈴愛、その足元には血の付いた包丁と涼次の血まみれの死体が転がって…。ほら、斬新な朝ドラの出来上がりだ。ただ、タイトルを『半分、鬼畜。』に改題する必要はあるが…

鈴愛の弟の料理コーナーから始まる意味不明な展開

さて本編。『半分、鬼畜。』への路線変更と言う私の期待を裏切って、劇中は2008年の正月に。しかし、あれだけ物議を醸し出すに決まっている前回を書いておいて、その次の回が忘れかけていた鈴愛の弟の料理コーナーから書き始めると言う意味不明な展開。もはや、オープニング映像の清々しい鈴愛でお口直し効果もない。

前回で「死んでくれ…」と涼次を恫喝した鈴愛が…

3分過ぎに、やっと鈴愛が登場。前回で「死んでくれ…」と夫の涼次を恫喝した鈴愛が、あれから1週間以上も経って、泣きべそをかきながらこんなことを言い出した。

鈴愛「カンちゃん どうしよう。パパ帰ってこない」

そして、次に鈴愛が画面に戻って来たのは、13分過ぎ。1人こたつに入って、また泣きべそ。かと思いきや、正月早々から律に電話。う~ん、この脚本家は、本作で何を描きたいのだろう?だって、どうして離婚することが周知されている涼次のことを、15分間の半分以上を割いて描くのか分からないから。

脚本家が SNSで "言い訳" するのは頂けない…

あまり言いたくないことだが、離婚すると種明かししたのは脚本家やNHK。そして、「神回だ」とか世間を騒がせるのも、ネットで叩かれればスタッフのせいにして言い訳するのも脚本家。それを良くも悪くも煽るのが提灯記事。

今回の内容も、脚本家があれこれSNSで情報発信しては、提灯記事が拡散し、評判が悪ければ脚本家が言い訳するのだろうが、これって、SNSを使いこなしているつもりが、逆に振り回されている、所謂「バカ発見器」になっているのでは?

何故、ここまで徹底して鈴愛の働く姿を描かないのか?

でもって、本題に戻る。なぜ、鈴愛は働かないのか? 娘に「貧乏」とまで口にさせているのにだ。正月で「大納言」が休みだから? おいおい、鈴愛にお金に余裕など無いことは前回でも描かれた。「パパ帰ってこない」と泣きべそをかいても、「死んでくれ…」が 12/23だから、少なくとも9日間は経過しているのだ。

なのに、働いた形跡が無い。10日間の生活費はあったってこと? 同情してくれている三叔母に寄生しているから平気ってこと? まさか生活保護を受けている? 涼次には「夢よりお金」と言わんばかりの恫喝をしておいて、自分は働いている様子がない。

何故、鈴愛の "焦燥感" を描かず "絶望感" を強調するのか?

これ、本来なら、10分間も涼次と三叔母に割かずに、もう年が明けたのだから涼次のことはきっぱりと諦めて、これからの花野とのシングルマザー生活への “焦燥感” や “緊張感” を描くべきだったと思う。メソメソしている鈴愛を描くのは、前回を放送した後では、明らかに鈴愛に対する嫌悪感の上塗りなのは容易に想像がつく。

なのに今回は、前回で5年分の子育ての愚痴をぶちまけて、「死んでくれ…」と言った鈴愛の “絶望感” や “孤独感” を強調してきた。確かに絶望や孤独はあるだろう。しかし、これは「朝ドラ」だ。だから、如何なる時もヒロインは前向きに歩き出さないと。子どもがいるから、シャキッとして再出発しなきゃ! じゃないの?

あとがき

今回の感想は、まとまりのないものになってしまいました。15分間を見終えるのが、こんなにも苦痛なのかって。三叔母のシーンは、どれも空回り。元住吉と麦の関係も不明瞭。そして、なぜ鈴愛の働く姿が描かれないのか意味不明。ラストで律の実家に電話をしたのは何故なのか? そんな内容であると把握している私ですから、感想よりも愚痴になってしまいました。

これ、まさか鈴愛が涼次と再会する機会があって、「帰って来て」と願い出るのでしょうかね。そこでまた、脚本家は視聴者が鈴愛に同情して泣くとでも考えているのでしょうか。でも、離婚するんですよ、2人は。それなのに何故引っ張るの???

最後に。前回の感想に 151回もの Web拍手や数々のコメントを頂き、ありがとうございます。流石に、前回には腹が立った人が多かったみたいですね。今回は腹が立ったと言うより、脚本家への不信感が、より一層高まったと言う感じです。いっその事、さっさと律と再婚しちゃえば良いのに…

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鏡餅とかつ丼>『半分、青い。』第106話

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連続テレビ小説『半分、青い。』第106回

内容2008年正月。鈴愛(永野芽郁)は、花野(山崎莉里那)と2人だった。涼次(間宮祥太朗)が出ていったため。。。光江(キムラ緑子)麦(麻生祐未)は、涼次がいるとおもわれる祥平(斎藤工)のもとを訪れ。。。敬称略ほんと。。。金、金。。。そんな印象の言葉ばかり吐きまくっているというのに。こどもと遊んでも、自身は働きもせず、焦りもせず。絶望感だけ。。。って、。。。なんだよ。それ。そもそも。誕生日は、...
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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