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半分、青い。 (第91回・7/16) 感想

連続テレビ小説「半分、青い。」

NHK総合・連続テレビ小説『半分、青い。』公式
第16週『抱きしめたい!』の 『第91回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


鈴愛(永野芽郁)との結婚のあいさつのため、岐阜を訪れた涼次(間宮祥太朗)。一時は不穏な空気になりながらも、仙吉(中村雅俊)の配慮もあり、晴(松雪泰子)、宇太郎(滝藤賢一)も次第に涼次に心を許していく。夜になり、すっかり楡野家のメンバーに気に入られた涼次は、翌日も家族で出かけることを約束し、茶の間に準備された床に向かう。そこに入ってきた鈴愛は、涼次が布団の上でひとり、涙を流しているところに遭遇する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

まえがき

西日本豪雨災害で被災された皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げます。しかし、千葉県舞浜のホテルでは、この三連休も毎日結婚披露宴があり、スタッフも新郎新婦やゲストの皆さんも、猛暑の中で幸せムードを盛り上げようと頑張りました。そんな連休の最終日の朝に、本作はとんでもない結婚ネタをぶち込んで来たので、怒り心頭です…

今週も、細かな所は、引っ掛かる事と腹の立つ事ばかり…

まあ、週が変わろうが、細かな所は引っ掛かる事と腹の立つ事ばかりだ。来客用のシーツを交換したばかりの布団に外出先から帰宅したままの服で寝転がる鈴愛。シーツの四隅もしっかり入れない鈴愛。自分を謙遜でなく美人と言う鈴愛とか。

それに、「両親がいない」と嘆くより、「祖父や祖母、三叔母と言う素晴らしい家族が僕にはいる」と明るく言う男の方が、個人的には好感が持てるなぁとか。当然、ラスト笑えない神前式も、どうかと思う。

大筋で、以外に "まとも" な15分間に見えなかったか?

しかし、愚痴ったってらちが明かない。何せ、「神」は「脱稿」してるんだから。そこで、まず土曜日の感想で書いた、「人生・怒涛編」 から脚本家が “ポエムな台詞” を減らし、そのために間が持たないのを小ネタを増やして埋めた上に、場面転換を目まぐるしく行っているのは、今回はどうだったか見てみよう。

実際、“ポエムな台詞” のように聞こえた怪しい台詞もあったが、台詞の内容を精査すれば、これまでがポエム過ぎたからそのように感じたような気がする。予想通りに小ネタも増えた。場面転換については、ほぼ全ての登場人物たちか岐阜に集まったから五分五分としよう。

で、こうして改めて15分間を見直してみると、鈴愛を始めとした登場人物たちの共感しづらい言動や奇行を抜きにして見れば(実はこれらが無くなると、本当の意味での本作らしさが失われるが)、以外に “まとも” な15分間には見えなかっただろうか。

体裁を変えても、登場人物に共感出来なければ意味無し!

だが、この脚本家が選択した方向性が正しいかは別の話。なぜなら、このまま “ポエムな台詞” が減り、万が一に “笑えない小ネタ” が減ったら面白いと感じるか? が最大の課題だから。

私は、こう思う。主人公は当然のこと、鈴愛の周囲の人間たちに視聴者が共感出来なければ、見た目の体裁をいくら変えても、全体の印象がそう簡単に変わるとは思わない。その位、これまでの3か月半の代償は大きいと思う。

あとがき

何とかして、脚本家が方向転換しようとしているのをポジティブに捉えて誉めようとしても、ラストの神前式のそれも最後の最後にあんなつまらん脚本が書けるのか?って思います。多くの視聴者から反感を買うのは十分予測できるし、演出家もなぜ永野芽郁さんにあんな表情をさせるのか?って思いました。

やはり、残り2か月半もこの調子ですね、きっと。脱稿してるので、撮影現場と編集を手掛ける演出家の勘やセンスに期待していても、これではダメかも知れません。

そうそう、神前式で元住吉(斎藤工)が神主とほぼ横並びの位置で撮影していましたが、普通の神社やホテル内の神殿では、あんな奥まで入れるのは契約した撮影業者くらいだと思いますが。

最後に。前回の感想に 93回の Web拍手や数々のコメントを頂き、ありがとうございます。でも、こんな提灯記事を見ると、北川悦吏子って脚本家は、以前に書いたように「脚本 兼 広報支援」とクレジットを修正すべきって思います。もう、誉めるのは止めようか。それにしても炎上商法以外の何物でもないような…

北川悦吏子氏 SNS反響でセリフ変更検討 鈴愛の“律愛”に嘆願コメ続々
     https://www.daily.co.jp/gossip/2018/07/16/0011450341.shtml

NHKの連続テレビ小説「半分、青い」の脚本を手がける北川悦吏子氏が16日、ツイッターでのつぶやきに対する反響の大きさから、脚本を作り替えるか検討していることを明かした。

このツイートにも早速反響が続々。「楽しみにしています」「入れて下さい」「鈴愛が律に言っているところ聞いて観てみたい」など、実現を熱望する声が殺到している。

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【半分、青い。】第91回(第16週月曜日) 感想

…夜になり、すっかり楡野家のメンバーに気に入られた涼次は、翌日も家族で出かけることを約束し、茶の間に準備された床に向かう。そこに入ってきた…

連続テレビ小説『半分、青い。』第91回

『抱きしめたい!』内容鈴愛(永野芽郁)の実家へ、挨拶にやってきた涼次(間宮祥太朗)初めは緊張のあまり、笑ってしまった涼次だが、仙吉(中村雅俊)の機転で、乗り切り。晴(松雪泰子)宇太郎(滝藤賢一)と打ち解けていき、気に入られるのだった。敬称略今回は、極めて“普通”でしたね(苦笑)結局のところ、“ポエム”は、俳優任せ。“小ネタ”は、手に負えず。言ってみれば、ポイントになるようなモノの取り扱いに、...

抱きしめたい!>『半分、青い。』第91話

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抱きしめたい!>『半分、青い。』第91話

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ネットニュースで、このドラマについて 物語や脚本家への「厳しい声」は多いが、視聴率的には「絶好調」なのは 「実力・実績のある俳優がアイドルのような人気」を集めている …という現在の現象に合った男優が揃っているから という様な記事があった 確かに、一番成功したと思われるキャラ@秋風は トヨエツ力ありき!だと思うし 女優陣だっ...
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Author : みっきー

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★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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