NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『おむすび』
公式リンク:Website、X(旧Twitter)、Instagram
第116回〔全130回〕/第24週『家族って何なん?』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
2023年。一人前の理容師となった翔也(佐野勇斗)は、娘の花が中学生となり大人びるのを心配するが、結(橋本環奈)はそんな翔也をいさめる。一方歩(仲里依紗)は配信動画でギャルマインドの伝道師と呼ばれるようになり、一躍人気者に。そんな折、結の病院に栄養失調の身元不明の少女が入院してくる。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
原作:なし
脚本:根本ノンジ(過去作/正直不動産シリーズ,相棒シリーズ,フルーツ宅配便,ハコヅメ)
演出:野田雄介(過去作/スカーレット,マッサン,六畳間のピアノマン,舞いあがれ!) 第1,3,7,13,18,21週
小野見知(過去作/マチ工場のオンナ,トクサツガガガ,転・コウ・生) 第4,6,10,24週
松木健祐(過去作/ひよっこ,いだてん,晴天を衝け,舞いあがれ!) 第2,5,16,20週
盆子原誠(過去作/カーネーション,ごちそうさん,おちょやん,ブギウギ) 第8,12,17週
大野陽平(過去作/「ちむどんどん」第9週のみ,「舞いあがれ!」第25週のみ) 第9,11,22週
原田氷詩(過去作/「おちょやん」 第17週のみ,「舞いあがれ!」第16週のみ) 第14,19,23週
工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」第20週のみ) 第15週
音楽:堤博明(隣の家族は青く見える,ベビーシッター・ギン!)
主題歌:B'z「イルミネーション」
語り(本編):リリー・フランキー(過去作/「なつぞら」本編語り)
語り(土曜日版):高瀬耕造アナウンサー(過去作/「ブギウギ」本編語り)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼)
制作統括:宇佐川隆史(過去作/岸辺露伴は動かないシリーズ,正直不動産シリーズ)
真鍋斎(過去作/まんぷく,正義の天秤,拾われた男)
※敬称略
※他のスタッフ表は、当記事の最下部へ移動
おむすびを盛り込んだのは評価するが、当然に詰めは甘い
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
『おむすび』は相変わらずの内容ですが、「一つだけお願いがあります。朝ドラ『おむすび』のことは嫌いでも、管理人・みっきーのことも、当ブログも感想も “まだ” 嫌いにならないでください」と本日も叫びます!
※しばらくの間、テンプレです…
きょうは、冒頭から「いいところは褒めて」の一部の読者様からの期待にも応えるべく褒めてみる。
アバンタイトルから、これ見よがしに “おむすび” を強調したことだ。
もちろん、「やらないよりはマシ」程度ではあるが。
今作は「栄養士が主人公」だから「食べ物」が随所に登場する割に、まるでこだわりすらあるかのように、頑なに “おむすび” を利用してこなかった。
当然、「大して忙しそうでもないのに、なぜ “おむすび” なの?」の違和感はある。
しかし、繰り返すが「やらないよりはマシ」なのだ。
だって、今作のタイトルが『おむすび』だし。
《やればいいと分かり切っていることを、やらない、やれない》 なのだから、「やらないよりはマシ」というわけだ。
しかし、一応、ディレクターの目線でツッコミも入れておく。
せめて、「あ おいしそう!」でなく、「いつも “お母さんのおもすび” のおかげで朝から元気になるよ」で。
加えて、「だって、お父さんのおむすびはイマイチなんだもん」までやったら、(花丸、はなまる)をつけたのに。
想定していたとはいえ、目に余る"説明三昧"
そして、「妄想おむすび年表」通り、予想通り、期待通りの「N.S.T.」(何でもすっ飛ばす展開 = Nandemo Suttobasu Tenkai)だ。
時は、先週末から3年もすっ飛ばして「令和5年12月」へ進んだ。
さらに「いいところは褒めて」を無理やりにやるなら。
いつもなら、先週に描いたことは無視して、〈“むすび” つかない月曜日〉 で、全く別の話を描くところだが、今週のアバンタイトルは先週からのつながりが描かれた。
とはいっても、「コロナ禍が落ち着いて、主人公に変化なし」を語りで説明して。
映像で「娘の花 役が新津ちせかさんにバトンタッチ」したと提示しただけだが。
脱線すると、お気づきの方も多いと思うが、中学生の花を演じるのは、現在再放送中の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で、時代劇が大好きな‘ひなた’の子ども時代を演じて話題になった新津ちせかさん。
ちなみに、再放送の現在は第17週『1983-1984』で、ひなた役は川栄李奈にバトンタッチしている。
さらに、ドラマ好きとして脱線すると。
個人的には、もっともっと、髪まで切って役作りに挑んだドラマ『ばらかもん』での‘琴石なる’を好演した宮崎莉里沙さんに “小学生時代の花ちゃん” としての活躍の場を与えてほしかった。
だって、学校生活も、サッカー選手としても、ほぼ映像化がなく、(言い方に語弊があると承知して書きます)ほぼスタジオセット内で飼い●し状態だったからだ。
『ばらかもん』では自然の中で走り回すイメージが強かっただけに、本当に残念だったのだ。
まあ、これもある意味で、《やればいいと分かり切っていることを、やらない、やれない》 だが。
一回の時間経過での変化量が多すぎる!
ただ、やはり「あのコロナ禍を3年分もすっ飛ばす」ことへの違和感は大きい。
もちろん、「コロナは完全に終息した」とファンタジーにしなかったのは、小さな救いだが。
それでも、今回の月曜日は、今作史上最大、いや最悪級に “説明三昧” だ。
どんな連ドラや朝ドラだって、時間経過はやるし、時間経過を使わないと、全てを描くなんて無理だ。
しかし、今作はやり方が下手なのだ。
まず、時間経過の下手な部分の一つめは「時間経過の尺が長すぎる」ことだ。
正確に書くなら、一回の時間経過での変化量が多すぎるのだ。
結果、橙ちょっとやそっとの説明ではフォローしきれないから、説明三昧になるわけだ。
月曜日で想定外に大きく変化させちゃうことの弊害
時間経過の下手な部分の二つめは、「月曜日で想定外に大きく変化させちゃう」だ。
私なんて、「土曜日版」の感想を投稿していることもあり。
一応は、次週の展開を予想して、「ブログの月曜日はこんな感じで書こうかな?」と想定問答をやっている。
しかし、一般的な視聴者は、特に今作について「土日まで考えたくない!」が本音では?
だから、「月曜日で想定外に大きく変化させちゃう」をやり続けると、特に「毎日は見ない視聴者」は置いてけぼり感を味わうことになる。
そして、今作に置いてけぼりをされて困る人なんて、ほぼいないのでは?
逆に、「よく分からない展開になっちゃった」から、見るのを辞めちゃおうと思う人のほうが多いのでは?
要するに、「内容が分かり難いから見るのをや~めた」な人は別にして。
「それなりに理解して追従しているつもり」な人こそ、「また急変!?」と落胆が増し増しになるのだ。
結局、何とか楽しもう、面白いところもあると期待している人ほど、つまらなく感じる。
それが、「月曜日で想定外に大きく変化させちゃう」の弊害なのだ。
今回だって、「娘の花が中学生となり大人びた」とするなら、入学式当日の朝の家族の風景や、学校の正門までの記念写真のワンカット入れるだけで違うし。
「翔也(佐野勇斗)が2年前に資格をとった」なら、合格発表の瞬間や、祝賀会の記念写真あるだけで納得しやすくなるし。
「聖人(北村有起哉)や愛子(麻生久美子)が月に2回福岡・糸島の佳代(宮崎美子)の様子を見に行っている」なら、「福岡・糸島編」の使い回しでいいから、親子で農業をやっているワンカットを入れればよいだけなのだ。
まあ、《やればいいと分かり切っていることを、やらない、やれない》 だから、しょうがないが。
『カムカムエヴリバディ』の時間経過にあった様々な工夫
それこそ、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』を見た人、見ている人ならピ~ンとくるのでは?
『カムカムエヴリバディ』は、朝ドラでは初の試みとして、京都・岡山・大阪を舞台に、祖母、母、娘の親子三代100年の家族の物語を描いた。
半年間に100年分を詰め込むのだから、当然に時間経過は多くなるし、変化量も多くなって当然なのだ。
しかし、『カムカムエヴリバディ』を見て、「メッチャ、すっ飛ばすなぁ!」と思った人がどれだけいるだろうか?
詳しく書かないが、『カムカムエヴリバディ』には様々な工夫があったのだ。
例えば、サブタイトルが “内容” を示さずに、“西暦表示” になっていた。
第1週『1925-1939』のように、1週間で複数年を描く週もあれば。
第6週『1948』と単年もあれば。
「1962年」なんて、年をまたいだせいもあって、第8週『1951-1962』、第9週『1962』、第10週『1962』、第11週『1962-1963』とじっくりと描かれたのだ。
要するに、端折っても問題ない部分は省略し、丁寧に描写すべき部分は手抜きをしない… をやり続けたのだ。
だから、常に物語に連続性を感じられたし、おいて聞けぼりを食らうこともなく、物語の世界に没頭できたのだ。
そして、残念ながら、その真逆を最終週直前でもやり続けているのが今作、というわけだ。
演出は悪趣味、脚本は下品、制作統括は下衆すぎやしないか
「まだ書くの?」「また書くの?」と言われても書く。
本当にそれは “死や病” でしか〈今作〉で描けないのか!?
“死や余命” 、“病気や障がい” 、“現実に遭った災害” を
必要以上に盛り込むな!
「病院の待合室」や「被災地の避難所や仮設住宅」などの
テレビで見ている人に配慮し、表現は慎重にするべき!
特に、感情を刺激するような表現や描写こそ、
演出がやりたいようにやるのではなく、
受け手の心理を読み解いてやるべき!
病院が舞台になってしまっているから、病人や病気を盛り込むなとは言わない。
しかし、いくら「米田さんのおかげ」をやりたいがためとはいえ、「別に死んでもいいし」って?
さらに、(言葉が汚いのを承知で書きます)胸糞悪いのは、そのセリフがまるでキーワードのように効果音を入れた演出は、私に言わせれば悪趣味ってだけ。
それも、言いたくないが、一度震災で他界したキャラクターを演じた俳優に言わせる脚本も、本当に下品。
それら脚本と演出にゴーサインを出した制作統括も、話題づくりとしても下衆すぎるのでは?
なぜ主人公が"真紀ちゃんに激似"にここまで反応するのか?
落ち着こう。
今作が、何でもすっ飛ばす展開の「N.S.T.」をやってきた弊害が、最も顕著だったのが、「なぜ、主人公が “真紀ちゃんに激似” にここまで反応するのか?」に尽きる。
だって、 そもそも論 《その1》 として。
※青色は、冷静さや論理性を象徴し、物事を根本的に捉える思考を表す
※茶色は、大地や根を象徴する色で、物事の根本や基礎をイメージ
結は、阪神・淡路大震災後のことはあまり記憶にないと描いたのは今作なのだ。
それだけでなく、神戸時代の幼少期のことはあまり覚えておらず、自分の故郷は「糸島」だと「方言」まで残しているのも今作なのだ。
そして、‘真紀ちゃん’こと渡辺真紀(大島美優)の死をいつまでも受容できずにいたのは、結ではなく姉の歩であると描いたのも今作なのだ。
だから、私は「妄想おむすび年表」を作った際に、次のように提案したのだ。
真紀ちゃんに激似の児童養護施設育ちの女の子が、歩の人気を知って店に会いに来て、そこで倒れて救急搬送が自然な流れだと。
そうしておけば、歩が「真紀ちゃんを助けて、結!」「お姉ちゃん、真紀ちゃんじゃないよ」だけで、多少の違和感を払しょくできたのだ。
俳優・大島美優さんの顔に速攻反応するのは歩にしないと、これまで描いたことに意味がなくなるのだ。
まあ、これこそが究極の、第1回から最終週直前まで描いたことは無視して、〈“むすび” つかない残り2週〉 というわけか?
あとがき
どうせ、残り2週も「米田さんのおかげ」「結ちゃんのおかげ」をやりまくるはずです。
その恩恵に賜るのが、「真紀ちゃん似の児童養護施設育ちの女子」と「翔也ひとりに店を押し付けて糸島に移住したい愛子」で。
詩ちゃんは、大人(18歳までの3年間)になるまで歩に面倒を見てもらえるというご褒美をもらい。
愛子は、佳代の世話は聖人に託して、イチゴ農家に転身できる切符をもらえるのでしょう?
でも、これだと花ちゃんが成長した意味がないですね。
きっと、今週、強引に役割を盛り込むと思います。
なんか、ここへきて、全ての要素がバラバラに見えますけど。
残り2週間、よろしくお願いいたします。き
※文中の博多弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
博多弁に変換 | 恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる
『おむすび』を召し上がった後の ≪お口直し≫ に下記の感想をおすすめ!
朝ドラ「カーネーション」全151回分の感想リンク
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」全112回分の感想リンク
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-15645.html
【"2025年4月期/春ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
2025年4月期/春ドラマの視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ#ドラマ clear #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #おむすび
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
TBSテレビ系・日曜劇場『御上先生』
公式リンク:Website、X(旧Twitter)、Instagram、TikTok
第9話『-joker- 倭健命』の感想。
富永(蒔田彩珠)の「助けて」の声に応え、御上(松坂桃李)と次元(窪塚愛流)は彼女の苦しむ姿を目にする。悠子(常盤貴子)から隣徳学院の出来事と戸倉樹(高橋恭平)の苦悩が語られ、不正の全貌が明らかに。やがて、3年2組の不正入学者が判明し、ヤマトタケルが姿を現す。味方か敵か、その正体は未だ謎に包まれていた。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作:なし
脚本:詩森ろば(過去作/映画「新聞記者」,NHK鹿児島発地域「この花咲くや」)
脚本協力:畠山隼一(過去作/世にも奇妙な物語21,アトムの童)
岡田真理(過去作/荒ぶる季節の乙女どもよ。)
演出:宮崎陽平(過去作/日本沈没2021,DCU,VIVANT,アンチヒーロー) 第1~3,6話
嶋田広野(過去作/パパとムスメの7日間2022版,アンチヒーロー) 第4,5,8話
小牧桜(過去作/持続可能な恋ですか?,あのクズを殴ってやりたいんだ) 第7,9話
府川亮介(過去作/着飾る恋には理由があって,ブラザー・トップ)
音楽:鷺巣詩郎(過去作/アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」,アニメ「BLEACHシリーズ」,アニメ「進撃の巨人」)
主題歌:ONE OK ROCK「Puppets Can't Control You」
教育監修:西岡壱誠(過去作/「ドラゴン桜2」東大監修)
学校教育監修:工藤勇一(横浜創英中学校・高等学校元校長)
P:飯田和孝(過去作/ドラゴン桜2,VIVANT,アンチヒーロー)
中西真央(過去作/フェルマーの料,100万回 言えばよかった)
中澤美波
※敬称略
ここまで、「実は…」のオンパレードになってしまうと…
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
せっかく、ご訪問いただいたのに申し訳ないが。
第7話の “ダブルスタンダード” 以降、今作への熱量が一気に覚めている。
その理由も簡単で。
一つめは、当初の数話は、今どきでは珍しい「頭を使うドラマ」として、とても「ロジック的に面白い内容」だったのに。
ダブルスタンダードをやってしまったことで、その二つが崩壊したこと。
二つめは、第6話から、学校での出来事を蔑ろにして、過去に起きた事件の “謎” を引っ張ってきたことを利用し。
私が苦手で興味がない、いわゆる “考察系ドラマ” に転じたこと。
三つめは、考察系ドラマに転じたことで、全編が “「実は…」のオンパレード” になってしまったこと。
要するに、これまで散りばめまくった “謎” を “回収” しないと追われないから、必死に「実は…」と言い訳や説明にしてしまったこと。
以前にも書いたと思うが。
回想シーンは、ドラマでも物語でもない。
ただの後出しの言い訳(説明)に過ぎない!
これに準ずれば、私の価値観においては “回収” も、ドラマでも物語でもないし、ただの後出しの言い訳(説明)に過ぎないのだ。
「実は…」以上に「トラブル」のオンパレードになると…
四つめは、ほぼトラブル依存症候群(人間描写が蔑ろにしてまで、物語の構築を騒動ばかりに依存するドラマづくりのこと:「騒動至上主義」改め)になったこと。
これまでも、相当量のトラブルを盛り込んだのに、今回でもさらにいくつか盛り込んで、最終回に持ち越しをした。
ここまでトラブル三昧になってしまうと、きっと作り手の意図としては大きめなトラブルとして位置付けているであろう…
御上の上司で文科省総合教育政策局局長・塚田幸村(及川光博)と隣徳学院理事長・古代真秀(北村一輝)が関係する隣徳の裏口入学にまつわる “文科省の闇” も。
御上と、御上の同期で文科省の槙野恭介(岡田将生)が‘ヤマトタケル’を利用してやろうとしている “計画” も。
報道部の部長でジャーナリスト志望・神崎拓斗(奥平大兼)と、隣徳学院を辞めた教師・冴島悠子(常盤貴子)と、冴島悠子の娘で国家公務員採用総合職試験会場殺人事件の犯人・真山弓弦(堀田真由)との “罪と罰” のくだりも。
さらに、今回では、御上の兄と母の関係。
神崎の幼馴染で細かいことは気にしないサバサバした性格の女子・富永蒼(蒔田彩珠)の家族事情。
そして、真面目で優しく友だち思いの元華道部・千木良遥(髙石あかり)の匂わせまで盛り込んだ。
ここまで、「実は…」以上に「トラブル」のオンパレードになると、私が楽しめるトラブル量を超えてしまったのだ。
よって、最終回を見たところで「そうだったんだ…」になるだけと予想がついてしまったから、テンションが下がるのだ。
「今作らしさの 5大要素」がほぼ見当たらなくなった…
いや、最も今作への熱量を冷めさせたのは、上記の四つの他にある。
それは、今作が第5話あたりまで、強調してきた「今作らしさの 5大要素」がほぼ見当たらなくなったからだ。
〈教師は生徒を正しい道に導く存在ではなく、生徒自身に正しい道を考えさせる存在〉
〈“人ごと” を “自分ごと” にさせるドラマ〉
〈生徒自身に正しい道を考えさせる教師の学園ドラマ〉
〈パーソナル・イズ・ポリティカル( personal is political:個人的なことは政治的なこと)〉
〈当たり前だと思っている歴史や制度も、全ての個人に通じ、個人に影響を与える〉
もちろん、好意的に見れば、うっすらと盛り込まれているのは分かる。
分かるが、ここまで強調しなくなると、私にとっては、ほぼ今作らしさがないと同じなのだ。
"文科省の闇"と"ヤマトタケル計画"以外の謎解きは…
そして今作はさらに、「頭を使うドラマ」と「ロジック的に面白い内容」を薄めて、逆に “考察系ドラマ” に仕立て “直し” た。
いや、今作は原作がないオリジナル脚本だから、当初から、「前半はロジックが面白い頭を使う学園ドラマ」にして。
残りの数話から「考察系ドラマ」に転じる計画だったのか知る由もない。
いいや、恐らく、脚本家や演出家やプロデューサーたちは今でも「考察系ドラマとは思っていない」との可能性がある。
そう、「頭を使って、数々の謎を解き明かし、バラバラのピースを組み上げるドラマ」として作っていると考えている可能性だ。
だとしても、やっていること、やったことは、とにかく “謎” をばらまき、最終回まで引っ張って、種明かしを「実は…」で小出しに続ける… という考察系ドラマの定番をやっているのだ。
もちろん、その類のドラマが好きな視聴者にとっては、喜べるだろうが。
そもそも、今作には、これまでの学園ドラマにはない 《東大卒のエリート文科省官僚が私立高校教師になった》 との興味溢れる設定があるのだ。
だから、その設定を活用して、話を展開し、膨らませて “学校教育の未来” を描けば、自然とへ “日曜劇場らしい学園ドラマ” になったと思うし。
そのために、“文科省の闇” と “ヤマトタケル計画” 以外の謎解きは、第5話の 〈高校生ビジネスプロジェクトコンクール〉 が終わってから、少しずつ種明かしすればよかったと思う。
物語上で都合がよくない"不正"は、"不正"として描かない!?
今作は、様々な部署や人間関係での “不正” がよろしくない的な論調を強めているが。
そもそも、主人公を含めて生徒たちは “上級国民とその予備軍” なのだから、お金がかかる上級国民向けの私立高校に入学しており、経済的に裕福な人たちの物語であることは間違いない。
でも、何があるか分からないのが人生だから、当初は裕福でも途中から貧困になることはあって、それまで「生理用品の窃盗事件」で描いたのが今作なのだ。
そして、繰り返して申し訳ないが、私利私欲のための “不正” はよろしくないが、貧困による “犯罪” はみんなでもみ消したというダブルスタンダードを盛り込んだ。
だったら、私利私欲のための “不正” はよろしくないが、富裕層だから “不正入学” があっても仕方がないと描くのが筋なのでは?
なのに、富裕層であっても “不正入学” はよろしくないと主張するのは、これまたダブルスタンダードのように見えるのだが。
だって、最近は経済的な負担を軽減する制度が複数あり、経済的に裕福でなくても私立高校に入学することは可能なのだ。
それこそ、子ども激減で学校経営が難しい現在、家が貧しくても優秀な学生が入学してくれたほうが、学校にとっても有益で。
だから、優秀でない富裕層の子どもが “不正入学” をやるのも、学校がお金欲しさに受け入れるのも、ある意味で納得できてしまう。
今作だって、ビジコンのくだりで内申書にいいことが書いてあれば… と、不正とは言わないが、勉強で… とは違う方法が正しいと描いたわけで。
結局、文科省、隣徳学園の “不正” はよろしくないが、物語上で都合がよくない “不正” は不正として描かないほうが、よろしくないような(笑)
あとがき
それこそ、最もがっかりしたのは。
今作が引っ張ってきた不正が、裏口入学絡みってだけ? ということです。
私立学校のブランディング事業による官邸と霞が関の暗躍、裏口入学や裏の寄付金は、実際の事件でもよく見かけるし、ドラマとしても決して新しいネタではないですし。
もしも、そこが着地点なら、ここまで各キャラたーの個人的なことを描く必要もなかったような。
でも、今回を見て最も気になったのは、「同局の金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』は、こうならないよね」なんです。
※これ以上は書きません!
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-15644.html
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
【"2025年4月期/春ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
2025年4月期/春ドラマの視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ#ドラマ clear #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #おむすび
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
お知らせ
この投稿は、読者の皆様が、いつでもどこでも、2025年4月期/春ドラマ選びの参考にできるよう、できるだけ最上位に表示します。
[ご注意]
本記事は管理人の “好き嫌い” で書いています。
応援している出演者や原作等に強い思い入れがある方は読まないほうが良いです。
2025年4月期の春ドラマ情報を、曜日別に分かり易く紹介!
今期も、恒例の来期の連ドラを楽しむための企画を独断と偏見満載で書いてみようと思います。
なお、基本的に好みの問題で、下記に該当する作品は見ても感想は投稿いたしませんので、ご理解ください。
●「不倫」「近親相姦」を扱った作品
●無暗やたらと「死や余命」「病気や障がい」を盛り込んだ作品
●NHK大河ドラマなどチャンバラ以外の時代劇ドラマ
「期待度」は最高を星5つ【★★★★★】で示します。
読者の皆様の参考になれば幸いです。
2025年4月期の春ドラマ [作品一覧]
このページに掲載した作品(朝ドラ含む)は、来期に放送される全ての連続ドラマではありません。
リアルタイムと録画試聴を合わせて、<一度は見てみるつもり>の作品群です。
感想を投稿するかどうかは、別の話ということで…
●基本的に BS、CS111、配信系は含まずに、地上波のみ
●記載は曜日順、敬称略
●リンク先は公式のウェブサイトや…
X(旧Twitter)、Instagram、TikTok等の公式SNS
それと、青色のリンク(一部)は、原作書籍等の「Amazonアソシエイト」です。
なお、番組情報は記事作成時点(右上記載)のものですので、随時更新する予定です。
【記事中のスタッフ略字の解説】
P:プロデューサー
GP:ゼネラルプロデューサー(≒制作統括)
月曜日・火曜日・水曜日・木曜日・金曜日・土曜日・日曜日・朝ドラ・夜ドラ
〔月曜日〕21:00|フジ 月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』
小泉今日子&中井貴一がW主演作品の第3期
〔月曜日〕22:00|カンテレ・フジ 新月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』
北川景子が“子どもを失い復讐する母親”役で主演決定
〔火曜日〕21:00|フジテレビ 火曜9時『人事の人見』
松田元太が地上波,G帯,フジテレビ系連ドラ初主演
〔火曜日〕21:00|テレビ朝日 火曜9時『天久鷹央の推理カルテ』
橋本環奈、朝ドラ後初作品で天才ドクター役初挑戦
〔木曜日〕21:00|テレビ朝日 木曜ドラマ『PJ ~航空救難団~』
内野聖陽が15年ぶりにテレ朝連ドラ主演で航空救難団の教官に
〔金曜日〕22:00|TBS 金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』
間宮祥太朗が“無法者”な弁護士の新感覚リーガルドラマ
〔土曜日〕22:00|NHK 土曜ドラマ『ひとりでしにたい』
綾瀬はるか主演の未婚で子なし一人暮らしの終活コメディ
〔日曜日〕21:00|TBS 日曜劇場『キャスター』
阿部寛×永野芽郁×道枝駿佑で報道番組の闇を描く
〔朝ドラ〕08:00|NHK総合・NHK BS 連続テレビ小説『あんぱん』
今田美桜×中園ミホでアンパンマンを生み出した夫婦の物語
月曜日
▼21:00|フジ 月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』
放送開始日:2025年4月
公式リンク:Website|X(旧Twitter)|Instagram|TikTok
原作:なし
脚本:岡田惠和(過去作/今シリーズ,ビーチボーイズ,ひよっこ,少年寅次郎,日曜の夜ぐらいは…)
演出:楢木野礼(過去作/ハラスメントゲーム,リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~,わたしの宝物)
高橋由妃(過去作/日曜の夜ぐらいは…,真夏のシンデレラ)
西岡和宏(過去作/親愛なる僕へ殺意をこめて,元彼の遺言状,ビリオン×スクール)
音楽:平沢敦士(過去作/最後から二番目の恋シリーズ)
主題歌:浜崎あゆみ「mimosa」
P:若松央樹(過去作/最後から二番目の恋,最高の離婚,のだめカンタービレ)
浅野澄美(過去作/最後から二番目の恋,最高の離婚,日曜の夜ぐらいは…)
郷田悠(過去作/復讐の未亡人,こういうのがいい,日曜の夜ぐらいは…)
出演:小泉今日子・中井貴一(W主演)、坂口憲二、内田有紀、飯島直子…
作品概要:不器用ながらも幸せに生きる大人たちの“11年後”を描く、笑いと涙あふれるロマンチック・ホームコメディ。
期待度:【★★★★】
理由:人気&秀作ドラマの第3弾で、ようやく「安定のフジ月9ドラマ」になりそう。来期一番の期待作です! 問題があるとすれば、フジテレビの内部事情が影響しないかどうかですけれど。
▼22:00|カンテレ制作・フジ『あなたを奪ったその日から』
放送開始日:2025年4月
公式リンク:Website|X(旧Twitter)|Instagram|TikTok
原作:なし
脚本:池田奈津子(過去作/アルジャーノンに花束を2015,君と世界が終わる日に)
演出:松木創(過去作/馬子先輩の言う通り,実況される男,癒されたい男)
音楽:村松崇継(過去作/昭和元禄落語心中,竜の道 二つの顔の復讐者,南くんが恋人!? 2024)
企画:水野綾子(過去作/福家警部補の挨拶,竜の道 二つの顔の復讐者,この素晴らしき世界)
P:三方祐人(過去作/新・ミナミの帝王,ホスト相続しちゃいました,お迎え渋谷くん)
出演:北川景子(主演)、大森南朋…
作品概要:10年前に食品事故で子どもを失った母親が、事故を起こした惣菜店の社長の子どもを誘拐の誤算からはじまる愛情と人間ドラマが交錯するサスペンス。。
期待度:【★】
理由:特に興味はありません…
火曜日
▼21:00|フジテレビ 火曜9時『人事の人見』
放送開始日:2025年4月8日
公式リンク:Website|X(旧Twitter)|Instagram|TikTok
原作なし
脚本:冨坂友(過去作/あなた犯人じゃありません,劇的に沈黙,生ドラ!東京は24時)
演出:河野圭太(過去作/マルモのおきて,危険なビーナス,ばらかもん)
山内大典(過去作/海月姫,知ってるワイフ,この素晴らしき世界)
小林義則(過去作/忍者に結婚は難しい,笑うマトリョーシカ)
音楽:不明
主題歌:不明
出演: 松田元太(ex.Travis Japan)(主演)、前田敦子…
作品概要:古い熱血体質の残る大企業が舞台の“人事部”に焦点を当てた、痛快オフィスエンターテイメント。
期待度:【★】
理由:特に興味はありません…
▼22:00|フジテレビ 火曜9時『天久鷹央の推理カルテ』
放送開始日:2025年4月22日
公式リンク:Website|X(旧Twitter)|Instagram|TikTok
原作知念実希人「天久鷹央の推理カルテ」シリーズ
脚本:浜田秀哉(過去作/ナオミとカナコ,Chef~三ツ星の給食~,ブルーモーメント)
演出:木村ひさし(過去作/99.9-刑事専門弁護士-シリーズ,警視庁アウトサイダー)
田村直己(過去作/ドクター-X 1~7,シッコウ!!~犬と私と執行官~)
吉川祐太(過去作/約束~16年目の真実~第7話)
柏木宏紀(過去作/君とゆきて咲く~新選組青春録~)
音楽:得田真裕(過去作/リエゾン-こどものこころ診療所-,グレイトギフト,放課後カルテ)
主題歌:不明
出演: 橋本環奈(主演)、三浦翔平…
作品概要:診断医の主人公が医学的な知見と診断能力を武器に謎を解く医療ミステリー。
期待度:【★】
理由:「橋本環奈×木村ひさし」で、さらに興味はありません…
水曜日
木曜日
▼21:00|テレビ朝日 木曜ドラマ『PJ ~航空救難団~』
放送開始日:2025年4月24日
公式リンク:Website|X(旧Twitter)|Instagram
原作:なし
脚本:髙橋泉(過去作/わにとかげぎす.警視庁アウトサイダー)
演出:平川雄一朗(過去作/義母と娘のブルース,集団左遷!!,マルス-ゼロの革命-)
音楽: 不明
制作協力:ファインエンターテイメント(過去作/からかい上手の高木さん,ビリオン×スクール)
出演:内野聖陽(主演)、神尾楓珠、石井杏奈、前田拳太郎…
作品概要:航空自衛隊全面協力のもと、航空救難団の教官と訓練生が“命と心を救う”ため過酷な訓練に立ち向かうテレビ朝日初のレスキュー大作。
期待度:【★★★】
理由:「テレビ朝日初のレスキュー大作」でも、既視感の払しょくは難しいと思います。ただ、原作なしのオリジナル脚本なので興味深いです。
金曜日
▼22:00|TBS 金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』
放送開始日:2025年4月
公式リンク:Website|X(旧Twitter)|Instagram|TikTok
原作:なし
脚本:山田能龍(過去作/Get Ready!,CODE-願いの代償-,ウイングマン)
山口健人(過去作/静かなるドンシリーズ,ユニコーンに乗って,ライオンの隠れ家)
演出:原廣利(過去作/絶メシRoad,ウツボラ,真夜中にハロー!)
山口健人(過去作/)
吉田亮(過去作/グランメゾン東京,ユニコーンに乗って,ライオンの隠れ家)
法律監修:福島健史
音楽:森優太(過去作/あなたのブツが、ここに,虎に翼,問題物件)
P:山田久人(過去作/真相は耳の中,量産型リコ-プラモ女子人生組み立て記-)ほか
製作:TBS、BABEL LABEL(過去作/農家のミカタ,真相は耳の中)
出演:間宮祥太朗(主演)、仲村トオル、上白石萌歌、三山凌輝…
作品概要:弁護士がターゲットの心を焚き付け、訴訟を起こさせる新感覚のオリジナルリーガルドラマ。。
期待度:【★★】
理由:先入観で、間宮祥太朗さん主演ドラマは『ナンバMG5』含め以降、私にとっての当たりが全くありませんので期待薄です。最近の「金曜ドラマ」品質に期待してみます…
土曜日
▼22:00|NHK 土曜ドラマ『ひとりでしにたい』
放送開始日:2025年6月21日
公式リンク:Website|X(旧Twitter)
原作(漫画):カレー沢薫・ドネリー美咲(原案協力)「ひとりでしにたい」
脚本:大森美香(過去作/朝ドラ「あさが来た」,未解決の女 警視庁文書捜査官,大河ドラマ「青天を衝け」)
演出:石井永二(過去作/古見さんは、コミュ症です。,おとなりに銀河)
熊坂出(過去作/わにとかげぎす,おじさんはカワイイものがお好き。)
小林直希(過去作/笑わない数学,アナザーストーリーズ)
音楽:不明
制作統括:高城朝子(過去作/古見さんは、コミュ症です。,母の待つ里)
尾崎裕和(過去作/朝ドラ「エール」,恋せぬふたり,朝ドラ「虎に翼」)
出演:綾瀬はるか(主演)…
作品概要:よりよく生きて、よりよく死ぬための準備…とは?人類普遍かつ永遠のテーマをトコトン突き詰めた前代未聞の社会派「終活」コメディ!
期待度:【★★★★】
理由:「死」を軽率に扱う作品は賛成しませんが、「死と笑」が表裏一体であることには同意するので「笑って読める終活ギャグマンガ」の実写ドラマ化に期待します。
日曜日
▼21:00|TBS 日曜劇場『キャスター』
放送開始日:2025年4月
公式リンク:Website|X(旧Twitter)|Instagram|TikTok
原作:なし
脚本:槌谷健(過去作/ブラックペアン1-2,下町ロケット,インジビジブル)
及川真実(過去作/ミス・シャーロック/Miss Sherlock,マイ・ダディ)
李正美(過去作/ドラゴン桜2,VIVANT,アンチヒーロー)
谷碧仁(過去作/#who am I)
守口悠介(過去作/AKBホラーナイト,オー・マイ・ジャンプ!,ブラックペアン2)
北浦勝大(過去作/クライムファミリー,凋落ゲーム,問題物件)
演出:加藤亜季子(過去作/VIVANT,ブラックペアン2,Eye Love You)
金井紘(過去作/ラジエーションハウス1-2,信長協奏曲,ザ・トラベルナース[2] )
音楽:木村秀彬(過去作/グランメゾン東京,ブラックペアンシリーズ,ラストマン)
P:伊與田英徳(過去作/グランメゾン東京,ドラゴン桜2,DCU)
関川友理(過去作/DCU,Maybe 恋が聴こえる,夕暮れに、手をつなぐ)
佐久間晃嗣(過去作/DCU,Maybe 恋が聴こえる,ブラックペアン2)
出演:阿部寛(主演)、永野芽郁、道枝駿佑、高橋英樹、音尾琢真、岡部たかし、宮澤エマ、菊池亜希子、玉置玲央、キム・ムジュン…
作品概要:テレビ局の報道番組を舞台に闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメント。
期待度:【★★★★】
理由:“真実を伝える”ためには手段を選ばない破天荒なニュースキャスターが生ぬるい報道体制を正しながら闇に葬られた真実を暴いて悪を裁いていく社会派エンターテインメントだそう。今のテレビドラマで “正義” を描けるのかお手並み拝見です。
月~金 ※1週間の振り返りの「土曜日版」あり
▼08:00|NHK総合・NHK BS 連続テレビ小説『あんぱん』
放送開始日:2025年03月31日~
公式リンク:Website|X(旧Twitter)
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/花子とアン,ドクターXシリーズ,ザ・トラベルナースシリーズ)
演出:柳川強(過去作/オードリー,花子とアン,やさしい猫)
橋爪紳一朗(過去作/花子とアン,エール,カムカムエヴリバディ)
野口雄大(過去作/エール,恋せぬふたり,どうする家康)
佐原裕貴(過去作/スカーレット,おちょやん,あなたのブツが、ここに)
他
音楽:井筒昭雄(過去作/奇跡の人,99.9-刑事専門弁護士-)
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り(本編):林田理沙アナウンサー(現「サタデーウオッチ9」メインキャスター)
語り(土曜日版):不明
制作統括:倉崎憲(過去作/おかえりモネ,ここは今から倫理です。,やさしい猫)
P:中村周祐(過去作/おかえりモネ,どうする家康)
舩田遼介(過去作/大奥1-2,VRおじさんの初恋)
川口俊介(過去作/ちむどんどん,どうする家康,光る君へ)
出演:今田美桜(主演)、北村匠海、加瀬亮、江口のりこ、河合優実、原菜乃華、細田佳央太、高橋文哉、中沢元紀、志田彩良、瀧内公美、ソニン、山寺宏一、二宮和也、戸田菜穂、浅田美代子、吉田鋼太郎、竹野内豊、阿部サダヲ…
作品概要:『アンパンマン』を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919‐2013)と、小松暢さん(1918‐1993)夫婦をモデルにした物語。。
期待度:【★★★】
理由:『アンパンマン』に登場する『ドキンちゃん』のモデルといわれているやなせたかしさんの妻・小松暢さんをモデルにしたフィクション。「実在モデルの女房もの」は手堅い朝ドラが多い(『てるてる家族』、『ゲゲゲの女房』、『マッサン』、『まんぷく』など)ので、少しは期待… いいや、見てみないと分かりません(笑)
※放送開始前に執筆
月~木
※今期の夜ドラ『ワタシってサバサバしてるから シーズン2』の感想の投稿はしない予定
見逃したくない連ドラを見つけるには、どうすべきか?
さて…
自分の貴重な時間を割いて見る連ドラで、楽しい思いをするにはどうしますか?
私は、下記の3つを参考に、見逃したくない連ドラを探しています。
1.自分と似たような価値観の人の意見を参考にする
2.自分と違う人の意見を参考にして、その真逆を選ぶ
3.直感あるのみ!
当ブログが「見逃したくないドラマ探し」の、お役に立てれば嬉しいです。
【途中で離脱宣言】しないドラマは、基本的に感想を書き続けます。
気長にお待ちいただけると助かります。
脚本や演出の複数のプチ講座が読み放題(もちろん無料!)
当ブログには最下部の記載の通り、複数の講座があります。
暇つぶしに読みながら脚本や演出の基礎が分かっちゃいます。
あとがき(その1)
前期も、大勢の読者様に感想を読んでいただき、感謝いたします。
また、多くのコメントや Web拍手も、ありがとうございました。
読者様のコメントや Web拍手は、私の “ディレクターとしての矜持” を保つ大きな “心の支え” です。
どうぞ、春ドラマの感想も、引き続き楽しんでいただければ幸いです。
あとがき(その2)
また、経済的な支えになっているのが、アフェリエイト(成果報酬型の広告)に協力してくださる多くの読者様の存在です。
どうぞ引き続き、Amazonサイトや、楽天市場でのお買い物も、よろしくお願いいたします。
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
見ても、"きっと感想は書かない予定"の作品リスト
【月曜日】
●『夫よ、死んでくれないか』
主演:安達祐実(テレビ東京系)
【火曜日】
●『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』
主演:多部未華子(TBS系)
●『パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実』
主演:伊野尾慧(関西テレビ・フジテレビ系)
●『三人夫婦』
主演:浅香航大(TBS系)
●『地獄の果てまで連れていく』
主演:佐々木希(TBS系)
●『今夜は...純烈』
主演:純烈(テレビ東京系)
●『ジョフウ ~女性に××××って必要ですか?~』
主演:山崎紘菜(テレビ東京系)
【水曜日】
●『特捜9 Final season』
主演:井ノ原快彦(テレビ朝日系)
●『恋は闇』
主演:志尊淳&岸井ゆきの(日本テレビ系)
●『Dr.アシュラ』
主演:松本若菜(フジテレビ系)
●『霧尾ファンクラブ』
主演:茅島みずき(日本テレビ系)
●『今日のさんぽんた』
主演:安田顕(フジテレビ系)
●『やぶさかではございません』
主演:松村沙友理(テレビ東京系)
●『ソロ活女子のススメ5』
主演:江口のりこ(テレビ東京系)
【木曜日】
●『彼女がそれも愛と呼ぶなら』
主演:栗山千明(読売テレビ・日本テレビ系)
●『すぱいす。』
主演:本田響矢(TBS系)
●『MADDER その事件、ワタシが犯人です』
主演:五百城茉央(関西テレビ・フジテレビ系)
●『トウキョウホリディ』
主演:ガルフ・カナーウット&瀧本美織(テレビ東京系)
●『復讐カレシ~溺愛社長の顔にはウラがある~』
主演:紺野彩夏&鈴木仁(MBS)
●『熱愛プリンス』
主演:杢代和人&松井奏(MBS)
【金曜日】
●『失踪人捜索班 消えた真実』
;主演:町田啓太(テレビ東京系)
●『魔物』
主演:麻生久美子(テレビ朝日系)
●『ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~』
主演::松下由樹(テレビ東京系)
【土曜日】
●『なんで私が神説教』
主演:広瀬アリス(日本テレビ系)
●『地震のあとで』
主演:岡田将生・鳴海唯・渡辺大知・佐藤浩市(NHK総合ほか)
●『ムサシノ輪舞曲(ロンド)』
主演:正門良規(テレビ朝日系)
●『ミッドナイト屋台~ラ・ボンノォ~』
主演:神山智洋(東海テレビ・フジテレビ系)
【日曜日】
●『いつか、ヒーロー』
主演:桐谷健太(ABCテレビ・テレビ朝日系)
●『ダメマネ! ーダメなタレント、マネジメントしますー』
主演:川栄李奈(日本テレビ系)
【大河ドラマ】
●『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』
主演:横浜流星(NHK総合)
【月~木/夜ドラ】
●『ワタシってサバサバしてるから シーズン2』
主演:丸山礼(NHK総合)
【放送枠未定のドラマ】
※このページに掲載中のドラマ群は、2025年4月期/春ドラマの全作品を網羅しておりません。
【参考にさせていただいたWebサイト】
●【春の新ドラマまとめ】2025年4月期 ドラマ一覧&最新ニュースをご紹介 | ORICON NEWS
●【2025年春ドラマ】4月スタート 新ドラマ一覧&最新ニュースまとめ|クランクイン!
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-15643.html
【"2025年4月期/春ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
2025年4月期/春ドラマの視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ#ドラマ clear #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #おむすび
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『おむすび』
公式リンク:Website、X(旧Twitter)、Instagram
第23週『離れとってもつながっとうけん』の「土曜日版」の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
結(橋本環奈)がコンビニ会社からスカウトされた頃、横浜でコロナの感染が確認されるが、結の病院ではまだNSTが精力的に巡回をしていた。歩(仲里依紗)もファッションイベントの準備を着々と進め、気力を取り戻した聖人(北村有起哉)は理容の競技大会に参加する意思を固める。ところが、日に日に全国で感染者が増え、大規模イベントの中止が要請されて歩や聖人はがっかり。さらに愛子(麻生久美子)は佳代(宮崎美子)を心配して糸島に滞在することに。一方、結の病院でも感染者を受け入れることになり、結は患者との接触の減少で仕事のやりづらさを感じていく。
------上記のあらすじは、公式サイトより引用------
原作:なし
脚本:根本ノンジ(過去作/正直不動産シリーズ,相棒シリーズ,フルーツ宅配便,ハコヅメ)
演出:野田雄介(過去作/スカーレット,マッサン,六畳間のピアノマン,舞いあがれ!) 第1,3,7,13,18,21週
小野見知(過去作/マチ工場のオンナ,トクサツガガガ,転・コウ・生) 第4,6,10週
松木健祐(過去作/ひよっこ,いだてん,晴天を衝け,舞いあがれ!) 第2,5,16,20週
盆子原誠(過去作/カーネーション,ごちそうさん,おちょやん,ブギウギ) 第8,12,17週
大野陽平(過去作/「ちむどんどん」第9週のみ,「舞いあがれ!」第25週のみ) 第9,11,22週
原田氷詩(過去作/「おちょやん」 第17週のみ,「舞いあがれ!」第16週のみ) 第14,19,23週
工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」第20週のみ) 第15週
音楽:堤博明(隣の家族は青く見える,ベビーシッター・ギン!)
主題歌:B'z「イルミネーション」
語り(本編):リリー・フランキー(過去作/「なつぞら」本編語り)
語り(土曜日版):高瀬耕造アナウンサー(過去作/「ブギウギ」本編語り)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼)
制作統括:宇佐川隆史(過去作/岸辺露伴は動かないシリーズ,正直不動産シリーズ)
真鍋斎(過去作/まんぷく,正義の天秤,拾われた男)
※敬称略
※他のスタッフ表は、当記事の最下部へ移動
「ナレ緊急事態宣言解除」なる言葉に笑ってしまいました
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
『おむすび』は相変わらずの内容ですが、「一つだけお願いがあります。朝ドラ『おむすび』のことは嫌いでも、管理人・みっきーのことも、当ブログも感想も “まだ” 嫌いにならないでください」と本日も叫びます!
※しばらくの間、テンプレです…
昨日、ボケーっとネットニュースの見出しを読んでいたら、「ナレ緊急事態宣言解除」なる言葉に笑ってしまいました。
「おむすび」あっという間にコロナ乗り切る「肝心な所は簡単に問題解決」「ナレ緊急事態宣言解除」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
私も、言葉選びや言葉遊びには自信があるほうですが、さすがに「ナレ緊急事態宣言解除」なんて書きませんよ。
あえて書くなら…
「アベノマスクより効果あり! おむすびワクチンでコロナ瞬殺!」
くらいですね(笑)
今週の「土曜日版」こそ、華麗なる箇条書き!
これ、「本編」の内容が内容だけに、そのダイジェスト版だから「本編」以上にはならないことは百も承知で。
でも、明らかに “連ドラ” として「無駄」、コロナ禍を描くドラマとして「ダメ」は部分くらい削ればいいのに、それすら放置、いや、放棄か!
ひと言で評価するなら。
華麗なる箇条書き!
である。
確かに。
●国内で新型コロナウィルス感染者が初めて確認された
●主人公の母は、福岡・糸島に義母の面倒を見に行った
●大阪新淀川記念病院もコロナ禍で切迫している
●コロナ禍ゆえの患者の健康状態改善に向けて主人公なりに仕事をしている
●家族に配慮して、家族と別居もした
●娘が、コロナ禍ゆえの理由でいじめにあった
●夫・翔也が妻である主人公を励ました
●緊急事態宣言介助して、よかったね
まあ、これを「よくできたダイジェスト版」と評価する人もいるだろうし、否定もしないが。
ただ、どう好意的に解釈しようが。
これが、天下のNHKが、国民的連続ドラマが描く “コロナ禍” の最適解だとは、到底思えないのだ。
基本的に、主人公は《早口で畳みかける口調》が耳障りで…
その理由は、いろいろあるが、最大の欠陥は。
ほぼ全てのカットで 《主人公がしゃべりまくっている》 ことなのだ。
そりゃあ、そうなるはずだ。
だって、 そもそも論 《その1》 として。
※青色は、冷静さや論理性を象徴し、物事を根本的に捉える思考を表す
※茶色は、大地や根を象徴する色で、物事の根本や基礎をイメージ
「本編」の主人公が、ほぼしゃべりっ放しだったのだ。
マスクを着用しているのに、病院内なのに、比較的大きな声でしゃべる。
一般人だって「黙食を推進」だったのに、比較的大きめな声で、とにかくしゃべりまくる印象だった。
さらに、演出家の演技指導と、俳優の声質やしゃべり癖によって「相手にしゃべる間を与えたくないの?」と疑うほどに 《早口で畳みかける口調》 ばかりで。
そりゃあ、その昔は、「忙しい朝の時間だから、画面を見なくても内容が分かるドラマ」を目指して、それが『連続テレビ小説』となったとの説もあるくらいだ(諸説あります)
だから、《セリフ三昧=聞くだけで内容が理解できるドラマ》 としては間違っていないとしても… だ。
結が意を決してレッドゾーンに行くと思きや、手前で終了?
《セリフ三昧=聞くだけで内容が理解できるドラマ》 によって、「本編」以上に下記のことが強調されてしまったのだ。
●主人公のセリフが映像と伴っていないこと
●主人公の言動がコロナ禍としておかしいこと
●主人公のセリフがないカットやシーンに対する違和感
きょうは、現役の看護師で助産師の妻が一緒に見ていて、途中で「えええええ!」と叫んだ場面をご紹介しよう。
そのセリフとは、《やれば逆効果と分かり切っていることを、やる、やっちまう》 だからやむを得ないが。
結「そんな緊急事態だったら 私が行きます」
ドラマの感想で、病院内の感染対策で最初に行われる「ゾーニング」の詳細な説明するつもりはない。
積極的に知りたい方は、下記のPDFを熟読すると理解できるはずだ。
医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド第5版 ?般社団法? ?本環境感染学会(1.08 MB)
学会や病院ごとに取り決めが違うが、一般的な考え方だけ書くと。
レッドゾーン:
・空気・環境内に新型コロナウイルスが存在する汚染区域
・隔離対象者がいる病室や、陽性者が入っている(いた)診察室など
・基本的に「N95マスク(微粒子を95%以上防ぐ高性能マスク)を着用
・必要に応じてガウン、手袋、アイプロテクト(顔の上半分を覆い、様々な飛沫から眼をガード)などの個人用防護具(PPE)を着用
イエローゾーン (グレーゾーン):
・汚染区域(レッドゾーン)と清潔区域(グリーンゾーン)の中間に位置する準清潔区域
・個人用防護具(PPE)の着脱をする区域
グリーンゾーン:
・空気と環境内に新型コロナウイルスが存在しない清潔区域
・ナースステーション、控室や休憩室、廊下など
・サージカルマスク(広義的に医療現場や医療行為で使用されるマスク)を着用
この場面、栄養科長・塚本文香(濱田マリ)の深刻な語り口、結の潔い語り口だけ “耳にする” と、「米田結、患者さんのために死を覚悟してでもレッドゾーンに行かせてください!」に聞こえないだろうか。
しかし、目隠しのアイマスクを外して見ると、「イエローゾーン に配膳を持って行っただけ」なのだ。
まあ、イエローゾーン(セリフでは「レッドゾーンの手前」)が安全とは言わないが。
こういう 《セリフの印象と、映像の乖離》 を平気でやるから、妻が「えええええ!」と叫けぶのだ。
これだって、新人管理栄養士・石田拓(吉田剛明)の「僕も行きます」の直後の数秒間の「セリフのない間」を利用して。
高瀬アナが「家族がいる結は、イエローゾーンまで食事を運ぶことになりました」と追加するだけで、印象誘導できたはずなのだ。
おっと、《やればいいと分かり切っていることを、やらない、やれない》 だが(苦笑)
『離れとってもつながっとうけん』として成立していない!
とはいえ、さすがに…
世間から「ナレ緊急事態宣言解除」と揶揄されたのは修正できないし。
「あそこは、ちくわ入りチャーハンじゃなくて、おむすびでしょ?」も取り返せない。
看護師・桑原美和(妃海風)が、医療従事者が医療従事者の集まるところで、自分語りをする稀有さも白々しさも薄まらないし。
そんな桑原の自分語りを、呆れたのか完全にマスクを外して聞いている数名の看護師に、CG合成でマスクを書き足すことも不可能だ。
でも、今週のサブタイトルが『離れとってもつながっとうけん』にもかかわらず、感染したら大変なことになるに違いない糸島の祖母・佳代(宮崎美子)が、これでいいのか! と思う。
『離れとーけん、当然、全くつながっとらんよ!』
これだって、結と娘が抱擁する直前の「夜の賃貸マンションの全景」の「約2.5秒間」に、次の語りを高瀬アナに録音してもらえばよかったのでは?
語り「結は祖母と母の健康も確認し…」
結「花」
花「ママ!」
ここまでやって、本当の意味での『離れとってもつながっとうけん』が完結するのでは?
あ~~、ホント、間違い探しをするだけでも疲弊するのに、改善策まで細かく書くと本気で疲れる…
結は現実に自分の身近にいたら"ウザい人"だが描き方次第で
残り、2週間を切ったので、もう巻き返すことはないだろう。
でも、無駄を承知で、「こうしたらよかったのに」を書いてみる。
いまとなっては、「米田結」なる主人公のキャラクターの初期設定に問題があったとする意見が一部にあるようだが。
なにかと「米田さんのおかげ」で功績を描いて持ち上げたり。
「結ちゃんなら」と頼られる人物として騒動の解決役に引き立てたり。
これらのために、神出鬼没で、どこで首を突っ込み、相手に話す間を与えずに一方的に自己主張したり。
確かに、上記の設定は、現実に自分の身近にいたら “ウザい人” だ。
しかし、それでも、物語の主人公としては、初期設定として大きく間違っていなかったと、異を唱えたいのだ。
描き方次第で、意外と容易に"頼りになる人"になったのに…
そもそも論 《その2》 として、 脚本家や演出家や制作統括が、もっと真摯に初期設定に向き合っていれば、意外と容易に “頼りになる人” になったのだ。
もっと真摯に初期設定に向き合って、活用すべきだったのが次の二つの要素だ。
●米田家の呪い=困っている人を放っておけない
●おいしいもん食べたら、悲しいこと忘れられる
「サザエさんと同じにしちゃえばよかった」だけでは?
まず、“米田家の呪い” だ。
これ、一言でいうなら、「サザエさんと同じにしちゃえばよかった」のだ。
ほら、アニメ『サザエさん』の主人公は、まるで “磯野&フグ田家の呪い” に取り憑かれたような人として描かれ続けているではないか。
「神出鬼没で、どこで首を突っ込み、相手に話す間を与えずに一方的に自己主張する」のも、サザエさんとの共通点なのでは?
ただ、「米田結」と「フグ田サザエ」の違いは。
「米田結」は、「最終的に周囲から称賛される」が大前提で、首を突っ込んで、人助けをし、実績が描かれる…) が。
一方の「フグ田サザエ」は、「自らやりすぎて失敗し、笑っておしまい」が大前提で、首を突っ込んで、人助けをし、“お節介だけどいい人” として描かれる点が違いだ。
要するに、「米田結」も “米田家の呪い” によって、“お節介だけどいい人” に誰が見ても見えるように強調したらよかったのだ。
単純に"お節介だけどいい人"に見えるように描けばよかった
でも、初期のころの「福岡・糸島編」では、下記のように、意外にできていたのだ。
●制服のまま海に飛び込んでランドセルを拾う
●料理ができないのに、スタミナ弁当を作る。
●周囲から疎まれ、経済的にも苦労しているハギャレンのメンバーに共感して友だちになる。
●当初やる気がなかったパラパラを踊る。
●栄養失調の仲間を助ける。
しかし、「2007年 再びの神戸編」の専門学校時代あたりから、かなり強引に、「結ちゃんなら」と頼られる人物として騒動の解決役に引き立て始めたのだ。
そして、「社会人編」から「米田さんのおかげ」で功績を描いて持ち上げはじめ。
「病院・管理栄養士編」では、「米田さんのおかげ」「結ちゃんのおかげ」「妻、娘、孫の結のおかげ」「ママのおかげ」だけ(失笑)
やはり、永遠の愛されキャラ「フグ田サザエ」を見習って、“お節介だけどいい人” に見えるように描けばよかったと思う。
ちなみに、「米田結」と「フグ田サザエ」に共通点があるのをご存じだろうか? それは、「米田結」は阪神・淡路大震災後、高校生まで暮らした場所と、「フグ田サザエ」が生まれた場所が、「福岡県」だということ。
それだけのことだが…(汗)
あとがき
特に、付け足すことはないので。
昨夜、妻と東京の義母の介護からの帰路で見た満月「ワームムーン(芋虫月)」の写真を添えます。
残り2週間ですが、引き続き、当ブログの応援よろしくお願いいたします。
※文中の博多弁風の創作セリフは、下記のサイトを利用しています。
博多弁に変換 | 恋する方言変換 | BEPPERちゃんねる
『おむすび』を召し上がった後の ≪お口直し≫ に下記の感想をおすすめ!
朝ドラ「カーネーション」全151回分の感想リンク
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」全112回分の感想リンク
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-15642.html
【"2025年4月期/春ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
2025年4月期/春ドラマの視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ#ドラマ clear #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #おむすび
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
TBS系・金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』
公式リンク:Website、X(旧Twitter)、Instagram、TikTok
第8話『揺るぎない親子愛の果てー信念が導く場所』の感想。
原作(漫画)の浅見理都「クジャクのダンス、誰が見た?」は、2025年2月25日発売済みの月刊誌「Kiss・4月号」掲載の最終話まで読了。
心麦(広瀬すず)は、自らが東賀山事件の生存者・林川歌であると知り、刑事・赤沢(藤本隆宏)に再捜査を求める。一方、松風(松山ケンイチ)、波佐見(森崎ウィン)、鳴川(間宮啓行)は赤沢に疑念を抱き、松風は赤沢との接点を探るため、心麦の後押しを受け母親(宮崎美子)に会うべく福岡へ向かう。そんな中、神井(磯村勇斗)は東賀山事件の鍵を握る最後の人物に辿り着いていた。
---上記のあらすじは、当ブログのオリジナル---
原作(漫画):浅見理都「クジャクのダンス、誰が見た?」
(過去作/イチケイのカラス)
脚本:金沢知樹(過去作/半沢直樹2022,Get Ready!,からかい上手の高木さん) 第1~8話
長花枝薪(過去作/吉祥寺ルーザーズ 第6話, Get Ready!第8話) 第7話
萩森淳(過去作/ドラマ&映画「からかい上手の高木さん」) 第8話
演出:田中健太(過去作/ペンディングトレイン,トリリオンゲーム,アンチヒーロー) 第1,2,4話
青山貴洋(過去作/グランメゾン東京,ユニコーンに乗って,ライオンの隠れ家) 第3,5話
棚澤孝義(過去作/半沢直樹2013,ユニコーンに乗って,下剋上球児) 第6話
福田亮介(過去作/恋つづ,俺の家の話,海に眠るダイヤモンド) 第7,8話
音楽:桶狭間ありさ(過去作/ハヤブサ消防団,私たちが恋する理由)
主題歌:Ado「エルフ」
警察監修:志保澤利一郎(チーム五社)
法律監修:市川寛(かなえ国際法律事務所 弁護士)
ラーメン監修:(ウェスティンホテル東京 龍天門)
フードコーディネーター:はらゆうこ(過去作/ライオンの隠れ家,ザ・トラベルナース,嘘解きレトリック)
P:中島啓介(過去作/天国と地獄~サイコな2人~,Eye Love You)
内川祐紀(過去 協力P作/18/40~ふたりなら夢も恋も~)
丸山いづみ(過去作/ペンディングトレイン ー8時23分、明日 君と,西園寺さんは家事をしない)
※敬称略
秀作サスペンスを思う存分楽しむ時間を奪うつもりはない
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
前段でお断りした通り、原作である漫画は2025年2月25日発売済みの月刊誌「Kiss・4月号」掲載の最終話まで読み終えているが、原則としてネタバレはやらない。
ハッキリ書かせていただく。
ここまで進んでくると「ネタバレなし」だけでなく。
「結末に隣接したことすら書かない」で感想をまとめるのは不可能である(苦笑)
しかし私は、わざわざ当ブログを読みに来てくださった読者様を裏切るつもりはないし。
こんな秀作サスペンスドラマを思う存分楽しむ時間を奪うつもりはない。
というわけで、今回も、必死に基本「ネタバレなし」で書いてみる。
『からかい上手の高木さん』の金沢氏と萩森氏が脚本を担当
まずは、当ブログらしく、脚本と演出に注目したい。
第8話の脚本担当は、第1話からずっと担当している今作のメインライターである金沢知樹氏と。
今作は第8話が初担当となる萩森淳氏の二名体制だ。
上記を見てお分かりのように、金沢氏と萩森氏はある作品を共著されている。
それが、こんなおじさんと同級生の妻が深夜にどハマりしたドラマストリーム枠『からかい上手の高木さん』(TBS/2024)と劇場版『からかい上手の高木さん』で、今泉力哉氏と三名共著のうちのお二人だったのだ。
したがって、二人の息はピッタリと合っていると、私は信頼を置いている布陣なのだ。
なぜなら、『からかい上手の高木さん』は特に深夜ドラマ版においては、原作漫画の雰囲気を残しつつ、実写ドラマ版でしか表現できない “青春時代の人間ドラマ” を再構築して提示してくれたからだ。
その意味で、この第8話も、原作漫画の雰囲気を残しつつ、実写ドラマ版でしか表現できない “出自を知りたいともがき苦しむ人間ドラマ” を再構築して提示してくれた… と思う。
今回には注目すべき演出が、あったような、なかったような
第8話の演出担当は、第7話から引き続き、前回が今作初担当の福田亮介氏だ。
過去に、『恋はつづくよどこまでも』(TBS/2020)、『俺の家の話』(TBS/2021)、『Get Ready!』(TBS/2023)、『海に眠るダイヤモンド』(TBS/2024)などを担当している演出家だ。
前回では、実に繊細な演出があって注目した。
一つめは、春生(リリー・フランキー)と春生の捜査一課時代の部下・赤沢正(藤本隆宏)が壁を背にタバコを吸う場面での “春生の手のひらの話” の描き方。
もう一つは、大学生の山下心麦(広瀬すず)と弁護士・松風(松山ケンイチ)が、クリームソーダを食べ(飲み)に入ったカフェのシーンで、近くの赤ちゃんの泣き声の音量調整だ。
よく分からない方は、ぜひ前回の感想を読んでいただきたい。
で、今回で注目する演出はあったのか?
実は、「あった」とも「なかった」もいえるのだ。
"できるだけ自然なかたちで切り替わる編集"がなかった理由
それは、今作が第1話から踏襲してきた “ある映像編集” が強調されなかったことだ。
その演出が、映像が「現在」から「過去(回想)」に直結して進む際に繰り返していた 《できるだけ自然なかたちで切り替わる編集》 が強調されなかったのだ。
もちろん、私がボケーと見ていて、見逃した可能性もあると思うが。
それでも、前回までなら、「これが今作の作風です」と言わんばかりに活用していたのだ。
しかし、そう、今回は特になかったのだ。
でも、「あえて強調しなかった」の理由も十分に推測できる。
なぜ、今回は“いつもの編集”を強調しなかったのか?
少し長くなるが、「ネタバレをやれない」のでご容赦いただきたい(汗)
《できるだけ自然なかたちで切り替わる編集》 は、「自然な形で」でやったとて、「ああ、ここから回想シーンが始まるのね」と視聴者に分からせるために使う手法なのだ。
だから、今回であれば、いつものように、小麦が春生をふと思い出す場面や。
松風がふと小学5年生の時に離婚して以来、行方不明の父親で元警察官・久世正勝(篠井英介)を思い出すくだりや。
特に、松風の母・松風美希(宮崎美子)が元夫に息子を重ねる場面では、やってしかるべきだと思ったのに、やらなかったのだ。
むしろ、あえてカメラアングルも画角も違うカットを用意し、オーソドックスなオーバーラップ(単純に映像を重ねて切り替える編集)で処理した。
なぜ、今回は “いつもの編集” を強調しなかったのか?
それを、いよいよ、今回の内容に重ねて書いてみる(しつこくて、ごめんなさい)
今作の核心は王道のサスペンスで骨太の"ヒューマンドラマ
「次回が最終回でない」ことと、「次週からが最終章」であることは、予告編から読み取れ。
公式SNSでは、次回が「最終章 前編」であることも告知されたので「残り2回」となるわけだ。
で、次に書くことはネタバレにはならないと思うので書いちゃうが。
今作の “真相” は意外に複雑で、〈映像化するのは簡単〉 でも、〈視聴者に理解させつつ、楽しませるにはそれなりの工夫が必要〉 だと、私は考えるからだ。
もう少し踏み込むと。
〈視聴者に理解させる〉 を重視すると、脚本も演出も、考察系ドラマにありがちな “単純な種明かし” で終わっちゃう可能性があるのだ。
要するに、《回想シーンのオンパレード》 をやればいいのだから。
「へえ、そうだんったんだ」「なるほどね」止まりになってしまうということだ。
しかし、〈視聴者に理解させつつ、楽しませる〉 をやろうとすると。
絶対に、回想よりも現在を強調する必要がある。
だって、今作の根っこは、王道の “サスペンス” であり、骨太の “ヒューマンドラマ” なのだから。
小麦や松風が周囲に献身的な理由が見えてくるセリフ群
そのことを、今回のセリフで語ったのが、中盤の空港で、松風に小麦が言ったセリフだ。
小麦「きっと
松風さんにもあるんですよね」
このセリフは、序盤で、心麦の小学校時代からの友人で同じ大学の法学部に通う学生・ありさ(清乃あさ姫)が小麦に言う次のセリフからつながっており。
ありさ「私… 何があっても
小麦の味方だから」
さらに、終盤で、松風が久しぶりに再会した父親に言うセリフにも連結するのだ。
松風「ごめん 信じてやれなくて」
この三つのセリフの相互作用によって、主人公が松風だけでなく、いろいろなひとに対して献身的に行動する理由が見えるし。
決して、最近のドラマにありがちな、「主人公特権」で不必要にあちこちに首を突っ込むタイプでも、神出鬼没なタイプでもないことも強調している。
ミステリーではなく骨太の"ヒューマンドラマ"に感じる理由
そして、そもそも、“ヒューマンドラマ” とは、ひとを描くことではあるが。
突き詰めれば、主人公に限らず、ほぼ全ての登場人物に、個々の出自や過去、自分と相手への「情」や「心理」があって。
「情」は、自分自身を取り巻く環境について情報や信号を与えてくれるもの。
「心理」は、「情」で得た情報や信号を受信した際の考えであり、考えを説明する道具。
そんな相互作用を及ぼし合うキャラクターたちがストーリーを創出していくのだから。
登場人物にとってみれば、「事件の真相を知ること」は決して「謎解き」や「答え合わせ」ではく、人生そのもの、いいや、人間そのものに迫ることなのだ。
だから、今作は、ミステリーではなく骨太の “ヒューマンドラマ” となるのだ。
最終章の"風味付け"次第で、"粋な作品"なのかが問われる!
そろそろ、まとめよう。
これまた難しいのは、単純にミステリーではなく骨太の “ヒューマンドラマ” を作ると、エンターテインメントとしての面白みに欠けて、堅苦しくなることだ。
そこで、今作が、松風の言葉を拝借するならば “風味付け” に利用したのが “サスペンス” なのだ。
細かい説明は以前にやったので省略するが、サスペンスは視聴者や観客に、登場人物へ感情移入させて、登場人物と一緒になってハラハラドキドキさせつつ前に進ませる作風だ。
そう、ここで重要なのは “ハラハラドキドキさせつつ前に進ませる” なのだ。
要は、登場人物も物語も前進あるのみ… というわけ。
だから、最終章直前だからこそ、不用意に、無意味に、《回想を強調して、物語が後退した感じ》 を醸し出すべきではなのだ。
そのことが、終盤に遭った、世話好きで料理上手な赤沢正の妻・京子(西田尚美)に対して主人公が言うセリフで表されていた。
小麦「止まりません!
私は 必ず たどり着いてみせます」
さらに、主題歌の歌詞にもつながるのだ。
♪走りなさい 疾く もっと疾く
哀しみに追いつかれないように
探しなさい 明かりの灯る道を
それはそれは眩いでしょう
長くなったが。
第8話で回想シーンが強調されない脚本と、特に演出がそうなっていたのは 《回想を強調して、物語が後退した感じ》 にしたくないから… である。
そう考えると、最終章、そして最終回で、どうしても回想シーンを使ってやらなければいけない謎解き、種明かしをどう 《映像で見せて(show)魅せる(fascinate)のか?》 が大いに楽しみであると同時に。
最終章と最終回の “風味付け” 次第で “粋な作品” で終われるかどうかが問われると思う。
あとがき
検察庁「本部係」の女性初の検事・阿南由紀(瀧内公美)がカラビナのリュックの男を「お父さん」と呼び。
その男が、心麦たちの協力者で、関西弁で陽気な弁護士・鳴川徹(間宮啓行)だという真相ですら。
「嵐の前の静けさ」なのですから、うかつにネタに隣接することも書けないわけです(汗)
でも、またまたハッキリ書いちゃいますが、推理や推測しても無駄というか、やる必要ないと思います。
それよりも “小麦と松風” になって気分で、見たほうが断然楽しめると、今作と、今作のスタッフと、今作の出演者に信用を寄せてみます。
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
【FC2ブログ】http://dmesen.blog71.fc2.com/blog-entry-15641.html
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
【"2025年4月期/春ドラマの期待度" を投稿&更新しました】
2025年4月期/春ドラマの視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
【すべてのコメントの「投稿時の文字数」について】
・投稿の際は、できれば文字数200以内のご協力をお願いいたします。
【すべてのコメントの「非公開希望」について】
・表題か本文中に「非公開希望」と書いてくださると助かります。
【すべての投稿されたコメントについて】
・当blogの『無断転載禁止&まとめサイトへの引用禁止、コメント,トラックバック&リンク・ポリシー』に基づき、不適切な書き込み(読む人を不快にさせる内容、誹謗中傷、特定の個人への攻撃)は、恐れ入りますが管理人の判断で、非公開、または削除させていただく場合もございます。何卒ご理解・ご協力くださいませ。
・「名無しさん」のコメントは、基本的に対応いたしません。
【Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、忍者AdMaxについて】
・商品リンクや広告は「成果報酬型広告」です。
・私に少しポイントが入りますが、商品の値段は変わりません(謝)
#テレビ #テレビドラマ#ドラマ clear #ドラマ感想 #朝ドラ #連続テレビ小説 #映画 #映画レビュー #サザンオールスターズ #桑田佳祐 #VOWWOW #山本恭司 #おむすび
「共感!」「納得!!」なら"Web拍手"と一緒にポチッと…
「違うでしょ?」「怒!!」でも意思表示でポチッと…
押していただけると、うれしいです♪
◎Web拍手のために、こんな下まで来てくだり、本当にありがとうございます(感謝)
- 読者さまへお知らせ
【"2025年4月期/春ドラマの期待度" を投稿しました】
2025年4月期/春ドラマの視聴予定&期待度! 配役,スタッフ,概要などの情報も満載!!?の内容を更新しました。読者の皆さんの見逃したくない連ドラを見つけるお役に立てれば幸いです。
- 最新記事
- 楽天市場広告
- アーカイブ・ブログ内検索
- おすすめ本(感想の記事有り)※随時更新中
●写真,アート関連
●自己啓発,マナー関連
●QOL(人生の質),LGBT関連
●企画書,文章関連
●心理学,犯罪関連
●寺院,神社,仏教関連
●中世ヨーロッパ関連
●その他
※その他のおすすめ本の記事は、“こちら” から…
- 当ブログについて
- 管理人 自己紹介
ホテル音響照明映像会社を経て、2001年独立。
ホテルでイベント、パーティー、
映像コンテンツ等の演出を手掛ける。
活動拠点は東京と千葉の有名ホテル等。
- コメントありがとうございます
- 現在、感想執筆中の連ドラ一覧
〔月曜日〕
●フジ 21:00 119エマージェンシーコール(第8話)
〔火曜日〕
●NHK 22:00 東京サラダボウル(最終回)
〔水曜日〕
●テレ朝 21:00 相棒season23(最終回)
●フジ 22:00 問題物件(第9話)
〔木曜日〕
▼感想の投稿なし
〔金曜日〕
●TBS 22:00 クジャクのダンス、誰が見た?(第8話)
〔土曜日〕
●NHK 22:00 ひとりでしにたい(6/21~)
〔日曜日〕
●TBS 21:00 御上先生(第9話)
〔月~木 (夜ドラ)〕
▼感想の投稿なし
〔月~土 (連続テレビ小説)〕
●NHK 08:00 おむすび(第116回)
- リンク集
- 忍者ブログ広告
- 過去の連ドラの感想記事一覧(あ,い)
Iターン
愛してたって、秘密はある。
相棒 season13
相棒 season14
相棒 season15
相棒 season16
相棒 season17
相棒 season18
相棒 season19
相棒 season20
相棒 season21
相棒season22
相棒season23
アイムホーム
IQ246~華麗なる事件簿~
アオイホノオ
仰げば尊し
青のSP-学校内警察・嶋田隆平-
悪党たちは千里を走る
あさが来た
阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし
アシガール[再](2020)
明日の君がもっと好き
明日の約束
明日、私は誰かのカノジョ
アトムの童
あなたには帰る家がある
あなたのことはそれほど
あなたの番です
あなたのブツが、ここに
あのコの夢を見たんです。
アノニマス~警視庁"指殺人"対策室~
anone
アバランチ
A LIFE~愛しき人~
アライブ がん専門医のカルテ
アルジャーノンに花束を
OUR HOUSE
アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋
アンチヒーロー
アンナチュラル
アンメット ある脳外科医の日記
家売るオンナ
家売るオンナの逆襲
生きるとか死ぬとか父親とか
生田家の朝
居酒屋ふじ
遺産争族
遺産相続弁護士 柿崎真一
石子と羽男-そんなコトで訴えます?-
医師たちの恋愛事情
イチケイのカラス[
いつかこの雨がやむ日まで
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
五つ星ツーリスト~最高の旅、ご案内します!!
いつまでも白い羽根
一橋桐子の犯罪日記
イノセンス~冤罪弁護士~
今からあなたを脅迫…
遺留捜査[4]
院内警察
インビジブル
インハンド
- 過去の連ドラの感想記事一覧(う~お)
嘘解きレトリック
嘘の戦争
美しき罠~残花繚乱~
ウチの夫は仕事ができない
ウチの娘は、彼氏が出来ない!!
奪い愛、冬
海に眠るダイヤモンド
浦安鉄筋家族
ウロボロス
VIVANT(ヴィヴァン)
営業部長 吉良奈津子
エイジハラスメント
ST 赤と白の捜査ファイル
Nのために
エルピス-希望、あるいは災い-
エール
エンジェル・ハート
エンディングカット
オー・マイ・ジャンプ
王様に捧ぐ薬指
大豆田とわ子と三人の元夫
おかえりモネ
おかしの家
掟上今日子の備忘録
奥様は、取り扱い注意
「おこだわり」、私にもくれよ!!
おじさんはカワイイものがお好き。
おちょやん
おっさんずラブ-in the sky-
お義父さんと呼ばせて
侠飯~おとこめし~
オトナ高校
オトナ女子
お兄ちゃん、ガチャ
姉ちゃんの恋人
オー!マイ・ボス!恋は別冊で
お迎えデス。
表参道高校合唱部!
おやじの背中
親バカ青春白書
オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ
オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ[2]
俺の家の話
俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?
俺のスカート、どこ行った?
俺の話は長い
お別れホスピタル
ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子
女たちの特捜最前線
女はそれを許さない
- 過去の連ドラの感想記事一覧(か~く)
カーネーション
怪奇恋愛作戦
怪盗 山猫
カインとアベル
帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし
架空OL日記
顔だけ先生
家政夫のミタゾノ
家政夫のミタゾノ[2]
家政夫のミタゾノ[3]
家政夫のミタゾノ[4]
家族ノカタチ
家族の旅路 家族を殺された男と殺した男
学校のカイダン
家庭教師のトラコ
彼女はキレイだった
神の舌を持つ男
カムカムエヴリバディ
からかい上手の高木さん
カルテット
監獄学園
監獄のお姫さま
監察医 朝顔
監察医 朝顔[2]
カンナさーん!
危険なビーナス
岸辺露伴は動かない
季節のない街
偽装の夫婦
偽装不倫
貴族探偵
きのう何食べた?
きのう何食べた? season2
義母と娘のブルース
きみが心に棲みついた
君と世界が終わる日に
キャリア~掟破りの警察署長~
99.9‐刑事専門弁護士‐
99.9-刑事専門弁護士-[2]
共演NG
今日から俺は!!
風間公親-教場0-
競争の番人
京都人情捜査ファイル
きょうの猫村さん
きょうは会社休みます。
行列の女神~らーめん才遊記~
嫌われる勇気
キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木
緊急取調室[2]
緊急取調室[3]
緊急取調室[4]
金田一少年の事件簿N(neo)
銀と金
グッド・ドクター
グッドパートナー
グッドワイフ
CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
海月姫
グ・ラ・メ!~総理の料理番~
グランメゾン東京
黒い十人の女
黒革の手帖2017
クロサギ(2022)
黒服物語
- 過去の連ドラの感想記事一覧(け、こ)
ケイジとケンジ 所轄と地検の24時
ケイジとケンジ、時々ハンジ。
警視庁アウトサイダー
警視庁いきもの係
警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~
警視庁ゼロ係[2]
警視庁ゼロ係[3]
警視庁・捜査一課長
刑事ゆがみ
警部補・杉山真太郎
ゲゲゲの女房
下剋上球児
下剋上受験
結婚相手は抽選で
結婚式の前日に
Get Ready!
健康で文化的な最低限度の生活
限界団地
恋がヘタでも生きてます
恋せぬふたり
恋仲
恋はつづくよどこまでも
恋です!ヤンキー君と白杖ガール
恋はDeepに
合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~
コウノドリ[1]
コウノドリ[2]
こえ恋
ごくせん2002特別編[再]
極主夫道
心がポキッとね
心の傷を癒すということ
5→9 ~私に恋したお坊さん~
ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○
ゴーストライター
珈琲いかがでしょう
後妻業
コタキ兄弟と四苦八苦
コタツがない家
コタローは1人暮らし
ごちそうさん
孤独のグルメ[4]
孤独のグルメ[5]
孤独のグルメ[6]
孤独のグルメ[7]
孤独のグルメ[8]
孤独のグルメ[9]
孤独のグルメ[10]
コード・ブルー[3]
この素晴らしき世界
この世界の片隅に
古見さんは、コミュ症です。
ごめん、愛してる
ごめんね青春!
これは経費で落ちません!
婚姻届に判を捺しただけですが
コントが始まる
- 過去の連ドラの感想記事一覧(さ~そ)
最愛
最高のオバハン 中島ハルコ
サイレーン
サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
サギデカ
先に生まれただけの僕
SAKURA~事件を聞く女~
桜の塔
さすらい温泉 遠藤憲一
サムライせんせい
さぼリーマン甘太朗
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~
残念な夫。
3人のパパ
35歳の少女
37.5℃の涙
3年A組 今から皆さんは、人質です
G線上のあなたと私
シェフは名探偵
Chef~三ツ星の給食~
視覚探偵 日暮旅人
シグナル 長期未解決事件捜査班
時効警察はじめました
地獄先生ぬ~べ~
しずかちゃんとパパ《再編集版》
下町ロケット
下町ロケット[2018]
七人の秘書
シッコウ!!~犬と私と執行官~
知ってるワイフ
GTO[2]
死にたい夜にかぎって
死幣ーDEATH CASHー
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
下北沢ダイハード
しもべえ
シャーロック アントールドストーリーズ
死役所
獣医さん、事件ですよ
就活家族~きっと、うまくいく~
就活生日記
集団左遷!!
10の秘密
重版出来!
重要参考人探偵
准教授・高槻彰良の推察 Season1
正直不動産
正直不動産2
JKは雪女
女囚セブン
少年寅次郎
少年寅次郎スペシャル2020
昭和元禄落語心中
知らなくていいコト
シリーズ江戸川乱歩短編集IV
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
新・刑事吉永誠一
新宿セブン
新宿野戦病院
新・信長公記~クラスメートは戦国武将~
深夜食堂[3]
SUITS/スーツ
SUITS 2/スーツ2
水球ヤンキース
スカーレット
好きな人がいること
素敵な選TAXI
素敵な選TAXI[再]
スーパーサラリーマン左江内氏
すきすきワンワン!
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
ストロベリーナイト・サーガ
スナック キズツキ
スパイラル~町工場の奇跡~
スペシャリスト
すべてがFになる
砂の塔~知りすぎた隣人
スニッファー嗅覚捜査官
スミカスミレ 45歳若返った女
住住(すむすむ)
正義のセ
正義の天秤
青春探偵ハルヤ
聖女
せいせいするほど、愛してる
世界一難しい恋
セカンド・ラブ
セシルのもくろみ
セミオトコ
全領域異常解決室
サバイバル・ウェディング
銭の戦争
絶対正義
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]
セトウツミ
ゼロの真実~監察医・松本真央~
先生を消す方程式。
そして、誰もいなくなった
そのご縁、お届けします―メルカリであったほんとの話―
宙わたる教室・宙(そら)わたる教室
それぞれの断崖
それってパクリじゃないですか?
- 過去の連ドラの感想記事一覧(た~な)
DIVER-特殊潜入班-
大貧乏
DIVE!!
大恋愛~僕を忘れる君と
高嶺の花
戦う!書店ガール
玉川区役所 OF THE DEAD
民王
ダメな私に恋してください
タリオ 復讐代行の2人
探偵が早すぎる
探偵の探偵
探偵・由利麟太郎
小さな巨人
ちむどんどん
中学聖日記
超速パラヒーロー ガンディーン
作りたい女と食べたい女
作りたい女と食べたい女(2)
燕は戻ってこない
妻、小学生になる。
デート ~恋とはどんなものかしら~
dele/ディーリー
ディア・ペイシェント~絆のカルテ~
DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~
デザイナー 渋井直人の休日
デジタル・タトゥー
デスノート
テセウスの船
出入禁止(デキン)の女
テディ・ゴー!
デッドストック
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
天国と地獄 ~サイコな2人~
天使と悪魔
天使にリクエストを~人生最後の願い~
転職の魔王様
天皇の料理番
TWO WEEKS
東京スカーレット~警視庁NS係~
東京センチメンタル
東京タラレバ娘
東京独身男子
同窓生~人は、三度,恋をする~
東京サラダボウル
東京放置食堂
逃亡医F
透明なゆりかご
ドS刑事
時をかける少女
毒島ゆり子のせきらら日記
トクサツガガガ
ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~
ドクターX ~外科医・大門未知子~[3]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[4]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[5]
ドクターX ~外科医・大門未知子~[6]
ドクターX~外科医・大門未知子~[7]
ドクターカー
DOCTORS 3 最強の名医
Dr.倫太郎
特捜9
トクメイ!警視庁特別会計係
匿名探偵[2]
とげ~小市民 倉永晴之の逆襲~
ど根性ガエル
突然ですが、明日結婚します
トップナイフ ―天才脳外科医の条件―
とと姉ちゃん
トドメの接吻
隣の家族は青く見える
となりの関くんとるみちゃんの事象
ドラゴン桜(2021年版)
虎に翼
ザ・トラベルナース
ザ・トラベルナース[2]
ドリームチーム
トリリオンゲーム
トレース~科捜研の男~
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
[な]
24 JAPAN
ナイト・ドクター/Night Doctor
ナイトヒーローNAOTO
ナオミとカナコ
凪のお暇
なつぞら
70才、初めて産みます セブンティウイザン。[地上波特別版]
ナポレオンの村
二月の勝者 -絶対合格の教室-
逃げるは恥だが役に立つ
逃げるは恥だが役に立つムズキュン特別編[再]
にじいろカルテ
日曜の夜ぐらいは…
ニッポンノワール-刑事Yの反乱-
日本沈没ー希望のひとー
ネメシス
ノーサイド・ゲーム
ノースライト
脳にスマホが埋められた!
「野ブタ。をプロデュース」特別編
信長協奏曲
信長のシェフ[2]
- 過去の連ドラの感想記事一覧(は行)
バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
バイプレーヤーズ~名脇役の森の100日間~
バカボンのパパよりバカなパパ
白衣の戦士!
ハゲタカ(テレ朝)
ハケン占い師アタル
ハケンの品格[2020]
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
はじめまして、愛しています。
初めて恋をした日に読む話
八月は夜のバッティングセンターで。
初恋、ざらり
花子とアン
花咲舞が黙ってない
花咲舞が黙ってない[2024]
花のち晴れ~花男 Next Season~
母になる
ハヤブサ消防団
ばらかもん
ハラスメントゲーム
ハルカの光
ハル ~総合商社の女~
ハロー張りネズミ
半沢直樹[2020]
半分、青い。
パーフェクトワールド
BG~身辺警護人~
BG~身辺警護人~(第2章)
ヒガンバナ~警視庁捜査七課~
ひきこもり先生
悲熊
美食探偵 明智五郎
人は見た目が100パーセント
火の粉
100万回 言えばよかった
病室で念仏を唱えないでください
病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~
ひよっこ
ひよっこ2
ビリオン×スクール
Believe -君にかける橋-
昼のセント酒
HERO[2014]
ファーストクラス[2]
ファーストペンギン!
ファイトソング
FINAL CUT
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
フェルマーの料理
VRおじさんの初恋
不機嫌な果実
ブギウギ
不適切にもほどがある!
不便な便利屋
ブラックペアン
ブラックペアン シーズン2
フラジャイル
フランケンシュタインの恋
ブラックリベンジ
フリンジマン
フルーツ宅配便
ブルーモーメント
べしゃり暮らし
ヘッドハンター
べっぴんさん
ペテロの葬列
Heaven?~ご苦楽レストラン~
保育探偵25時
ボイス 110緊急指令室
ボーダーライン
HOPE~期待ゼロの新入社員~
ボク、運命の人です。
僕たちがやりました
ホクサイと飯さえあれば
僕とシッポと神楽坂
僕の初恋をキミに捧ぐ
僕のヤバイ妻
僕はどこから
僕らは奇跡でできている
星新一の不思議な不思議な短編ドラマ
星降る夜に
ホテルコンシェルジュ
ホリデイラブ
- 過去の連ドラの感想記事一覧(ま行)
舞いあがれ!
マイファミリー
マウンテンドクター
マザー・ゲーム
マジで航海してます。
まだ結婚できない男
マッサージ探偵ジョー
マッサン
まっしろ
真夏の少年~19452020
真夏のシンデレラ
真昼の悪魔
ママとパパが生きる理由。
ママはバーテンダー~今宵も踊ろう~
○○妻
まれ
まんぷく
未解決の女 警視庁文書捜査官[1]
未解決の女 警視庁文書捜査官[2]
みかづき
ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~
Missデビル人事の悪魔・椿眞子
ミステリと言う勿れ
南くんの恋人
MIU404
未満警察 ミッドナイトランナー
未来への10カウント
民衆の敵
無痛~診える眼~
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~
MOZU Season2 ~幻の翼~
元彼の遺言状
モトカレマニア
もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
問題のあるレストラン
モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-
- 過去の連ドラの感想記事一覧(や~わ)
やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
やさしい猫
ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
屋根裏の恋人
山田孝之の東京都北区赤羽
ヤメゴク
ユーミンストーリーズ2024
ゆとりですがなにか
ユニコーンに乗って
ユニバーサル広告社
妖怪シェアハウス
ようこそ、わが家へ
4号警備
40万キロかなたの恋
4分間のマリーゴールド
[ら]
ライオンの隠れ家
ラヴソング
ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~
ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~
THE LAST COP/ラストコップ
ラストチャンス 再生請負人
ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~
ラストマン-全盲の捜査官-
らんまん
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~
リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~
リエゾン-こどものこころ診療所-
陸王
リコカツ
リスクの神様
リバース
リバーサルオーケストラ
リピート ~運命を変える10か月~
#リモラブ ~普通の恋は邪道~
竜の道 二つの顔の復讐者
路(ルウ)~台湾エクスプレス~
ルパンの娘[1]
ルパンの娘[2]
流星ワゴン
臨床心理学者 火村英生の推理
レッドアイズ 監視捜査班
恋愛時代
レンアイ漫画家
レンタル救世主
レンタルなんもしない人
レンタルの恋
六畳間のピアノマン
6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱
[わ]
ワイルド・ヒーローズ
若者たち2014
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
私たちはどうかしている
ワタシってサバサバしてるから
わたし、定時で帰ります。
わたしを離さないで
私のおじさん~WATAOJI~
私の家政夫ナギサさん
罠の戦争
わにとかげぎす
わろてんか
皆様のおかげで、2025年3月5日に3,700万アクセス達成をいたしました。(御礼の記事)