相棒 season23 (第10話・2025/1/8) 感想
テレビ朝日系・『相棒 season23』
公式リンク:Website、X(旧Twitter)、Instagram、LINE、YouTube
第10話『雨やどり』の感想。
美術館で雨宿り中の右京(水谷豊)は、特徴的な傘を持つ青年に目を留める。翌日、スナックのママが撲殺され、現場にはその傘の痕跡が。右京と薫(寺脇康文)は青年を追い、彼が洋傘店の息子・福丸健吾(碓井将大)であると突き止める。健吾は片想いの女性・塔子(青島心)に傘を贈っており、塔子は半年前に失踪していた。右京は塔子と被害者の関係を探るが……!?
---上記のあらすじは、当ブロブのオリジナル---
●脚本:光益義幸/演出:橋本一 (敬称略)
事件関係者の人間関係に重心を置いた〈物語で魅せる〉に!
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
これを言ってはおしまいかもしれないが。
右京「彼の傘に『フクマル洋傘店』というロゴが
あったものですからね」
この類の、事件関係者との出会い設定であるなら。
「細かいことが気になってしまうのが、僕の悪い癖」の右京(水谷豊)なら、滅多に出会えない傘店の人らしき人物に、冒頭の雨宿りの時点で、洋傘店の息子・福丸健吾(碓井将大)に事情を聞いちゃうのが、右京さんでは?
今回の事件くらいは、右京ひとりで解決できそうでもあるし(笑)
ただし、全体の構成や雰囲気は、最近の『相棒』としては意外と悪くない。
どうも、最近は事件を複雑化することばかりが重視され。
考察系ドラマのような雰囲気に陥る放送回が多い。
でも今回は、事件の複雑化はほどほどに。
むしろ、事件関係者の人間関係に重心を置き、〈物語で魅せる〉 をやったような。
やはり、〈人間が人間を捜査する〉 こそが『相棒』の面白さの一つだから、今回のような内容も大いにやってほしい。
あとがき
前述のように、右京ひとりで真相にたどり着けてしまうような展開のわりに、薫(寺脇康文)の役割も盛り込んで、なかなか楽しかったです。
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/19390/