半分、青い。 (第51回・5/30) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『半分、青い。』(公式)
第9週『会いたい!』
『第51回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
大学の弓道場。律(佐藤健)は、高校時代に出会った美少女・清(古畑星夏)と偶然の再会を果たす。ふたりは、これまでの時間を埋めるように急接近していく。そのころ鈴愛(永野芽郁)はオフィス・ティンカーベルでいつものように原稿と向き合っているが、いくら待っても連絡をくれない正人(中村倫也)の事で頭がいっぱいになり、仕事が手につかない。そんな失敗ばかりの鈴愛に秋風(豊川悦司)は思いもよらないことを命じる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
久し振りに、明日が楽しみでしょうがない!?
律君ったら、幼馴染の鈴愛がいるのに美少女の清に目移りして、一体何をしに大学に行っているの? もう、律と清との恋の行方が気になって気になって、明日が楽しみでしょうがない! って思えってか?
また、片耳失聴の演出でおかしなことが…
いい加減にして欲しいんだよね。鈴愛の片耳失聴の演出の統一ってのをさ。今回の序盤、ボケーっとしている鈴愛の左後方から秋風が近づいて、小声で話し掛けてまでいるのに、一度右を見て左を見て秋風を認識した鈴愛。うーん、どう理解しようか。
左耳では小声は聞こえないとすれば、気配に気づいた訳で、それならまず気配を感じた左側に振り向くはず。逆に右耳の聴力が恐ろしく敏感で、秋風の小声が右から聞こえたから最初に右に振り返ったなら、それほど聴力で困っているようには見えない。でもね。鈴愛は以前に、秋風の言葉を “聞こえないふり” をした前科がある。
これは言い過ぎか。 聞こえないふりをしていたのでは? と疑念を抱かせるくだりがあったのだ。で、先日のラジカセ大音量の一件では、ボクテとユーコの存在を無視していた可能性もある描写。ここまで、その場その場で片耳失聴の描写が違うと、実は失聴は治ってるんじゃないのって思えちゃう。
いや、むしろ片耳失聴のことなんて今の物語にほぼ無関係なのだから、脚本家に相談して触れないようにして貰った方が良いと思う。
最近の鈴愛って、よく話をはぐらかす…
「鯉」や「五平餅」「彫刻刀」の部分なんて、正にそうなんだが、最近の鈴愛って話をはぐらかすよね。それが本題に触れられたくないとか、照れてとか、ユニークな思考回路だとかが原因に見えれば良いのだが、私には秋風への尊敬が感じない…に見えてしまう。
律の大学ライフより、鈴愛の好感度を上げるべき!
それにしても、律の大学ライフを描く必要って何なのだろう? この直後が完全にネタバレのため、申し訳ないがネタバレ部分は反転表示にさせて頂く。
↓↓↓ここからネタバレ↓↓↓
鈴愛は2回結婚する。最初は正人と結婚して離婚。そして、ずっとあとに律と再婚。NHKは律との結婚を「半世紀越しの恋」とまで謳ってる。
↑↑↑ここまでネタバレ↑↑↑
だから、律を描くなとは言わないが、今はそんなに描く必要はないんじゃないのって。それよりも描くべきは、鈴愛。それも、鈴愛の好感度が上がるようなエピソードをどんどん積み重ねること。
しかし、残念なのは、良いイメージや共感出来ることは簡単に描けるが、嫌悪感や不快感は一度付いてしまうと、剥がすのはとっても大変。でも、今のうちにそれをやらないと、今後の鈴愛に応援したくなる出来事が起きても応援し辛くなる。1日も早くやった方がいい。
あとがき
今日の鈴愛は、ボケーとしてインクを垂らしたのと、秋風を小馬鹿にしただけ。あとは、律の恋バナと、ティンカーベルのアシスタント2人の会話と猫とじゃれ合う正人。これだけで15分。視聴者を馬鹿にしてるのかなぁ。もしかして、今回を見て「律と清との恋の行方が気になって気になって、明日が楽しみでしょうがない!」って思える人を対象に作ってるとか? 有り得ない…
最後に。前回の感想に、76回の Web拍手や数々のコメントを頂き、ありがとうございます。もう、片耳失聴のくだりは無しにして欲しいです。それと、鈴愛を普通のユニークで明るい、幼少期の鈴愛に戻して欲しいです。
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