半分、青い。 (第6回・4/7) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『半分、青い。』(公式)
第1週『生まれたい!』
『第6回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
糸電話の実験に成功した鈴愛(矢崎由紗)たちだったが、誤って律(高村佳偉人)が川に落ちてしまう。ぜんそくを患う律を案じて、鈴愛は律を背負って家に届けるが、律の母・和子(原田知世)は、なぜか律を叱り始める。そのころ、自転車で転倒した仙吉(中村雅俊)に付き添って晴(松雪泰子)が岡田医院を訪れる。大事には至らなかったが、院長の貴美香(余貴美子)も仙吉を案じる。夜、晴は鈴愛に糸電話をめぐるある秘密を話す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
突っ込みたい訳じゃない…
「第1週目から突っ込まないで観たら?」なんてコメントを頂戴するが、決して突っ込んでいる訳ではない。あまりに期待が大きかっただけに、「見たかったのは、こう言うのとはちょっと違う」と言うのを綴っているのだ。まっ、そんなことどうでも良いか?
もっと上手に「糸電話」を物語に組み込めば良かった…
さて、土曜日。今回、鈴愛がお腹にいた頃に糸電話を夫婦でやっていたくだりがあったが、主人公がその後左耳の聴力を失うことは周知なのだから、もっと上手に「糸電話」を物語に組み込んだら良かったのに。特に、じいちゃんの仙吉への思いやりを含めて、もう少し丁寧に描いていたら、主人公の性格や人間性が見られたと思う。
第1週なのに主人公の描写が少な過ぎないか!?
先に「見たかったのは、こう言うのとはちょっと違う」と違うと書いたが、例えば不満なのは、第1週なのに主人公がどれだけ描かれたの? ってのがある。多過ぎる登場人物の紹介と中途半端な「糸電話」のくだりのお蔭で、私には鈴愛がどんな人物なのかほぼ分からなかった。まっ、口が達者なのと絵が上手くらいか。
主人公が "騒動" や "脇役" の陰に隠れたのが残念…
突っ込むつもりは無いが、流石に第1週なんだからもっともっと主人公を描くべきだったと思う。主人公とその他の登場人物の関係性はそれなりに描いたと思うが、やはり「胎児時代」まで描いたのに主人公を表現する描写が “騒動” や “脇役” の陰に隠れてしまった印象。
言い換えれば、第1週の前半は勢いがあったが、後半は停滞って感じだろうか? まさかと思うが、恋バナを書くのは得意でも、子どもが絡む家庭的なエピソードが苦手とか? だとしたら、早々に永野芽郁さん時代に切り替えた方が良いかも知れない…
あとがき
いつぞやの朝ドラでも「子ども時代って必要なの?」と書いたような気がするが、ここまで主人公を脇役よりも描かないのなら、最初から第1回の冒頭の雨降りからで良かったかも知れませんね。
最後に。第5回の感想に、67回ものWeb拍手や数々のコメントを頂き、ありがとうございます。今回のナレーションは雰囲気を上手に作りましたね。こう来なくっちゃ。でも、まだまだ鈴愛を描き足りない…と思います。子役時代を2週跨ぎにする必然性を来週に見せて欲しいです。第2週のサブタイトルが『聞きたい!』なので物語が前進するのを期待します。
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