高嶺の花 (第4話・2018/8/1) 感想
日本テレビ系・新水曜ドラマ『高嶺の花』(公式)
第4話・ラテ欄『ついにももの正体が…キャバクラ嬢は天才華道家!?本物のキス!妹からの宣戦布告!怒濤の展開今夜激震』の感想。
結婚破談に月島流の関与を疑う吉池(三浦貴大)に対し、もも(石原さとみ)はきっぱりと否定。さらに、好きな人ができそうだと明かす。一方、直人(峯田和伸)はももとの距離感に戸惑いながらも、彼女とは楽に会話ができることに驚いていた。その頃、龍一(千葉雄大)のことが気になるなな(芳根京子)は、市松(小日向文世)に家元を目指すと宣言。そんな中、直人は秋保(高橋ひかる)から、もものアプローチがゲーム感覚かもと言われ落ち込む。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本:野島伸司(過去作/お兄ちゃん、ガチャ)
演出:大塚恭司(過去作/女王の教室、左目探偵EYE) 第1,2話
狩山俊輔(過去作/フランケンシュタインの恋) 第3,4話
岩﨑マリエ(過去作/デスノート、正義のセ)
音楽:上野耕路(過去作/逃げる女、空想大河ドラマ 小田信夫)
主題歌:エルヴィス・プレスリー「ラヴ・ミー・テンダー」
何となく "見易い" と思えるようになった…か?
まず、褒めたいこと。それは、これまでで最も各エピソード、いや、各パートと言った方が良いだろうか。それらが、散在していたのが、多少なりとも一塊にされて、まとまって見えたこと。そのお陰で、何となく見易いと思えるようになったこと。それと、僅かに直人に関する描写が増えたこと。この2つ位か。
演出や編集で、全体のバランスを整理する事は不可能なのか?
あとは、相変わらず不可解な内容。悪趣味に見える男性目線の解釈で物語が構成され、俳優の裸体を出したり、キスやベッドシーンを付け足したりして視聴率稼ぎをしている印象が強くて…。
前回の感想にも書いた通り、本作の公式サイトには、『怒濤の純愛エンターテインメント』と書いてある。タイトルは『高嶺の花』。だから、何度も書くが『高嶺の花』と『純愛ドラマ』が描かれなければ意味が無い。だが、実際にそこが描かれていない。
やはり、全体のバランスが悪いと思う。これだけの俳優陣を揃えて、これまでの2人の演出家も悪くない。なのに、面白くない。脚本家の "グセ" が影響していると言ってしまえば、それまでだが、演出や編集でもう少し上手くやりようがあるような気がしてならない。
あとがき
せめてもう少し、ももと直人パートと家元跡継ぎパートのバランスを整理して、更に2つの繋ぎ目を滑らかに出来ないものでしょうか。何か、幾つものドラマのダイジェスト版を見ているような錯覚を覚えます。それと、相変わらず「高嶺の花」が描かれないもどかしさ…
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