月初めなんでミニカーです。今回のお題も007で、 50周年記念作にふさわしい大傑作だった『007/スカイフォール』です。 という訳でBGMはこちらで…
この作品はMが準主役みたいなもんで登場時間も多い訳ですが、 そのおかげで彼女専用の送迎車が登場しました。 それがジャガーXJL2011年型で、イギリス車なのは国営組織なんで当然ですが、 ロールスロイスでもないしアストンマーチンでもなくて、ジャガーというのが渋い選択です。
このジャガーの最新型でロンドンの街を走り回るMの姿が印象的で、 移動中に本部の爆破を目撃することになるというなかなかドラマチックな展開を迎えるため、 このクルマのミニカーが欲しいなぁとぼんやり考えてました。 やがて敵の狙いがMの命そのものだと解ったボンドはMの命を守るために 専用車ごと「誘拐」し、ロンドンからスコットランドへ向かうことになり、その展開にも納得ですが、 途中、ただ一つだけ、どう解釈すればいいのかお手上げの部分があります。
それは、どこかのガレージで「ここで車を変えます」と言って、乗り換えさせるシーンです。 Mの公用車がジャガーだということは、一般の警備員は知らなくてもMI6には知れ渡ってるし、 トレース用の電波発信機も隠してあるに違いないので車を乗り換えることには 何の疑問もわかないんですが、問題はその時乗り換えたクルマです。
そう、それはアストン・マーチンDB5で、『007/カジノ・ロワイヤル』で金持ちから巻き上げた アメリカ仕様でない英国仕様でした。まぁそれだけなら気に入って英国仕様に改造したとも 考えられなくはないですが、問題はその車が数々の秘密兵器搭載の あの『007/ゴールドフィンガー』に登場したボンドカーだったことです。 ナンバーまで一緒のそのクルマはMI6の公用車ならまだしも完全にボンドのマイカーだし、 そもそもクレイグ・ボンドの世界観は『カジノ・ロワイヤル』でリセットされたはずなんで そのボンドカーが存在してはいけないんですよ(笑)。(°∀° )
まぁこの辺はオールドタイプの「ジェームズ・ボンドのテーマ」も高らかに突っ走るんで 単なる50周年のシャレだと割りきった方がいいのかもしれませんが、 リアルを貫き通した『スカイフォール』だけに釣り針がデカすぎる感じです(笑)。
それはさておき、印象的なMのジャガーですが、封切り当時はジャガーの1/43ミニカーが、 少なくとも007仕様では見つかりませんでした。 ドラックスさんのブログで缶コーヒーのオマケを紹介してたけど、 そっちはペルパに近い全長5.5cmの極小サイズなんですよね。 今はやっと1/43で出たけど1万5千円もするんで、標準スケールを第一とする私は そっちを選ぶべきですがイチゴーは高すぎで一長一短だなぁと感じてたし、 今となってはコーヒーオマケの方はオクで見かけません。 こりゃスルーでいいかと思っていたところ、コーヒーオマケが全6種セットで780円という 原価割れの値段で駿河屋に出てたので、もうポチっちゃいました。
駿河屋は今年の前半当たり人員削減が限度を超えたみたいで、それまでは数日だった 発送までの時間が2週間近くかかるようになっていて急ぎの買い物には使えなかったんですが、 徐々に改善され、今はTOPページに遅延のお詫びは載らなくなってます。
この時は10日位で発送されましたが、正式名称は「ジャガー&ランドローバー ブラックプルバックカーコレクション」全6種セット(2011年ジョージアキャンペーン品)だそうです。
とくに007をにらんだセットじゃなかったようですが、 缶コーヒーはライバル会社であるサントリーのボスが007やバットマン等 凝りまくったオマケをつけてくれてたんで それに対抗して珍しいあたりをラインナップしたら、 翌年たまたま007にヒットってとこでしょうか?
オマケ1つだけだと何なんで、今回は最後に、もう1台おまけを使って 位置不明のボンドのガレージ(物置)の中で2台が揃っているっぽい写真を撮りました。 ボンドカーとMカー、貴重な2ショットです(笑)。 ホントはジャガーはガレージに入ってないんだけど(゚ε゚)キニシナイ!! ドラックスさん、貴重なミニカーの存在を教えてくれてありがとうございました。_(._.)_
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