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キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
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植物オタクとロボットとの道行
先日、BSで『サイレントランニング』をやってました。

Silent_running.jpg
この映画、日本では日曜洋画劇場が初お目見えだったりするんですが、
著名な名作SF映画なんでもう何回も観てます。
でも今回の放映は素材が良くて映像が鮮明で細部がよく見えるのが嬉しくて、
また最後まで見てしまいました(笑)。
未見の方のために簡単にストーリーラインを説明するので知りたくない人は、
以下しばらく飛ばして読んで下さい

以下ネタバレ
時は未来で地球上に植物が無くなったため、温室を多数つなげたような宇宙船で
植物保全の任務に就いている植物オタクの主人公が、本部の方針変更で植物を
破棄しようとする三人の同僚(彼らは単に仕事でやってて植物保全に興味がない)と対立し、
そのうちの一人をはずみで殺してしまい、犯行を隠すため
残りの二人は宇宙船ごと爆破するという暴挙に出ます。
地球との連絡も絶ち、一つ残った植物ドームで植物の世話を堪能する主人公でしたが、
寂しくて作業用のドローン三体に名前をつけ、人間扱いし始めます。
そんな楽しい生活もやがて地球の船に発見され、遭難中と報告してたため
救助に来るとの通信を聞き絶望した植物オタクは、二体残ったドローンのうち、
五体満足な一体に植物の世話を頼み、自分の不注意ではねて不完全になった
ドローンを道連れに自爆します。一人残ったドローンは宇宙を漂う植物ドームの中で
いつまでも植物の世話を続けるのでした。
ここまでネタバレ

このようにストーリーだけ追えば、DQNな植物オタクが自滅する話で、
この主人公の性格は映画が製作された1970年代だと気味の悪いだけで、
同僚三人と対立し酷いことをしておいて、彼らのことを好きだったと言う主人公を、
かつての私は「なんて身勝手な奴だ」としか思いませんでした。
でも2010年代の今、人生経験を重ね他人から苦渋も飲まされてきた今の私には
その悩む気持ち、共感できないけど、解らないではありません。
現実にもこういうタイプの困ったメンヘラいますよね('A`)
ちゃんと同僚と話し合い、自分だけは残ると強く主張すれば、
自分たちが地球に帰れさえすればいい同僚は、きっと見逃してくれたろうに、
そのあたりのボタンの掛け違えが悲劇に発展するシナリオには、
SFによくある、地球の危機を救ったり侵略者と戦う爽快さは無くて、
極めて個人的かつ無意味な展開ですが、だからこそ人間の業を描いてる気がします。

さて、この映画の本当の主人公は植物オタクのブルース・ダーンではなく、
3体のドローンたちです。最近「ドローン」という言葉は、日本では無線操縦で飛ぶ
小型ヘリになってしまいましたが、かつては「非人間型自立式ロボット」を意味しました。
この映画でのヒューイ・デューイ・ルーイの3体は、ダーンによってドナルド・ダックの3匹の甥の
名前がつけられたものですが、ルーイは命名より前に宇宙の藻屑と消え、脚先だけに…。( TДT)
残ったヒューイとデューイは音声機能は無いので一言も発しませんが、甲斐甲斐しく働き、
人間以上に生き生きとしています。というより、このドローンたちに感情移入できるかどうかが
この映画を楽しめるかどうかの分かれ道で、感情移入できた人にはSF映画の傑作、
できなかった人にはメンヘラがオーバーに騒いだり、カッコ悪い機械がモソモソ動くだけの
退屈な映画ということになってしまうでしょう(苦笑)。

監督はSFXの大家ダグラス・トランブルなんで特撮は凝っていて、
jupitermachine.jpg
土星通過シーンには『2001年宇宙の旅』の木星シーンの撮影にも使われた、
惑星を立体的に表現できる画期的な仕組みジュピターマシンも使われ、
『2001年』は本来は土星が舞台だったのを上手くいかずに木星に変更した
その仇を討ったりしてるんですが(笑)、知らないと気づかないだろうし…。

私はもちろん、3体のドローン目当てでこの映画を観たのでその一挙一動に
萌えこそすれ退屈なんかしなかったので(笑)、ルーイの遭難には涙したし、
植物オタクが退屈しのぎに宇宙船内で他の3人がやってたように
カートで爆走してヒューイを跳ね飛ばし破損させ、一応の修理はしたけど
元通りにはできなかったのにはナンダカナぁと思ったし、
破損してもヒューイは一応自力で歩けるし、植物の世話の補佐くらい
出来たはずなのに、「お前は足手まといになるから」と道連れにする
植物オタクの身勝手さには心底激怒しました。ヽ(`Д´)ノ

この3体のドローンには心を奪われるマニアは多いようで、
大手メーカーからの商品化はありませんが、ガレージキットなら昔からたくさん出ています。
1980年代初頭のゼネプロ第一回商品ラインナップにも、もちろん無版権だけど(爆)あって、
『メトロポリス』のマリアと『禁断の惑星』のロビーは買ったけど、
ドローンはスケールが合わなかったのでスルーし、自作しました。

1984ROBO2.jpg
その時は青いデューイだけで、以前お見せしたように他のミニロボットたちと並べて飾ってましたが、
約35年後の今、鮮明に見れたのに感激して、残りの2体もデッチビルドしちゃいましたよ!\(^o^)/
基本的にヒューイとルーイは同じ形でデューイは下の部分が大きいんですよね。
hdl.jpg
丁寧に作ったデューイに比べると、1日でデッチ上げたヒューイとルーイは
アラが目立つけど、(゚ε゚)キニシナイ!!
台座は宇宙船ヴァレイ・フォージ号のパネルの形風にしてみました。

この映画は、一人残ったデューイが健気にも植物の世話をし続けるシーンで終わりますが、
そこに流れるのがジョーン・バエズが歌う主題歌の「リジョイス・イン・ザ・サン」(太陽の下での喜び)です。


Fields of children running wild
In the sun
Like a forest is your child, growing wild
In the sun
Doomed in his innocence
In the sun

子供たちは太陽の下、野原を元気に駆け巡る
森はあなたの子供のように、太陽の下、元気に育つ
でも彼の無垢さは、太陽の下、失われる

Gather your children to your side
In the sun
Tell them all they love will die
Tell them why
In the Sun

あなたの子供たちを、太陽の下、あなたの近くに集めなさい
そして彼らに伝えなさい、愛するものたちが、やがて死ぬことを
それが太陽の下に生きるものの理であることを

Tell them it's not too late
Cultivate, one by one
Tell them to harvest and rejoice
In the sun

彼らに伝えなさい、まだ遅くはないことを
命じなさい、一人ひとりが耕すことを
彼らに伝えなさい、太陽の恵みを収穫し、感謝することを

さすがはジョーン・バエズで、自然と人間と(そして神)の関係に
難しい言葉は全く使わずにサラリと言及する奥深い歌詞です。
この歌を主題歌に掲げ、なんとなく似た展開をしているということは、
この映画の主題は「人間と自然と天の恵み(神)の調和」で、 
「まだ遅くはないんだよ」との優しい歌声に包まれたデューイのその後は
きっと幸多いもので、植物オタクの罪もきっと許されたんだと、私は信じます。

テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

エクスプラスが呼び損なった「影」( TДT)
先日、最終回を迎えた『警視庁いきもの係』というドラマがありました。
「犯罪絡みで飼い主がいなくなった動物を預かる係が警視庁内に設立された」
という設定だったので動物好きな私はなんとなく見ていて、
ナントカいうちんちくりんの主演女優にも小動物的な親しみを覚えてましたが(笑)、
その最終回の前エピソードで、フクロウの名前に「ガッポ」と付けてるのがあって、
おおっと思っていたら、最終エピソードに出てくるテロリスト集団が
「ギヤマンの鐘」と名乗り、あの鐘の絵を犯行のマークとして使っていたので
こりゃ、原作者か脚本家かプロデューサーが間違いなく
「仮面の忍者 赤影」のファンだなぁと思ったんですが、そう言えば
前回エクスプラスの千年ガマをお見せしたのが2015年の2月末で、
また2年半も空いてたので(笑)、急きょ、赤影の3回目をやることにします。(°∀° )

ロケットプロの先走り的熱意にまたまた水を差したのがエクスプラスの
赤影シリーズだったのは前回お伝えしたとおりで、最初にスタンダードサイズで、
金目像&甲賀幻妖斎、千年蝦蟇&蝦蟇法師、アゴン&虫寄せ風葉の三種が出ました。
pakeuraakakage.jpg
そしてそのパッケージ裏に以降の発売予定が載ってたんですが、
写真では読み難いかも知れないんで書き連ねると、上から
・千年蝦と蟇法師(がまほうし)
・金目像と甲賀幻妖斎(こうが げんようさい)
・アゴンと虫寄せ風葉(むしよせ かざは)
・ドグマと人むかでの矢尻(ひとむかでのやじり)
・ガバリと蟻身眼兵衛(ありのみ がんべえ)
・ガッポと流れ星左十(ながれぼし さじゅう)
・ジャコーと十六夜月心(いざよい げっしん)
・ジジゴラと魔風雷丸(まふう いかずちまる)
・グロンと夜目蟲斎(よいのめ ちゅうさい)
・ガガラと口無水乃(くちなし みずの)
・怪竜と青影
・赤影

実に十二を数える夢のような面々でしたが最初の三種が絶望的に売れなかったらしく、
それらは発売されませんでした…。(ノД`)
この企画のまま出揃っていればさぞ素晴らしいコレクションになったろうに残念です。

前回はこの中から千年ガマをお見せしたので今回は金目像を取り上げます。
kinmesama3sides.jpg
エクスプラスらしいリアル造形の硬質ソフビ製で、全高約19.5cmのスタンダードサイズですが、
後に出たドリームロケットのより、たぶん一周り小さいんじゃないかと思います。
予算の関係で両方買うのは無理なんで、間違ってたらゴメンナサイ( TДT)
こっちにも2~3cmの極小幻妖斎が着いてますが、写真取るの忘れたんで省略w

でもまぁエクスプラスが討ち死にしたんで、ドリームロケットが赤影の版権を
取れるようになり、ほとんどが予約先行の少量販売ながら
ラインナップを拡充していった訳なんで、モノは考えようかな?
もしかしてエクスプラスが販売形態を、安価ブリ入り大量販売から
予約を取っての限定販売に切り替えたのは、
ドリームロケットの赤影での成功を横目で睨んでのことかもしれません。(°∀° )

以前正月の御挨拶の代わりにお見せしたのはエポックのガチャで、これも結構
高値行くのが普通ですが、数回粘ってやっと全種を2000円で手に入れ、
それにエクスプラス3体をオクでセットで4500円の投げ売り時に買っておいたのと、
これも以前買っておいた1/300大人プライズ姫路城をスケールのベースにし、
大きな建物や遠景は1/300前後、小さな建物や近景は1/150前後で揃えた簡易ジオラマです。

万博会場や銀座の街、さらにはゴーストバスターズ背景のニューヨーク等、
以前もこの種の簡易ジオラマは作ったので、いつものように鉄道模型のストラクチャーを
利用しつつ無い建物は自作すればいいし、今回はどこの街と決めないなんとなく時代劇の街、
いわば「fziro時代劇ムラ」なので楽勝だと思いましたが、ここに大きな問題が!
そう鉄道模型ストラクチャーには江戸時代の建物がほとんど無いのです。ガ━━(;゚Д゚)━━ン!! 
江戸時代、日本には鉄道は無いのでよく考えたら当たり前なんですが(苦笑)、
いくつか使えそうな古びた建物はあるし、寺や神社の類なら情景プラモデルも
あるからナントカナルデショ!(°∀° )

261603_2038564549_234large.jpg
ということで、千年蝦蟇に踏み潰される寺や背景によく出てくる五重の塔が欲しかったので、
いくつかある寺社のプラモデルから、童友社の興福寺を選びました。
童友社は1/400でいくつか情景プラモを出しており、いずれ拡張の際に
同じスケールで買い足しができるのと、興福寺のキットには、本殿と塔の他に
多角形の渡り廊下付きお堂がセットされていて、それがある用途に使えそうだったからです。

261603_2039162723_41large.jpg
という訳で、今回はその街に金目像と千年ガマを配置した簡易ジオラマを最後にお見せします。
城の上に何か乗ってるのと、右端に何かチョロっと見えてますが、
それはまた別の機会に!(°∀° )

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現実味を帯びてきたゴールデンアイ('A`)
9月3日の日曜日、午後からは災害で延期になっていた眞子さまと海の王子の婚約会見が
行われることになってましたが、北朝鮮がそれをあざ笑うかのように核実験を強行しました。
これまでの実験の地震波よりは遥かに強烈な振幅を地震計が観測し、
北朝鮮が主張する「以前の数十倍の威力の水爆」というのが全くのデタラメではないと
伺わせますが、今回、北朝鮮はさらに物騒な主張をしてきたのです。
それは「今回の水爆は直接に地表を狙わずとも、PAC3やイージスの有効射程距離外の
上空で爆発させることで、その下の地表に壊滅的な電磁パルス攻撃を加えられる」というものでした。
このニュースを伝えてた橋本大二郎キャスターが「電磁パルス攻撃とは
一般には馴染みがないものですが」と断わりを入れてサブキャスターが図解で説明してましたが、
たとえ一般は知らずとも我々007マニアにはおなじみで、『ゴールデンアイ』のあの攻撃ですね。
強力な電磁波が地表に降り注ぐことで、その地帯の電子的な機械一切を作動不能に陥らせる
というもので、『ゴールデンアイ』ではジェット戦闘機が 操縦不能で落っこちて大惨事になってました。
GoldenEyesatellite.jpg
という事で、今回は緊急企画で『007/ゴールデンアイ』に登場する
衛星兵器ゴールデンアイを取り上げます。

これはソ連時代に核攻撃へのカウンターアタックとして開発された設定で、
ヤヌスが強奪して全世界への攻撃を仕掛けてくる展開でした。
たぶん市販模型は無いと思いますが、今年前半、マイブームの波が007にキテる
時期があって、劇中写真を見てるうちに「ヤクルトの容器に似てね?」と思っちゃったので、
得意のデッチビルドを発動させました(笑)。
デッチビルドなんで細かいディテールはテキトーですが、機首部分だけは形状が上手くできなくて、
何度も粘土を盛り直しましたが、形がナニに似てるんでヘンな嘆息が漏れたもんです(苦笑)。
材料費はゼロ。かかったのは時間と手間だけですが、デッチビルドでディテールは
テキトーなんで三面図は省略ですが、一応の特撮はやってみましたよw
YAKULTGOLDENEYE.jpg
どうすか、上の画面写真と比べて、そんなに遜色はない、ト(°∀° )イイナァ

映画を封切りで観てた時は驚嘆しつつも、まぁありえない話だなぁと思ってましたが、
今は1995年よりコンピュータ制御は一層進んでるので都市のあらゆる機能が失われてしまいます。
自動車だって電気制御部分が作動不能になるので、電気駆動車はもちろん
ハイブリットカーも動かなくなり、かなり旧式の完全自然吸気型の
1960年代以前の自動車でもないと使えません。
使えないだけならまだしも走ってる最中に攻撃をくらったら、その場で停止し、
横転やスピンで周りの車を巻き込んで大事故に発展しかねません。
他にも様々な障害が考えられるので、詳しくはこちらを御覧下さい。


また007を現実が追っかける展開ですが、北朝鮮と007って、
2002年の『ダイアナザーデイ』で北の将軍の息子ムーン大佐が巨大ダイヤ衛星で
地球の要所要所を焼いたけど、今回、リアルムーン大佐である金正恩が、
ゴールデンアイ攻撃で世界を攻撃すると脅してる訳です。
金正恩は昔の写真によるとどちらと言えば痩せ気味で暗い表情をしてたのに、
国家主席を次ぐために祖父の金日成そっくりになるように太らされ、
整形手術まで受けて今の姿になったそうですが、
そのあたりも007の巨悪を思わせますよね。('A`)
まぁ金の狙いは世界からお金を巻き上げることで、実際に攻撃をする気は無いと
思いますが、やってることはまさにブロフェルド。((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
今こそ007が必要だけど、もちろん現実にはいません。

QE級空母
しかしイギリスは黙って手を込まねいている訳じゃなく、アジア海上に最新鋭の、
艦橋が2つあるクイーンエリザベス級空母を派遣するとメイ首相が表明しました。
メイおばさんは架空社会でも現実でも頼りになりますねぇ…(°∀° )   
もちろん、すでに複数空母を日本海付近に出撃させることで北朝鮮を威嚇した
アメリカのトランプ大統領も黙ってはいないでしょうし、
金正恩が愚かな行動を慎んでくれることを願うばかりですが、
大陸間弾道弾とみられるミサイル発射準備に入ったという情報も
飛び込んできたんで予断は許しません…。、



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