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キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
古い項目にも御遠慮なくどうぞ!

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チープトイガン事始め!ヽ(´ー`)ノ
あんまり熱心なマニアじゃないけど、オトコのコだからモデルガンに興味が無い訳もなく、
子どもの頃はまだ友人の兄貴がモデルガン改造品を撃つのを後ろの方で見たり(オヒ)、
その辺でウロウロしてた足して20のオッさんたちをおだてて
コッソリ見せてもらったりしてますた。(キャーコワヒー!

中学の頃はポン中がラリって近くの高層マンションに立てこもり、
警官隊との撃ち合いを演じるというドラマ顔負けのことが起こったりして
なかなかスリリングな日常でしたが、まぁモノホン身近で見ちゃったから、
それ以上の興味を示さなかったとも言えよう(爆
それから、南米行ったとき撃たせてもらったしね(合法です、念のため)

つうことでモデルガンコレクターにはならなかったんだけど、
その後のガスガン・エアガン・電動ガン等々のトイガンの進歩には興味津々で
メッタに買うことは無かったですが、掲示板等で話題になった時は楽しんでました。


それが2年ほど前、震災後でコレクション熱が醒めかけている時に
とある画像掲示板で話題になったのが「炎のシューティングガン」で、
robocopgun.jpg
そう、ロボコップの標準装備のオート9のチープトイガンだったのです。
以降、こちらを聴きながらお読み下さい。

ベレッタの93Rや92Fをベースに改造されたブットイ架空の銃ですが、
あのロボコップの脚にカシャッと挿入されるシーンは
メカフェチ大感激の描写でしたね。ヽ(´ー`)ノ

魅力的なアイテムだけにちゃんとしたトイガンも公開以降いくつか出まして、
昔から欲しかったんですが、ウン万以上の高値ではよほど気合いを入れないと
手に入る訳もなく涙を呑んでました。でも、その時話題になったコレは
なんとダイソーで売ってる、つまりはたったの100円! (゚ロ゚ノ)ノ!!
コレは手に入れるっキャないと近場のダイソーに急行し、めでたくGETした訳です。

auto9SOLO.jpg
軽いブロアー素材なんで重量感もハードディテールも無いし、
引き金引いたら機械音と共に火花を発するギミックが付いてるのが
なんとも時代錯誤で泣けるし、実物と較べたらやや小さいんだろうけど、
それでも約27cmあるし、なんてたって100円ですからねぇ!(・∀・)
これ近場のダイソーでは最後の1コだったので、ダッシュした甲斐がありました。
その後、タマに再販されることも有ったんで、気になった人はダイソーへGO!


う~ん、でも、マーヒーゴッコするなら、ぜひともこのアイテムも手に入れなくては!
ROBOCOPNEBUKURO.jpg(参考写真)
そう、なつかしのロボコップ寝袋で、へろへろのディテールが
100円オート9とちょうど釣り合うし!(爆笑)


今、新作のロボコップを製作中みたいで、かなり外見変わるようなんで
ヤキモキしてる訳ですが、

オート9はどうなっちゃうんでしょうねぇ…。
ま、おとなしく日本公開を待つとしましょうか…。ヽ(´ー`)ノ


この「炎のシューティングガン」の入手により、それまで潜在的にチロチロ燃えていた
トイガン収集に火が付いた訳ですが、その経過はまたオイオイお伝えしましょう!

テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

母の日と父の日
我が家ではお祝い事は該当者が強く主張しない限りは全くやらないのが普通でしたが、
今年は父の死というスルーできぬビッグイベントがあり、母がさすがに落ち込んでました。
そこで母の日に、当日は母が終日外出で夕食は私一人で近場で食べることになったので、
外食を止めて大盛りカップメンにし、浮いた予算でカーネーションを買うことにしました。
花束の予算は無いので数本だけで、赤と薄緑(黄色も欲しかったけど無かった)を
選びましたが、帰り道、黄色い野菊が刈られて道の脇に積まれているのを見つけたので、
これ幸いと拾ってきました。なんでもその黄色い花は外来種で、(御用)学者集団が
撲滅を推奨してるそうですが、別に毒でもなく、単に学問的意味だけで刈り取るのは
ナンセンスだけど、これ幸いと公は刈り取る予算を計上してるんだろうなぁ…。('A`)

かくして、別の花が混じったけど赤・緑・黄色とカラフルになった花束(笑)を花瓶に生け、
ダイニングのキッチンに置いていたところ、夜、帰ってきた母がこの上なく喜んでくれて、
小さな親孝行ができたのでした。


何事もバランスと調和を重んじる私(笑)としては「母の日を祝ったからには父の日も」と
なりますが、もう父はいません。「孝行をしたいときには親は無し」の格言そのままで、
昔の人の教えが重くのしかかりますが、ここは一つ前向きに考えようと、
私が幼少時期に父が東京出張の度に買ってきてくれたミニカーの中で、
父もよく憶えていて、ここでも紹介したシュコーのビッグスケールBMWの
フォーミュラーカーを、遺骨が置かれている祭壇に備えることにしました。
父からもらったミニカーの王様として、子供としては大事に扱い損傷も少ないこのクルマ、
最近、NETで調べたところ、同じ規格のミニカーが他にも出ていることが解り、
お供えが一つだけでは寂しいので、そのシリーズのどれかを手に入れてやろうと
したんですが、40年以上前のドイツからの輸入品だけに国内ではミニカー屋の在庫は
見あたらず、ヤフオクでも年に数回出る程度…。eBayでやっと20個程見つけましたが、
箱付き美品では5万円のお値段! (゚ロ゚ノ)ノ!! 
これでは手も足も無理で舌しか出ませんが、程度が普通の中古なら数年円程度でみつかり、
こっちなら海外からの送料等を加えても何とかなりそうだと、いくつか入札した結果、
落札できたのが、こちらのアメリカから出品されていたロータス33で、
ebay.jpg
ちょうど父の四十九日の朝が入札締切だったので、落札を確信してたブツです(笑)。
その後の経過も順当で、売り主が3日程でセカイモン流通センターに送ってくれ
(これはアメリカでは異例の早さで、普通は10日以上はかかる)、センター内で一週間程
行方不明でしたがこれはいつものこと(人手不足で配達物をすぐには検品できてない)で、
結局二週間で手元に届きました。この一週間のロスを無くせばセカイモンの評価も
もっと上がるだろうけど「落札価格の15%または500円」の手数料ではコスト的に
これ以上人手は割けないんだろうなぁ…。

このロータス、実際に届いてみると、ボディ前にはカケがあるし、ハンドルは折れて紛失、
シートもどっかに飛んでたんで、元のページの小さい写真を拡大しよくよく見ると、
たしかにそのダメージは写ってましたが、説明文には一切その辺はありません(苦笑)。

Very used but otherwise working wind up lotus,
         probably from late 1960's only one owner.

とても使い込まれてるがゼンマイは効くロータスで、たぶん1960年代末のワンオーナー品

説明たったこれだけなんだもんなぁ…。┐(´ー`)┌ 黄色いラインがハゲチョロケなのは
解ってたから気にしませんが、これじゃはっきり言って、元から持ってるBMWの方が
程度いいけれど補修できそうなので諦めて、レストアしたのがこちらです。
lutus33main.jpg

オヤクソクのデータ的なものは、
lutus33 3sides
全長21.5cm、シャーシとサスペンションは金属製でボディ上部はプラ製、ホイールは着脱可能で
前輪はハンドル連動、壊れてないゼンマイを巻くと中央の弾み車と後輪が連動して走り出すのは
先のBMWと同じですが、こちらのシャーシにはなぜか馬力等のデータは刻まれてません…。
状態は良くなかったけどメッキが生きてたのは、アメリカの乾燥した空気のおかげかも?

しかしこのオモチャをハンドルがぶっ飛んだり、ボディ前部が割れたりするほど走らせて遊んだとは
さすがアメリカ人のガキで(笑)、メリケンなオオザッパさでも、それだけ勢いを付けて走らせられる
空間があるという点でも、狭い島国のガキでは太刀打ちできませんわ!(°∀° )

Grand Prix Movie
ロータス“クライマックス”33は1960年代後半に活躍のF1カーで、1966年の映画『グランプリ』でも
主役級ではありませんが激走する姿が見られます(上写真、右端)。

シュコーの1/16フォーミュラシリーズには9種類の車種があり、モノによっては
動力がゼンマイのとダイナモ(昔懐かしいレバーを手回しするゼネコン)のとが用意されているようで、
さらにゼッケンナンバー違いやボディーカラー違いも有るうえに、完成品が普通ですが
キットフォームでも発売された車種すら有り、バリエーションを重視する人には
オサイフにも場所的にもツライ商品と言わざるを得ません(苦笑)。
私はバリエ無視派なので気にせずにどれか1つあればいいんですが、
BMWがシルバーのドイツナショナルカラー&ゼッケン6番なので、
ロータスは英国のナショナルカラーのグリーン&ゼッケン1番のコレにした訳です。

2台並べてみるとコレクター心がムラムラと涌いてきて、同規格のミニカーを
あと1台は欲しいところで、日本人としてはホンダのも加えたいですが、
残念ながらラインナップにはありません…。

SCHCO FORMEL2
こうして、ピカピカという訳にはいかないけど、横のBMWと同じ程度にはレストアできた
この2台を祭壇にしばらく供えることになったんですが、最初はいぶかしんでいた母も、
由来を話すと気に入ってくれて、父の日以降も居間の一角にある飾り棚に飾ると言い出しました。
これは、どこの家にもある高級食器やちょっとした人形を置いてあるガラスケースですが、
正直、自分の部屋にはこんな大きいミニカーは飾る場所が無かったのでラッキーで、
今後、そのケースを少しずつ浸食してやろうかと秘かに思ったりもしてます。(°∀° )

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とっても大好きロビー・ザ・ロボット!
新装開店の『キャラクターミニカー秘密基地』、今後はミニカー以外も取り上げますが、
まずはロボット玩具の登場で、今回のメインはロビー・ザ・ロボットです。

fb-onesheet.jpg
1956年公開の『禁断の惑星』で初登場したロビーは、SF的作品の中で
ロボットと言えば人型か四角い箱形のが圧倒的多数だった時代に、
それらとは全く違う円筒を組み合わせた様な独特の形状を持っていました。
それ以前の著名な例外として『メトロポリス』(1927)に登場したロボットのマリアが
ありますが、あのメカニカルな外観は未完成の状態で、表面に本人からトレースして
電送された皮膚を被せ全く人間と変わらぬ外見が完成体で、劇中大部分その状態なので、
この丸っこい形で活躍するロビーがいかに当時インパクト大だったことでしょうか…。
ロビーのデザインがいかに革新的だったかは、メインタイトルでも人間の主演が
三人一緒の紹介なのにロビーだけ一枚看板でドーンと紹介されていたことからも解り、
ROBBY CRESIT
いかに周囲がロビーに自信を持ち、期待していたかを表しています。

この『禁断の惑星』がいかに優れた映画かは今さら多くを語る必要はないですが、
もし御覧になっていない方がいたら、なるべく早く観て下さい。
SFを全く評価しない人以外は、観なければならない映画の1本だし、
nielsen-francis-color.jpg
SF音痴の人でも、ヒロインのアルテア役のアン・フランシスの美しさには
目を奪われること間違い無しですぞ(笑)。
後に『裸の銃』シリーズで人気を呼んだコメディ俳優のレスリー・ニールセンが
さっそうとヒーロー役やってるのも貴重だし。(°∀° )


ロビー人気は印象的な外見に加え、この映画が傑作だっただけに爆発し、
翌年にロビーをスピンオフさせた続編『宇宙への冒険』が作られました。
invisible_boy.jpg
しかし予算はかなり削られたようで、前作のカラー・ワイドから
モノクロ・スタンダードになってしまい、この種の続編モノが低予算なのは
オヤクソクですが、あまりに酷い仕打ちだと思います…。
舞台は現代の地球で、『禁断の惑星』は23世紀の話だったのと矛盾しますが、
一応は、ある研究で行方不明だった某博士が実はタイムマシンを完成させていて、
2309年の未来からロビーを現代に持ってきたという説明がなされます…。('A`)
苦しいなんてもんじゃない突飛な設定だけど、そこは子供向け映画なのでガマンです(笑)。
それから、こんな邦題ですが、前作の最後で宇宙船を操縦していたロビーが、
再び宇宙へと乗り出す話じゃなく、現代の研究所の巨大コンピュータが自我を持ちはじめ、
少年ティミーを天才にしてしまい、そのコンピュータに操られるティミーが手足として
ロビーを動かし様々な悪事を試みるのがメインのストーリー。300年以上未来のしかも
その当時の地球より遥かに進んだクレル文明のテクノロジーで作られたロボットである
ロビーより、現代の巨大コンピュータの方が全ての面で優れている設定も腑に落ちず、
どうもこの続編の脚本家はちゃんと『禁断の惑星』を観ずに仕事をしたようです。('A`)
SUPERCOMPUTER.jpg
せっかく美術さんがいい仕事をして、コンピュータのメイン部分の外見をロビーの頭に似た
透明ドームにして「コンピュータに操られるロビー」という絵柄に少し説得力を持たせてるので
「ロビーを研究した解析結果でコンピュータが作られた」等の設定にすればよかったのに…。
「知能を持ったコンピュータが、動けない自分の手足代わりの機械を装備する」ことは
あの超傑作SF映画『2001年宇宙の旅』でも使われるSF的要素の高い概念だけに、
13年も先んじたこの『宇宙への冒険』がそれをあまり活かせなかったのは残念です。
「イドの怪物を生み出したテクノロジーが、今度はマシン自体をイドの怪物化させる」
これがメインテーマとして前面に打ち出されていたら、続編にふさわしかったのになぁ…。

ただ、有名ホラー研究家の石田一氏の指摘によると、
「算数の簡単な計算も出来ないオバカな少年が、未来から来たロボットと仲良くなり、
イロイロな道具を作ってもらい空を飛んだり透明になったりして悪戯をする…」という
この映画のあらすじは『ドラえもん』とそっくりで、元ネタじゃないかとのこと。
確かにその通りで、もしかしてドラえもんの外見が丸っこいのもロビーの影響かも?(笑)

その他にもロビーが出る作品はたくさんありますが、顔見せ程度の登場が多く、
やはり『宇宙家族ロビンソン』に登場し、フライデーと戦ったことが一番記憶に残ります。
ロビーとフライデーとはデザインが同じ日系人のロバート木下さんなことも
このエピソードをより印象深くしているのかも知れませんねぇ…。

ロビー登場の1950年代中盤は、日本ではブリキ製玩具が盛んに作られていた時代でした。
丸みを帯びた円筒形の組み合わせでも、何とかブリキ加工で作れる形だったこのスターに
オモチャ業界が飛びつかぬ訳がなく、たぶん四角いロボットは作り飽きていた職人達も
このロビーの独特の形には腕が鳴ったのか、多数のロビー型ロボット玩具が登場しましたが、
当時の日本の玩具業界は「版権って何?おいしいの?」というデタラメもとい大らかな
時代だったので、もちろんほぼ全てが無版権モノでした(苦笑)。

ko planetrobot
このKO(吉屋)製プラネット・ロボットはそんな中でも後期まで作られ続けた品で、
初期のブリキとゴム製から、ブリキとプラスチックの併用でシャープさを増した後期、
さらには近年の復刻版まで、いくつかのバリエーションがありますが、
今回のはオリジナル販売分の後期型。1980年頃、やはり日本版『スターログ』の
ブリキ玩具特集に「コレは今でも売っているのです」と書かれてたので、必死で探すも
高校生の行動半径では見つからず、結局、東京の青山のビリケン商会で4000円で入手。
しかし、その後、大学に入って行動力が増したオモチャハンティングで、九州全域を回り、
福岡県の端の田川や母の里の宮崎県高千穂の玩具店で定価の数百円で見つけ、
悔しかったり嬉しかったりしたものでした。ヽ(´ー`)ノ
手元に残っているのは最初にビリケンで買った個体で、本来は足先が赤いのを、
当時は潔癖性気味で映画の仕様に近づけたかったので黒く塗ってしまい、
ほとんど売値は付きませんが、完品箱付きなら3万円は下らぬシロモノです。
(画面左のゼンマイのネジ部分が覆われてるのは、横に何か並べた場合に
キズが付かないようにした応急措置で、これはすぐに外せます)
私のオイタで傷物にしちゃったので、一生手元で可愛がってあげようと思います。(°∀° )

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