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キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
プロフィール

FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
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白くて殺風景な壁を飾るお話
4週目で「何でもアリ」回です。
私の部屋は白い壁なんですが、大きなサッシ窓の上の壁だけ、
40cm×2m程白い地のまま開いていて、ずっと殺風景に思ってました。
部屋の他の壁のほとんどは本箱が置かれたり、タペストリーを吊るしたりして
見えなくなってるんで特にこの部分が目立ってるんですが、
あまりに横に細長すぎるんで巻物でもないと飾れないし、そんな物持ってないしで(笑)
手付かずのまま15年が過ぎ去りましたが、実行には移さずとも
考えてた装飾プランはいくつかあって、「お面を飾る」こともその一つです。

ここで言う「お面」とは夜店で売ってるペラペラの樹脂製のヒーローの顔を模した物で、
最初期のお面は小さい手のひらサイズで額中央にはめて遊ぶものだったようです。
これは節分豆付属の鬼の面の大きさなんで、一般家庭にもなじみのあるそのサイズを
参考にしたのかもしれません。戦前は紙製のが作られたようで、
戦後に合成樹脂に変わり、それがやがて大型化し顔全体を覆うようになりましたが、
これは原料樹脂の値段が下がったことと庶民の購買力が上がり、
大型面でもなんとか買えるようになったことが大きいんだそうです。
実はお面って結構高く、1970年頃でも500円位はしてた記憶があるんで
メッタに買ってもらえなかったですよ…。(ノД`)
今現在、テキヤの夜店で買うと1500円取られることはザラですが、問屋の卸値が
2~300円なんで一般玩具店なら500円、利益を考えない自治体主催の夜店なら
300円で買えることもあるようです。

材質は初期はセルロイドでしたが、激しい可燃性が問題となり1960年代中盤に
塩ビに換わります。鉄人28号、エイトマン、スーパージェッター等々、
小と大のどちらのサイズもあるキャラクターのメンツから考えて、
たぶんこの塩ビへの置き換わりと大型化は同時だったのではないでしょうか? 
子供心に材質がどうこうはカンケイ無いし、当時の親は今みたいに子供の遊びに
干渉しなかったんで、今とは違ってキャクターの寿命が長かったあの頃、
キャラ的に代わり映えしない塩ビ製お面を子供に買わせるには
「顔全体を覆ってキャラになりきれる」という新たなギミックが必要ですもんね(笑)。
こうして塩ビ化と共に完成度もあがり、すっかり子供のなりきり心を満足させるオモチャ
として定着したお面でしたが、1990年頃には燃やすと発生するダイオキシンが、
2000年頃には形状を保つために混入する可塑剤の溶け出しが問題視され、
徐々にペットボトルで有名なPET樹脂等に置き換わっているようです。

omenura.jpg
作り方としては、バキュームフォームで透明樹脂を成型し、
出来上がった透明のお面を裏面から拭きつけ塗装するのが一般的ですが、
今の感覚だと、塗装面が直接当たるので
顔の汗や脂と反応して塗料がはげるのも気になるところで、
ロットが多い一般商品の場合、一番面積が広い色を最初から樹脂に練りこんで
作ることもあるそうで、こうすると肌に当たる塗料も少なくて済むし
樹脂の強度も上がる、一石二鳥だとかw
目の部分はくり貫いて穴を開け、場合によっては透明の別パーツを
貼り付けるので色つき樹脂でも無問題なんですね。


さて、そのお面コレクションの展示、これも思いついてから10年は経ってますが、
そもそも私がお面をあまり持ってない上に、それがどこにあるか解らない
お手上げ状態なので実行できてませんでした(苦笑)。
しかし先日、別件の倉庫作業中に奥の棚にウルトラの父のお面が掛けられてるのを見つけ、
記憶を手繰ると、角の部分が割れたのでそれ以上破損しないよう
ここに掛けておいたのを思いだしました。
自室に持ち帰り点検すると、割れはなんとか補修できそうで、
このお面は1988年に『地球防衛少女イコちゃん2』に、エンディングの盆踊りのエキストラ
として参加した際に何か奇抜な衣装をとばかり、当事住んでた
下北沢の「となりのみよちゃん」で買ったもので、いわば「青春の思い出の1枚」で
お面コレクションをするならぜひ加えたかったんで修理できて何よりで、
コレでガゼンやる気が出てきました!\(^o^)/

試しにヤフオクで検索すると、非常にレアなヒーロー、サンダーマスクとレッドマンのお面が
千円で同じ売り主から出ていたので早速落とし、3つ揃えて撮ったのがこの写真でした。
OMEN 15719

実は倉庫の中にはもう一つお面が埋まってるはずでしたが、
前回の探索では発見できなかったので再度チャレンジの必要があります。
なにせ猛暑の盛りだったで1回で倉庫半分しか見切れなかったんすよ。( ̄□ ̄;)!!
2度目の挑戦では幸い作業開始30分程で、ウルトラの父が掛けられてた容器の
横の箱の中から、その目当てのジャイアントロボのお面を発見です。
これはロボット玩具の箱で、ロボット同士ということで入れてあったようです(笑)。

このお面はTBSの証紙が貼ってある初放映当時の正規品で、初上京した1980年頃に
蔵前の玩具問屋で見つけたものです。もう13年経ってるんで小売店からGロボものなんて
消えてるからなんでこんなものがあるのか仰天して5~6枚買ったのが、
割れたりあげたりで数が減っていき、とうとう最後の一枚となってたんですね…。
もう買ってから35年も経ってるから無理ないけどさ(爆)。

omen20150722.jpg
最初から「右から買った順」と決めてたんで、ひそかに1枚分空けておいた右端にGロボを飾り、
次にオクで1枚500円で落としたシルバー仮面ジャイアントと突撃!ヒューマンを左側に設置し、
祭りのおめでたい雰囲気を出すために自作した「のぼり」を両端に配したのがこの写真です。

最初の3つで感じたんですが、白い壁にただ面を飾っても、良く言えば「オサレ」、
悪く言えば「不気味」な感じにしかなりません。祭りの夜店の
あのノスタルジックな感じを出すには全体の小道具が不可欠です。

屋台取り付け方(参考写真)
夜店では横に通した太い木の棒にお面が取り付けてあるけど、その取り付け方も合理的で、
あの横棒にお面の裏にあるゴム紐を巻きつけて、その紐を面の表に回して
引っ掛けて固定してるんですよね。つまり横棒以外に取り付け器具が不要で、
しかもすぐに外せる超便利設計! あまり長く売れないとゴム紐が伸びる危険はあるけど、
その日バイのテキヤにそんなのカンケイネェし、ヤフオクで売ってるお面に
ゴムが伸びてるのが多い理由も、こうやって売れ残ったからなんでしょうねぇ…。(ノД`)

ウチでの展示では取り外しは考えなくていいし、長い横棒を壁に固定するのが困難なので、
壁に大き目の虫ピンを刺し、そこに裏のゴムを引っ掛けて飾ってます。
飾りとしてまず左右ののぼりを作ったんで、やがて開いた横幅全部埋まったら、
お面や典型(参考写真)
この写真みたいな夜店の上にあるオレンジ色の垂れ幕つうか
布性の屋根みたいなものを作る予定です。
あとやっぱ後ろが白いと夜店っぽくないから、そこにも手を打ちたいなぁ…(°∀° )
これがお面コレクション事始めの顛末で、スペース的にはあと2枚か3枚分しか
空いてないけど、どのキャラクターを選ぶか嬉しい悩みが続きそうです。




テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

お母さんと一緒のロボット
今日のお題は『ロボット刑事』です。この作品に関しては当ブログではすでに
愛車のジョーカーのポピニカを取り上げましたが、
今週は3巡目でロボットの回なので、主役のKを取り上げます。

BGMはこちらをドゾー!

前回も触れましたが、この企画、主人公の名前はJ(ジョー)だったのが、
なぜか終盤にK(ケイ)に変わりました。だからクルマもジョーカーだったので、
本来なら「ケイカー」に変わるべきが、単なるウッカリか軽自動車っぽい響きを嫌ったのか
定かではありませんがジョーカーのままで、その方が断然カッコイイから結果オーライです(笑)。
今回さらに調査すると最初の企画は「ロボット刑事K2」といい、主人公はハザマ博士製作の
ロボット刑事K2(ケイ)とパートナーで身長30mの巨大ロボットK3(ファザー)だったそうで、
FATHER.jpg
ICBMを内蔵するファザーは、ケイが額の十字架から乗り込み巨大ロボットとして活躍、との設定。
『ロボット刑事』は1973年4月放映開始ですから、普通、企画が練られるのは前年秋位からで、
『マジンガーZ』の漫画連載が1972年10月開始なんで、対抗意識があった可能性はありますね。
なにせ豪ちゃんは元アシスタントで、『サイボーグ009』の魔神像を描いたそうですから(笑)。
しかし企画変更されファザーはマザーに代わり、巨大ロボットによる戦闘の要素は無くなりました。
東映TV部は『ジャイアントロボ』で巨大ロボット特撮は体験済みでしたが、同作はスポンサーは
乗気だったのに製作体制の都合、たぶん予算不足で2クールで終了してるんで、
その時の記憶が特撮現場に二の足を踏ませたのかもしれません…。 
しかし4年後の『大鉄人17』ではようやく巨大ロボット特撮を実現させているんで、
その間に慎重に準備を進めていたんでしょうね。

さてその主役のKですが、人気キャラだけに放映当時から実にたくさんのTOYが存在し、
とても全貌はつかめませんが、今回はバンプレストのプライズである
「東映特撮ヒーローアクションフィギュアコレクション」のKを紹介します。
BANPRE PSIZE K
全長約9cmのPVC製で、スターウォーズ以来の伝統的なアクションフィギュア仕様。
こういうブリスターパック入りのところも典型的で(笑)、帽子やミニマザーも付いてます。
このアクションフィギュアは「東映特撮ヒーロー」謳うだけはあって
パッケージにある写真のキャラクターだけでなく、仮面ライダーや宇宙刑事等のものもあり、
造形が素晴らしいだけでなく全てにそのキャラに関するミニフィギュアが
付いているため集めて非常に楽しいシリーズでした。

K up
このように充分にUPに耐えるできばえで、等身大キャラは小さいサイズで集めたい私には
とても好ましいシリーズでしたねぇ…。     

って、アレ?なんか背景に写りこんじゃってる!
写真くらいちゃんと 撮れよ~!ヽ(`Д´)ノ

ナンツッテ、背景のは実はこんなモノでした!\(^o^)/
K Mother main
マーミットのスタンダードサイズソフビのマザーです。実は今日のメインはこっちなんですよ!
3面図もこっちだけしか撮ってないしw
K Mother 3sides

ビニパラベビーで『ロボット刑事』登場のロボットたちをほぼ網羅してくれたマーミットが、
ちゃんとマザーも忘れずに全高25cmのちょうどいいサイズでラインナップに加えてくれ、
ガレキではあったかも知れないけど一般流通品はずっと上のフィギュア付属のしか無かった
マザーを、ようやく手にすることができました。

マザーの内部にはKの生みの親である霧島サオリ博士が住んでおり、Kの修理や休養が
行なわれる基地でもあったため、いつまでもマザーに甘えていたKですが、漫画版設定では
Kの頭脳にはサオリの母の脳を人工培養した組織が収納されていているので、
マザーの額に十字架形にKが格納されるというのは「本来あるべき場所に還る」という
実に深い意味を持つ行動なのでした。

だからロボット刑事をロボットとして取り上げるためにはマザーと一緒でなくては
意味が無いので、その入手をずっと狙っていた訳でしたが、
ようやく実現できて感無量です。\(^o^)/
















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頑固な銭形が愛用する官給品
鬼怒川の決壊による洪水が隣町まで迫り、私が住む自治体も川沿いの住民は
多数が避難したそうです。濁流に家が流されていく中継を見ていると
まるで東日本大震災の津波の被害のようで、
正視するのが精神的にきつかったですが、まさか自分の隣町で
こんな大事件が起ころうとは夢にも思いませんでした。
被害にあわれた方には心からお見舞いとお悔やみを申し上げます。

gober tezyou
さて、今週は2順目でトイガンのターンですから、『ルパン三世』の銭形警部の銃を語ります。
ルパン逮捕のためにいつも手錠をフリ回し、『カリオストロの城』で見せたように、
先祖伝来の十手を使って、城の衛士隊員のサーベルと互角に渡り合うことすらある
年は取っても体力勝負には引けを取らぬ銭形警部ですが、その射撃の腕前も凄いです。

1st datugoku
1stシリーズの「脱獄のチャンスは一度」ではルパンを狙撃し逮捕してますし、
TVSP『アルカトラズコネクション』では、ルパンがヘリコプターで持ち去ろうとした
巨大金庫を吊るす電磁アンカーのケーブルを、かなりの遠距離から狙撃し一撃で切断、
「天使の策略 〜夢のカケラは殺しの香り〜」ではルパンと協力しブラッディエンジェルズとの
大銃撃戦を行い、その射撃の冴えに「腕は衰えてねえ」と驚くルパンを
「当たり前だ!警視庁からの叩き上げをなめるな!」と一喝していましたね。

銭形の拳銃はコルト・ガバメント(M1911・A1)で、第二次世界大戦後、
GHQが日本の警察官の銃器所持を許可した際、米国から提供された銃です。
「.45ACP弾」という反動が強めの弾薬を使用し、アメリカ人の体格には強力だけど
使い易いこの銃も、当時の平均身長が160cm代の日本人警官には扱い兼ねる代物でした。
しかし、身長181cmで体重73kgという、当時としてはかなり大柄の銭形はこれを選び、
両手でなく片手で支え撃つ腕力と握力を発揮し見事に使いこなしている訳です。(・∀・)
歴史的には他の選択肢としてコルトM1917、コルト・ディティクティブスペシャル、
ポリス・ポジティブ、S&W・M36、S&W・M10等もありましたが、たぶん1stシリーズ
製作開始時に各キャラの銃を設定した際、リボルバーだと次元とダブるのでガバが残り、
無骨な銭形のイメージともピッタリだったので、これに設定されたんでしょう…。
ひょっとしたら銭形の身長と体重も、モンキーさんは細かく設定してなかったろうから
ガバを扱うのに体力負けしないよう、当時の日本人としては大柄に設定されたのかも?

genigata govermain
今回のトイガンは、ウエスタンアームズのコルト・マーク4・シリーズ70・
ゴールドカップナショナルマッチというモノです。
フリマでいくつか拳銃のオモチャを出してる人がいて、まぁどうせよくある
オモチャの銃だと思って手にとってみたら、ズッシリとした手ごたえにビックリして
よくよく刻印を調べるとWESTERN ARMSの文字が! 値段を聞くと「千円」とのことで、
マガジンが無いけどこの値段なら「買い」です。当然撃てませんが、ちゃんと銃爪は
引っかかりも無く引けるので、いずれ中古のマガジンが手に入れば撃てるようになる
かもしれないし、元より私は撃てずとも構わぬインチキガンマニアですから。(°∀° )

インチキガンマニアの悲しさで初めこの銃が何だか解らず「ガバに似てるけど何だろ?」
と持って帰って調べて「ガバの競技バージョン」だと理解しました。この銃には一般品より
高い精度の銃身が組み込まれ、各部品の組合せ精度も熟練工の手で
高精度で組み上げられているそうで、コルト社最高級モデルでもあるとか…。
ま、こんな特選品を銭形が持ってるとは考え難いですが(笑)、そこは(゚ε゚)キニシナイ!!
映画『コブラ』でスタローン演じるコブレッティ刑事が、白いグリップにコブラの紋章を
入れてカスタムしていた銃でもあるそうなんで、そっちが出展でもいいけど、
cobra version
バリエーション展開が大好きなWAはちゃんとその仕様も商品化していて、
お値段約4万5千円~!(゚ロ゚ノ)ノ

とてもコレは買えませんが(泣)、ガバメントはアメリカで一番人気のある自動拳銃で、
日米で登場する作品も多く、またきっと登場するでしょうが、今回はこの辺で…。

 

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ダイヤペットのミリタリー事情
ちょうど8年前に、「たぶんダイヤペットの61式戦車じゃないか」と思われるミニカーについて
記事を書きました。詳細はそちらを読んでいただくとして、まぁ結局は正体不明だった
あのミニカーについてはずっと気になってたけど特に進展も無いまま、
8年という月日が過ぎ去ってしまった訳ですが、ようやく進展がありました!
前回、ほとんど資料の無かった「ダイヤペットのミリタリーシリーズ」のとある一つを、
なんと箱入りで手に入れることに成功したのです。

73k main
その「とある一つ」とは73式けん引車という実に渋い車種で、ミリタリーマニアとしては
ユルい私は本来なら買う気にはならないんですが、研究のために落札してみました(笑)。
そもそもこの73式けん引車とは、ジープ等では運べない超重量の装備や多数の人員を
現場に運んだり、前部にブルドーザーのブレードを付け整地作業をするための車両で、
アメリカから供与されたM8の後継車で日本の道には大きすぎたM8をやや小ぶりにして
使い勝手がよくなってるそうですが、武装だけはブローニングM2重機関銃 1丁を
そのまま引継いでるのはやはり信頼性の問題だったんでしょうか?

ドーザーブレードを含まない本体の全長約8.5cm、含めると約10.3cmの大きさで、
スケール表示は1/75。ボディとドーザーの可動機構はダイキャスト、シャーシや転輪は
プラスチック、キャタピラはゴム製です。

カタログがあったんで、それを見てみると、
ダイヤペットミリタリーシリーズカタログ
このように全6種のラインナップで、(1)の74式戦車の他は渋すぎるメンツですね。
たぶん他ではミニカーになってないだろうから、コアな自衛隊マニアは喜んだでしょうが、
一般的な人気ははて?('A`)  発売は1981年7月~翌年4月にかけてで、
基本的に国産車両にこだわるダイヤペットだけに他国の戦車を出す訳にいかなかった
のかもしれませんが、すでにシールを張っただけのマスコミものや、
スーパーカーブームに乗った外車を乱発してるんだから、タイガーだのパットンだのの
人気戦車を出しておけば、もっとラインナップが続いていたかも…。
あれ、でもこの中に61式が無い!(゚ロ゚ノ)ノ 

61 73k
よく見たら73式けん引車とは作りもぜんぜん違うし、どうもこのシリーズではなかったようですねぇ…。
61式はもっと素朴な作りなんで、ネコパブリッシングの『ミニチュアカー考古学』の81年より前の部分を
またじっくりと読み込むと、カラーページに61式が載ってるカタログが
特に説明も無く混じってるじゃないですか!

diyapet 65 catalog
なんと1965年製で、ダイヤペットの初年度の品です! どうにて素朴な訳だ……(°∀° )

そのカタログから61式とM40ビッグショットという米軍の自走砲の型番が読み取れたので
巻末のリストを見てみると、その番号載ってねぇ…(ノД`) カタログで上に載ってる トラック2台は
ちゃんとメインの写真付き解説ページでも触れてるのに、軍用車両2台は無視ですかそうですか…。

もっと素朴なオモチャでは大昔から戦車はあったけど、モデルペットにもミクロペットにも
無かったはずだから、61式中戦車とM40ビッグショットはひょっとしたら国産ミニカーの
初ミリタリーものかもしれないのに、冷遇されてんなぁ…。
「ウチはミニカー本だからミリタリーは扱わない!」(`・ω・´)キリッ
なんてポリシーでもあるのかしらん?

まぁともかく1990年ごろ手に入れて以来、ずっと詳細不明だったこの61式中戦車の謎が
ようやく解けてスッキりしました。\(^o^)/

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