今回の御題は『謎の円盤UFO』なので、この動画をBGM代わりに御覧下さい。
前回のシャドーカーの時に「正規に取り上げるには自分的に足りないパーツがある」という 表現をしてましたが、実はそのうちの1つは震災前に手に入れ、披露待ちだったのですよ。 いや正確には、その1つが入手できたんで『謎の円盤UFO』に進む気になってたんですが、 それが震災で吹っ飛んで行方不明になっていました。('A`) しかし、ここ数日涼しかったので部屋のガレキの中を捜索する体力が湧いた結果、 見つけだすことに成功し、やっと空に関してはUFO撃退の準備はできました。ヽ(´ー`)ノ
つうことで今回取り上げるのは「謎の円盤UFO・インターセプター」です。 SHADOの最前線防衛部隊で、発見したUFOをまだ宇宙空間にいる間に殲滅すべく 月のムーンベースから飛び立ちます。場所が宇宙空間であり、敵が悪意を持つ宇宙人 であることも明確に解っているので、先端に巨大な核ミサイルを搭載し、 一撃でUFOを粉砕することが可能です。
インターセプターは一編隊3機で、監視衛星SIDからのアラートで飛び立ちますが、 出撃時、日本放映ではサンダーバードマーチが流れました。 ここは原版では『UFO』テーマ曲のリズム部分だけが流れるので、断然、日本版の方が カッコよく、原典至上主義の人には許し難い改変でしょうが、私的には「アリ」です。 当時のショーバイ的視点から見ても、『サンダーバード』後の『キャプテンスカーレット』の 大不振でメインスポンサーだったイマイが傾いたりしてる訳ですから、 『サンダーバード』の関連作品だと強く印象づける必要があったのでしょう…。
話がショーバイに向いたので、日本の『UFO』本放送時の立体物商品を簡単に書くと、 ディンキーの大型ダイキャスト玩具、イマイのプラモ、バンダイのプラモと玩具があって、 ディンキーは高嶺の花、バンダイのは精密だけど高額品中心でラインナップが少ないので、 自然とイマイのそれも安い奴を中心に買ってましたね。もっと安い駄菓子屋パチが あったかどうかは記憶にありません(笑)。
インターセプターのメインアイテムは一般にはバンダイのプラモでしょうが、 本放送当時、福岡市東区近辺では見かけた記憶がありません。 玩具版も見たことないし、ディンキーに至っては、存在すら知りませんでした…。 (ディンキー版に関してはこちらの覆面えるさんのページで御覧下さい) そんな訳で、私の初インターセプターは1981年再販時のバンダイプラモで、 昔よく行ったオモチャ屋に久しぶりに足を運んで買ったんで、お店のオッちゃんから 「お~久しぶりだねぇ」とか言われるかと思ったら、敬語使われたのが悲しかったなぁ…。 そのオモチャ屋もとっくに潰れ、後に入った私的には新参者のラーメン屋が netでは「老舗の名店」と呼ばれる程、時の流れは早うございます……_| ̄|○
このバンダイのインターセプター、特に再販版はディスプレイモデルになって、 露出したゼンマイボックスが無くなったのでプロポーションもいいんですが、 スカイダイバー付属のスカイワンに較べて大きすぎるという「欠点」があります。 これは、気にしなければいいんだけど、一緒に並べるコレクションのスケールは なるべく合わせたい基本方針があるもんで悩みどころで、ずっと未組みのままでした。 ディンキー版も同じ位だし、一番ポピュラーなのがメタリックグリーンという、 この頃のディンキー特有の致命的欠点もあり、出来映えは素晴らしいんですが、 やはり私のメインコレクションにはできません…。 新世紀合金の奴は出来映えはベストですが、さらにデカイんでパス(笑)。
そんな感じで、ウチのメインになるインターセプターがなかなか決まらなかったんですが、 やっと手頃だと感じたのがコナミの食玩でした。このシリーズ、やはり「サンダーバード」 のが大ヒットしたんですが、調子に乗りすぎて続編やリペ版を出しすぎたのか、 ウチの近場では最後の方はコンビニ棚晒し品になったあげく、「UFO」は入荷しない という最悪の状態となり、その後のシリーズも一切取ってくれませんでしたね…。 それでオクで入手して待機中だったのは始めに書いた通りですが、そこそこ高騰して 3ケタ台で入手するまでけっこう時間かかっちゃいますた(苦笑)。
軟質プラスチック製の全長約10cm。スケールは、飛行機だし実機も存在しないので 「不明」ということにしておきます。流石は近年の商品で、食玩でこの大きさなのに ちゃんとコックピットはクリアーで中にパイロットが乗り塗装までされています。
バンダイのスカイダイバー先端のスカイワンと較べるとこういう感じで、 30年以上経ってやっと、さほど違和感無いスケールでこの二機が揃った訳です。ヽ(´ー`)ノ
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