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キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
古い項目にも御遠慮なくどうぞ!

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頭文字はT・F?
hatirokumain.jpg
『湾岸ミッドナイト』を三回連続でお送りした後は、もう一方の雄『頭文字D』を取り上げます。
大まかな流れはすでに書いたし、今更、拓海とハチロクについて書いても、
みなさんも周知だと思うんで、私とこの作品の関わり方の歴史などを軽く書いてみます(笑)。

初めてこのマンガの存在を知ったのは今から12年ほど前でした。
その頃顔を出していたオーディオのイベントで参加者の一人が雑誌サイズの「総集編」と呼ばれる
単行本を持ってきていて、イベント自体はつまらなかったので合間に読んでいたら
すっかりハマってしまったのです。内容はシビック乗りの卑怯な庄司慎吾とのバトルで、
たまたまそのイベントの常連の一人と顔がソックリだったのでますます面白がっていたのでした(笑)。

inid5kan.jpg
それで前に遡って普通サイズの単行本を揃え、ブラックエンペラーの京一との再戦あたりまでは
買ってましたが、その中ではこの5巻の表紙が一番好きです。
その後も読み続けることは止めず今に至ってますが、やはり1998年のアニメの登場は驚異でしたね。

ind1st1.jpg
今では慣れっこになってしまったあのクルマをCGで表現するバトルシーン、最初に見た時は
そのリアルさに狂喜乱舞しました。(画像は1st stage第1話「究極のとうふ屋ドリフトより」)
TVで見る前にPS1のゲームも買ってたんで、CGで表現するとどうなるかという感覚は
前もって知ってはいたんですが、TVはそのゲームのプレイ画面よりずっとリアルで大迫力で、
まぁデモシーンがずっと続くようなもんですからね(笑)。
このアニメにもすぐハマったんですが、音楽だけはどうにもガマンがならなかったんですよ…。
トランス系が流行りまくってた頃なんで、全編リズムボックスモロ出しの単調なビートで、
まぁそれは聞き流せばいいとしても、メイン主題歌はおネ~チャンのボーカルが
音外れてて聞いてて気持ち悪いし(苦笑)。
最初のPSのゲームの音楽がヨカッタんだけどなぁ…。

まぁ、そういう感じの些細な不満はありましたが、『サーキットの狼』に熱中した
かつてのスーパーカー小僧にしてみれば、正直この作品に出会うまで
あまり国産車には興味は無かったので、いろいろ調べるいいきっかけになりました。


hatiroku3sides.jpg
お見せしているミニカーはコミックトミカEXです。かつてのダンディと同じ規格の
標準スケール1/43のミニカーで、大きさは約10cmです。


hatirokudooropen.jpg
これもダンディなんでドアは開閉し、リトラクタブルライトも開いて、中はレインボーシール仕上げです。
右側ドアにはこのハチロクのトレードマークである「藤原とうふ店」もちゃんと書かれていて、
このミニカーが正規の『頭文字D』商品であることを物語ります(笑)。

トミカはそれこそトミカサイズで『サーキットの狼』、『湾岸ミッドナイト』、そしてこの『頭文字D』等の
劇中車をミニカー化してますが、『頭文字D』だけは標準スケールのも出したということは、
やはり力が入っていたんでしょう。でも後が続かなかったのは売れ行き不振だったのかな?(爆笑)。

ハチロクに関してちょっとだけ書けば、壊れてからの「グループA用のエンジンをデチューンして搭載」
というチューンアップに燃えました。『サーキットの狼』の流石島レースで一瞬だけTOPに立った
「ニュートヨタ7のエンジンを積んだセリカ」じゃないけど、こういう反則技は夢があっていいですよね。
しかしその後もバトルは白熱する一方で、そのハイパワーハチロクも苦しくなってきてるはずですが、
サブにインプレッサを入れてはみたけど、まだまだ拓海のメイン車輌の座はハチロクが占めそうだし、
藤原拓海はイニシャルはT・Fだけど「D」だというこのタイトルの意味も、
いつかはっきりと解る時が来るんでしょうか?(笑)

テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

FCに宿る男の意地
fcmain.jpg
『頭文字D』の2回目は「赤城の白い彗星」こと高橋涼介のRX7(FC3S)です。
劇中でのバトルの順番からだと啓介のFDが先ですが、とある理由でこっちを先にやります(笑)。

1985年に登場したRX7の2代目は、先代のフィアットX1/9風のデザインから全体的に太くなり
ポルシェ924そっくりになりました。そのスタイリングは賛否両論ですが、
まさに「プアマンズポルシェ」そのものなんで、この言葉が本来持つシャレっ気が解らない
ヤボ天には評判が悪かったんじゃないでしょうか? 

fcfdpramo.jpg
FCは『頭文字D』連載開始時にはすでに後継のFDに変わっていたんですが、
そっちは全体的にスパルタンな感じがするのでやはり弟の啓介の方に相応しく、
冷静な兄の愛車をFCにしたのはなかなかシブイ選択だと思います。

高橋涼介は大病院の跡取り息子で、1年間の期限付きで彼が長年培ってきた「公道最速理論」の
完成を目指すために、弟とそして拓海をも仲間にした「プロジェクトD」を結成する訳ですが、
遠征費用は全て涼介持ちという高い遊びを続けるだけの財力があるんだから、
なにも型落ちFCを愛車にせずとも、それこそ本物のポルシェだって買えるだろうに
という気もするんですが、そこにツッコむことはこのマンガのタブーでしょう…。
あ、あと1年という期限を気にするのもやはりタブーで、こっちは営業的な面で(笑)。

涼介のバトルは連載初期の拓海のと、ランエボ軍団の頭の須藤京一との二戦が主なもので、
一勝一敗の成績です。前は涼介が「白い彗星」としてブイブイ言わせてた頃の外伝が
いつか書かれるかもと期待してた頃もあったけど、もはやその実現は望み薄でしょうねぇ…。



このFCは『湾岸ミッドナイト』でも重要な役割で登場します。城島洸一のエピソードがそれで、
雑誌にTVに活躍中の売れっ子の自動車評論家である城島は、かつてゼロという
チューナーショップに属した走り屋で、その際に組み上げたFCは5年経った今でも
TOPチューナーたちの記憶に刻まれているほどの素晴らしい完成度を誇っていました。
今ではTVや雑誌の向こうの一般大衆向けに極めて薄っぺらい内容のコンテンツを制作することに
慣れきっていた城島でしたが、TVのアシスタントを務めていたレイナに誘われ、
昔のチューナー仲間や、アキオと悪魔のZ、島とブラックバードらと出会うことによって
徐々に昔の情熱を呼び覚まされていくのでした。
国産チューン車の凄さを知り尽くしている彼が、中級者以下が読む雑誌向けに
「ポルシェターボに適うクルマはいない」とか、チューンすれば500馬力は当たり前のこの現在に
「400馬力以上のパワーは危険だ」等の心にも無いことを書かねばならないという非条理さ……。

心の張り合いを失った彼は、かつで自分が輝いていた頃の象徴であるあのFCを探しだし、
ふたたび湾岸で走り出そうとします。城島たちの技術の結晶だったそのFCは、
御殿場でガソリンスタンドを営む「伝説のプライベーター」こと林に引き取られていたため、
城島は普段転がしていたベンツを売って資金を作り、林に最高の状態に戻す整備を依頼し、
林はかつて北見チューンとも張り合ったその技術をフルにつぎ込んで、城島の依頼に応えます。
この城島のFCは、もともとサーキットトライアル用に組まれたクルマにふさわしく、
リアに大きなウイングを付けているのが特徴でしたが、
その特徴はそのままに最高の状態で城島の執念のクルマは復活したのでした。

wangankizimafc.jpg
こうして仕上がった車体のセッティングを富永に依頼し、慣らしも終えた城島は、
いよいよ悪魔のZとブラックバードに挑み善戦しますが、スピードの危険さとロータリーの限界を
熟知する彼は、300キロを目前にしながらもアクセルを最後まで踏み抜くことはできませんでした…。

wangankizimaface.jpg
しかし、確かな満足感は感じたのか、晴れやかな顔をしてバトルから下りていったのです……。
(画像はアニメ版第26話「選ばれし者」より)


fc3sides.jpg
お見せしているミニカーは、前回と同じコミックトミカEXです。
やはり同じ標準スケールで全長約11cm、つうより、ハチロクとFCの2台セットが市販の状態で、

tomikaset.jpg
しかもこのようなバトルジオラマ風のブリスターに封入されているのでした。

FCの紹介を急いだのはこの2台セットの存在と、『湾岸ミッドナイト』との車種のカブりが理由で、
『頭文字D』と『湾岸ミッドナイト』はそれぞれの主役は互いに遠慮してるようですが、
それ以外の車種はカブりまくりなのです(笑)。すでにレイナと中里のR32が被ってますが、
実はその他にもいくつかあるため並行して紹介できるようにと、一旦『湾岸ミッドナイト』を中断して
『頭文字D』の紹介を始めたのでした(笑)。

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スパルタンな男のスパルタンなマシン
keisukefd.jpg
『頭文字D』の3回目は高橋啓介のRX-7・FD3Sを取り上げます。
『頭文字D』の作品世界で初めて拓海のハチロクの餌食になったのは、
秋名スピードスターズとの対抗戦を明日に控えて下見中の啓介のFDだったのですが、
以降、啓介と拓海との宿命のライバルかつチームメイトとしての歴史が始まったのでした。
兄の涼介とは違い直感で走りを組み立てるタイプの啓介でしたが、それだけに苦手な理論的な部分を
飲み込んでからの上達はめざましく、その勉強の動機となったのが拓海への敗北だった訳ですから、
啓介には偉大なる師の涼介も、競い合うライバルの拓海も、無くてはならない存在だったんですね。

啓介はプロジェクトDを結成してからは「登りコースのエース」として活躍します。
そのマシンであるFDも、土坂峠で汚い連中がワザとぶちまけたオイルに乗って事故った後に
徹底した改修を受け、初期とは較べモノにならないほどの戦闘力を身につけていますが、
何せ、GT-Rの34Rに勝っちゃうんだから恐れ入ります。

aoshimapramohakoe1.jpg
こちらの青島の1/32プラモの箱絵に見られるのが初期型ですが、
ライトは標準のリトラクタブルのままで、ウイングも控えめです。
これと外見は全く同じ形で色が黒いFDが啓介に想いを寄せる恭子のクルマとして登場し、
そのシングルターボの特性を活かした走りで啓介をそれなりに苦しめたり、
土坂峠での事故の時は啓介がそのクルマに乗って走ったこともありました。
で、その際にかいま見せた啓介のかつての戦闘力(ヤンチャ)も恐れ入ります(爆

keisukefd3sides.jpg
啓介のノーマルに近い外観のFDがこの3面図のように思いきりレーシーに大改造されるんですから、
「関東征服」というプロジェクトDの掲げる目標の元に、しかもマシンのパワーがモノを言う「登り」で
勝ち続けることが、いかに困難であるかということがよく解ります。
お見せしているミニカーはエスケイジャパン製のプライズ品で、プラ製のラジコンカーです。
全長約13cmあるんで、スケール的には1/36程度でしょうか?
今でこそ、1/43のミニカーも出ている啓介のFDですが、ホンの数年前まではこのプライズ品が
一番、手に入れやすい標準スケールに近い商品でした。



『湾岸ミッドナイト』の方ではFDはまず、かつては谷田部の最高速トライアルで鳴らした
外車ブローカーのマサキのクルマとして、RGOの後藤が組み上げたマシンが登場します。
wanganmasakifd.jpg

このフジミのプラモの箱絵に見られるように、白(または銀)のボディを持つこのマシンは
ブラックバード&悪魔のZとのバトルで300km/hを目前にしてエンジンブローしてしまいますが、
以降、物語に深く関わってくるRGOの初登場編として印象に残ります。
そのオーナーの大田は、暴走族からチューナーに転身しtopチューナーとして君臨していましたが、
いつしかクルマへの情熱は冷めかけ、実際の作業もチーフメカニックの山中にまかせていました。
しかしカワイイ後輩であるマサキの熱望でひさびさにFDを組み上げ、カンペキな仕事ブリを見せます。
そしてこの時取り戻したクルマへの情熱で、以降、物語に親子で絡んでくるのでした。

その他には伝説のプライベーター林がチューンしたオキの駆るマシンが登場し
アキオが乗るFCと戦ったりもしますが、これは城島戦の前座的バトルでしょう。
その後もまたRGOチューンのマシンが、かつてFDマスターとよばれた荻島によって
運転され登場しますが、さすがに何度も続くと、ちょっと印象は薄いようです(笑)。

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インパプトブルーを求めて
sil80main.jpg
今日の御題は『頭文字D』より、碓氷峠最速の真子と沙雪のコンビが駆るシルエイティです。
日本の走り屋マンガではクルマの被りが多いのはこれまでにお伝えしたとおりですが、
このシルエイティは今のところ、『頭文字D』にしか出ていないと思います。
というのも、コレ、元は改造車で180SXオーナーが走りに熱くなるあまり、
フロントを潰してしまって修理する際に、今のクルマはアッセンブル交換なんで
フロント一式交換の必要が出てきて金が足りずに困って、
姉妹車で寸法が合うシルビアのフロントの方がリトラクタブルライトでない分、
パーツ代が安かったことに目を付け、むりやり取り付けさせたのが始まり、とされています。
それがこの『頭文字D』に登場したために人気が高まり、
ついにはディーラー扱いの、最初からシルエイティとして生産される車体まで出てきたくらいでした。


そんな生い立ちのシルエイティなんでミニカーも多くはないです。ガチャポンとか缶コーヒーのオマケ、
トミカ等の小スケールで『頭文字D』が出るときにはたいていラインナップされてるし、
1/24スケール程度のラジカンやプラモではあるんですが、標準スケールのが見つかりませんでした。

sil803sides.jpg
いろいろインパクトブルーのこの車体を探し求めた結果、ようやく見つかったのが、
今日お見せしているこのヤフオクで買った品で、JADA製のラリー風ペイントがされたモノでした。
本来はトミカサイズに分類されるモノでしょうが、JADAのシリーズって微妙にデカくて、
この品で8.5cmあるので、まぁイイカという感じで取り寄せました(笑)。
パッケージの無いルースで、海外で買ってきたというフレコミだったんで、
改造規制のゆるい向こうでは日本では車検を普通には通らないシルエイティが、
何の問題も無くたくさん走ってるのかも知れませんね。


届いた品をインパクトブルーで再塗装しなければいけないわけですが、
そんなインパクトだけで付けたような名前の色なんて、実際にどんな青なんだか解りません(苦笑)。

sireighty.jpg
こういうカラーイラストはありますが、これだとコバルトブルーに近い青、つうより紫っぽいし、
アニメやゲームではちょっと暗めのスカイブルーって感じです。


このシルエイティ裏をよく見ると講談社のマルC表示があったので、不思議に思って
よくよく調べてみると、もとは『頭文字D』シリーズで、
jadamako.jpg(参考画像)

こういうパッケージで発売されていたのでした。これだとちょっとハデ過ぎる気もしますが、
「インパクト」ってくらいだから、この程度やった方がイイ感じもしますねぇ(w

またこのミニカーを作った後に、プライズで標準スケールっぽいシルエイティがあるのを
ヤフオクで見かけましたが、大きさが微妙なんで取り寄せるには至ってません。
どっかで実際にみかけたら買っちゃうかもしれませんが(笑)。


farawayimpactblue.jpg
真子&沙雪人気のあまり作られたこのOVAのタイトルにもなっている「インパクトブルー」というのは
彼女らの駆るシルエイティの色ですが、そのチーム(?)の通称にもなっているようです。
正編の劇中、真子には池谷センパイとの淡いロマンスが芽生えますが、その昼間の出会いの際に
シルエイティでない軽自動車に乗っていたところから考えると、彼女らのシルエイティは
昼間大っぴらには乗れない違法改造車の可能性が大ですねぇ(笑)。
真子は運転のテクニック以外はクルマには全く疎いようなので、沙雪の方が、
幼なじみのナイトキッズ庄司慎吾等の走り屋仲間からいろいろ情報を仕入れて、
あのシルエイティを作り上げたのかもしれません。
あれだけの美女で、本来は走り屋ではなかった二人なんで、拓海に負けた後はもう
走りの世界からは足を洗い、真子は自動車雑誌のライターとして働く決意をしたということですが、
あんなにメカ音痴で果たして務まるのか? いろんな意味で興味津々です(笑)。

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走り屋の最終兵器、ランエボ!
ranevo4main.jpg

今日の御題は『頭文字D』ですが、初期のこの作品で最も印象深いライバル車として登場するのが
三菱のランサー・エヴォリューションでしょう。
日光のいろは坂をホームとするエンペラーはランエボだけで構成されたスペシャルチームで、
リーダーの元レーサー須藤京一の統率の元、厳しい規律による高い戦闘力を誇るチームでした。
まずは格下のメンバーに偵察に行かせ、その結果を分析して、

kyouitiseizi.jpg
上位メンバーから適切な走り手が出撃することになっていましたが、
ほとんどのチームは岩城清次(写真右)により撃破され、リーダーの須藤京一(左)が走ったのは
拓海との2回のバトルと、須藤が宿命のライバルと認める高橋涼介のバトルのみでした。

中でも拓海との最初のバトルは印象的で、ハチロクのエンジンブローという形でしたが、
秋名のハチロクの初黒星となってしまった忘れられない走行でした。
清次には拓海は勝っているのですが、それにしてもイケイケの清次が拓海をなめきった結果、
須藤が授けたプランの通りに走らなかったためタイヤダレを引き起こし、
そのスキを拓海に突かれたという危ない勝利で、
いかにランエボが峠の走りに向いたクルマかということがよく解ります。

inidinpactchara.jpg
もっともエンペラーも全員がピカイチの腕前とはいかないようで、
OVA「インパクトブルーの彼方に」では、碓氷峠に偵察に出向いた白のエボ4を駆るメンバーは
女だとナメたのか、無謀にも真子&沙雪のシルエイティにバトルを挑み返り討ちにあっています…。
つうことは実はエンペラーも、須藤京一以外のメンバーは、
相手の力量も見抜けぬDQN揃いなのかもしれませんね(爆笑)。


拓海と京一との再バトルは、ハチロクにレース用の新エンジンを積み替え、
秋山渉のターボ・レビンとの「慣らし」とも言えるバトルを経て、
新エンジンの高回転域のスゴさを体で理解してからのものとなり、
その模様は映画版「Third Stage」としていつもより迫力を増した舞台で描かれました。


今日のメインはランエボ軍団の中から清次のランエボ4です。
このエピソード連載時で最新だった4ですが、すぐに失敗作との評価が定着してしまったようです。
1998年11月発売の『頭文字D・拓海伝説』(講談社)という本ではすでに「フロントのロール感が
強すぎてイン側のタイヤが浮いてしまう、いわゆる『犬のションベン』状態になってしまう」と
酷評されており、その後もランエボの進化は続いたため、今日での人気はどうなんでしょう?

ranevo43sides.jpg
お見せしているミニカーはプライズのラジコン付きのモノ。
プラ製で、全長10.9cmのだいたい標準スケールです。
ホントは京一の3が欲しかったんですが、ランエボを買おうとした当時、
ガンメタの3が既存のミニカーでは無くて、たまたま行ったお宝ショップに
コレが安価で転がってたのでアッサリ転んじゃいました(笑)。
いつか3のジャンクが安価で見つかったら、ガンメタに塗って京一仕様を作ろうと思います。


wanganranevo.jpg
走り屋御用達のクルマですから、ランエボは『湾岸ミッドナイト』にも登場しています。
アニメだと第20話の「大阪ミッドナイト」から登場する神谷英次の愛車がランエボ5で、
やがて上京しRGOに身を寄せた神谷のそのクルマを大田の娘リカコが熱心にチューンナップし、
悪魔のZやブラックバードとのバトルに挑みます。(写真は第21話「夜の熱気の中で」より)

現実では毎年のように進化し、Xまで達しているランエボですが、
『頭文字D』『湾岸ミッドナイト』共に時間の流れが現実と一致しないマンガなので(笑)、
今のところ最新鋭車が登場することはないようですが、
さてこのネバーランド状態、いつまで続きますことやら……。

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