宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

南オセチアめぐりロシア軍とグルジア軍が戦闘

2008年08月08日 22時48分29秒 | その他
 2008年8月8日、平和の祭典「北京オリンピック」の開会式は中国の歴史を振りかえりながら、中国、日本、インド、東南アジア、韓国など私たちアジアの世紀が到来したことを象徴する歴史的な日です。

 開会式の最中に、インタファクス=時事、CNNがとんでもない現実を速報しています。

 なんとロシア共和国軍が南下し、グルジア内南オセチア自治州を侵攻中です。また、MSN産経の報道などでは、グルジア軍が先にオセチア自治州に侵攻したと伝えています。CNNでは、戦車ないし装甲車がゆっくりかつ着々と進軍していくようすが中継されました。これはどっちの軍なんでしょうか?

 南オセチア自治州(7万人)はグルジア(首都・トビリシ)からの独立を求めていて、国連安保理でも議題になっていました。

 グルジア国内にはカスピ海産原油のパイプラインがあります。グルジアは親日国としても知られます。

 ロシアはこのまま、南オセチアを実効支配するつもりではないでしょうか。あるいはグルジアも報復し、戦争になる可能性があります。19世紀~20世紀初の帝政ロシアによる南下を連想させる事態です。

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ゲリラ豪雨は自民党のコンクリート国家建設の愚策のせいだ

2008年08月08日 17時29分50秒 | その他

 --政権交代することを信じて、一生懸命私を応援していただいた方々。その政権交代を見届けないまま旅立たれた皆様に対して、本当に申し訳ないと思いますし、そして、近い将来必ず政権を代えてこの国の政治をもっと良くする。そのために頑張らなければならないと改めて感じているところです。--

 これを岡田克也さんが地元三重3区(四日市市の一部、桑名市、いなべ市、桑名郡、員弁郡、三重郡)の初盆参りの感想をブログに記したものです。

 ◇

 次は和歌山2区総支部長の阪口直人さんのブログです。

 昨日、今日は、合わせて300人ぐらいの方々とお話をしましたが、生活の苦しさ、底知れない不安、そして希望のない未来を切々と訴える方々の連続でした。

 「もう不安で不安で、夜も寝られへん。このしんどい思い、誰に言うたらええんかと思ってたけど、話、聞いてくれるかぇ」

 物価高への不安、年金への不信感、そして、病気になった時の心配。

 「一生懸命、贅沢もせんと働いてきたんやで。年とってからこんな思いするとは思いもせえへんかった。もう、情けのうて…」「自民党は悪いことばっかりするやろ。絶対にやっつけてもらわなあかん」「頑張って上がってもうて助けてもらわな命が続かんよ」

 豊かであったはずの日本、どうしてこうなってしまったのでしょう。50年以上、国の財布を独占してきた自民党政治。その税金の使い方が時代に合わなくなっているとしか言いようがありません。

 ◇

 私は阪口さんと同じ和歌山県内で10日間、生活しましたが、驚くことの連続でした。ケータイをとるや否や、親族が交通事故で亡くなったと泣き崩れた人を初めて目前にしました。

 東京に帰ってから、新聞記事を読むと、見通しの良い一方通行路でタンクローリーと軽自動車が正面衝突するという考えられないような事故だったようです。詳しいことは分かりませんが、事故発生時刻などの状況証拠から勘案すると、「ギリギリの生活」によって生じた悲劇だと思います。

 北陸の方からは、「天変地異という文言がふさわしくなくなるほどの激甚災害が続いています」とのメールをいただきました。

 東京では、「ゲリラ豪雨」ということばが今夏発生。日中は33℃を超える暑さとアスファルトの照り返しとビルからの熱風。夕方になると雷鳴と豪雨。まさに「天変地異という文言がふさわしくなくなるほど」。

 断定こそできませんが、自民党が53年間にわたり「国土の均衡ある発展」との響きの良い言葉で、日本中をコンクリート・ジャングルにしたことにより、路面の温度が上昇し、大気が不安定になり、ゲリラ豪雨が発生しているのです。

 ゲリラ豪雨や自然災害ではなく、自民党による人災だと考えています。

 わが国は太平洋、日本海、東シナ海、オホーツク海と面した太平洋高気圧のなかにあります。地球温暖化(Climate Change)による影響を極めて受けやすい地形にもかかわらず、自民党は何一つ有効な手立てをとれません。

 ゲリラ豪雨は自民党のコンクリート国家建設の愚策のせいです。政権交代のあるデモクラシーを日本にも導入しないと、私たちに未来はありません。

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【ギョーザ情報隠蔽】民主党幹事長、自民党政府を徹底追及へ 談話発表

2008年08月08日 16時55分13秒 | その他

 中国製餃子中毒事件に関して、中国内での製造過程で混入した可能性が高いという情報を自民党政府(首相官邸・外務省)が「サミット前後」(福田首相)に知りながら情報公開をはばみ、国民に対して隠蔽した事件で、民主党が徹底追及の構えを見せています。

 鳩山幹事長は、民主党HPに談話を発表し、「国民の生命や健康にかかわる重大事であり、日本政府は、ただちに事実を日本国民に公表すべきであった」と批判しています。

(民主党HPより引用)

2008/08/08
中国製冷凍餃子中毒事件について国民に真相を明らかにすべきである(談話)

民主党中国製餃子中毒事件対策本部
本部長 鳩山由紀夫

 昨年12月から本年1月にかけて発生した中国製冷凍餃子中毒事件で、製造元である「天洋食品」が事件発生後に回収した餃子が、中国国内で再び流通し、6月中旬、この餃子を食べた中国人に重大な健康被害が生じていたことが判明した。これにより、日本で生じた中国製冷凍餃子事件の原因となった殺虫剤「メタミドホス」が中国国内で混入したことは改めて確実となった。

 今般の中国での事件について、日本政府は「この件は掘り下げるな」と指示した事実は否定しながらも、7月初旬の北海道洞爺湖サミット直前に、中国政府から報告を受けていたにもかかわらず、1ヶ月にもわたり、国民にこの事実を隠ぺいしてきた事実は認めている。福田総理は、「捜査上の問題でもあるのでご説明するわけにはいかないが、進行中であると理解してほしい」と弁明したとされているが、全く理解できない。

 ことは国民の生命や健康にかかわる重大事であり、日本政府は、ただちに事実を日本国民に公表すべきであった。北京オリンピックを開催する中国への外交的配慮というが、事実を隠ぺいしたことは本末転倒である。国民に事実を公表することが国民の安心につながり、ひいては中国や中国製品に対する信頼回復につながることを認識すべきである。情報公開に躊躇する中国政府に対しては、情報公開こそが真の日中友好につながることを説得すべきであった。

 一国の総理に求められる責務は国民の生命と暮らしを守ることであり、食の安全・安心の確保はまさにその要諦をなすものである。しかし、消費者重視の観点から行われたとされる内閣改造の直後でありながら、野田消費者行政推進担当相が今回の事実を把握していなかったことは、新内閣がまさしく消費者を軽んじていることを白日の下に露呈したといっても過言ではない。

 日本政府は、国民に対して事実を隠ぺいすることが、かえって中国及び日本政府に対する不信感を増幅させ、中国及び日本国民の不利益につながることを認識すべきである。事件の全容解明に向けて、中国側の捜査に積極的に協力するとともに、国民に対して、ことの真相を明らかにすべきである。

以 上

(引用おわり)

関連エントリ)
8/6付民主党ら、閉会中審査を要求 「外務省・ギョーザ」「米原潜放射能漏れ」で情報公開

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