クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ジムニー

ジムニーシエラに5ドアが誕生、インドで発表、ボディを延長

日本仕様のジムニーシエラに対して全長は435mm延長、ホイールベースは340mm長くなった

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前々から「出るぞ、出るぞ」と噂になっていたスズキ・ジムニーの5ドア仕様がインドで発表されました。



日本では軽自動車のイメージが強いジムニーですが、5ドアは当然ながらグローバルモデルですので、エンジンは1.5Lガソリンで、トランスミッションは5MT/4ATを設定とのこと。つまり、日本的にいえばジムニーシエラのロング版といったところでしょうか。

ジムニー5ドアインド仕様 主要諸元()は日本仕様のジムニーシエラ3ドア
全長3,985mm(3,550mm)
全幅1,645mm(1,645mm)
全高1,720mm(1,730mm)
ホイールベース2,590mm(2,250mm)

クロカン4WD車のロング版といえば、ホイールベースからして伸ばしていることがわりと多いのですが、ジムニーに御多分の漏れず、しっかりホイールベースを延長して後席のスペースを作ったことが公表されているスペックからも見て取れます。


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スズキ・ジムニーがアイドリングストップ新採用で燃費がどれだけ上がったか

5MT車のWLTCモード燃費は改良前の16.2km/Lからアイドリングストップ採用で16.6km/Lへ向上。4WDを選ぶとアイドリングストップしない設定なのがわかっている感じ!

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コンパクトサイズながら副変速機を持つ本格クロカン4WDであることが魅力のスズキ・ジムニー(660ccターボ・軽自動車)とジムニーシエラ(1500ccエンジン・登録車)が商品改良を発表。先進運転支援システムの採用に加えて、燃費を改善することで商品力をアップしております。



スズキ株式会社は、軽四輪駆動車「ジムニー」、小型四輪駆動車「ジムニー シエラ」を一部仕様変更し、7月20日より発売します。

今回の一部仕様変更では、5MT(5速マニュアルミッション)車に停車時アイドリングストップシステム(2WDで走行時のみ作動)を追加しました。それに伴い、一部インパネスイッチのレイアウト等を変更しています。

というわけで、スズキの発表を引用すると以上の通り。主な変更点はアイドリングストップの採用となり、スタイリングなどの変更はないようです。唯一の変更点といえるのは、アイドリングストップ関連スイッチが室内に新設されたくらいだとか。続きを読む

スズキがジムニーをインドでも生産。日本でつくる仕様と同一スペック

スズキのインド子会社マルチ・スズキで中南米、中東、アフリカ向けのジムニー(日本名 ジムニーシエラ)の生産・輸出を開始

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スズキ・ジムニーといえば、いまだバックオーダーが解消されていないというほど人気モデルですが、それは1.5リッターエンジンのシエラでも同様らしいのですが、そうした人気は日本市場にとどまらず、グローバルでも高止まり状態の模様。

というわけで、グローバル仕様(輸出用)の1.5リッター・ジムニーをインドにあるスズキの子会社として知られているマルチ・スズキにおいて生産を始めたという発表あり。はたして、どのような仕様が生産されているのかといえば……。





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スズキ・ジムニー、2018年夏の生産移管に合わせてフルモデルチェンジ?

2018年上期中、ジムニーの生産が磐田工場から湖西工場へ移るということは?!
IMG_7375
2017年12月22日に、スズキから「国内生産体制の見直しについて」という発表あり。船外機や二輪用エンジンの生産工場が一気に変わるという大きな見直しになるのですが、中でも注目はジムニーの生産工場が、磐田から湖西に移ること。磐田というと、トラックやバンといったフレームタイプのエンジン縦置き車を生産している印象が強いのですが、そこからモノコックボディの軽自動車を生産している湖西工場に生産を移すということは、そのタイミングでフルモデルチェンジをするのでしょうし、生産ラインの都合を考えると、このモデルチェンジにおいてラダーフレームと決別する可能性さえ想像できてしまうのです。そのキャラクターを考えると、エンジン横置きのFFベースの四輪駆動になってしまうというのは想像し難いのも事実ではありますが…。

もちろん、近年のSUVが持つ走破性を考えると、日常ユースとのバランスを考えたときに乗用車ベースの設計とすることのメリットは大いにあるわけですし、とくに舗装路での走りが洗練されることは容易に想像できるのではありますけれど。それにモノコックとフレームの混流生産ができないわけではありません(三菱の水島工場では、かつてミニキャブとeKシリーズの混流をやっていたこともあるはず)から、湖西でジムニーの生産を行なうからといってモノコックボディになるとは限らない…かもしれません。

ところで、上に貼った画像は東京モーターショーに展示されたスズキのコンパクトクロカンのデザインスタディといえるコンセプトカー。よーく見ると、フロントのサスペンションがボディ側に取り付けられているようで、フレーム構造からの脱却を示唆しているように見えませんか(汗)

精進します。
  




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趣味の軽自動車、ジムニーの安定感ったら!

前年同期比で110%、趣味系軽自動車のレジェンド「ジムニー」の凄み
JB23
2016年11月の軽自動車(四輪)販売速報を見ていて、ふとジムニー、コペン、S660といった趣味車の状況はどうなのかと気になり、見てみると……。

なんと、ジムニーの圧勝といえる状況。

前年同期比を見ても、次の通り。

ジムニー:111.0%
コペン:61.5%
S660:56.0%

ジムニーの場合は、趣味のクルマという以外に、軽自動車唯一のクロカン四駆という機能性から、業務用途もあるので、横並びに比較できないとは思いますが、それでも流行り廃りと関係ないと思える安定感。冬が近づくと、その存在を思い出すという面もあるのかもしれませんが、前年同期比で1割も伸びているというのはさすがであります、ハイ。



それにしても、この3台ともにそれぞれに魅力的。もし宝くじが当たったら、ガレージに並べておきたいと妄想膨らむのは、庶民感覚が過ぎますでしょうか(汗)

精進します。
  







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ジムニーは4ナンバーに戻るのかも、という妄想&願望


ジムニーといえば、いまやライバル不在の軽自動車規格の本格クロスカントリービークル。現行モデルは1998年の軽自動車規格変更時にデビューしたもので、ブラッシュアップを続けながら製造されている長寿モデルでもあります。

そして、雪が降ると、クルマ好きが急に欲しがるモデルでもあるのでした。

JB23

そんなジムニーですが、個人的に一番触れたことがあるのは1990年代前半に作られていたJA11型。いわゆる660cc規格に変更されたことに合わせて、550ccモデルの全長を伸ばし、エンジン排気量を大きくしたモデル。

エンジンは、F6A型SOHC 6バルブターボで、粘りのあるトルク感と、完全マニュアルでプリミティブな四駆システムの相性もよく、いろいろ楽しめたという思い出あり。

さらに、パノラミックルーフといって、ルーフの後ろ側に窓のついたグレードもあったことも記憶に残りますが、このJA11型はバン(商用)であったのが、もっとも印象深いところ。

つまり4ナンバー。リアシートは狭く、実質的には二人乗りですが、ジムニーの用途を考えるとノープロブレム。むしろ、周りの軽自動車は乗用5ナンバーが主流になっていく中で、あえて4ナンバーであることがジムニーの個性という風にも印象づけられたのであったのです。
JA11
 

そして、2015年4月1日以降、軽自動車税は増税されることが閣議決定されております。乗用・自家用、乗用・営業用、商用・自家用、商用・営業用という4種類の軽自動車税すべてが上昇するわけですが、乗用・自家用が1.5倍になるほかは、約1.25倍の上昇にとどまっていることで、第一印象では商用・自家用の旨味が増したという感触あり。

現行・軽自動車税
乗用・自家用 7200円
商用・自家用 4000円(乗用に対して約55%)


変更後・軽自動車税
乗用・自家用 10800円
商用・自家用 5000円(乗用に対して約46%)
 

かつてはパジェロミニ、テリオスキッドといったライバルもいたジムニーですが、いまや孤高の存在。こうなると乗用である必要もなく、3ドアしか用意しないのであれば、2015年の税制改正に合わせて、ふたたび4ナンバーとなることでユーザー負担を軽くする方向へシフトするのではないか、いや「してほしい」などと思ってしまうのでありました。法規を把握しているわけではありませんが、商用にするともろもろゆるくなる部分もあって、基本設計をいじらずに延命しやすくなるような予感もありますが……さて、どうなりますでしょうか。
 
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