2021年の国内販売台数は5万8780台でヴェゼルに肉薄されているフィットだが……
日本市場ではコンパクトカー・カテゴリーにおいてトヨタ・ヤリス、日産ノートに置いていかれている印象もあるホンダ・フィットですが、JAZZの名前で売られているイギリスでは高い評価を受けている模様。
かの国でバイヤーズガイドとして名高い「What Car?」誌のカーオブザイヤー企画で、スモールカー部門のイヤーカーに選ばれたという発表がありました。
同誌エディターのコメントを見ていると、コンパクトカーとは思えないスペースやユーティリティ、そしてハイブリッドによる好燃費が評価ポイントとなっているよう。個人的には、ハンドリングにおけるクラスを超えた気持ちよさというのも評価されてしかるべきでは、と思ったりもしますが、そうしたマニアックな部分よりも誰もが理解できるコンパクトカーとしての使い勝手で評価して部門イヤーカーにふさわしいということでしょうか。
それはともかく、日本でのフィットは過去モデルと比べると絶不調といえる状況。半導体不足などもあるので、いまの販売状況がそのままクルマの実力とするのは不適切なのは言うまでもありませんが、それでも2021年で5万8780台という新車販売状況はコンパクトカーとしてはかなり厳しい数値。
実際、ライバルたるヤリスは21万2927台、ノートは9万177台で、さらにいえばホンダのコンパクトSUVヴェゼルは5万2669台で、フィットに肉薄している状況。まあホンダとすればフィットよりもヴェゼルのほうが利益率が高いでしょうから、ヴェゼルの販売比率が高いというのは”いい話”かもしれませんけれど……。
ちなみに、ホンダの登録車でもっとも売れたのはスライドドアミニバンのフリードで、2021年の販売台数は6万9577台でありました。軽自動車のN-BOXがもっと売れている(18万8940台)のはご存知の通り。日本国内においてホンダはスライドドアなブランドというイメージがますます強くなっていくのかもしれませんが、さて?
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精進します。
日本市場ではコンパクトカー・カテゴリーにおいてトヨタ・ヤリス、日産ノートに置いていかれている印象もあるホンダ・フィットですが、JAZZの名前で売られているイギリスでは高い評価を受けている模様。
かの国でバイヤーズガイドとして名高い「What Car?」誌のカーオブザイヤー企画で、スモールカー部門のイヤーカーに選ばれたという発表がありました。
山本晋也@YsplanningHonda Jazz wins the ‘Small Car of the Year’ at the What Car? Car of the Year Awards 2022 https://t.co/H7iq1RZkGT
2022/01/24 20:47:46
Steve Huntingford, What Car? editor commented: “The Honda Jazz is a small car that feels like a big one, not only because of the sheer amount of space you get, but also because of the comfort and refinement that it offers. The interior is incredibly thoughtfully designed, too, with lots of clever touches to improve practicality. Plus, the Jazz is an easier car to see out of than many rivals, and its hybrid technology allows it to sip fuel, particularly around town.”
同誌エディターのコメントを見ていると、コンパクトカーとは思えないスペースやユーティリティ、そしてハイブリッドによる好燃費が評価ポイントとなっているよう。個人的には、ハンドリングにおけるクラスを超えた気持ちよさというのも評価されてしかるべきでは、と思ったりもしますが、そうしたマニアックな部分よりも誰もが理解できるコンパクトカーとしての使い勝手で評価して部門イヤーカーにふさわしいということでしょうか。
それはともかく、日本でのフィットは過去モデルと比べると絶不調といえる状況。半導体不足などもあるので、いまの販売状況がそのままクルマの実力とするのは不適切なのは言うまでもありませんが、それでも2021年で5万8780台という新車販売状況はコンパクトカーとしてはかなり厳しい数値。
実際、ライバルたるヤリスは21万2927台、ノートは9万177台で、さらにいえばホンダのコンパクトSUVヴェゼルは5万2669台で、フィットに肉薄している状況。まあホンダとすればフィットよりもヴェゼルのほうが利益率が高いでしょうから、ヴェゼルの販売比率が高いというのは”いい話”かもしれませんけれど……。
ちなみに、ホンダの登録車でもっとも売れたのはスライドドアミニバンのフリードで、2021年の販売台数は6万9577台でありました。軽自動車のN-BOXがもっと売れている(18万8940台)のはご存知の通り。日本国内においてホンダはスライドドアなブランドというイメージがますます強くなっていくのかもしれませんが、さて?
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精進します。