ラスベガスで明日からはじまるセマショーにて、トヨタ第三のブランドであるサイオンは「チューナーチャレンジ」を企画。異なる個性のサイオンFR-S(日本でいうトヨタ86)3台を並べるとのこと。

FR-S Tuner Challenge cars last night in advance of the Specialty Equipment Market Association (SEMA) show

で、事前に発表された画像を見て、気になったのがコチラ。

“Minty FReSh” by Chris Basselgia of Lebanon, Pa.
Chris_Basselgia_front


Chris_Basselgia_back


minty_FRS_spec

狙いどころは、FR-S(86)の汗くささといか漢臭を薄めて、違うクラスタにアピールしようということで、ボディカラーはミントグリーン、エアサスによってグランドタッチまで下げられているよう。

よく見れば、ワイパーやアンテナは外され、ボディのところどころがスムージングされているのが確認できます。ホイールサイズは19インチと控えめな印象もあり。タイヤサイズは225/35-19で、銘柄はファルケン453とのこと。

そのタイヤメーカーを知ってからボディを見ると、もしやファルケンカラーにインスパイアされたのでは? と思ってみたり(笑)

ちなみに、エンジンはイートンのルーツ式スーパーチャージャーによって過給されて、水冷インタークーラーによって吸気を冷却しているそうで、走りの面でもそれなりにパフォーマンスアップされているよう。

ファルケンカラーでスーパーチャージャーエンジンと捉えれば、結局はレーシングイメージで汗くさいベクトルへ向かっているのではないかと、感じる部分もあり。

FR-S(86)という素材を、たとえばセクレタリーカー方向でカスタマイズするのは意外に難しいのかな、と考えさせられる一台。ギンギンに走りを追求したストイックさはないと思いますが、かなりスポーティなキャラというのがFR-S(86)の本質なのでしょうか。