十勝から日高→帰路へ:2024北海道車中泊旅#4
今日から8月ですが、個人的には先週までの北海道車中泊旅で2024年の夏は終わってしまった感があります。あとは消化試合みたいな感じでしょうか… 暑いんですけどね。
(小樽から舞鶴へ向かうフェリー、サムネイル用)
16日目、阿寒湖観光して十勝へ。天候は晴れ。
なんかタイムラインのルートが二重になってるけど、別に行ったり来たりをしたわけではありません。
阿寒湖は初訪問。駐車場から湖までの散策路があったので行ってみる。
そうしたら散策路入ってすぐのところに鹿がいたらしく、ガサっと大きな音がしたんですよ!これにはビックリさせられました(笑)
この日、日差しは強めだったんですが、それを遮ることができれば湖上を吹く風がとても心地良く、湖畔を散策したあとはこの観光船乗り場前の広場で45分くらいぼーっとしてました。
そういえば今回とめた駐車場は有料だったんですが、トイレとコンビニも近くにあって車中泊できそう、みたいに思ってGoogleマップのクチコミ見たらやっぱり同じことを考える人はいるみたいで、隠れた車中泊スポットだったみたい。
その後、ちょっと離れたアイヌコタンに移動してアイヌの民芸品を物色。
木彫りのものは買いませんでしたが、アイヌ模様のブランケットと靴下を購入しました。
そうそう、とある店舗で「そのTシャツどこの?」なんて店主に声をかけられました。その時のTシャツがこのワンポイントのやつ。
せっかくなので久しぶりに自分でアイロンプリントしてみた。実に5年ぶりだよ…
— 槙 (@maki205t) April 14, 2024
ワンポイントver.も作ってみたけどどうだろ? 個人的には上手くいったと思う。 pic.twitter.com/a9EJwubMYX
鳥取から来てるんですけど、地元の版画家の作品をパクって自作したんですよ〜、とか話したらすぐに、因幡の白兎?なんて返してきたので、やっぱり知名度あるみたい。はよ商品化して道の駅 神話の里·白うさぎに置かないと→ MICEさん
あと興味深かったのは、たまたま入り込んでしまったホテルのロビー?に置いてあった木彫作品。
この場所以外にもたくさん置いてあって見応えありました。
一通り観光して十勝方面に向かう途中、オンネトーにも寄ったんですが、調子に乗ってオンネトー展望台まで歩いたのが大失敗。
釧路湿原サルルン展望台のことがあったので「展望台と名のつく所、行けそうなら行ってみよう!」という気持ちだったわけなんですが、道中ずっとアブに付きまとわれるわ、階段は急だわ、でなかなか大変。それでようやく到着してみれば、木々に囲まれて眺望が効かない、湖なんかほとんど見えないというね orz
そんなことがあったせいか、道の駅 しほろ温泉で温泉入ってサウナで整った後の生ビールは最高でした♪
今夜の車中泊場所も生ビールありで嬉しい (^^)
— 槙 (@maki205t) July 23, 2024
北海道も残すところ3日か… pic.twitter.com/NjIctpFSPS
17日目、帯広豚丼と晩成温泉。天候は曇り時々晴れ。
この日は朝からスタンプラリーで道の駅巡り。十勝は道の駅がたくさんあって宿泊場所もよりどりみどりですね、道東とはえらい違い。
特にこの道の駅 かみしほろはこのような車中泊ガイドが掲示してあって、車中泊客を歓迎している感じでした。施設も新しくキレイだったので、今度は営業時間内に利用してみたいです。
そして十勝まで来たら名物の豚丼を食べねば!ということでGoogleマップでクチコミ数と評価、あとはクルマでの行きやすさなんかをチェックして、今回は十勝豚丼いっぴんさんの帯広本店に行きました。
カウンターで店員さんが豚肉を炭火で焼いてるのを眺めながら料理が出てくるのを待ちます。ドライヤー使ってたけど、どんな利点があるんだろう?
と、そんなこと思ってたら豚丼到着。お肉たっぷり、炭火焼きの香ばしさが食欲をそそり、ご飯大盛りにしとけば良かったかな…とちょっぴり後悔するほどでした。
その後もスタンプラリーのスポット巡りしつつ池田町へ。
昨年回ったときのスタンプラリー景品、羊毛ストラップ作りを体験した
— 槙 (@maki205t) July 24, 2024
もっと羊毛をチクチクするのかと思ってたら、ストラップを付けるだけのお手軽体験だったので、ちょっと拍子抜け…
でもまぁかわいいから良しとするw pic.twitter.com/a2HCQTnA4a
そして本日の車中泊場所である晩成温泉に到着。
ここはキャンプ場と隣接していて、入浴料500円に加えて利用料500円を支払うとキャンプ/車中泊が可能です。Youtubeでその情報を得ていたのでどんなものかと試しに泊まってみました。
実際にチェックインしてみたら、氏名住所なんかを手書きするのではなく、Googleフォームを利用していたのが好印象。
そして近くの十勝ホロカヤントー竪穴群を散策。
マイナースポットなせいか、人っこ一人いなくて秘境感バリバリでした!あと人はいなかったけどキタキツネを見かけてそれも印象的でしたね。
実は今夜の車中泊場所でも生ビール(^^)
— 槙 (@maki205t) July 24, 2024
夕飯代わりのおつまみはたこザンギ♪ pic.twitter.com/lkYiARmDZQ
そして温泉入ってサウナ入って生ビール。ただ外気浴してるとアブがまとわりついてくるのがマイナスポイントだったかな。
18日目、襟裳岬と競走馬の故郷。天候は曇り(霧)時々晴れ。
この日は走行距離が268kmで、今回の車中泊旅で一番長い距離を走りました。
明け方4時40分ごろのキャンプ場の様子。キャンピングカーやハイエースでいっぱいの道の駅駐車場よりは雰囲気いいですね。
ただ気になるのがトイレですかね、やっぱり。
普段道の駅の温水洗浄便座がデフォな私にとっては、工事現場によくあるこの手のトイレはあまり利用する気にならないですね。
水洗になってたり、便座除菌用のスプレーなんかも備え付けられていたりと昔に比べれば良くなっているのでしょうが、道の駅のトイレに比べるとなぁ…という感じ。
今の、日中は観光&移動する車中泊旅のスタイルでは、積極的にキャンプ場を利用することはないかな〜 と、そんなことが確認できて、なかなか有意義な初キャンプ場宿泊でした。
で、二度寝してたら霧で真っ白に。
1時間もたってないんですがね…
北海道車中泊旅もあと僅か
— 槙 (@maki205t) July 25, 2024
せっかくなので襟裳岬まで足を伸ばすも霧で真っ白
まぁこれはこれで雰囲気あって良いんだけど、ほんの40キロ離れたエンルム岬が晴れてるの面白いよな〜 pic.twitter.com/TYAMDZumKI
どうせ眺望もないだろうから、襟裳岬やめとくか?とも思ったんですが、スタンプラリーのスポットがあったので結局行くことに。
上のポストでも言ってるけど、霧の風景も風情があって良いですね。特に襟裳岬に向かう国道336号線、黄金道路は走ってて楽しかったです。まぁ晴れた日にも走ってみたいけど。
襟裳岬 風の館にあったウマ娘のパネル。
去年の北海道ではキタサンブラックしか見てなかったけど、襟裳岬にも置いてあったんだね。
せっかく競走馬のふるさと日高地方まで来たので馬も見物。
ここはうらかわ優駿ビレッジAERU。6月に読んだ本「フェスタ」の影響でこちらに来ました。
(参考:先月読んだ本(読書メーターまとめ))
肝心のナカヤマフェスタはどこだ?と探してみても放牧地にはおらず、すでに厩舎の方に引っ込んでました。もうおじいちゃんだからかな?
で、何度か厩舎の方をのぞいていたら顔を出してくれたタイミングがあったのでパシャリ。
正直ウマ娘をチョロっとプレイしただけのにわかファンなので特に感想もなし。思ったより簡単に見学できるもんなんだな〜ってくらいですね。
そして北海道最後の車中泊場所である道の駅 むかわ四季の館へ。
こちらの施設にはセイウンスカイのパネルが置いてありました。
19日目、北広島市と北海道開拓の村。天候は曇り。
とうとう最終日です。
苫小牧で道の駅ウトナイ、千歳で道の駅サーモンパーク千歳、恵庭で道と川の駅 花ロードえにわに立ち寄りつつ小樽方面へ向かいます。
このあたりは人口も多くクルマも多く走っているので、これまでの北海道の風景とは全く違ったものに感じられましたね。なんか現実に引き戻される感覚というか…
そんな中、スタンプラリーのスポットである北広島市エコミュージアムセンターに行きました。
ミュージアムっぽくない外観ですが、どうも廃校になった小学校を利用しているそうです。
こちらは階段の踊り場を利用した展示スペース。
少しでも高さが取れる所に天井吊りの骨格標本をレイアウトするなど工夫が見られます。
こちらのマンモスの模型は「北広島マンモス大復活プロジェクト」と銘打って市内の小学生も参加して作り上げたものだそうな。
こういう、自治体の身の丈にあった施設は好感が持てますね。ちなみに私、鳥取県では賀露かにっこ館にそのようなイメージを持っています。
他にも開拓の歴史なんかも紹介されていて、予想通り広島県からの入植者が中心だったので、広島村→広島町→北広島市になったのだとか。
そして北広島市と言えば、日本ハムファイターズの新しい本拠地エスコンフィールドを誘致した自治体!
日ハムの誘致以来、さまざまな開発が進んでいるようで、札幌のベッドタウンから新しい魅力ある街へと変貌を遂げているようです。(Youtube動画をいくつか見た)
その後、最後の観光スポットである北海道開拓の村へ。
最初、開拓の村という名前から、三毛別羆のジオラマにあったようなほったて小屋が並んでるのかな〜、なんて思ってたら実際は明治村だったという。
まぁ一番奥にそういった開拓小屋もあったんですが…
いくつかの建物にはこういった人形が置いてありました。
そして観光客が入ってくると会話の音声が流れてくるのですが、その内容が面白かったです。
特にこちらの旧樋口家農家住宅は富山県から移住してきた農家が、移住5年後に富山の建築様式であるワクノウチ造の家を建てて、後年それを振り返り悦に浸るwという内容でした。
私も9年前に富山のお試し住宅に泊まったことがあるのですが、それもこのワクノウチ造だったので何やら彼らに親近感を持ったんですね(笑)
(参考:古民家で移住体験してきました)
(参考:空き家バンク物件の見学@富山)
そんな風にのんびり見物していたら閉館時間になってしまい、慌てて門まで戻る羽目に。結局4時間くらい滞在してたかな〜
あとはお風呂入って棒になった足を休め、夕飯食べて、フェリー乗り場の小樽まで移動し、北海道を離れたのでした。