2024年08月 - この先結婚するつもりもないのでセミリタイアした
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十勝から日高→帰路へ:2024北海道車中泊旅#4

こんにちは、槙です。

今日から8月ですが、個人的には先週までの北海道車中泊旅で2024年の夏は終わってしまった感があります。あとは消化試合みたいな感じでしょうか… 暑いんですけどね。
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(小樽から舞鶴へ向かうフェリー、サムネイル用)

16日目、阿寒湖観光して十勝へ。天候は晴れ。
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なんかタイムラインのルートが二重になってるけど、別に行ったり来たりをしたわけではありません。



阿寒湖は初訪問。駐車場から湖までの散策路があったので行ってみる。
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そうしたら散策路入ってすぐのところに鹿がいたらしく、ガサっと大きな音がしたんですよ!これにはビックリさせられました(笑)

この日、日差しは強めだったんですが、それを遮ることができれば湖上を吹く風がとても心地良く、湖畔を散策したあとはこの観光船乗り場前の広場で45分くらいぼーっとしてました。
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そういえば今回とめた駐車場は有料だったんですが、トイレとコンビニも近くにあって車中泊できそう、みたいに思ってGoogleマップのクチコミ見たらやっぱり同じことを考える人はいるみたいで、隠れた車中泊スポットだったみたい。

その後、ちょっと離れたアイヌコタンに移動してアイヌの民芸品を物色。
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木彫りのものは買いませんでしたが、アイヌ模様のブランケットと靴下を購入しました。

そうそう、とある店舗で「そのTシャツどこの?」なんて店主に声をかけられました。その時のTシャツがこのワンポイントのやつ。

鳥取から来てるんですけど、地元の版画家の作品をパクって自作したんですよ〜、とか話したらすぐに、因幡の白兎?なんて返してきたので、やっぱり知名度あるみたい。はよ商品化して道の駅 神話の里·白うさぎに置かないと→ MICEさん

あと興味深かったのは、たまたま入り込んでしまったホテルのロビー?に置いてあった木彫作品。
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この場所以外にもたくさん置いてあって見応えありました。

一通り観光して十勝方面に向かう途中、オンネトーにも寄ったんですが、調子に乗ってオンネトー展望台まで歩いたのが大失敗。
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釧路湿原サルルン展望台のことがあったので「展望台と名のつく所、行けそうなら行ってみよう!」という気持ちだったわけなんですが、道中ずっとアブに付きまとわれるわ、階段は急だわ、でなかなか大変。それでようやく到着してみれば、木々に囲まれて眺望が効かない、湖なんかほとんど見えないというね orz

そんなことがあったせいか、道の駅 しほろ温泉で温泉入ってサウナで整った後の生ビールは最高でした♪



17日目、帯広豚丼と晩成温泉。天候は曇り時々晴れ。
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この日は朝からスタンプラリーで道の駅巡り。十勝は道の駅がたくさんあって宿泊場所もよりどりみどりですね、道東とはえらい違い。
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特にこの道の駅 かみしほろはこのような車中泊ガイドが掲示してあって、車中泊客を歓迎している感じでした。施設も新しくキレイだったので、今度は営業時間内に利用してみたいです。

そして十勝まで来たら名物の豚丼を食べねば!ということでGoogleマップでクチコミ数と評価、あとはクルマでの行きやすさなんかをチェックして、今回は十勝豚丼いっぴんさんの帯広本店に行きました。
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カウンターで店員さんが豚肉を炭火で焼いてるのを眺めながら料理が出てくるのを待ちます。ドライヤー使ってたけど、どんな利点があるんだろう?
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と、そんなこと思ってたら豚丼到着。お肉たっぷり、炭火焼きの香ばしさが食欲をそそり、ご飯大盛りにしとけば良かったかな…とちょっぴり後悔するほどでした。

その後もスタンプラリーのスポット巡りしつつ池田町へ。


そして本日の車中泊場所である晩成温泉に到着。
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ここはキャンプ場と隣接していて、入浴料500円に加えて利用料500円を支払うとキャンプ/車中泊が可能です。Youtubeでその情報を得ていたのでどんなものかと試しに泊まってみました。
実際にチェックインしてみたら、氏名住所なんかを手書きするのではなく、Googleフォームを利用していたのが好印象。

そして近くの十勝ホロカヤントー竪穴群を散策。
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マイナースポットなせいか、人っこ一人いなくて秘境感バリバリでした!あと人はいなかったけどキタキツネを見かけてそれも印象的でしたね。

そして温泉入ってサウナ入って生ビール。ただ外気浴してるとアブがまとわりついてくるのがマイナスポイントだったかな。


18日目、襟裳岬と競走馬の故郷。天候は曇り(霧)時々晴れ。
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この日は走行距離が268kmで、今回の車中泊旅で一番長い距離を走りました。



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明け方4時40分ごろのキャンプ場の様子。キャンピングカーやハイエースでいっぱいの道の駅駐車場よりは雰囲気いいですね。
ただ気になるのがトイレですかね、やっぱり。
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普段道の駅の温水洗浄便座がデフォな私にとっては、工事現場によくあるこの手のトイレはあまり利用する気にならないですね。
水洗になってたり、便座除菌用のスプレーなんかも備え付けられていたりと昔に比べれば良くなっているのでしょうが、道の駅のトイレに比べるとなぁ…という感じ。

今の、日中は観光&移動する車中泊旅のスタイルでは、積極的にキャンプ場を利用することはないかな〜 と、そんなことが確認できて、なかなか有意義な初キャンプ場宿泊でした。

で、二度寝してたら霧で真っ白に。
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1時間もたってないんですがね…


どうせ眺望もないだろうから、襟裳岬やめとくか?とも思ったんですが、スタンプラリーのスポットがあったので結局行くことに。
上のポストでも言ってるけど、霧の風景も風情があって良いですね。特に襟裳岬に向かう国道336号線、黄金道路は走ってて楽しかったです。まぁ晴れた日にも走ってみたいけど。

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襟裳岬 風の館にあったウマ娘のパネル。
去年の北海道ではキタサンブラックしか見てなかったけど、襟裳岬にも置いてあったんだね。

せっかく競走馬のふるさと日高地方まで来たので馬も見物。
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ここはうらかわ優駿ビレッジAERU。6月に読んだ本「フェスタ」の影響でこちらに来ました。
参考:先月読んだ本(読書メーターまとめ)

肝心のナカヤマフェスタはどこだ?と探してみても放牧地にはおらず、すでに厩舎の方に引っ込んでました。もうおじいちゃんだからかな?
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で、何度か厩舎の方をのぞいていたら顔を出してくれたタイミングがあったのでパシャリ。
正直ウマ娘をチョロっとプレイしただけのにわかファンなので特に感想もなし。思ったより簡単に見学できるもんなんだな〜ってくらいですね。

そして北海道最後の車中泊場所である道の駅 むかわ四季の館へ。
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こちらの施設にはセイウンスカイのパネルが置いてありました。


19日目、北広島市と北海道開拓の村。天候は曇り。
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とうとう最終日です。

苫小牧で道の駅ウトナイ、千歳で道の駅サーモンパーク千歳、恵庭で道と川の駅 花ロードえにわに立ち寄りつつ小樽方面へ向かいます。
このあたりは人口も多くクルマも多く走っているので、これまでの北海道の風景とは全く違ったものに感じられましたね。なんか現実に引き戻される感覚というか…

そんな中、スタンプラリーのスポットである北広島市エコミュージアムセンターに行きました。
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ミュージアムっぽくない外観ですが、どうも廃校になった小学校を利用しているそうです。

こちらは階段の踊り場を利用した展示スペース。
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少しでも高さが取れる所に天井吊りの骨格標本をレイアウトするなど工夫が見られます。

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こちらのマンモスの模型は「北広島マンモス大復活プロジェクト」と銘打って市内の小学生も参加して作り上げたものだそうな。

こういう、自治体の身の丈にあった施設は好感が持てますね。ちなみに私、鳥取県では賀露かにっこ館にそのようなイメージを持っています。

他にも開拓の歴史なんかも紹介されていて、予想通り広島県からの入植者が中心だったので、広島村→広島町→北広島市になったのだとか。

そして北広島市と言えば、日本ハムファイターズの新しい本拠地エスコンフィールドを誘致した自治体!
日ハムの誘致以来、さまざまな開発が進んでいるようで、札幌のベッドタウンから新しい魅力ある街へと変貌を遂げているようです。(Youtube動画をいくつか見た)

その後、最後の観光スポットである北海道開拓の村へ。
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最初、開拓の村という名前から、三毛別羆のジオラマにあったようなほったて小屋が並んでるのかな〜、なんて思ってたら実際は明治村だったという。
まぁ一番奥にそういった開拓小屋もあったんですが…

いくつかの建物にはこういった人形が置いてありました。
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そして観光客が入ってくると会話の音声が流れてくるのですが、その内容が面白かったです。

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特にこちらの旧樋口家農家住宅は富山県から移住してきた農家が、移住5年後に富山の建築様式であるワクノウチ造の家を建てて、後年それを振り返り悦に浸るwという内容でした。
私も9年前に富山のお試し住宅に泊まったことがあるのですが、それもこのワクノウチ造だったので何やら彼らに親近感を持ったんですね(笑)
参考:古民家で移住体験してきました
参考:空き家バンク物件の見学@富山

そんな風にのんびり見物していたら閉館時間になってしまい、慌てて門まで戻る羽目に。結局4時間くらい滞在してたかな〜


あとはお風呂入って棒になった足を休め、夕飯食べて、フェリー乗り場の小樽まで移動し、北海道を離れたのでした。

総括:2024北海道車中泊旅#5

こんにちは、槙です。

鳥取に戻ってきて1週間になろうとしていますが、こっちで夏の暑さに徐々に慣れるということをしなかったせいか、クーラーの効いた部屋から出る気がしません。
まぁ外出しなくても自室以外はエアコンが設置されていないので、用を足しに廊下に出るだけでもムアっとした熱気にさらされ、その度にうんざりさせられるのですが…

そういう面では「避暑」を目的にした今年の北海道車中泊旅は成功だったのかもしれません。少なくとも7月の大部分はその暑さを避けられたわけですから。

そんなわけで今回の旅のまとめなんかをしたいと思います。


まずは避暑の効果を分析(笑)
温湿度計プラス_A0_data2024_-_Google_スプレッドシート
これは去年も作った車中泊した日の深夜0時における車内温度のグラフ。青が今年で赤が去年です。実際には日程が違うので単純比較はできないのですが、参考ということで…

パッと見、そんな違いがないように見えますが、平均温度では昨年26.3 → 23.3℃と3℃低くなっています。
去年の反省を活かし、北海道でも涼しい地域である道北・道東メインで回った成果が出た形です。最終日の舞鶴を除けば暑くて寝付くのに苦労した、ということはありませんでした。
参考:北海道車中泊旅①「北海道も暑かった」


また今年もスタンプラリーをやっていたのでそちらの紹介も。

二つのスタンプラリーをやっていたのですがまずはこちら。
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去年もやっていたNEXCO東日本が開催しているスタンプラリー。
白抜きされたプロットが私の巡ったスポットになります。
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シマエナガ→エゾリス→クリオネ→ナキウサギ→シマフクロウ→キタキツネときて、Lv.7 タンチョウツルまで成長することができました(笑)

もう一つがこちら。
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こちらは対象が道の駅だけのスタンプラリー。上とスポットが被るので同時に進めることができました。
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こちらは赤が踏破済みのスポットになります。スタンプ数は 64/127 で、ちょうど半分の道の駅を巡ったことになります。

NEXCO東日本の方は高速道路のSAなんかもスポットになってるので、そちらを走行するつもりがあまりない私にとってはコンプは無理と思ってますが、道の駅だけのこちらなら制覇できそう。しかも来年度中に全部回れば完全制覇認定証を発行してくれるみたいなので、来年はそれを目標にしようかなぁ。


最後に今回の車中泊旅の費用まとめ。

・フェリー往復代 78,400
・ホテル代(1泊) 7,350
・ガソリン代   33,302
・外食代     44,458
・食料品     17,236
・酒代      11,698
・カフェ代     7,236
・旅行代     17,810(温泉、観光施設入場料など)

 合計     217,490円

なんと昨年の費用(217,179円)とほとんど同じという結果でした。
個人的には外食代がそんなに高くなかったのが予想外でしたね。値段を気にせず食べたいものを注文したと思ったんですが…。去年は最初に食べた生ウニ丼が5,390円と頭抜けて高かったせいかも?

ちなみに走行距離はトータルで3,805kmでした。(昨年は3,057km)

続きを読む»

昨年の北海道車中泊旅ルート

こんにちは、槙です。

ここ最近、北海道車中泊のブログ記事書いてて昨年の車中泊旅を振り返ることが多かったので、この際昨年のルートもブログにすることにしました。

それではどうぞ。


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室蘭は展望台から変化に富んだ眺めも楽しむことができたし、円形校舎もあるしで親近感の沸いた街でしたね。

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この時は車中泊してた道の駅ウトナイ湖で、響けユーフォニアムの動画を見たのがなぜか印象に残ってる。暑かったので扉を開けて音声はイヤホン。シーズン2の内容をほとんど忘れてたので、先日終わったシーズン3の予習にちょうど良かった。
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あと道の駅しかおいの近くにある福原記念美術館にあった彫刻作品が面白かった。
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これなんか遊星からの物体Xみがある(笑)

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この二日間は風、霧、雨などで、この時の車中泊旅では天気にあまり恵まれなかった期間。

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朝一番で行ったら駐車場代を払わなくて済んだ摩周湖第1展望台。PXL_20230817_220654488.jpg


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この青い池も早い時間に駐車場代払わずに済んだ (^^)
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途中で寄った安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄。
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自然の中、余裕を持って配置した彫刻作品が美しかった。

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モエレ沼公園。
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海の噴水がやってなくて残念。

札幌芸術の森 野外美術館。
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ここには上述の安田侃彫刻美術館とは違い、多くの作家さんの作品が展示してあるんだけど、中には地元で見たことあるような作品も…
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内田晴之氏の異・空間シリーズですね。

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翌朝、羊蹄山のふもとをドライブしつつ小樽へ。
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最後に小樽芸術村で美術鑑賞。写真は撮れなかったけど似鳥美術館にもいい絵画作品がありました。


こうして振り返ってみると昨年はけっこう美術館に寄ってましたね。
今年は博物館はいくつか行ったけど美術館には行かなかったので、こうやって比較してみるとちょっと物足りなさが残るかも…
プロフィール

槙

Author:槙
2014末に会社を辞めたセミリタイアおじさん。 2016年に鳥取移住。 属性はフィギュアオタク、ひなビタ♪も応援しています。『限界費用ゼロ社会』到来派。

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