先月読んだ本(読書メーターまとめ)
こんにちは、槙です。
もう10月なんですね ((((;゚Д゚)))))))
それはさておきいつもの読書まとめ。
先月も「バーナード嬢曰く。」からの本が多かったですね。
そうそう「星の王子さま」って初めて読んだんですが、みんなどれくらい読んでるもんなんですかね?

他にも「銀河鉄道の夜」とか「アンネの日記」とか、誰でも知ってるような本…
私はどれもここ数年でようやく読んだわけですが、それでも(働いている)人よりは読書量が多いと思うんですよ。
それでこの状態なんだから、きっと普通の人は2割も読んでないんじゃないかな(テキトウ)
それか子供の頃に読んだんだけど、その読んだことすら忘れているとか???
う〜ん、わからん。
まっ、どうでも良いんですけどね!
9月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2195
ナイス数:26
ザ・ロードの感想
どういう意図なのかわからないが、読点「、」が極端に少なくて読みにくさを感じた。50ページほど読み進めるも、その読みにくさと、展開の遅さが気になって読むのをやめようかとも思ったが、48ページの『やるべきことのリストなどなかった。今日一日があるだけで幸運だった。この一時間があるだけで。"あとで"という時間はなかった。今がその"あとで"だった。』という文がカッコ良くて、最後まで読み切れた。彼と少年、名前もわからない二人の旅を綴ったちょっと不思議な読書体験。映画はどう解釈してるのかな?
読了日:09月02日 著者:コーマック・マッカーシー
新訳 星の王子さまの感想
初「星の王子さま」。もっと子供向けだという印象だったけど、こんな話だったのか!と驚き。30歳くらいで読むのが新鮮な気分なのかも。あと訳者があとがきで結構な毒を吐いていたのが面白かった。
読了日:09月08日 著者:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
邦人奪還―自衛隊特殊部隊が動くとき―の感想
海上自衛隊の特殊部隊「特別警備隊」の活躍を描いたリアル系小説。テンポよく物語が進むのでサクサクと最後まで読める。ただ著者が元海上自衛官のせいか、海上自衛隊の記述はリアルなんだけど、総理含めた政府高官がひどく薄っぺらく感じられ、そこがちょっと残念だった。あと陸自特殊作戦群の良いところがなくて残念…
読了日:09月08日 著者:伊藤祐靖
イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ (光文社古典新訳文庫)の感想
バーナード嬢本。「イワン・イリイチの死」のみ読了。一見成功して上流階級にいるイワンだが「気楽、快適、上品」という価値基準を重視し、家族とも深い絆を結んで来なかったため、死を前に思い悩むという話。普遍性のあるテーマで今読んでも全く古く感じない。一通り読んだあと、改めて1章を読み直すと、そこの登場人物の軽薄さが浮き彫りになった。
読了日:09月09日 著者:トルストイ
すばらしい新世界〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)の感想
いっとき古典SFをあれこれ読んだはずだが、なぜかこのタイトルは引っかかってこず、先日のバーナード嬢でようやくこの存在を知った。大森望氏のこなれた翻訳により、88年前の作品とは思えないほど気楽に読むことができた。本作に登場するSF的なアイディアは、その多くが後年の作品に受け継がれているためこれといった新鮮さはないものの、逆にパクリと言われないための余分なものがないため、シンプルにディストピア小説を楽しめた。「一九八四年」の重苦しい雰囲気とはかけ離れていたのも面白い。
読了日:09月11日 著者:オルダス・ハクスリー
折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)の感想
とにかく「折りたたみ北京」という語感がすばらしい!英題であるInvisible Planetsとは違う短編の題をつけたセンスが最高。内容的には「鼠年」「童童の夏」が好みだったが、「折りたたみ北京」の長編が出るのならそれも楽しみ。巻末のエッセイで「中国SFを中国たらしめているものは何か?」というのがあったが、個人的には登場人物と地名がそれっぽいということくらいしか思いつかなかった。
読了日:09月17日 著者:
なめらかな世界と、その敵の感想
ちょっと肌に合わないかも…、と読み進めたが最後の書き下ろし「ひかりより速く、ゆるやかに」は面白かった。
読了日:09月24日 著者:伴名 練
読書メーター
もう10月なんですね ((((;゚Д゚)))))))
それはさておきいつもの読書まとめ。
先月も「バーナード嬢曰く。」からの本が多かったですね。
そうそう「星の王子さま」って初めて読んだんですが、みんなどれくらい読んでるもんなんですかね?

他にも「銀河鉄道の夜」とか「アンネの日記」とか、誰でも知ってるような本…
私はどれもここ数年でようやく読んだわけですが、それでも(働いている)人よりは読書量が多いと思うんですよ。
それでこの状態なんだから、きっと普通の人は2割も読んでないんじゃないかな(テキトウ)
それか子供の頃に読んだんだけど、その読んだことすら忘れているとか???
う〜ん、わからん。
まっ、どうでも良いんですけどね!
9月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2195
ナイス数:26

どういう意図なのかわからないが、読点「、」が極端に少なくて読みにくさを感じた。50ページほど読み進めるも、その読みにくさと、展開の遅さが気になって読むのをやめようかとも思ったが、48ページの『やるべきことのリストなどなかった。今日一日があるだけで幸運だった。この一時間があるだけで。"あとで"という時間はなかった。今がその"あとで"だった。』という文がカッコ良くて、最後まで読み切れた。彼と少年、名前もわからない二人の旅を綴ったちょっと不思議な読書体験。映画はどう解釈してるのかな?
読了日:09月02日 著者:コーマック・マッカーシー

初「星の王子さま」。もっと子供向けだという印象だったけど、こんな話だったのか!と驚き。30歳くらいで読むのが新鮮な気分なのかも。あと訳者があとがきで結構な毒を吐いていたのが面白かった。
読了日:09月08日 著者:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ

海上自衛隊の特殊部隊「特別警備隊」の活躍を描いたリアル系小説。テンポよく物語が進むのでサクサクと最後まで読める。ただ著者が元海上自衛官のせいか、海上自衛隊の記述はリアルなんだけど、総理含めた政府高官がひどく薄っぺらく感じられ、そこがちょっと残念だった。あと陸自特殊作戦群の良いところがなくて残念…
読了日:09月08日 著者:伊藤祐靖

バーナード嬢本。「イワン・イリイチの死」のみ読了。一見成功して上流階級にいるイワンだが「気楽、快適、上品」という価値基準を重視し、家族とも深い絆を結んで来なかったため、死を前に思い悩むという話。普遍性のあるテーマで今読んでも全く古く感じない。一通り読んだあと、改めて1章を読み直すと、そこの登場人物の軽薄さが浮き彫りになった。
読了日:09月09日 著者:トルストイ

いっとき古典SFをあれこれ読んだはずだが、なぜかこのタイトルは引っかかってこず、先日のバーナード嬢でようやくこの存在を知った。大森望氏のこなれた翻訳により、88年前の作品とは思えないほど気楽に読むことができた。本作に登場するSF的なアイディアは、その多くが後年の作品に受け継がれているためこれといった新鮮さはないものの、逆にパクリと言われないための余分なものがないため、シンプルにディストピア小説を楽しめた。「一九八四年」の重苦しい雰囲気とはかけ離れていたのも面白い。
読了日:09月11日 著者:オルダス・ハクスリー

とにかく「折りたたみ北京」という語感がすばらしい!英題であるInvisible Planetsとは違う短編の題をつけたセンスが最高。内容的には「鼠年」「童童の夏」が好みだったが、「折りたたみ北京」の長編が出るのならそれも楽しみ。巻末のエッセイで「中国SFを中国たらしめているものは何か?」というのがあったが、個人的には登場人物と地名がそれっぽいということくらいしか思いつかなかった。
読了日:09月17日 著者:

ちょっと肌に合わないかも…、と読み進めたが最後の書き下ろし「ひかりより速く、ゆるやかに」は面白かった。
読了日:09月24日 著者:伴名 練
読書メーター