継続することへの慣れと新しいことへの恐れ
継続することへの慣れと新しいことへの恐れ
継続は力なり
昔から自分は、他の人よりも比較的この言葉を信じてきた方だと思う。
そして、年齢を重ねるほどに、何かを継続することへの難易度は低くなっているように思う。
それは、自分が継続可能な対象や内容の選別が上手くなったということもあるかもしれない。
一方で、逆に苦手意識を持つようになってしまったこともある。
それは、新しく何かをはじめるということだ。継続との裏返しの概念である。
つまり、新しいことを始めるには、これまで継続していた何かを手放す必要がある。
すべてを手放すことはないにしても、これまでの通りのルーティンやステップ通りにはいかなくなるだろう。
これに、自分は恐怖を抱き、億劫になっている。感覚がある。
何を続け、何を手放し、何を始めるのか?は非常に難しい問題だ。
ただ、自分の中で1つだけ言えることがある。
それは、思考停止したまま続けていることがあるとしたら、手放すべきだということだ。
考えることをやめたらいくら続けていても、それは何の力にもならない。
ひたすらに時間が浪費されるだけだ。
年を重ねて増えてくるのは、この手の「なんちゃって継続」案件かもしれない。
元々の目的や感情を忘れ、盲目的に続けることが目的になってしまうことは、人としては自然だ。だが、そこに抗ってこそ、さらなる成長や発見があるように思う。