
シンガー・ソングライターのRie fuが、自身のルーツを探るカーペンターズのカヴァー・アルバムをリリース。OTOTOYでは先行配信をおこなうとともに、24bit/48kHzの高音質WAV音源でも配信! OTOTOY限定の描きおろし壁紙や、歌詞カードも同時にダウンロードされます。合わせて、カーペンターズとの思い出、カレンの歌声への想いを語るインタヴューも掲載。ぜひ、カーペンターズの楽曲をRie fuの歌声で聴きながら、ゆったりと流れる音楽をお楽しみください。

Rie fu『Rie fu Sings th Carpenters』
【配信価格】
mp3 まとめ購入のみ 1,500円
HQD(24bit/48kHzのwav) まとめ購入のみ 1,800円
【Track List】
1. Dear Karen〜English version〜 / 2. Sing / 3. We've Only Just Begun / 4. For All We Know / 5. Please Mr.Postman / 6. Superstar/ 7. Yester Once more/ 8. Close to ypu 9. Top of the World / 10. Rainy Days and Mondays / 11. A Song for You / 12. I Need to be in Love / 13. Dear Karen〜Japanese version〜
※ご購入いただいた方には、歌詞カード、ジャケット画像、Rie fuからの手紙、特製PC用壁紙がついてきます!!
描きおろしPC用壁紙歌詞カード
Rie fuがオトトイの学校にやってくる!
受講生募集中!
MUSIC IS THIS! Rie fu流 D.I.Y.アーティスト論
司会 : 飯田仁一郎(Limited Express (has gone?)、オトトイの学校長)
講師 : Rie fu
日時 : 2013年10月29日 19時30分〜 (全1回)
会場 : ミューズ音楽院本館 (東京都渋谷区代々木1-31-2)
受講料 : 1,000円 (税込)
定員 : 50人
2011年に大手レコード会社を離れ、自らのレーベル、プロダクションの社長という立場に立ちながら、昨年フル・アルバムをリリース、大型ツアーも経験した彼女は、いま、何を思い、語るのか。なぜ多くの人が憧れるメジャー・レーベルを離れたのか、実際に自主制作をしてみたとき、なにを感じたのか、そして、これからはどう生きていくのか。“アーティスト”を志すすべての人に聞いてもらいたい、Rie fu流のサバイバル術を解き明かします。さらに、会場ではミニ・ライヴを行い、Rie fuのアート作品も展示。Rie fuの世界観に浸りながら、彼女のアーティスト論を学び、自立した表現者としての生き方について考える貴重な機会になることでしょう。
お申し込みは
LIVE INFORMATION
☆ “Rie fu Sings the Carpenters”アルバム・リリース・パーティー、東名阪で開催!☆
カーペンターズのカヴァー曲はもちろんのこと、彼らに影響を受けて作ったオリジナル曲もお届け。アルバム先行販売・サイン会も行います。
2013年8月31日(土)@東京 渋谷JZ Brat (2ステージ制)
http://www.jzbrat.com/ より予約受付
2013年9月6日(金)@大阪 JANUS
ローソンチケット Lコード: 55462 / チケットぴあ Pコード: 197-274
2013年9月7日(土)@名古屋 Vio
ローソンチケット Lコード: 41771 / チケットぴあ Pコード: 204-024
★東京公演にスペシャル・ゲスト、園田涼(from sonodaband)の出演決定!!
詳細はwww.riefu.comライヴ・ページで☆
INTERVIEW : Rie fu
Rie fuが、カヴァー・アルバムをリリース。その名も、『Rie fu Sings th Carpenters』! このアルバムからは、カーペンターズに対する深い愛情と、彼女等を後世に伝えたいというあきらかな意思を感じる。Rie fuは、どうしてこのカヴァー・アルバムを創ったのだろうか? そして、32歳という若さでこの世を去ったカレン・カーペンターへ伝えたい想いとは? 下北沢のレコード屋&カフェCITY COUNTRY CITY にて、カーペンターズのレコードやCDを手にしながら、彼女にその想いを聞いてみた。
インタヴュー : 飯田仁一郎(Limited Express(has gone?))
文 : 高橋拓也

綺麗なのに物悲しくもあり、光と影を感じさせる
ーーはじめてカーペンターズの音楽と出会ったのはいつ頃ですか?
8歳のころになりますね。小学2年生だった92年に、3年間ほどアメリカへ引っ越したんですけど、そのときに両親がカーペンターズのベスト盤をよく聴かせてくれたんです。ヴォーカルのカレン(註1)は英語の話しかたがとても綺麗で、発音の勉強になると思い、選んでくれたみたいです。当時はそのベスト盤をカセットテープに録音し、ウォークマンでずっと聴いていたほどお気に入りで、ちょうど物心がつくようなころでしたので、かなり印象に残っています。また通っていた学校がクリスチャン系のところだったので、賛美歌をよく聴いていて、カーペンターズにはハーモニーに賛美歌への共通点も感じていました。
※(註1) カレン : カーペンターズでヴォーカルとドラムを担当した、カレン・カーペンター。ずば抜けた歌唱力と精密なドラミング・テクは多くのフォロワーを生みだした。長い間体型にコンプレックスを抱き、これが後に摂食障害(過食症と拒食症)を引き起こす原因となった。1983年、急性心不全により32歳という若さでこの世を去る。

ーー入り口はベスト盤だったと。そのベスト盤を何度も聴いていたんですね。
そうでしたね。初めてアルバム単位で聴いたのは『ア・ソング・フォー・ユー』(註2)から。それ以外の作品は、アルバム単位であまり聴いていませんでしたね。
※(註2)『ア・ソング・フォー・ユー』 : 1974年に発表された4枚目のアルバム。ファンの間でも特に人気のある作品で、代表曲「トップ・オブ・ザ・ワールド」もこのアルバムが初出(後にシングル・カット)。全13曲のうち、約半分である6曲の楽曲がシングル・カットされていることからも、その人気がうかがえる。
ーーアメリカでのエピソードについてさらにおうかがいしたいのですが、アメリカではどんな生活をしていましたか。
周りの子供たちはみんなローラースケートやホッケーで遊んでいて、私はそれを、ウォークマンでカーペンターズを聴きながら眺めてるような子供でした。すごく暗いですね(笑)。この性格は、カーペンターズの楽曲の雰囲気とのリンクを感じさせますね。
ーー精神性にも強い影響を受けたんですね。子供の頃はカーペンターズ以外に、どんな音楽に興味を持っていましたか?
子供の頃から音楽は好きだったのですが、特定のアーティストを好きになったのはカーペンターズが初めてでした。それまではディズニー・アニメーションの楽曲や、『サウンド・オブ・ミュージック』の劇中歌をよく聴いていて、今振り返ると懐かしい雰囲気が感じられるような曲を好んでいましたね。

ーー録音当時の雰囲気も、ご自身の好みに表れていたと。カーペンターズの理論的な部分では、どんな点に惹かれましたか?
カレンの歌声によるところが大きく、どこか憂いのある雰囲気に興味を惹かれました。綺麗なのに物悲しくもあり、光と影を感じさせる。その対称的な要素は自分の性格によく似ていて、共感出来るような特徴で。当時は歌の入りの低音が心地よい、「イエスタディ・ワンス・モア」を特に好んで聴いてました。
ーーお兄さんのリチャード(註3)のアレンジよりも、カレンの歌声に注目したんですね。
アレンジについてはそこまで意識的に聴いていませんでしたが、コーラスラインが浮遊的であったり、ミステリアスなところがあったり、様々な魅せ方があるところがおもしろいなと。
※(註3) リチャード : カーペンターズのピアノや作曲を担当した、リチャード・カーペンター。どんなカヴァー曲もカーペンターズ調に彩る、高いアレンジ力で妹カレンを引率した。カーペンターズ活動中に睡眠薬依存に悩まされるものの、現在も現役で音楽活動を続けている。
ーー実にアレンジが多彩ですよね。僕のカーペンターズ体験でも、他のジャンルに興味を持つにつれ疎遠になり、しばらくしてから聴き直すと楽曲のクオリティやアレンジ力の高さに驚いたんです。小さなころから聴き、カレンの歌声に惹かれた点から、Rie fuさんにとってカーペンターズは非常に身近なものとして、関わりを持っていたことがうかがえました。
私はこれまで流行に関係なく音楽を聴いていて、ミュージシャンになりたいと思ったのは比較的遅かったんです。なので真似してみよう、という聴き方はしなかったです。時期によってシェリル・クロウやアラニス・モリセット、ミシェル・ブランチなど、主に女性のシンガーを軸にして聴くアーティストが変わっていったのですが、そういった変化の中でもカーペンターズはずっと聴き続けました。初めて曲を作ったとき、自分の楽曲を聴いてもらって感想をうかがうと、みんなに「カレンの声に似ている」って言われて。自分ではあまり意識的に似せようとは思ってなかったのですが、客観的な感想を聞いてからは、かなりカーペンターズへの影響を受けているのがわかりました。

ーー長いスパンで聴いていただけあって、それだけ影響も強く受けていたと。「カレンに似ている」と言われたときはどんな気分でしたか?
カレンの歌い方を参考にしてたので、ある種当然といった感じはありましたね。
ーーRie fuさんのキャリア内では初となるカヴァー・アルバムですが、すでにライヴでは、何度かカーペンターズのカヴァーは発表されてきました。こんどは録音物として発表した、そのきっかけについて教えてください。
カーペンターズのカヴァー・ライヴはこれまで何度か行ってきましたが、以前から音源化してみたかった気持ちはあったんです。ちょうど今年(2013年)はカレンが亡くなってから30年にあたる節目だったので、その記念に合わせて制作を開始しました。30年は世代を一周する期間で、それと同時に「音楽」というバトンを受け継ぐ周期というイメージと繋がりを感じて。これはカヴァー・アルバムをリリースするきっかけにもなりました。30年には様々な意味が解釈ができ、時代の変化や親と子、人生の中間点といったイメージを浮かべます。カレンが亡くなって30年経っても、カーペンターズの楽曲は受け継がれ続けている。これは良い音楽は受け継がれることも表していて、普遍的なものだな、といった発想が今回のアルバムには込められてます。
曲を届けるというのも、一人一人に受け渡すというイメージ
ーー楽曲の継承と、普遍性がテーマであると。以前のインタヴューでも、音楽の受け継ぎについて話題に挙がりましたね。
前回のインタヴューで、レーベルに所属するという環境から独立した経緯をお話ししたのですが、いままでは漠然とレコード会社に支えられていたような感じで、あまり人とのつながりがなかったんです。生身でたくさんの人と接することが多くなってからは、個人の重要性を意識し、相手を思い描く重要性に気がつきました。音楽を作る過程が見えるからこそ、一個人の姿が見えるように心がけてます。曲を届けるというのも、一人一人に受け渡すというイメージです。
ーーカヴァー曲であっても、こういった継承について、しっかりと重要視しているようで。なるほど。
ただ、カーペンターズの曲を歌うだけのカヴァー・アルバムにしようとは思わなかったんです。自分のオリジナル曲とは違った歌い方をしたり、曲はカヴァーでも熱意はオリジナル、つまり私のメッセージを楽曲に込めたかった。そのメッセージが受け継がれる重要さとともに、歌声を伝えるのが目標でした。

ーー「歌声」「を」伝えたい、というのは特徴的ですね。
今の時代では、コード進行や歌い回しは聴いたことのあるものばかりになりました。かといって一緒に歌えないようなメロディを使うのも抵抗があり、とにかく変わったメロディを使えばよい、というわけではない。そうなったときに何が特徴につながるかとしたら、歌声が一番力があり、そして伝えられると考えたんです。
ーーカレンへのリスペクトを、ご自身の歌声で表現したかったと。
まさにそれですね。自分の声で歌いたいと思えるようになったのはカレンの歌声の力強さに気付いたからで、彼女から教えてもらったこと、歌声を通して学んだことを押し出したかった。
ーー師匠であるカレンと違うものを作ろうとしたのは、非常に難しい部分だったのでは?
意識して変えようとせず、あえて自分の声で歌うことも個性につながると思ったので、まったく苦労は感じませんでした。
ーー本作では誰でも聞いたことのあるような有名曲で占められていることもあったので、ご自身の色合いを充分に打ち出せたのは、とても心強いですね。マニアックなものがひとつもなかったのは逆におもしろいと思ったのですが、楽曲はどのように選んだのですか?
自分が初めて聴いた曲たちから選び、それから多くの人に愛されているものを選びました。現在まで語り継がれている曲、といった点も重視してます。
ーーカーペンターズがカヴァーした曲も今回のアルバムに含まれていますが、この点もカヴァー・アルバムとしては特殊な形態ですね。
これはカヴァーの中でも、特にカーペンターズの色合いが強いものを選んでいます。カーペンターズはキャロル・キングの「小さな愛の願い」やビートルズの「涙の乗車券」もカヴァーしていますが、これらはオリジナルのアーティストのイメージが強かったので、今回はその中でも特に有名な「プリーズ・ミスター・ポストマン」にしました。
ーーRie fuとカレン、互いの共通点はどこだと思いますか?
憂いの要素や、光と影といった相反するものをよくテーマにしているのですが、これが私とカレンの共通点であると思います。ただハッピー、すごく悲しいだけじゃなく、暗い部分もあり明るい部分もあり、両方が共存している。さらにその中に、賛美歌のような道徳観も自然と刷り込まれたような気がします。カレンには歌うときの表情にも憂いがあるように感じるのですが、もしかするとストレス性の摂食障害で亡くなってしまった、彼女の人生に照らし合わせて聴いていたところもあるのかもしれないですね…。どんなにハッピーな曲を歌っていても、どこかに暗さが感じられて、彼女は孤独だったのかな… と思います。またカレンの姿や人生を見ると、無いものねだりではないけど、愛の重要性を意識させられます。家族でも恋人に対しても、いくらお金や名誉があっても愛する気持ちがないと、すべて無いに等しいのではないかと…。
ーーアルバムの初めと終わりに、唯一のオリジナル曲である「Dear Karen」が収録されていますが、そこにもRie fuさんの、カレンに対する想いが込められていますね。この曲が出来るまでのいきさつはどのようなプロセスを経たのですか?
もともとこの曲は「Dear Music」というタイトルで、音楽に対する楽曲だったんです。音楽への讃歌が題材で、このテーマが決まってからは一気に制作が進んで。歌は確かなものじゃないけど、あるからこそ確信が持てるものであって、歌詞にもそういった思いを込めて作っていきました。なぜ”音楽”ではなく”カレン”になったのかというと、制作を進めていくうちに誰に向けて歌うかを絞っていくことになり、最終的にカレンへと行き着いたんです。これがタイトルを「Dear Karen」に変更した理由でした。大人しく、人前で歌を歌うことも出来なかった自分を支えてくれたカレンと、手紙で話しているようなイメージで構成されてます。最終的には2人の世界だけでなく、カレンのように自分も誰かにバトンを渡せるよう、受け継いでいこうという範囲まで広がっていきました。今振り返ると、「Dear Music」だとすごくベタな感じもありますね(笑)。曲に対する意味合いも変わりますし。
ーーこのアルバムでカーペンターズを乗り越えないといけないという考えも浮かんだと思うのですが、これからはどんなシンガーを目指していきますか?
現在新しいデモをたくさん作っていて、自分の殻を破らないといけないな、と感じてます。いままで聴いたことのないような曲、例えるならケイト・ブッシュのような、異質なものをつくりたいですね。もちろんカーペンターズから影響をうけた歌声はそのままに保ちつつ。
ーー異質なもの、というコンセプトは面白いですね。
先ほども少し話題に挙げたのですが、メロディ・ラインやパターンはどれも似たようなものばかりが溢れているので、その限界に挑戦したい。そのまま作れるような範囲のものを続けても意味がないし、メロディのパターンに挑戦したい、という気持ちもあります。歌声を大事にしつつ、メロディの枠を広げていきたいです。日本のシーンでは大衆的にはあまり聴かれないだろうと思っていますが、海外に向けて発表しつつ、いつか日本でも受け入れられるようになりたいですね…。
ーー海外での活動を増やしていくのが、これからの目標になると。
そうですね。その方法も一つではないですし、まだ明確に見えている訳ではないですが、発信自体が出来るような楽曲がないと何も始まらないので、楽曲をどんどん作っていきたいです。それから来年で日本でのデビューから10周年になるので、それに向けてはもうちょっとわかりやすくてインタラクティヴなものも作ってみようと思います。
取材協力 : CITY COUNTRY CITY
>>CITY COUNTRY CITY Official HP
>>Twitter : @citycountrycity
>>CCC RECORDS Official HP
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日本でのCDデビューと同時期に渡英、ロンドン芸術大学でファインアートを学び、画家としても活動するシンガー・ソングライターのRie fu。多方面で精力的な活動を続けてきた彼女が、生活の流れの中にある「絵を描くこと、歌を作ること」の模様を、音楽だけでなくアートワークやテキストなど、様々な方法で表現していくマンスリー・ソング・ブック・プロジェクト「fu diary」。
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PROFILE
Rie fu(りえふぅ)
2004年デビュー。07年ロンドン芸術大学卒。2012年Rie fu inc.設立。
日本語と英語、癒しと辛辣さがミックスされた歌詞、ジョニ・ミッチェルやキャロル・キングなど70年代女性シンガー・ソングライターに影響を受けた楽曲、またカレン・カーペンターに影響を受けた歌い方が特徴。
delofamiliaメンバーとしても活動。
音楽活動のかたわら『様々な工事現場を描く』油彩画家としても創作活動を行っている。