Seagate Reaches 1Tb Per Square Inch Milestone In Hard Drive Storage.(X-bit labs)
Seagate hits 1Terabit per square inch(VR-Zone)
Seagate Reaches 1 Terabit Per Square Inch Milestone In Hard Drive Storage With New Technology Demonstration(Seagate)
Seagateは3月19日、HDDメーカーとしては初めて記録密度1Tbit/平方インチを達成し、今回その技術のデモを行った。Seagateは2010年代後半にストレージの容量を現在の2倍とすることを約束し、そして続く10年間で3.5インチHDDの容量を60TBにまで増加させるとした。
Seagate hits 1Terabit per square inch(VR-Zone)
Seagate Reaches 1 Terabit Per Square Inch Milestone In Hard Drive Storage With New Technology Demonstration(Seagate)
Seagateは3月19日、HDDメーカーとしては初めて記録密度1Tbit/平方インチを達成し、今回その技術のデモを行った。Seagateは2010年代後半にストレージの容量を現在の2倍とすることを約束し、そして続く10年間で3.5インチHDDの容量を60TBにまで増加させるとした。
今回、Seagateは1Tbit/平方インチという記録密度をHeat-assisted magnetic recording(HAMR / 熱アシスト記録)という次世代記録技術を用いて達成した。現在のHDDの記録技術の主流は垂直磁気記録方式(Perpendicular magnetic recording / PMR)が主流である。しかし、このPMRはおそらくこの数年以内に1Tbit/平方インチほどの記録密度で限界に達すると考えられている。
現在のHDDの記録密度は620Gb/平方インチ程であり、1Tbit/平方インチはこれよりも55%高密度である。実際のHDD製品に目を向けると現在の3.5インチHDDは620Gbit/平方インチのプラッタを使って3TB、2.5インチは500Gbit/平方インチのプラッタで750GBあたりが最大容量である。HAMR方式で1Tbit/平方インチのプラットを用いれば容量は2倍ほどとなり、3.5インチで6TB、2.5インチで2TBといった製品が出てくるだろう。
2004年にPMR(垂直磁気記録方式)が実用化され、その後それまでの水平磁気記録方式を置き換えて主流の方式となりました。しかし、今回のSeagateの1Tbit/平方インチという記録密度はPMRではなく熱アシスト記録(HAMR)と呼ばれる新しい方式です。第1世代のHAMR方式採用HDDでは1Tbit/平方インチとなりますが、後々には5~10Tbit/平方インチまで高密度化し3.5インチで30~60TB、2.5インチで10~20TBのHDDを開発する方針のようです。
- 関連記事
-
- 25nm MLC NANDから20nm MLC NANDへと進化するIntelのSSD (2012/03/24)
- Seagate 1Tbit/平方インチを実現したHDD技術のデモを行う (2012/03/20)
- Marvel 第3世代のS-ATA 6.0Gbps対応SSDコントローラ―“88SS9187” (2012/03/16)
○Amazon売れ筋ランキング CPU メモリ グラフィックカード マザーボード SSD 電源