60代?男性乗客、停車場所から7キロの線路内で確保 北陸新幹線

JR西日本のマーク=平野美紀撮影 拡大
JR西日本のマーク=平野美紀撮影

 25日午後6時20分ごろ、糸魚川(新潟)―黒部宇奈月温泉(富山)間を走行中の北陸新幹線かがやき511号が異音を感知して停車した。

 JR西日本によると、停車した直後、乗客の男性が線路内に立ち入っていることに運転士が気付いた。行方が分からなくなったため、富山県警と同社がさがしていたところ、午後8時10分ごろ、停車場所から7キロほど離れた線路内で男性を見つけた。60代とみられる。

 10号車のドアが開いており、この男性が緊急用の取っ手などを操作して開けた可能性がある。511号には約330人の乗客がいた。

 北陸新幹線は長野―富山間で運転を見合わせ、上下12本が最大2時間40分遅れた。約6000人の乗客に影響が出た。【渡辺諒】

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