政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)は22日、国会内で記者会見し、任期満了に伴う兵庫県南あわじ市長選(2025年1月19日告示、26日投開票)に立候補すると表明した。「本気で今回の選挙を戦い、市長をやりたいという思いだ」と述べた。
立花氏は17日投開票された兵庫県知事選に出馬したが、自らの当選は目指さず、再選した斎藤元彦知事を応援したことで議論を呼んだ。南あわじ市長選については「完全に当選を目的とし、任期4年間をしっかりと全うしていくつもりだ」と語り、ふるさと納税による税収増や観光資源のPRなどを公約に掲げた。
一方、「元々の動機」として、現職の守本憲弘氏(63)を含む県内の22市長が知事選で、斎藤知事の対立候補だった稲村和美前同県尼崎市長を支持したことを挙げ「斎藤さんをいじめた市長に対して対抗馬を出していくと決めた」とも説明した。
南あわじ市長選には守本氏も3選を目指し出馬の意向を示している。【富美月】
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