朝鮮学校「なぜ差別」 毎週火曜日の訴え、200回に 京都

四条河原町交差点で朝鮮学校と幼稚園の無償化を訴える生徒と支援者たち=京都市下京区で2023年12月5日午後6時20分、千金良航太郎撮影
四条河原町交差点で朝鮮学校と幼稚園の無償化を訴える生徒と支援者たち=京都市下京区で2023年12月5日午後6時20分、千金良航太郎撮影

 毎週火曜日に京都の街頭で朝鮮学校の無償化を訴える「火曜アクション」が、200回目を迎えた。卒業生や日本人支援者のほか、京都朝鮮中高級学校(京都市左京区)の生徒たちもメガホンを取り「なぜ私たちだけ差別されるのか」「同じルーツの友達と一緒にいたいだけ」と口々に抗議の声を上げた。【千金良航太郎】

 活動は朝鮮学校が高校無償化の対象から除外されていることに抗議しようと2017年8月に始まり、19年からは幼保無償化についても訴えている。街頭での呼びかけやリーフレットの配布、募金活動などを、新型コロナ禍の期間を除いて毎週続けてきた。

 200回目を迎えた今月5日は、四条河原町交差点(下京区)のほか、京都タワー前(同)、阪急西院駅前(右京区)でも同時に開催。京都朝鮮中高級学校の生徒約60人を含む計約130人が参加した。

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