下呂温泉の名物「噴泉池」が足湯化 「丸見え」通報、トラブルも

温泉街を流れる飛驒川河畔の噴泉池で水着での入浴や足湯を楽しむ人たち=岐阜県下呂市で2021年11月25日午後2時23分、大竹禎之撮影
温泉街を流れる飛驒川河畔の噴泉池で水着での入浴や足湯を楽しむ人たち=岐阜県下呂市で2021年11月25日午後2時23分、大竹禎之撮影

 岐阜県下呂市の中心部を流れる飛驒川の河川敷に1983年から設置され、無料で入れる露天風呂として地元の温泉愛好家や観光客に親しまれてきた「噴泉池」が、12月1日から足湯専用になる。

 池はJR高山線下呂駅から温泉街中心地に向かう道の途中、飛驒川に架かる「いで湯大橋」近くのしらさぎ緑地にある。下呂温泉のシンボル的な存在で、源泉地から温泉が引かれており、かつては裸で入浴を楽しむ人が多く見られた。

 だが、人通りが多い橋から丸見えの立地のため、「公然わいせつでは」との警察への通報や、入浴方法を巡る客同士のトラブルが発生。管理する市では2009年から利用ルールを「水着着用」に変更したが、今でも着用せずに入浴する人がいるという。

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